報道ステーション 2016.01.25


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫早速ですが今日のコメンテーターのご紹介です。
北海道大学の中島岳志先生です。
どうぞよろしくお願いします。
なんといっても大寒波の襲来。
各地の様子をお届けしますが今、後ろに映っているまず場所から言いますと山口アナウンサーが女性を救出しておりますが山口アナウンサーはじめ取材班の1班が島根県の邑南町に取材に入りました。
そのとき遠くのほうから女性の助けてという声が聞こえて近寄っていったところ首まで雪に埋まっているということでこれは大変だということで必死にスタッフが女性を救出している様子が映し出されています。
≫週末、日本列島を襲った過去最強クラスの大寒波。
各地でさまざまな被害をもたらしている。
≫見えます?大丈夫です?≫山口アナらが雪の中聞いた助けての声。
その先には、雪から首だけ出し救助を求める女性。
取材中、目の当たりにしたのは雪の恐ろしさだ。
≫記録を塗り替えることになった今回の寒波。
まず驚いたのは鹿児島県の屋久島や奄美大島。
山肌にはうっすらと雪が覆っていた。
1901年以来115年ぶりの雪だ。
更に驚いたのは、この氷の粒。
≫午前1時を回ったところです。
こちら、那覇市内でもあられが降ってきました。
≫那覇市では通常、この季節最低でも15度ぐらいあるが気温は6.3度まで下がった。
赤提灯に雪景色。
北陸や北海道の風景かと思うがこちらは鹿児島市。
≫昨日からの雲の動き。
筋状の雲が日本海側全体そして九州南部西日本一帯にかかり続けている。
こうした雲の下では雪となっている。
北海道下川町では今日、日本で最も寒いマイナス31.8度を記録した。
滋賀県彦根市。
一面雪に覆われ住民挙げての雪かきに追われた。
広島市では午前10時代まで氷点下だった。
≫広島県内では今日も断続的に吹雪になった。
≫広島から島根県の邑南町に向かっていた取材陣。
町内に入ってすぐ助けを求める声に気づいた。
雪の中から女性の顔だけがのぞく。
≫大量の雪をかき分けて進む。
女性は胸の辺りまで雪に埋もれていた。
スコップで雪をかき出す。
邑南町の積雪は1m前後。
平年の11倍の多さだ。
≫発見から10分ほど。
女性を雪の中から助け出すことができた。
≫ここまでくれば立てるかな。
よかった、よかった。
≫ごめんなさいね。
≫女性が庭の雪の様子を見に行ったところ突然、屋根から雪の塊が落ちてきたという。
≫雪による事故は各地で相次いでいる。
仙台市では8人が乗っていたデイサービスの送迎車が3m下の駐車場に転落する事故が起きた。
≫こちら坂の上から下ってきたその先にワゴン車が転落してひっくり返っています。
≫乗っていた8人のうち93歳の女性が死亡。
路面は雪が踏み固められた状態でスリップして転落したとみられている。
鳥取県日南町では土砂崩れが発生しこの家に住む3人が巻き込まれた。
88歳の女性が一時、行方不明となり救助されたが死亡。
実は、この土砂崩れの原因が雪だというのだ。
当時、日南町の積雪は30cmほど。
考えられる要因はこうだ。
住宅の裏には水路が流れていて雪がその水路の水をせき止めた。
水路からあふれた水が斜面の下にある土砂を浸食。
下の土が削られたことで斜面の中腹から崩れたものとみられている。
一方、新潟県阿賀野市では昨日、用水路で除雪をしていた男性が流されその男性を探していた妻も流される事故が起きた。
63歳の夫と、59歳の妻。
2人とも870mも流されたところで発見されその後、病院に搬送されたが死亡した。
≫こうした異常気象は日本だけではない。
温暖なイメージがある台湾でも雪が降るなどこの44年で最も寒くなった。
現地メディアによるとこの寒波で81人が亡くなった。
死因は低体温症や凍死。
急激な気温の変化で高齢者を中心に突然死が相次いだというのだ。
ただ、いくら寒いといえど台北の最低気温は4度。
命を落とすことはあるのか。
あるお宅を訪ねた。
≫エアコンはあるものの温暖な台湾では暖房機能がついておらず寒い日は布団をかぶってしのぐという。
≫一方、日本や台湾の裏側にあたるアメリカも寒波が襲った。
アメフトの練習場が雪の重みで倒壊。
雪や寒さの影響による事故などで30人が死亡した。
日本では、この冬は暖冬だといわれている。
ところが、ひとたび寒波がくると記録的な寒さ。
