ウェークアップ!ぷらす 2016.01.23


おはようございます。
1月23日土曜日、ウェークアップ!ぷらすです。
長野県軽井沢町で15人の若い命が失われたバス事故。
ギアがニュートラルになっていたなど、新しいことがいくつか分かってきてるんですけれども、きょうはスタジオの専門家、それから中継を交えて、一体そのとき、何が起きたのか。
二度とこういう悲しいことを繰り返さないために、考えていきたいと思います。
そして寒いですね。
そうなんですよね。
ちょっと注意が必要かもしれません。
どうもね、災害クラスの寒波がやってくるらしいです。
そうなんです。
日本列島はきょうから再び冬型の気圧配置が強まります。
ウェザーニューズは、地域によっては、ライフラインの完全ストップに備えて、3日分の食料などを確保するよう呼びかけています。
大雪への最大限の対策と警戒が必要です。
暖冬から一転。
今週、強烈な寒波が日本列島を襲い、広い範囲で雪が降った。
月曜日、夜が明けると一面、銀世界に。
週明けの最初の仕事が雪かきという人も多かった。
月曜日で忙しいんですけどね、雪をかくしかないなと。
さらに、雪は首都圏の通勤時間帯を直撃。
ただいま入場規制を実施させていただいております。
間引き運転の影響で乗客がホームに入りきれず、大混乱となった駅も。
どのくらい今、待たれてます?
今、1時間半ぐらい待ってます。
火曜日、寒波は西日本にも。
南国、宮崎県で雪が降った。
珍しい雪景色にはしゃぐ子どもたち。
一方で、雪による被害も発生した。
福井県あわら市では、大型バスが横転。
乗客・乗員28人が病院に搬送された。
急に突風がきつくなりまして、左に車体が寄ってしまって、滑ったような感じで、すーっと田んぼのほうへ転倒したという形なんですけれども。
北海道でも連日、暴風雪に見舞われ、水曜日、遠軽町白滝で、観測史上最も多い128センチの積雪を記録。
羅臼町では強風の影響で漁港の防波堤が破損する事態に。
きのうも各地で雪となり、朝から屋根の上で雪下ろしをする人の姿も見られた。
毎日、朝、雪かきして、大変ですね、本当に。
実は、まだまだ大変なことが。
この週末から月曜日にかけ、さらに強い寒波が到来するおそれがあるというのだ。
日曜日から月曜日にかけて、10年に1度あるかないかぐらいの非常に強い寒波が日本列島に流れ込んできますので、どか雪に警戒が必要です。
おととし、大雪で道路が寸断され、山梨県や徳島県で、一部の住民が孤立状態となった。
この週末、おととしと同様、雪により交通網が寸断されるおそれがあるという。
気象情報を扱うウェザーニューズ社では、地域によって3日分の食料確保を呼びかけている。
週末の大寒波。
日本列島に何が起きるのか。
このあと、詳しく解説する。
今、VTRにおととしの寒波のもようがありましたけれども、それから5年ぐらい前に鳥取、島根で年越しで、これまた大雪が降ったことがありましたが、それよりもはるかにもしかすると自然災害級という寒波が来るということなので。
このあとは今後の天気の見通しなどについて、気象予報士の蓬莱さんに解説をしてもらいます。
週末にやって来る、最強寒波なんですが、発生のメカニズムや今後の見通し、さらには注意点などについて、気象予報士の蓬莱さんです。
防災士でもあります。
よろしくお願いします。
おはようございます。
相当厳しい寒波らしいですね。
10年に1度、あるかないかぐらいの非常に強い寒波が西日本を中心にやって来ます。
では、まずきょうの天気図から見ていきますと、きょうも上空の寒気、1500メートル付近でマイナス6度という寒気が関東まで入ってきているんですね。
これ、1500メートルというのは浮かんでいる雲、雲の中の温度がマイナス6度ということは、ほとんど氷の粒で出来るんですね。
地上の気温が低いと、それがとけずに雪となる。
ですから、この寒気というのは雪の目安となる寒気なんですね。
きょうの夕方、関東地方の南で低気圧が発生しますので、夕方から関東地方、雨が降りだしまして、夜は都心でも雪の可能性が出てきています。
ただし、今回の雪に関しては、東京都心は降る時間が短いですから、積もる可能性は低いと考えています。
で、あしたがポイントで、こちら。
等圧線が縦じま模様で、強い冬型の気圧配置で、暴風に警戒をしてください。
雪の目安となる寒気が沖縄県まで入ってくるんですね。
ここまで入ってくるのは、39年ぶり、過去にこの気圧配置で、沖縄でみぞれを観測して、沖縄の雪はそれ一回だけなんですね。
沖縄って、じゃあ、普通の雪は降ったことがないんですね、過去?
