ニュース・気象情報 2016.01.25


11時になりました、ニュースをお伝えします。
上空の強い寒気の影響で、東北や北陸、それに西日本の日本海側などで雪が降り続いています。
日本海側を中心に、このあとも雪が降る見込みで、気象庁は路面の凍結や雪による交通への影響などに十分注意するとともに、積雪の多い地域では、雪崩や除雪作業中の屋根からの落雪などにも注意するよう呼びかけています。
輸出から輸入を差し引いた、去年1年間の日本の貿易収支は、2兆8322億円の赤字となり、5年連続の赤字となりましたが、原油価格の下落の影響で、輸入額が減ったことから、赤字の規模は12兆円を超えて過去最大となったおととしに比べ、大幅に縮小しました。
財務省が発表した貿易統計によりますと、去年1年間の輸出額はアメリカ向けの自動車やアジア向けの電子部品の輸出額が増えたことなどから、おととしより3.5%増え、75兆6316億円となりました。
一方、輸入額は原油価格の下落の影響で、原油やLNG・液化天然ガスなどの輸入額が減少したため、おととしより8.7%減り、78兆4637億円となりました。
この結果、輸出から輸入を差し引いた去年1年間の貿易収支は、2兆8322億円の赤字となり、5年連続の赤字となりました。
ただ、赤字の規模は過去最大となったおととしの12兆8161億円と比べ、大幅に縮小しました。
また合わせて発表された去年12月の貿易収支は、原油価格の下落の影響などで、1402億円の黒字と、2か月ぶりに黒字になり、財務省は、当面は原油価格の下落の影響で、輸入額の減少傾向が続くと見られるとしています。
欧米とロシアのどちらを重視すべきかで揺れる旧ソビエトのモルドバで、親ロシア派を中心とした大規模な反政府デモが行われ、政治的な混乱の拡大が懸念されています。
旧ソビエトのモルドバでは今月20日、欧米寄りの与党が新しい首相を承認したことに、ロシア寄りの野党が反発したのをきっかけに、親ロシア派を中心とした、反政府デモが続いています。
24日には参加者が警察発表で2万人、主催者発表で10万人に上る最大規模のデモが首都キシニョフで行われ、議会や政府庁舎の前で道路を封鎖して、首相の承認の取り消しや、2年後に予定される議会選挙の前倒しなどを求めました。
ロシア国営通信によりますと、一連のデモでは参加者の一部が議会に乱入し、警官隊と衝突するなどして、これまでに合わせて31人がけがをしたということです。
モルドバは、ソビエト崩壊後、欧米とロシアのどちらを重視すべきかで揺れているうえ、経済の低迷や汚職のまん延などで国民の不満が高まっています。
野党側は要求が実現するまでデモを続ける姿勢を示していて、隣国のウクライナに続いて、政治的な混乱の拡大が懸念されています。
では全国の天気、雲の動きです。
日本海側は九州には寒気の吹き出しに伴う筋状の雲がかかっています。
雪雲の一部は東海地方にも吹きぬけ、南西諸島まで筋状の雲が広がっています。
2016/01/25(月) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合
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