気象の動きが明らかに極端になっている。
こうした極端な寒気はなぜ発生したのか。
通常、北の偏西風に閉じ込められ北極付近に蓄積される寒気はある程度たまると偏西風の蛇行などによって放出される。
これが日本付近に下りてくることでまとまった雪が降る。
だが、今シーズンは年末ごろまでこの寒気が放出されず雪は少ない状態でその間、積み木を重ねるようにずっと寒気がたまり続けていたのだ。
専門家は…。
≫これが年明けに一気に放出された。
いわば高く積み上げられた寒気の積み木が堰を切って積み木崩しのように日本やアメリカなどに流れ込んだのだ。
こうした状況は今、専門家の中でも予測が困難な状況となっている。
≫本当に異常気象だなと思いますね。
暖冬でありながら大寒波もこうやってやってくる。
極端に振り子が振れるように激しい気象になるという。
そして、ニューヨーク台湾も中継がありますがその前に、もう一度この地図をご覧ください。
山口アナウンサーが取材に入ったのが邑南町。
女性を救出することができました。
そして邑南町からの中継の予定だったんですがここの電波状況が非常によくないということで県をまたぐ形で、広島県の三次市のほうに移動して山口アナウンサーが立っています。
そちらからお願いします。
≫古館さん、私は今日の夕方に邑南町に入りました。
邑南町に入ってすぐのところであの女性を救出しました。
ただ、あの場所というのは、実はあのお宅の目の前は国道なんですね。
あの当時も、何十台もの車が大渋滞を起こしていたんです。
ただ皆さん寒いですから窓ガラスを閉めています。
エンジンかけています。
ですから、実はあの女性は雪の中から助けてという声を出して手を振っていたそうですが誰も気づいていませんでした。
私自身も歩いていたんですがやはり車の排気音などで女性の声は聞くことができませんでした。
たまたま私の後ろにいたカメラマンが左側を見たときに手が雪の中から出ていてそれが振られていたので気づいて慌てて救出に向かったというところだったんです。
実際にあの方雪の中に埋まっていましたけどほとんど身動きが取れない状況でした。
かつて私も雪の中に埋まる実験の取材をしたことがあるんですが本当にコンクリートの塊に覆われたような実感でまるで身動きが取れません。
もし、私たちが気づかなければあの女性も危ないところだったといっていいのかもしれません。
私たちは夜になりまして現在も停電が続いている邑南町の東側の地区。
その場所に来ています。
今、川を渡って広島県側に来ているんですけれどもこの通りを真っすぐ行ってもう1回、川を渡ると現在も停電している集落5世帯があります。
この地区では58世帯が現在も停電中ということですがその先、見てください。
その停電した集落に向かう道路もご覧のように倒木で塞がれてしまっています。
倒木が電線を覆うように倒れていますよね。
こうしたことであちこちでまだ停電が続いていて今、2日目の夜を迎えているということが続いているわけです。
今日の昼間街の方が小さい軽の四輪駆動車で食料と水をこの先に行って届けたそうです。
高齢の方が多いそうですが健康状態は問題ないそうです。
ただ氷点下マイナス3度なんですが皆さん、まきストーブか石油ストーブそれからろうそくをともして明かりをとって寒さをしのいでいるということです。
≫テレビライトが消されたとたん真っ暗になってしまうところに今、山口さんはぽつんと立っているわけですね。
≫おっしゃるとおりです。
1回消してみましょうか。
真っ暗です。
周りはこんな感じです。
真っ暗です。
≫ありがとうございました。
山口アナウンサーに伝えてもらいました。
例えば、この邑南町でいうと高齢者率が42.2%ということです。
雪害あるいは寒さというものから高齢の方々を守るというのは一大課題。
急務となっているわけです。
そして画面は一転いたしまして台北市の明るい画面が映し出されております。
台湾では81人の方が予想外の激しい寒さの中で高齢者を中心に亡くなるということになりました。
それでは台北からの中継通信員のライ・カリョウさんを呼びます。
ライさん、そちらから伝えていただけますでしょうか。
≫台北市内今の気温は9.7度です。
普段、台湾の冬は15度ぐらいあります。
急に寒くて街中にコート姿の人が増えました。
≫ライさん、81人の方が亡くなったというのは本当に改めて驚くんですがやはり、暑さ対策はできていても寒さに対する備えは暖かいところなのでなかったことが原因なんでしょうか。