そのとき1回だけなんです。
みぞれだけなんですか?
そのときと同じ気圧配置なんですが、今回、徹底的に違う、海の温度が断然高いんですよ、そのときに比べると。
ですから、今回に関しては、沖縄は雨となりそうです。
これがポイントではなくて、実は非常に強い寒気が西日本を中心に入ってくるんですね。
上空、マイナス6度で雪の目安。
マイナス12度まで下がるんです。
これ、例えるなら、北海道の稚内にふだん、入ってくる寒気が福岡や大阪まで入ってくるんです。
これは強烈ですね。
北海道と西日本、これもまた全然違うのは、海の温度が西日本のほうが高いじゃないですか。
そうなると水蒸気をたくさん補給するので、この寒気が入ってくると、西日本を中心にどか雪のおそれがあります。
沖縄と違って雨になるんじゃなくて、どか雪になるんだ?
そうですね。
マイナス12度がかかると、どか雪になります。
これが月曜日にかけてこちら、居座りますので、今回の天気のポイントは、日曜日から月曜日が特に冬の嵐となりそうなんですね。
大体いつぐらい、何時ぐらいからですね。
要警戒は。
日曜日から月曜日の午前中にかけてがピークとなりそうです。
では続いて、こちら、見てみましょう。
土、日、月のお天気なんですが、これ、福岡と鹿児島、日曜日は吹雪の予想なんです。
えー、鹿児島で吹雪ですか。
これ、めったにないですね。
見たことないですね。
そして、気温が低いのがポイントで、名古屋の最低気温は、月曜日の朝、氷点下5度を予想しています。
大阪、月曜日の朝、氷点下3度。
各地、全国的に朝は厳しい冷え込みとなりそうなんですね。
名古屋で氷点下5度はきついですね、それね。
四国でも日曜日、これ雪。
東京でも氷点下3度ですね、でもね、最低気温がね。
そうですね、東京も厳しい冷え込みとなりますね。
東京に関しては晴れますけれども、朝が厳しい冷え込み。
四国で日曜日、雪マークがついていますけれども、あしたですね。
これもどか雪の可能性があるんですが、特に今回、ウェザーニューズが3日間、食料、置いておいてくださいねと言っているのは、特に九州や四国、中国地方の山間部、どか雪になると、孤立集落が出るおそれがあるんですよ。
2年前のときには、徳島で食料をなんか、ヘリコプターですか、運んでなんか大変なことになりましたよね。
徳島県のみよし市、国道192号線が大雪で寸断されてしまってますね。
そういうケースが今回も考えられますので、警戒が必要です。
丸岡さん、四国でしたっけ?
徳島なんです、まさに。
めったに雪なんか降らないから。
備えなんかしてないでしょ。
備えなんか、うちの実家、全然してないと思うんで、この番組終わったら、すぐ電話します。
そうですね。
特に四国の山間部、注意が必要ですね。
では続いてこちら、見てみましょう。
月曜日の朝6時までに予想される降る雪の量。
北陸で12センチ、近畿、中国で100センチ。
これ、多い所ですけれどもね、山間部を中心に。
今、赤が紀伊半島の一番南のほうまで赤になってますけども、そんな所でも雪が降るんですか?
