最後も小芝居で決まりましたね。
今日はどうもありがとうございました。
それでは皆さんまた次回お会いしましょう。
Seeyounexttime!Bye!さよなら〜。
Bye−bye!
(3人)おはようございます。
さあ外山さん早速ですが今日は何をしましょうか?今日はね春のポタジェこれのプランニングをしましょう!プランニングですか?はい。
この時期にちゃんと一年のプランを立てるというのはとても楽しそうですよね。
そうですね。
鑑賞菜園ポタジェ!春にすてきな庭をつくるために大事なのが…今回は外山流の新たなアイデアをお届けします。
では伊藤さん今日も元気に挨拶お願いします。
分かりました!
(テーマ音楽)今までね僕のポタジェっていうのはコの字形でしたよね。
そうですよね見た目にもおしゃれで作業がしやすいという事でコの字形でしたよね。
今回はねちょっと趣向を変えます。
今度のはね…ボックス式?何か私ボックス式っていうとこう…分かります?ボックスステップをこう踏むイメージしかないんですけど。
正解!楽しいポタジェです!楽しい感じでやるって事ですか?そうです。
はい川瀬さ〜ん。
は〜い。
よいしょよいしょ。
あら何か持ってますよ。
こちらで〜す。
はい伊藤さんちょっと持ってみて下さい。
はいはい。
何ですかこれ?う〜ん!ボックスね。
この木枠の事だったんですねボックス式は。
分かりました。
そういう事です。
はい!木枠を使い栽培を楽しむボックス式ポタジェ。
組み合わせるのに用いる板は…板はホームセンターなどで手に入ります。
四隅はL字金具などで留め固定して下さい。
はい。
この木枠の中で栽培するわけですけれどもサイズもそれほど大きくないという事で。
このボックスはサイズが小さいためどこからでも手が届き作業がしやすいのが特徴。
更に!伊藤さん更にこちらです。
おっ木枠が3つもあるじゃないですか!そうです。
小さなサイズの枠を組み合わせる事でどんな形の庭でもポタジェを楽しむ事ができます。
外山さんこの枠を使った栽培をするといい事があるんですよね。
そうです。
う〜んそっか確かに。
枠でしっかりと囲われてますから区分けははっきりしますよね。
連作障害こういう事も防げますよね。
大きな区画でさまざまな野菜を混植する場合ポタジェ全体のバランスを考える事や連作障害などの対策を立てるのがなかなか大変。
区分けが明確になれば栽培もプランニングも楽になります。
例えばねイタリア料理に使える野菜これにこだわってみるのはどうでしょう?でもいいですよね。
イタリア料理だったら何かちょっと変わったおしゃれな野菜なんかもありますしね。
あとハーブ類なんかもいいって事ですもんね。
では早速プランニングしていきましょうか。
何か楽しそう!今回の主役はイタリア料理で使う野菜という事ですよね。
どんな野菜がありますかね?今回おすすめなのはねこの3つ。
ナスそれからミニキュウリそれとミニトマトこの3つです。
いいですね。
今回は栽培プランを分かりやすくお伝えするためにミニチュアを用意しました。
3つの木枠にそれぞれミニトマトキュウリナスを植えつけるプランをご紹介します。
もちろん画用紙などに絵を描いてプランを立ててもOK。
皆さんも是非チャレンジしてみて下さい。
では伊藤さんこのミニ木枠にですねこちらの小さいナス配置してみましょうか。
おっ。
じゃあ真ん中に並べようかな並べてドンといくのがいいかな。
メインですからね。
ドンッ。
よっ。
はい!じゃあこんな感じでどうでしょうかね。
はい。
いいんじゃないでしょうか。
このねナスと混植するといいというねお野菜があるんです。
何だろう?それはね…え〜!ラッカセイなんですね!そうなんです。
ラッカセイの草丈は40cmほど。
土を覆うように成長するのが特徴です。
この特性を生かしナスと混植します。