≫そうですね。
台湾の家庭はほとんど暖房がありませんでした。
夏はとても暑いのでクーラーがあるんですけど暖房機能はほとんどありません。
暖房機能をつけると値段が高くなります。
みんなはつけませんでした。
実は私、週末も家の中に手袋と帽子をして過ごしました。
友達の家に行っても友達が生まれて以来今まで寒いと言いました。
今回、亡くなった人たちは高齢者の方が多いです。
今までない経験でどうやって対策をとったほうがいいのかわからなかったと思います。
≫ライさん明日はまた台北中心に冷え込むようですね。
≫そうですね。
今の予測は明日の朝5度ぐらいですね。
≫また、お年寄り中心に気をつけなきゃいけないですね。
ありがとうございました。
一転しまして、今度はニューヨークのマンハッタンが映し出されております。
雪はだいぶ落ち着いてきているようですけれどもこちらでも死亡者が出るという形になりました。
西尾哲也記者です。
西尾さん、お願いします。
≫こちら月曜日の朝8時を回ったところです。
気温はマイナス2度です。
ニューヨークでは先週金曜日の夜から土曜の深夜にかけて大雪となりこちら、マンハッタンの中心部セントラルパークでは積雪量が68cmを超え史上2番目の多さとなりました。
全米では雪による交通事故などで少なくとも30人が死亡しました。
週が明けて大雪後、最初の通勤ラッシュの時間帯にまもなく突入するわけですがこれまでのところ目立ったトラブルなどは起きていないということです。
今、道路を見てみましてもおおむね車道の除雪が済んでいるのがわかります。
といいますのもニューヨーク市が降り始めてからなんと2000台もの除雪車を投入したんです。
そして、その一方で緊急車両以外の車の通行を禁止する措置をとりました。
実際にこの未明に車で外を走ったということで25人もの人が検挙されたんですね。
なぜそこまでやるのかといいますとニューヨークでは大雪対策の不十分さがかつて市長の責任問題にまで発展したことがあります。
ブルームバーグ元市長も2010年批判の矢面に立ったことがあります。
行政にとってはこの大雪を何事もなくやり抜くそういった成果を求められるまさに正念場なわけですね。
今回、そんな厳しいルールや規制が今回は功を奏した格好です。
≫西尾さん、かつてのブルームバーグさんが市長さんだったときの話が出たので思い出したんですけど今日私も朝刊で読みましたけど民主党からでも共和党からでもなくブルームバーグさんあの大富豪が元ニューヨーク市長が大統領選に出ようとして準備万端整えつつあるという記事を読んだんですけど、そちらはかなり話題になっていますか?≫ブルームバーグさんはここニューヨークの元市長ということで依然として高い知名度を誇っていて出馬を期待する声も出始めています。
また、水面下で世論調査を実施したという情報もあり本格的な出馬の検討に入ったという情報もあります。
ますます混戦になる可能性が出てきました。
ただ、ブルームバーグさん銃規制の強化をこれまで長年訴えてきたのでもし出馬した場合民主党の支持層を奪い合うのではないかとそういった声も出始めています。
≫かなり話題になっているんですね。
どちらにしても。
ありがとうございました。
それから後半の気象予報のところでお伝えしますけどまた今週は土曜日向かっていくと週末の方向へいきますとぐわっと暖かくなって≫こちら甘利明経済再生担当大臣。
あの口利き疑惑のただ中にいますけどこの件について実名で告発をした人物と甘利大臣との関係が少し見えてきました。
≫今日午前、甘利大臣は安倍総理と会談した。
≫この週末、甘利氏は世界の政治・経済界のリーダーが参加するダボス会議出席のためスイスにいた。
日本経済に関する討論会では…。
≫甘利氏は疑惑について今週中に会見を行うと答えた。
政府は木曜日までに説明させるとしていた。
なぜ木曜日なのか。
国会では明日から代表質問。
金曜からはポイントとなる予算委員会が始まる予定だ。
野党は予算委員会の前々日水曜日までの説明を求めたが、与党は努力すると述べるにとどめている。
「週刊文春」に実名告発した一色武氏が沈黙を守る中次号の発売は木曜だ。
与党としては続報を見極めて対応したいのが本音だ。
週末、自民党内からは甘利大臣は説明責任を果たすという声が相次いだ。
≫甘利氏と一色氏。
関係者によると一色氏は甘利氏の後援会活動を行っていると話していたという。