これ、雪の可能性は和歌山でも考えられるんですが、これは恐らく、日本海側の山沿いを中心、中国山地を中心ですね。
あと、東海の90センチも、これ、岐阜県、予想してますね。
九州、それから四国、50センチから60センチ、この数字、この西日本であまり見ない数字ですね。
これ、本当に降ったら尋常なことじゃなくなりますね。
もうかなり市街地でも積もるおそれが出てきています。
では続いてこちら。
防災上の注意点をまとめました。
今回、僕が一番言いたいのはこの路面の凍結ですね。
太平洋側、ふだん、雪の積もらないような所でも積もる可能性があります。
無理な運転は絶対に控えていただきたいんですね。
過去の事例でいいますと、車のスリップで子どもの列に突っ込むなど、そういうのが、結構あるんです。
ですから、これが一番要注意。
そして山間部では、どか雪になって停電になるおそれがありますから。
電線が切れたりするんですね?
そうですね、雪の重みで切れたりするおそれがありますから、山間部では停電の備えを。
そして急激な温度変化によって、ヒートショック、これはお年を召された方、要注意ですね。
あと水道管の凍結、最低気温が氷点下3度以下で凍結するおそれが出てきています。
家の外で水道管の管が出ているようなお宅、そういう所では、布を巻くなどして、凍結の備えていただきたいですね。
昔ね、結構寒かったころは、ちょろちょろ水出せとかね、それこそ、水道管の中の水を抜けとかっていうことはあったんですけど、最近、ほとんどなくなりましたものね、水道管の破裂。
そうですね、都市部では、あまり外に水道管出てるお宅って、少なくなってきていますから。
あと、熱湯をかけると水道管が破裂するおそれがありますので、気をつけてください。
そして続いてこちら。
今後の話をしますと、実は気温の変動がものすごく激しくなりそうなんです。
これが上空1500メートルの西日本の気温の予想なんですが、真ん中が平年並みなんですね。
日、月、火あたり、平年よりもかなり低くなりますけれども、31日の次の日曜日、今度、平年よりもかなり高くなるんですよ。
極端ですね。
むちゃくちゃ極端になります。
これ、週間予報で見ていただきますと、こちら。
まず今回の大寒波は、金曜日の朝にかけて寒くなりますね。
そのあと、鹿児島見てください。
来週の金曜日。
20度まで上がるんだ。
東京、名古屋、大阪も13度。
これ3月並みなんですよ。
鹿児島は日曜日の朝の気温が1度。
月曜日、氷点下3度なんですが、金曜日の、次の金曜日は20度まで上がると。
いうことなんですね。
急に上がると、何が起きるんですか?
これは花粉が飛びます。
もう飛びます。
もう1月前半が暖かかったので、もういつ飛んでもおかしくないような状況なんです。
ですから1月の終わりぐらいから徐々に花粉が飛び始めます。
ですので、まずポイントをまとめますと、来週の前半、火曜日にかけては、この大寒波、それから大雪に警戒が必要。
そして来週の後半は、一気に気温が上がります。
野村先生、大学、今、受験シーズンだから、受験生の皆さんも、かぜひいたりとか、心配ですよね。
そうなんですね。
特に、受験の当日に雪が降りますと、本当にまひしてしまいますよね。
私、生まれが北海道なんで、ひと言あれですけれども、私はやっぱり、昔、車の急ブレーキを踏んで、車がやっぱり、ぐーっと回ってしまったことがあるんですよね。
慣れない所で運転するのは本当に危ないので。
一度経験すると、もう二度とって思うんだけども、やったことがないと、最初にやったときに事故起こすと取り返しがつかないですからね。
本当に気をつけてください。
蓬莱さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、こういった天気になりますと、交通情報も気になるところです。
中継です。
坂木さん。
千葉県幕張にありますウェザーニューズにやって来ています。
このウェザーニューズには、全国からの気象情報が集まりまして、交通情報なども出されているんです。
そして大雪の影響で、きょうからあすにかけては、全社員が出社しての対応となっています。
では、そういった交通情報に関しまして、気象予報士の高森さんにお話を伺っていきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
おはようございます。
こちらの交通情報をもとにしまして、各企業も判断するということなんですが、まず、空の便からお願いします。
まずこちらの赤い表示が、欠航など、ダイヤが大きく乱れる可能性のある時間帯。
黄色が条件付運航や遅延など、こちらもダイヤが乱れる可能性のある時間帯を示したものになります。
けさの段階でもう出雲空港は朝から条件付運航になっていますが、影響が広く出てきそうなのが、今夜からとなりそうですね。
小さくバツがあるのは、その可能性もあるということですね?
