週末、過去最強クラスの大寒波に見舞われた日本列島。
各地で氷点下を記録し、路面の凍結による事故やけが人が出ている。
この冬一番の冷え込みとなった名古屋では最低気温が氷点下4.8度、岐阜市で氷点下5度を記録。
この冷え込みと雪の影響でワンボックスカーが堤防の道路から転落した。
また仙台市青葉区ではデイサービスの利用者を送迎していたワゴン車が道路脇の3メートル下の駐車場に転落した。
利用者がケガをし、病院に運ばれたが、このうち胸などを強く打ち重体となっていた93歳の女性の死亡が確認された。
現場は坂道を下った後、急カーブになっている場所で過失運転傷害の疑いで逮捕されたデイサービスセンターの職員は雪で滑ってブレーキが利かなかったと話しているとのこと。
一方、雪による土砂崩れも。
こちら、ご覧ください。
雪の影響でしょうか、民家の裏の土砂が崩れて家の中に土が流れ込んでいます。
あちらカーテンでしょうか、泥まみれになっている状況が確認できます。
鳥取県日南町では午前4時半過ぎに民家の裏山が崩れ、家の中にいた中村妙子さんが土砂に巻き込まれた。
駆けつけた消防などが救出に当たったが、中村さんは心肺停止の状態で見つかり、その後、運ばれた病院で死亡が確認された。
また、新潟県阿賀野市では昨夜、用水路で除雪作業をしていた榎本良夫さんが流されおよそ900m下流で妻の美佐子さんとともに見つかり、いずれも死亡が確認された。
男性はあちらのパイプに詰まった雪を取り除いていたところ、流されたと見られています。
榎本さんは用水路をせき止めていた雪の除雪作業をしていたが、雪を取り除いたところ、一気に水が押し寄せ、流されたと見られている。
美佐子さんは榎本さんと重なるように見つかっていて警察は助けようとした可能性もあると見て調べている。
今回の寒波は交通にも影響を…愛媛県八幡浜市では国道378号のおよそ5km区間で一時、乗用車やトラックなど100台以上が立ち往生した。
今日、日本で一番寒かった場所は…北海道下川町では午前6時26分に氷点下31.8度を観測した。
記者が雪の上に置いておいた豆腐は20分ほどで餅のような硬さに。
長野県上田市でも今季一番の寒さに。
大雪をもたらした今回の寒気。
北極を中心に動きを見てみると23日土曜日には、北米大陸で寒気がさらに南下。
さらに昨日になると日本列島をすっぽりと包み込むまで南下。
韓国ソウルで最低気温がマイナス18度になり5年ぶりに寒波警報が発令されたほか、西日本で大雪を降らせた。
こちらは立っていて身震いをするほどの寒さになっています。
お堀にはこのように触っても簡単には割れないほどの氷が張っています。
福岡管区気象台によると今朝、福岡・佐賀の7カ所で気温が観測史上最も低くなった。
佐賀県白石町でマイナス9.6度、福岡県八女市でマイナス7.9度などを記録している。
寒くない、あったかい。
福岡県では積雪や路面の凍結の影響でこれまでに合わせて148人が転倒するなどしてケガをした。
うち2人がろっ骨を折るなどの重傷だとのこと。
沖縄では39年ぶりにみぞれを観測。
みぞれは分類上、雪に含まれ、沖縄県内では39年ぶり2回目、沖縄本島では初めての観測となる。
そして昨日、石垣島では8.0度という観測史上最低の寒さを記録。
この影響で温暖な海に暮らす魚たちは仮死状態となり、砂浜に打ち上げられるという珍しい現象も起きた。
日本列島に大きな影響を及ぼした過去最強クラスの大寒波。
明日の日中には気温が和らぐということだが引き続き路面の凍結などに注意が必要。
大変寒い一日となりました。
各地で観測史上最低の気温を記録しています。
凍結した路面や交通の混乱には十分ご注意ください。
この寒さと雪は今後どうなるんでしょうか。
森田さん、お願いします。
今回の寒気、記録的な強さだったんですがやっと峠を越えたといいますか、明日の朝を底にしてだんだん気温が上がってくると思います。
さらに今後どうなっていくかということで、寒気。
マイナス30度のラインが今日は関東の南まで入っていますが、これが明日の夜になると東北地方の南部まで退くといいますか、後退しますので、したがって西日本を中心に少しずつ暖かさを取り戻していくのではないかと思います。
少なくとも明日以降、だんだん暖かさを取り戻すと思います。
記録的な寒波は日本にとどまりません。