収支報告書を見ると一色氏は甘利氏側に対して確かに個人献金を行っている。
また去年、甘利氏の秘書らが国交省の幹部に対して一色氏が顧問を務める建設会社とURのトラブルについて複数回問い合わせていたことが関係者への取材でわかった。
夕方の会見では…。
≫中島さん、これはだいぶ深刻な話ですよね。
≫そうですね。
もし本当に一連の報道がおおむね事実だとすれば斡旋とか口利きという話ですね。
これは大臣を辞任するという話にとどまらず議員辞職とかそういったことに発展するような重大な問題なんだと思いますね。
ですからしっかりと甘利さんには説明していただきたいと思うんですがこれまでの報道の中で私、気になった点が2点ありまして1つは甘利大臣が建設業者の方と面会したことは認めているわけですね。
ただ、そこで金銭の授受があったかについては記憶があいまいであるとされているんですがこれ、金銭の授受を明確には否定していないんですね。
もう1点なんですけれども甘利さんの地元の事務所長だと思いますが多額の献金をお金を受け取っていたということについて甘利さんご自身は報道で初めて知ったとおっしゃってるんですね。
これも金銭の授受を明確には否定していないというのが気になるんですね。
ここで問題なのはもし甘利さんの発言がなんらかのことを隠していたりあるいはごまかしていたとしたら政治家として失格ですね。
もし、本当に記憶がないとかあるいは把握していなかったということが事実だとすればこれはこれで大きな問題で甘利さん、TPPの担当大臣であるわけですね。
本当に、この人に交渉を任していたことがよかったのか大丈夫だったのかという疑念が出てきますよね。
TPPって非常に細かい細目について緻密な交渉がいる場面ですね。
覚えていないとか官僚がやったことについて詳細は知りませんとか。
これじゃ通らない話ですね。
ですから、資質の問題というのに疑念が湧く。
どちらにしても大きな問題だと思います。
≫そして、もう一方で告発者の方が一切出てこないと。
やっぱり、初めからなんだあの手口はというようなちょっと疑問符のところも当然ありますしそしてまた一方でまた他方、URがちゃんとした説明をしていませんしそれから秘書の人たちも全く出てこないし本当に何かを当然知っている当事者の人たちが一切沈黙を守っている感じがして≫ご本人にじか当たりしてきたので青山さんから伝えていただきます。
≫伝えさせてください。
待ちに待った優勝でした。
大関・琴奨菊。
取組前に必ずやるこの動きもおなじみとなりましたね。
日本出身の力士としては10年ぶりの優勝を果たしました。
歓喜から一夜、その強さの秘密を聞いてきました。
≫代名詞のがぶり寄りから最後は突き落としで決めた。
≫日本出身力士としては10年ぶりに賜杯を手にした大関・琴奨菊。
一夜明け改めて喜びをかみ締めた。
≫福岡県柳川市出身の琴奨菊。
祖父・一男さんの勧めで相撲を始めたのは小学校3年のとき。
一男さんは自宅に自分で土俵を作るほど熱を入れ相撲漬けの毎日だった。
一男さんの熱心さはかなりのものだったという。
≫その一男さんは8年前76歳で他界。
初優勝を決めた取組では父・一典さんが一男さんの写真を手に見守っていた。
≫初優勝までの道のりは楽ではなかった。
琴奨菊が大関に昇進したのは2011年。
しかし、成績は不安定だった。
これまで負け越したら大関から陥落するカド番は実に5回を数え、5勝10敗と大きく負け越した場所もあった。
その琴奨菊を大きく変えたのがトレーナーの塩田宗廣さんとの出会いだった。
塩田さんは去年7月から特殊な練習を組み入れた。
それは、40kgの重りをつけたタイヤを使ったものや25kgの重りを振り回すトレーニング。
≫塩田さんによるとそれまでの琴奨菊は取組で30秒しかスタミナが持たなかったという。
体幹や持久力を鍛えるトレーニング。
その積み重ねが得意技のがぶり寄りに磨きをかけた。
今場所、3横綱を次々と破った取組でも威力を発揮した。
≫今回、印象的だったのが取材を終えて琴奨菊関が部屋を出るときに私たちに向かって取材してくださって本当にありがとうございましたと頭を下げてくださって。
だから本当にぬくもりのあるといいますか人と人とのつながりをすごく大切にされる方なんだなと感じました。
≫まず、おじいちゃんです。
親に育てられるのはもちろん大事ですけどおじいちゃん、おばあちゃんと濃密に接して育ってきた人というのは概してやっぱり生きる知恵を持っています。