全面的に欠航ではないですが、一部欠航が出始める可能性があるということですね。
なるほど。
特に、大きな影響が出そうなのが、このあしたの日曜日ですね。
もうご覧のように、西日本方面の空港は、ほぼもう、広くダイヤが乱れまして、その中でも、特に九州、それから四国、そして山陰、北陸方面の空港に関しましては、朝から夜まで大幅に欠航、ダイヤの乱れの可能性があるということになりますね。
一部、空の便では動けない可能性もあると?
はい。
一応予測ですから、実際の運航はどうなるかは確認しないとだめということですよね。
そうですね。
滑走路の積雪の状況などを見ながら、運航判断という形になりますね。
随時更新されていくということですよね。
そのとおりですね。
では鉄道はどうでしょうか?
鉄道は、まず新幹線に関しましては、東海道新幹線以外は、全面的には運転見合わせというのはありませんが、遅延の可能性はあるというふうに見ておいたほうがよさそうですね。
九州や山陽などは先ほど、空の便がバツでしたので、皆さん、気になるところだと思うんですが、これは動きそうですか?
そうですね、遅延の可能性は出ると思いますけれども、運行の方向で考えられているかと思います。
在来線はいかがでしょう?
こちらは影響、出ると思いますね。
特に九州、四国、中国方面ですね。
きょうの夜からあした、そしてあさっての午前中にかけて、特に、あしたの夜は、九州と四国の在来線に関しては、広く運転見合せという所がありそうですね。
そして最後に道路はいかがでしょう?
道路は影響出始めますのが、今晩の九州からになるんですが、こちらはあした日曜日の夜ですね。
赤は?
通行止めの可能性のあるエリア。
そしてピンクが、一部区間で止まる可能性のあるエリアを示してるんですけれども、あしたの夜、もう西日本の広いエリア、それから東海、北陸エリアと、かなり広い範囲での道路への影響出そうです。
そして気になるのが、月曜日の朝ですね。
通勤・通学などもされますから。
心配ですから。
まだちょっと回復しておりませんで、西日本方面、それから東海、名古屋周辺の東海エリアでも、まだ通行止めの可能性のある所、広くありそうですので、月曜日の物流、それから通勤のときには、十分注意していただきたいと思いますね。
これら、細かくチェックしたほうがいいと思うんですが、どこでチェックできるんでしょう?
こちらは、最新の大雪の情報、それから交通の警戒につきまして、ウェザーニューズタッチで最新の見解を表示しておりますので、ぜひお出かけの前にご確認いただけたらと思います。
気象予報士の高森さんにお話伺いました。
こちらからは以上です。
五郎さん、五郎さんは雪国の生まれ育ち、それでも?
それでもそうですね。
車運転してますとね、スピード出さないで、ゆっくりゆっくり発進したり、止まったりしないといけないということがあるんですよね。
非常に思うのは、やはり本当に行かなければいけない所は行くと。
しかしそうじゃないところは、できるだけ控えると。
そうですね、あしたは日曜日なんでね、とりあえずはもう家にいるのが一番でしょうけれども、ただ、月曜日の朝は。
これは青森なんですよ、これ終わると。
そうすると、あっと思ったら、ちゃんと二重丸でしたね。
行けますね。
今ほっとしているところなんですよ。
極めて個人的なことですけれども。
本当に個人的ですね。
失礼しました。
お気をつけて。
お気を付けください。
さあ、続いて、これちょっと五郎さんにどうなるか。
じっくり聞かせてもらいたいんですが、この疑惑は政権運営にどんな影響を与えるんでしょうか。
甘利経済再生担当大臣や公設秘書が千葉県の建設会社側から現金を受け取ったなどと、今週発売の週刊文春が報じた問題です。
国会で野党が攻勢を強める中、甘利大臣がどう説明責任を果たすのかが、大きな焦点となっています。
私は、法に反するような行為は致しておりません。
麻生副総理、菅官房長官と並んで安倍政権を支える最重要閣僚の一人に浮上した、政治とカネの問題。
きっかけは週刊誌に掲載された千葉県にある建設会社の総務担当者の話だった。
記事では建設会社がUR・都市再生機構とトラブルになった際に、甘利大臣側にURへの口利きを依頼。
そしてその見返りとして、甘利大臣本人やその秘書らに現金を渡したなどと報じているのだ。
口利きの見返りとして、大臣みずからが50万円入りの封筒を受け取ったとの記載がございます。
これは事実でしょうか?
