1時になりました。
ニュースをお伝えします。
アメリカ運輸省は、自動車部品メーカー、タカタが製造したエアバッグの異常な破裂が原因で、新たに1人の死亡を確認したと発表し、リコールの対象となる車が、最大で500万台追加されるとしています。
アメリカ運輸省の道路交通安全局は、南部サウスカロライナ州で去年12月、タカタのエアバッグの異常な破裂が起き、車を運転していた男性が死亡したと、22日、発表しました。
アメリカで、タカタのエアバッグの不具合が原因で死亡した人の数はこれで9人となり、マレーシアの1人と合わせると、世界で10人になりました。
エアバッグの異常な破裂は、アメリカのフォードの2006年の型式のレンジャーというピックアップトラックで起きたということです。
タカタが製造したエアバッグを巡っては、搭載している車、およそ1900万台が、アメリカですでにリコールの対象となっていますが、今回、新たな死者が確認されたことなどで、道路交通安全局は最大で500万台がリコールの対象に追加されるとして、自動車メーカーに速やかな対応を求めています。
人工知能を使って、研究論文に画像の流用などがないかどうかを自動的に判定するシステムを、東京大学発のベンチャー企業が開発しました。
研究者向けのソフト開発などを手がける、東京大学発のベンチャー企業、エルピクセルが開発したシステムです。
コンピューターに研究論文に使う画像を入力すると、人工知能が画像に写ったものの形状や明るさなど、300以上の特徴から、別の論文に使われた画像などに似たものがないか調べます。
与えられた情報をもとに、みずから学習するディープラーニングと呼ばれる技術が使われていて、画像が加工されていても、画像の流用などをほぼ100%の精度で見つけ出せるということです。
このベンチャー企業によりますと、画像の流用などを見抜くためには、複数の画像を見比べて確認する必要があるため、人間だけで対応するには限界があるということです。
アメリカでアカデミー賞の演技部門の候補が、2年連続で全員白人だったことに反発が広がったことを受け、賞を主催する団体は、選考を行う会員の人種や性別の構成を見直し、白人以外や女性の割合を倍増させると発表しました。
アカデミー賞は、映画芸術科学アカデミーのおよそ6000人とされる会員の投票によって、受賞作などが決まります。
今月、ことしの賞の候補が発表されましたが、主演男優賞など4つの演技部門の候補合わせて20人が、去年に続いて全員白人だったことに、人種差別ではないかと疑問の声が相次ぎ、映画監督のスパイク・リーさんなどが、授賞式のボイコットを表明するなど、反発が広がっています。
アカデミーの会員の詳細は公表されていませんが、地元の有力紙、ロサンゼルス・タイムズは、会員の94%が白人で、77%が男性だと伝えていて、会員の人種や性別に偏りがあることが、選考に影響しているという指摘もあります。
反発が広がったことを受け、映画芸術科学アカデミーは22日、新規の会員の選考方法などを見直し、2020年までに白人以外や女性の会員を2倍に増やすと発表しました。
会員の人種や性別の構成を見直すことで、アカデミーの目指す多様性がどこまで確保されるか、注目を集めています。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
沖縄は雨が降るでしょう。
中国地方から関東は、雪や雨の降る所が多いでしょう。
北海道の南西部と北部も雪が降る見込みです。
2016/01/23(土) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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