やっぱり、知識を学ぶのも必要でしょうけど生きる知恵ねその知恵って感謝することですよ。
あと、もったいないという感覚とか。
そういうのはおじいちゃんおばあちゃんが口うるさく言ってあとでわかる。
親以上にね。
だからやっぱり≫この選挙の結果をもってこれは辺野古への移設は承認されたんだという考え方が1つ。
いや、移設ではないんだと。
辺野古は新基地建設だからこれは反対。
そして、とにかく普天間。
世界一危険な基地の撤去。
これを強く市民は支持したんだとこの2つに分かれます。
どうぞ。
≫辺野古移設をめぐって政権側と翁長知事側の代理戦争となった宜野湾市長選。
結果は自民・公明が推薦する佐喜真淳氏が大差で当選した。
≫選挙期間中自民は小泉進次郎氏が応援演説に立った。
党幹部も続々と沖縄入りしたがあえて街頭には立たず企業団体回りといったステルス作戦を展開。
更に東京からは谷垣幹事長や閣僚が電話で投票を呼びかけるなど国政選挙並みの支援体制をしいた。
≫軽減税率が決着したことから公明党も全面的な支援に乗り出した。
佐喜真氏は普天間基地問題について辺野古や移設という言葉を使わずできるだけ早い返還のみを訴え争点化を避けた。
強調したのは、跡地へのディズニーリゾートの誘致や4年間の実績だ。
≫一方、辺野古への基地移設の反対を前面に打ち出し翁長知事と二人三脚で選挙戦を進めた新人の志村恵一郎氏。
≫辺野古反対を訴え衆院選や県知事選で勝ち続けてきたオール沖縄。
今回の敗北で翁長知事の求心力低下は避けられない。
≫菅官房長官は…。
≫政府は辺野古での建設について近くコンクリートブロックを海へ投入する工事を始める方針だ。
朝日新聞とQAB、沖縄タイムスが共同で行った出口調査。
普天間基地の辺野古への移設に反対と答えた人は57%。
賛成と答えた人の34%を大きく離した。
ただ、反対と答えた人のうち24%は佐喜真氏に投票していた。
≫中島さんは、どういうふうに捉えていらっしゃいますか。
≫もし、この選挙結果で辺野古への移設というのが何か信認されたということを言い始めるようなことがあればこれは問題だと思うんですね。
VTRにもありましたけど各紙の出口調査が出ていますけれども投票に行った人の中でもやはり辺野古の移設反対が賛成を大きく上回る結果が各社、大きく出ています。
ですから、有権者の意思表示というのは一体なんだったのかというと普天間を撤去してください早くというのが意思表示であって辺野古に移してくださいという意思表示ではないはずですね。
ここを論理の飛躍があってはならないと思っています。
もう1つあるんですけど与党のほう、政権与党のほうも選挙戦を通じて辺野古の移設と選挙というのは別問題ですよ切り離して考えましょうと訴えてきたはずですね。
これが選挙結果が出たとたん手のひらを返して信認されたんだということをするとこれは明白なあと出しじゃんけんだと思うんですね。
有権者の思いが一体どこにあったということですけど古舘さんがおっしゃったように20年ですね、普天間の返還が決まってからそれぐらいの期間が経っていてフラストレーションがたまっていらっしゃると思うんですね。
そういう状況の中で今回当選された市長さんはなんらかの形で夢物語かもしれないけれども可能性は度外視して、ビジョンを見せてくれたということですね。
そこに対する1つの期待というのがあった。
それだけフラストレーションが高まっているということなんじゃないかなと思いますね。
≫私はやはり普天間移設問題という言葉にものすごく個人的には抵抗があります。
普天間移設であれば辺野古に作らざるを得ないと思考がそっちへ行くんだけども普天間はおっしゃるようにもう返還してもらわなきゃ困る基地。
決まっていたことがようやく。
辺野古には新基地を作ろうとしているんだという。
1つ減らしたら1つ増やして≫イギリスの原発建設を受注した日立が日本企業に1兆円を超える事業を振り分けることがわかりました。
≫総額3兆円で4基の原子炉をイギリスに建設する予定の日立製作所。
このうち発電に関する基幹技術などおよそ4割1兆円以上にあたる分野を複数の日本企業が担当することがわかった。
福島第1原発の事故以降国内での原発の新規受注は止まり再稼働にも時間がかかっている。
原発に関わる国内メーカーからすればこの先の投資など先行きが見えなかったが今回、1兆円を超える事業を受注したことで日本企業の原発産業を再び活発化させることにつながる。