その会社の社長ご一行が、大臣室を表敬訪問されたことは事実であります。
そしてその一行が来られて、正確に何をされたのかということについては、記憶があいまいなところもありますから、きちんと整理をして、説明をしたいと思います。
記憶があいまいだと弁明を避けた甘利大臣に対し、安倍総理は。
速やかに必要な調査を行い、みずから国民に対する説明責任を果たしていくと、このようにおっしゃっておられますから、しっかりとその責任を果たしていかれるものと思っております。
そしてきのうになって。
1週間以内には記憶の確認をしてですね、お話ができるんじゃないかと思います。
自身の記憶と報道の内容を精査し、来週木曜日までに国会に報告することを約束。
そして自身の進退については。
間違いなく職務に専念します。
改めて辞任を否定した。
しかし野党側は、説明が不十分だとして反発。
国会審議にも影響が出た。
きのう午後2時から行われた政府がことし一年の基本方針を説明する演説。
甘利大臣の経済演説が始まろうとしたそのとき。
金の受け取りについて説明しろ!なんでそんなこともできないんだ。
説明が不十分だとして、民主、維新、共産などの野党6党が退席したのだ。
施政方針演説を行う本会議を野党側が途中退席するのは、極めて異例のことだ。
演説の冒頭、深々と頭を下げた甘利大臣。
演説に先立ち、一言申し上げます。
今回の週刊誌報道の件で、お騒がせしている件については、大変申し訳なく思っております。
野党は追及の手を緩めない考えだ。
1週間もかかるとか、第三者だというのは、全く先延ばし以外の何ものでもないと、総理の任命責任も重大だというふうに考えております。
政界に激震が走る中、甘利大臣は、スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会・ダボス会議出席のため、日本をたった。
今国会で本格化するTPPの論戦。
さらにはサミットや参院選など、重要な政治日程が迫る中、安倍政権への影響は避けられそうもなく、難しい運営が予想される。
では、ここからは国会記者会館にいる日本テレビ政治部官邸キャップの青山和弘さんに加わってもらいます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
おはようございます、青山さん、激震が走ってますね。
そうですね、やはり甘利大臣は、安倍総理の盟友でもありますし、アベノミクス、そしてTPP合意の立て役者、政権の大黒柱なんですね。
まさに辛坊さんおっしゃるように、激震が走っているということばが、ぴったりだと思います。
さあこれ、法律的にどうなのかという話を野村さんに聞きたいんですが。
これ1200万円ぐらいを受け取って、一部しか記載、帳簿に記載がないという、これの違法性、刑事責任が問われることがあるのかどうなのか、このあたり、どうですか?
そうですね、まず収支報告書にどう記載しているかという問題があって、これは政治資金規正法上の虚偽記載に当たる可能性があるんじゃないかという指摘があります。
それからですね、これはいわゆる口利きというのが問題になるんですけれども、不正な行為を促したわけではなくて、適法な行為を促した場合の規制というのは、これはあっせん利得処罰法という法律がありまして、これに基づいて、処罰される可能性があるんですね。
これは議員とかその秘書が斡旋をした見返りとして、お金をもらった場合についての処罰が考えられるんですが、ただ、この法律にはいろんな要件がありまして、その要件を満たしているのかどうかという事実確認はまだ十分なされていないということだと思います。
国会でも追及されていますけれども、大臣室で現金50万円入りの封筒を受け取るという、この行為自体はどうなんでしょう?