なおかつ雑草の生えるのも防ぐ事ができます。
そうですね。
すごいですね。
確かにポタジェにあんまりバーッと黒いマルチはできればね使いたくないものですよね。
おしゃれにしたいですからね。
黒マルチ代わりにラッカセイ。
そうです。
面白い。
ナスの株元を覆い隠すラッカセイ。
まさに外山流のアイデア栽培ですね。
またマメ科野菜の根には根粒菌が共生しておりナスの生育もよくなると言われています。
続いては…私ミニキュウリって初めて聞く気がするんですけど。
そうなんですか?はい。
う〜んピクルス!そうですね。
長さがね10cmいかないですよね。
これ非常にね生育が旺盛たくさん収穫できるんですよ。
ですのでおすすめの品種です。
ミニなのにすごい品種って事ですね。
はい。
ミニキュウリと混植するものは何でしょうか?こちらです。
何でしょうこれ。
これ…何ですか?初めて見ました。
ネギ?これはねリーキという種類のネギですね。
リーキ?わっ初めて聞きました。
ねっ初めて。
西洋ネギとも呼ばれる地中海沿岸原産の野菜リーキ。
軟白部は煮込むと柔らかな食感となるためポトフやグラタンなどで使われます。
ですのでこのリーキをキュウリの周りに植えるといいんじゃないですかね。
つる割病はウリ科の野菜によく発生する「カビ」による病気。
気温が高くなる時期の日中に葉や茎がしおれる症状が見られ最後は枯れてしまいます。
つる割れ病を予防する効果があると言われているリーキ。
これをミニキュウリの周りに配置します。
ここに花を追加し彩り豊かなポタジェにします。
黄色やオレンジの花が鮮やかなエディブルフラワーナスタチウムは高低差もつくのでおすすめです。
3つ目のメインはミニトマトですよね。
そうですね。
実はねこれです。
ん!?えっ!?こういう品種っていう事ですか?そうですね。
だから観賞用としても楽しいですよね。
こういった品種があるんですね。
知らなかったですね。
これかわいいですね。
ねっ!これがね今年の一番のおすすめですね。
コンパクトに育つ矮性のミニトマト。
室内でも栽培しやすく種類も増えてきたため近年人気が高まっているんだそうです。
矮性のミニトマトは縁に沿って6株植えます。
周りにはトマト料理と相性の良いオレガノを4株配置。
更にバジルも3株植えます。
最後にトマトの病気を予防する効果があると言われているチャイブを置けば完成!はい。
ナスミニキュウリミニトマト3つのプランが完成しましたね。
こうやると分かりやすいですね。
ねっ分かりやすいね。
いろいろなお庭に合わせてレイアウトするっていうのは楽しいですよね。
ちょっと伊藤さんレイアウト試してみて下さい。
はい。
そっかここをお庭に見立ててイメージしていけばいいという事ですよね。
動かしてみましょう。
じゃあ例えば真ん中を前に…よくある感じですが出してみてこの2つをちょっと下げてみたりというのもいいですもんね。
いいですね。
ねぇ。
何か作業もしやすそうですよね。
ここ通路だから…あっこういうのもいいんじゃない?こう…あっそうか!こっちの方が背が高いからこっちを後ろに持ってきた方がいいですね。
さすが!そういうのも分かりやすいですよね。
イメージがしやすいですもんね。
ついつい忘れちゃわない?そういうのって。
草丈大事です。
でこうやって何かさ1つこっちに置いてこの辺に何かテーブルを置けるようなスペースだったりしたら…。
すごいイメージ湧きますね!こうしてもいいですしね。
だからポタジェはね…これがやはり神髄ですよね。
そうですよね。
外山さんいつも想像してイメージしてって言うけどなかなか膨らましきれない時ってあるじゃないですか。
こういうのがあるとほんとにどうしてみようかなって失敗しても変えられるしね。
そうそうそう。
このやり方はかなりいいかもしれませんね。