アメリカ東海岸でもこの週末の記録的な大雪でこれまでに30人が死亡しました。
除雪作業が追いつかず市民生活に大きな影響が出ています。
アメリカ東海岸を中心に襲った記録的な大雪。
AP通信によると、これまで少なくとも30人が死亡した。
首都ワシントンでは25日月曜日まで地下鉄や車などでの移動が困難なため政府機関は閉鎖、公立学校が休校になるなど市民生活がマヒ状態になっている。
空の便は24日、全米でおよそ3500便が欠航、月曜日も一部の欠航が予定されている。
そんな大雪の中、スミソニアン動物園のパンダは大雪の中を楽しそうに転がり、オバマ大統領の愛犬はホワイトハウスの庭を駆け回る。
街中では滑ったり、雪合戦をして楽しむ人も。
歴史的な大雪の翌日はこのように雲1つない晴天になったんですけれども、雪がすごくてですね、私もこのように慣れない雪かきに追われています。
観測史上過去2番目となる68cmの積雪を記録したニューヨークでは多くのミュージカルなどが再開し、観光客が戻り始めている。
ワシントン周辺の公共交通機関は月曜日の朝から徐々に再開する予定だが想定外の大雪に除雪作業が追いついておらず生活への影響はまだ続きそう。
次は沖縄県の宜野湾市長選挙です。
アメリカ軍普天間基地の辺野古移設反対派には非常に厳しい結果が出てしまいました。
沖縄で佐古さんが取材しています。
長年、取材で通うこの沖縄でコートを着て中継をするとは夢にも思いませんでした。
沖縄をも包んだこの寒さの中で宜野湾市長選挙が行われました。
私の後ろにある世界一危険と言われている普天間基地の移設計画が最大の争点と言われました。
政府対沖縄県の代理戦争とも言われたわけですが、争点から辺野古を徹底的に外した現職と辺野古反対を前面に押し出した新人の対決で市民が示した民意の意味は一体何だったのか、考えていきます。
翁長知事とずっと活動を続けてきた志村さん本人はまだ到着していないんですけれども、事務所は沈鬱な空気に包まれています。
自民・公明が推薦する現職の佐喜真淳が再選を果たした宜野湾市長選。
普天間基地の固定化は許さないと強調する一方で辺野古への移設の是非については一切触れなかった。
対する新人の志村氏は、国と対立する翁長知事と共闘し辺野古への県外移設にもノーを掲げた。
返還は宜野湾市民共通の悲願だが、その先の移設先までの民意が一市民に問われる構図になった。
滑走路のすぐ近くの自治会で会長を務める大城ちえ子さん。
前回の市長選の取材でも基地負担の重さを訴えていた。
あれから4年がたって公民館の建物は新しくなっていました。
この同じ4年の間に普天間基地にはオスプレイが配備されましてそのオスプレイが発する低周波音を測定するためにこの公民館の屋上にはこういった測定器が取りつけられていました。
長年、基地負担を強いられてきた宜野湾市民にとってどちらの候補を選ぶのも苦渋の選択だと大城さんは言う。
専門家は選挙結果をこう分析する。
安倍総理は佐喜真氏の再選を歓迎している。
現職の再選を受け、辺野古移設にはずみをつけたい政府側。
一方、翁長知事の求心力に影響は出るのか。
RBC琉球放送の大城記者と話します。
今回取材の中で見えた市民の本当の民意の意味はどう見たらいいですか?普天間基地なんですが、夜間飛行を繰り返すオスプレイの騒音、あるいは墜落の危険性など宜野湾市民は過重な基地負担を日々感じながら暮らしています。
普天間基地をどうするのか、市民の立場からすると生活に密着した問題になっているわけです。
一方で辺野古移設反対というものを強く訴えれば市民から普天間基地の固定化というふうな見方をされる可能性もあったわけです。
今回の選挙戦、佐喜真さんは辺野古移設の賛否を明らかにしませんでした。
普天間基地と辺野古移設というものが切り離され、争点としてかすんでしまったということなんです。
佐喜真さんが勝利したことはそのまま辺野古移設の賛否が示されたということではないというふうに思います。
一方で翁長知事は今まで辺野古反対というのが大きなスローガンでしたが、そろそろ具体案の提示を含めて次のステージに進むべきではないかという指摘も出ていますが今後の翁長知事をめぐる状況は、影響を含めてどう考えたらいいですか?市長選挙というものが地域に密着した問題などが重要視されているということでこれまでの県知事選のような県政国政の選挙とは異なる部分が多いわけです。