こうした動きは今後の国内での新規建設や建て替えを見据えたものなのか。
≫元慰安婦のイ・オクソンさんとカン・イルチュルさんが今日、来日した。
昨年末に慰安婦問題で日韓両政府が最終妥結したことについて日本が法的責任を認めていないので日韓の合意は受け入れられず無効だなどと訴える予定だ。
≫2人は1週間、日本に滞在し東京や大阪で記者会見などを行う。
≫ウクライナの西隣にある旧ソ連のモルドバで連日、親ロシア派らによる反政府デモが行われている。
発端は今月20日にヨーロッパ寄りの新首相が誕生したことだ。
24日にはモルドバの首都キシニョフで1万人以上が集まり新首相の承認取り消しなどを要求した。
一方、地元のテレビ局は集会の参加者はロシア政府の指令で動いているとロシアを批判している。
ヨーロッパ最貧国とされるモルドバ。
東部には親ロシア派勢力が独立を主張する地域も抱えている。
連日のデモはウクライナのような混乱の予兆なのだろうか。
≫去年11月に発生したパリ同時多発テロ。
その実行犯とみられる男ら9人が登場する新たな映像が公開された。
この映像は過激派組織イスラム国が24日に公開したもの。
首謀者のアブデルハミド・アバウド容疑者らがフランス語で攻撃を予告する様子などが映っていて生前に撮影された最後の言葉とされている。
また、イギリスがシリアに空爆を拡大したことに触れキャメロン首相やロンドンの映像を使い信仰に背くものは誰でも我々の標的になると新たなテロ攻撃を予告した。
≫本当にいやですね。
こうやって予告をするというのは本当に不気味ですよね。
そういうことが起きる≫この時間の六本木今の気温3.1度とかなり冷え込んでいます。
手や顔が一気に冷えていくのがわかるくらいなんです。
お伝えしていますように週末は西日本などで記録的な大雪となりましたが明日は比較的穏やかな天気となりそうです。
今回の最強クラスの寒波で各地で記録的な寒さとなりました。
長崎では今までにないくらいの大雪となったんですね。
ただ、この異常な寒さ長続きはしません。
上空の寒気を見てみますと西日本まで覆っていた寒気このあとどんどん後退していって南からは暖気が入ってきます。
このため、西日本ではどんどん暖かくなっていくんです。
ピークとなる日を見てみますと那覇は昨日6.1度まで下がったんですが金曜日は26度とゴールデンウィークのころの陽気となります。
鹿児島でも4月中旬並み長崎や大阪でも3月下旬並みと各地で春の陽気となりそうです。
寒さで多くの方が亡くなった台湾でも20度近くまで上がりそうです。
この冬は暖かくなったり寒くなったりとジェットコースターのように極端に気温が変わっていきます。
大雪だった地域ではなだれや落雪土砂崩れにどうかご注意ください。
≫先ほどの青山さん再びそして、松岡さんよろしくお願いします。
今日は聞き応えがありそうです。
錦織圭選手、全豪オープンベスト8入りました。
そして、こちら皆さん覚えていらっしゃるでしょうか。
2週間前の企画のときの話ですがこういう言葉が出ました。
モヤモヤという言葉。
いつ始まったかというと昨年の全米オープンの1回戦のときです。
圭、マッチポイントきた。
焦って打ち急いでミスした。
負けた。
これから圭の心に大きな変化が出てくるんです。
圭の心の中実際どうなっているか入ってみましょう。
古舘さん、これわかりますかこのモヤモヤ感。
≫まさにモヤモヤ。
≫つなぐところはつなぐ。
そして、攻めるところは攻める。
このバランスというのを失っていたからモヤモヤしてたんです。
じゃあ、この全豪オープンモヤモヤどうなのか。
一緒に見ていきましょう。
≫この全豪オープン4回戦の相手は世界ランク10位しかも昨年の全仏オープンで敗れているツォンガです。
さあ、錦織選手、つないでいく。
しっかり、つないでいくここは打て!打った!いいですね。
つないで打ってる。
ナイスプレー。
つないで…。
じっくりと…。
焦らないで…。
ここで、攻めた!変化与えた!いけ!攻めた!つないで攻めてる。
ここは、攻める…。
攻める。
攻める!もう見てても、うれしいぐらいしっかりしたプレーが出てきた。
気持ちもどんどん楽になってきました。
最後、どこからでも攻められるような状態。
ストレートでツォンガ選手に勝っていくわけです。
見ていて、このバランスすばらしかったですよ。