そうですね。
なるほどこれは楽しい。
皆さんも本格的な菜園シーズンが始まる前に春からの栽培計画を是非立ててみて下さい。
伊藤さん今日はですねもう一つ楽しみな事があるんです。
えっもう一つ!?え〜何ですか?それはですねこちらです!あっ!あらららこの赤いのはもしかしてサフラン。
ですね。
8月に球根を植え育て始めた…11月には無事花が咲きました。
実はサフラン収穫し料理に使うのは赤い雌しべの部分のみ。
収穫後は室内で乾燥させ保存しました。
料理に使う際には一度ぬるま湯につけ色と風味を染み出させサフラン水にします。
サフラン水を使った有名な料理といえば…そう!スペイン料理の代表パエリアです。
早速頂きましょう!ではいただきます!いただきま〜す。
ん〜!これですよ。
アルデンテおいしい〜!おいしい〜!お米飲み込む時にサフランの香りですよねホワッとします。
魚介に負けない感じで。
ちょっとぜいたくですよね。
ぜいたくだよね。
是非1人でちゃんと作ってみておうちでもやってみたいなと思いましたね。
またサフラン作りたいって思いました?思っちゃった。
パエリアもちょっとまだ上手じゃないので同時にアップできるように頑張りたいなと思いましたね。
大成功ですね。
そうですね。
楽しい瞬間でした。
野菜と共に花を育て収穫の楽しみも味わえるポタジェ。
皆さんも春から是非始めてみませんか?続いてはこちらのコーナー。
農業体験農園園主の加藤正明さんに毎月第1・2週のビギナーチームが栽培を始めた野菜のその後の管理方法について教えて頂きます。
さあ達人!今月の管理作業は何をしますか?今回はですねこちらです。
どうぞ見て下さい。
な〜んにもない菜園ですけど…。
この時期にですねとても大事な作業があるんです。
何ですか?これを行いましょう。
この1月の時期に土づくりですか?はい。
しかも春へ向けての準備。
そうですね。
う〜んなるほど。
収穫が終わりひろ〜く空いた菜園。
冬の時期にしっかりと土の手入れを行えば春からの栽培がグンと楽になります!田代さん…お礼肥?何でしょう?土に感謝!すてきですね!そうですね。
まずは牛ふん堆肥をまきましょう。
分かりました。
まずは堆肥を1m^2あたり3まきます。
栽培してきた畝の広さよりおよそ30cmほど広くまき土づくりを行いましょう。
お礼肥の時にですね堆肥と合わせて私がまいているものがあるんです。
何ですか?はい。
それはですねこちらです。
米ぬか。
米ぬか?加藤流の土づくりでは堆肥と共に米ぬかを用います。
米ぬかをまく事により微生物の働きが活発になるためいい土ができるんだそうです。
米ぬかは1m^2あたり300ccまきましょう。
続いてはここを耕していくのですが…。
日頃はですねクワを使って深さ約15cm〜20cmぐらいのところを耕しています。
そうですよね。
根はですね更に深くまで伸びていますのでスコップを使って50cmぐらいまでですねしっかりと耕してほしいですね。
根が伸びているその先まで耕してあげる事が大事なんですね。
そういう事ですね。
分かりました。
スコップを使い掘る深さはおよそ50cm。
掘り進むとやがて土の色に変化が!やっぱりふだん使ってないところもこうやって土づくりで使ってあげる事が大事ですね。
あっこれ色全然違う!色が違いますね。
(田代)こっから下はふだん耕してなさそう。
(加藤)ちょうどほら30cmそれ以上のところですね。
(田代)結構深いですね。
このように深く耕せば根がしっかりと伸びるため野菜の生育は飛躍的によくなるそうです。
3週間ほどたてばフカフカの土になります。
加藤さんここでもう一つやってもらいたい作業があるそう。
土の酸度を測って酸度調整をして下さい。
土の酸度。
はい。
土の酸度によって野菜が育ちやすい野菜とそれから育ちにくい野菜があるんですよ。