ただ今年は6月の沖縄の県議会選挙、そして7月の参院選と選挙がメジロ押しになっています。
参院選では今回の選挙と同じ自公と辺野古移設を掲げるオール沖縄の構図で選挙が行われます。
これまで民意を背景に辺野古移設阻止を掲げてきた翁長知事にとってこの2つの選挙が正念場になると言えます。
前泊教授の指摘なんですが、今回は夢よりも騒音被害の解決などそういった現実をどう解決するのかというものが焦点だったという指摘がありました。
今回もまたそうですが、選挙のたびに土地の有効利用、跡地利用、振興策などのアメがぶら下がり、また辺野古に移設しなければ固定化するぞといういわば脅しにも似た文言が随分出てきました。
しかし、辺野古に移せば本当に佐喜真さんの公約や政府が言う5年以内の運用停止というのは起きるのかどうかは非常に疑問視する声がこの地元には渦巻いています。
これまで積み上げられてきた民意に一向に取り合おうとしない政権ですが今回の結果を直近の民意だといって都合よく利用するかもしれません。
しかし、そんな単純なものではなくてそれでは民意を見誤ることにもなりかねません。
昨日の出口調査でも投票した人のうち過激派組織イスラム国が新たなビデオを公開しました。
ビデオに登場するのはパリの同時テロの実行犯9人で、さらなる攻撃を予告しています。
24日、新たに公開されたおよそ17分間のビデオ。
凝った編集でつなぎ合わされたパリ同時多発テロのニュース映像やその実行犯とされる9人の映像などがおさめられている。
ビデオの前半ではテロの首謀者とされるアバウド容疑者がイスラム国の旗や銃を背景に室内にいる姿が映っていて、容疑者のものと見られるフランス語の音声メッセージが流れる。
ビデオの中に登場する実行犯とされる9人は、アバウド容疑者を含むベルギー人4人、フランス人3人、イラク人2人と見られており、欧米に対するさらなる攻撃を予告するメッセージを読み上げている。
また、人質を処刑している様子を撮影した場面もある。
ビデオはイギリスのキャメロン首相の映像とともに、背教者の側に立つ者は我々の剣の標的となるとのメッセージで締めくくられている。
撮影された日時や場所は明示されていないが、同時多発テロを起こすためにヨーロッパに渡る前、イスラム国の支配地域で撮影されたものと見られる。
このビデオを分析してみますと、終わりの方で3秒間ほど謎の映像が挿入されているんですね。
ちょっとそれを見ていただきたいんですけれども。
これがその部分なんですけれども、通常のスピードでは判別できないので20分の1のスローをかけたものを今、見せているんですね。
これは建物が映っていますよね。
3秒間に52カットの画像が入っているんですよね。
これは何の映像かといいますと、こちらをご覧ください。
ロンドンのビッグベンとかタワーブリッジとかナショナル・ギャラリーなど観光地の映像なんです。
判別できない画像を繰り返して挿入するやり方というのはサブリミナルと呼ばれている編集方法で見た人の潜在意識に働きかけるものだと言われているんですよね。
パリの次はロンドンをターゲットにするかのような印象を狙ったものだと思うんですけれども、昨日の取組、手に汗握って見た方も多いと思いますが、一夜明けて、綱取りに意欲です。
大相撲初場所で日本人出身力士10年ぶりの優勝を果たした琴奨菊が一夜明け、改めて喜びを語った。
3横綱を破るなど自己最多の14勝を挙げた琴奨菊。
綱取りがかかる来場所にも期待が高まる。
バスの火災。
今日午後3時過ぎ、北海道三笠市でスキー学習の中学2年生ら27人を乗せたバスから火が出た。
バスは2台で走っていて、後ろのバスの運転手が前のバスの煙に気づき、生徒らを降ろした後に火が出たとのこと。
ケガ人はいなかった。
バスはスキー授業を終えて2016/01/25(月) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【Nスタ ニューズアイ】
竹内明(TBS報道局)
佐古忠彦(TBS報道局)
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
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