つなぐところはつなぐ。
そして、攻めるところは攻める。
あのモヤモヤ消えちゃったって思ってもまだちょっとあるんです。
僕は圭の心の中にまだモヤモヤがあると思うんですね。
なぜなら、錦織選手の一番の武器というのは大事なポイント、勝負どころで自分からギアを1個上げて攻めていく。
それが彼の強さです。
ただ、ツォンガ戦もそうです。
これまで4試合、全豪オープン戦ってきたんですが大事なときに守っちゃうんですよ。
つなぐんですよ。
自分から攻めていくことができない。
ただ、これまでは勝ってきました。
次の相手、こちらです。
世界最強プレーヤージョコビッチ。
どんどんモヤモヤが大きくなっていく。
じゃあ、このモヤモヤのときに錦織選手自分から攻めれるかということです。
彼は言っています。
守っていちゃ勝てないよと。
自分から攻めなきゃ勝てない。
だからこそ僕が11歳から言い続けている。
このモヤモヤは自分から攻めていけ!この感じでいけばすっきり変わっていくと思うんです。
≫ものすごい展開になりましたね最後。
だから、やっぱりあれだけツォンガを相手に調子いいところを素人目で見ちゃうと松岡さんがこの前言っていたたった一打で崩れちゃうけどたった一打で決めるとこ決めたらうわっと上向くんだというのも達成できたと思いきやまだなんですね。
≫まだなんです。
これは今までの相手はそれをしなくても勝てた。
でも、ジョコビッチというのはずっと負けてません。
とんでもなく強い。
大事なところにきます。
みんなわかるはず。
ここだぞって。
圭、攻めろよと。
それによってモヤモヤの1本が晴れ晴れとした1本に古舘さんの言われたとおり変わっていくはずです。
≫あのジョコビッチ相手にそれ決めたときは初めて全てのモヤモヤが払拭されるんだ。
≫本当の錦織圭が出てくる。
≫僕はそうすれば優勝すると思います。
優勝できるテニスをしています。
≫期待がかかるしでも相手はジョコビッチと思うと震え上がっちゃうし難しいですね。
≫だから、そこが今までにない4試合の中での違う圭が出てくるはずです。
でも僕が言うのもなんですが本当にいいテニスしてます。
あとは自分を信じて攻めれるか。
みんなもビリーブ圭でいってほしいと思いますね。
≫明日、楽しみになってきましたけれどもこちらも明日、大一番です。
サッカーですね。
リオオリンピック出場を目指す日本代表、ベスト4まで勝ち上がって明日はイラクとの対戦です。
これに勝つとオリンピック出場が決まります。
イラクといえばこの世代はアジア最強といわれているんですが一体、どんなチームなんでしょうか。
≫手倉森監督も視察に訪れたイラクの準々決勝。
スタメン11人中、実に10人がA代表経験者となった。
日本と同じく延長戦にもつれ込んだがそこから地力の差を見せ付け2ゴール。
勢いに乗って日本戦に臨んでくる。
イラクはこの世代そのタレントの豊富さから黄金世代といわれている。
実績も十分。
2013年20歳以下ワールドカップでベスト4。
更に翌年の22歳以下アジア選手権では初優勝。
アジア最強との呼び声が高い。
日本はこの世代イラクに3連敗中。
前回、2014年アジア大会の対戦では今回の最終予選もチームの中心である11番、タリクにゴールを決められるなど1対3と敗戦。
苦い思い出が鮮明に残っている。
≫今大会のイラクを見た中山、澤登が要注意人物を挙げた。
≫この選手がとにかく強い。
≫イラク8番アブドゥルラヒーム。
2012年にはユース世代のアジア最優秀選手賞を獲得。
A代表でも主力としてプレーするイラクのエースだ。
UAEとの準々決勝、延長前半。
決勝ゴールを決めた。
しかしアブドゥルラヒームの怖さは得点力だけではない。
≫中山が警戒するのはこんなプレー。
前線でボールを受け味方に戻す。
ボールを受け、味方に戻す。
ゴールを背にした状態からボールを持ち味方のシュートに結びつけた。
一度、ボールを受けることで味方がフリーで走り込む時間を作った。
周りを生かす技術にも長けているのだ。
≫アブドゥルラヒーム選手のところをしっかりと抑えること。
しっかりとしたマークが重要になってきます。
≫日本が警戒するべきアブドゥルラヒームだがイラクの指揮官は…。
≫イラクの監督は出さないといっていましたけどもどうなんでしょうか。
澤登さん、中山さん。
≫イラクの監督、あんなこと言っていますけどあれは嘘ですよね。
≫大概、そういうときには出てきますからね。