土の酸度で野菜の生育状況は大きく変わります。
家庭菜園で育てる多くの野菜はご覧のようにpH6.0〜6.5の間で育ちます。
まずは土の酸度を測りましょう。
測るための道具はさまざまなものが売られています。
今回は液のタイプを使います。
まずは菜園の土をとりましょう。
土1に対し水を2の割合で加え…。
よくかき混ぜたら少し置き落ち着かせます。
続いて上澄み液をとり測定液を加えたらよく振って下さい。
計測は添付の表で色を比較し行います。
(田代)う〜ん…大体これ5.5ぐらいですかね。
(加藤)そうですね5.5に近いですね。
目安としては6.5に合わせるように。
じゃあその酸度に合わせて調整しましょうか。
土は雨などで酸性に傾くのでpHは高めの6.5に設定。
今回のようにpH5.5の土の場合苦土石灰は1m^2あたり250gまきます。
土の酸度によってまく量は変わります。
苦土石灰をまいたらよく耕しましょう。
このまま2週間おけば野菜の育ちやすい土になります。
今の時期に春に向けて土づくりしといた方がいいですね。
そうですね。
この時期の作業としてはとても大事です。
ですからお礼肥そして酸度調整これを是非やりたいですね。
はい。
達人今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは次回も…。
最後は外山さんおすすめのハーブティーをご紹介。
今回はサフランティーです。
乾燥サフランにお湯を入れるだけのシンプルなお茶です。
いただきます。
いただきます。
いい香り!なるほど。
香り広がりますね。
いい香りサフラン!…あっ何かこんな香りなんですね。
おいしい!何かまろやかですね。
伊藤さん今日はいかがでした?今日は楽しかったですね。
作業する前にああいうボックスポタジェなんかを使ってしっかりプランニングするプランを立てるっていう事がこんなに楽しくてしかも重要なんだなっていう事がよく分かりましたね。
是非ね春の栽培プラン今日お話ししたような事でね立てていいポタジェにしましょう。
そうですね。
是非皆さんもプランを立ててみて下さい。
という事で今日もこのコーナーでお別れです。
今回は…。
(3人)この方です。
今回は…
「私は妻と2人暮らし。
20年ほど前から夫婦で野菜作りをしてきました。
2年前からは長寿会の菜園愛好家で畑の会を結成。
楽しみを分かち合う仲間ができました!するともっといいものを作りたい!と意見交換や収穫物の品評会を頻繁に行うようになりそのおかげか冬にはまっすぐなダイコンやきれいな赤カブなどたくさんの野菜が収穫できました!仲間たちと切磋琢磨しながらの菜園。
それが『私のやさいの時間』です」
はいという事で今日はこの辺りでお別れです。
それでは次回も…。
(3人)お楽しみに!
(テーマ音楽)2016/01/25(月) 10:15〜10:40
NHK総合1・神戸
趣味の園芸 やさいの時間 外山たら流 ポタジェのたのしみ「春 プランニング」[字]
新年第1回目となる鑑賞菜園ポタジェ。今年菜園に植えつけたい“オススメ野菜&花”を講師の外山たらさんが紹介し、プランニング法を解説する。ゲスト・伊藤裕子
詳細情報
番組内容
新年第1回目となる鑑賞菜園ポタジェ。今年菜園に植えつけたい“オススメ野菜&花”を講師の外山たらさんが紹介し、プランニング法を解説する。【ゲスト】伊藤裕子【司会】川瀬良子
出演者
【ゲスト】伊藤裕子,【講師】園芸家…外山たら,農業体験農園園主…加藤正明,【司会】川瀬良子,【リポーター】田代さやか,【語り】宮島史年,山口繭
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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