そのアブドゥルラヒームなんですけどもどう抑えればいいのかボードを使って説明していきます。
あくまでも予想のメンバーです。
日本は4バックそれから2人のボランチ。
イラクは1トップにその後ろに3人の攻撃的選手がいます。
≫このアブドゥルラヒームにパスを入れさせないことが第一なんですけれどもここにパスが通る。
ここは植田1人のディフェンスがまずいってここにアタックをかけます。
≫植田がチャレンジしているのでこの岩波はそれに対してカバーに入ります。
≫ここでボールが収まってしまったときに1枚のボランチが下がってここで挟み込む。
サンドイッチでボールを奪うことが理想なんですよね。
ただ、ここでボールが収まり取れずここにボールを置かれることが一番怖いんですよね。
≫特に攻撃の起点になってくるのはカミルという選手ですがドリブル突破も非常にうまいですしここからの展開力。
スルーパスも非常に出すのがうまいので、まずここを抑えなければいけない。
そのためにもう1枚のボランチ。
大島がしっかりとそれをさせないためにマークをする。
ですから、縦の関係ですね。
アブドゥルラヒームとカミルの関係を断ち切ることができればイラクの攻撃は半減すると思います。
≫ここを断ち切るというのが日本の守備での理想ですよね。
≫縦の攻撃をしっかり抑えなくてはいけないということですが日本が攻撃、得点するためにはどうなんでしょうか。
≫イラクには弱点があるんですね。
まずはこちらをご覧ください。
グループステージでの失点シーンなんですけれども白いユニホームのイラクはサイド攻撃に弱いんです。
イラクディフェンダーは中東特有のボールウォッチャーになりがちなんですね。
サイドから攻めることによってボールに集中するあまりゴール前の選手がフリーになるんですね。
特にクロスの前にパスや切り返しをすることで相手はよりボールに集中するんです。
このサイド攻撃が勝利への鍵を握るといっても過言ではありません。
≫日本も準々決勝で同じような形から点を取っているんです。
室屋の切り返しのクロスから豊川がフリーになりました。
大切なのは単純にクロスを上げるのではなくひと工夫することなんですね。
このシーンも室屋が一度切り返したことによってディフェンスはよりボールに集中しました。
明日も、この攻撃でオリンピックへの切符を勝ち取ってほしいですね。
≫次、勝てばオリンピック出場が決まるんです。
ここで決めるんです。
その先、考えなくていい!明日に集中なんです。
ということで鈴木武蔵選手がちょっと戦列を離れていたんですが昨日今日とフルメニューで練習に参加しました。
ちょっと故障がちでみんな心配していたんですけれども昨日の練習、今日の練習を見る限り元気に合流していたんで出場は可能だと僕らは思っています。
≫マイナンバーの個人番号カードの交付が一時できなくなるなど先週木曜日から今日にかけて全国でトラブルが相次ぎました。
管理システムと接続している住基ネットの中継サーバー3台のうち1台が不安定な状態になったことが原因でした。
同様のトラブルは1月中旬から各地で相次いでいますが現在は正常に戻っているということです。
≫これからもいろいろ出てきそうですね。
これ、不安だらけですよね。
そして株と為替最後に見ていただきましょうか。
今日は1万7000円台を回復しております。
日経平均はご覧のようになっています。
原油価格が30ドル台いってまた上昇してくれたりいろんなこともあってのこういう動きだと思いますけど先週からヨーロッパのほうが金融緩和に関してほのめかすような状況を好感しているということ。
それからアメリカのFOMC。
これも状況がよくない中で手控えてくれるんじゃないかという期待と2016/01/25(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

日本列島襲った“最強寒波”九州で記録的大雪の影響続く…北陸山陰でも大荒れ▽大相撲・琴奨菊が初優勝…一夜明け▽サッカー!五輪出場へあと1勝…次はイラク、どう戦う?

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

※放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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