それが、権限に基づく影響力を行使する見返りだったかどうかといったことについて、必ずしも明確になっていない部分がありますので、これから、それ、どんな事実関係、実際にどうやって働きかけをしたのか、しなかったのか、こういったことが詰められないかぎりは、軽々にはその認定はできないということはいえると思います。
なるほど。
それにしても、丸岡さん、答弁で記憶があいまいっていうのは、昔、昔、それこそロッキード事件のころから、記憶にありませんという、またこの決まり文句かという感じが。
そうですね、TPPではすごくタフネゴシエーターといわれて、すごくご活躍されていたと思うんですよね。
その大臣が記憶があいまいなところがあるっていうのは、TPPの交渉のときは、きっと、それがなかったんじゃないかなと思うんで、ぜひ思い出していただければなと思いますね。
五郎さん。
どうご覧になります?
これは私、起きたときに、今までの経験上、言いますとね、1つは、出処進退は早ければ早いほどいい。
もうずるずるになると、非常に大きな打撃を与えますね。
それから佐藤内閣がなぜ7年8か月、あの長きにわたって政権を運営できたか。
佐藤えいさくさん。
一つはとかげの尻尾切りなんですよ。
問題が起きたら直ちに辞めさせたんですよね。
ということを考えたときに、今回の影響は計り知れませんからね。
恐らく経済に対して、ものすごく大きな影響を与えますよ。
ということを考えたとき、ここはやはりご本人の決断が一番大事ですけど、全体を考えながら、無論、みずからの潔白を証明しなければいけないってことは、当然、本人としてはあるでしょうけど。
潔白が証明できればそれだけの話ですが、できなければどうすべきかって話なんですが、ちょっと日程を見て見ますと、今、ダボス会議、このダボス会議はもうすぐ帰ってらっしゃるみたいですが、まずあす、沖縄・宜野湾市長選挙、これは普天間の移設を巡って、非常に大きな選挙なんですが、もしかすると、この選挙にも何か影響があるかもしれない。
天皇皇后両陛下がフィリピンをご訪問で、そのあと、2月4日にTPPの署名式、まさに甘利大臣としては、晴れの席ということになるんですが、ここまでっていう話ですね、五郎さん。
そうですね。
もつかもたないかっていう。
そうです。
いろんな形で影響出てる。
それから、今度の記事は、これは相当現場に記者も行ったりして。
ある意味、週刊誌に最後のところは、悪い言い方をすると、引っ掛けられたという言い方が適切かどうかは分かりませんけれども、そこに週刊誌の記者がいて、カメラが回ってる状態の中で現金の授受が行われるっていう、その上、告発している人間が実名であるということを考えると、青山さん、これはやっぱり、きょうの新聞の朝刊レベルの見出しでも、やはり進退というようなことの見出しを書いてきているところが多いんですが、青山さん、どうご覧になっていますか?
やはり国会審議への影響を考えると、この国会、今の通常国会は、後ろが参議院選挙があって、切られてるんですね。
しかも国会開会中に伊勢志摩サミットがありまして、非常に日程がタイトな中で、この国会審議への影響というのは、絶対避けなければいけないんです。
ただ、一方でやはり安倍総理大臣としては、盟友であり、政権の大黒柱である甘利大臣は、できれば乗り切ってほしいという思いもあるのも事実なんですね。
ですのでやはり説明を見極めたいところなんですが、辞めさせるならまさに五郎さんが言ったように早いほうがいい。
守るんなら徹底して守らなければいけない。
そこの見極めが今、非常に難しいところにきているという段階だと思いますね。
今、青山さんにありましたけれども、ご覧のように、今後のスケジュールを見ますと、重要な政治日程、サミットがありますが、そのあと、参院選挙が夏に控えているということがあって、国会の大幅延長はできないという中で、ここで審議が何か滞るようなことになると、いろんな法案に影響が出始めるのでと、そういう日程ではあります。
その安倍内閣なんですが、支持率はここへ来て、どの支持率の調査を見ても、上がっているというか、いわゆる安保法制の騒動の前ぐらいまで、支持率が戻っているという状況なんですが、一方で、ことしに入って、経済、株価ががたがたできのうは、大幅に上がったんですが、それにしてもことしに入ってから、きのう上がったのを入れて、上がったのが3日だけという、そういう状況。
市場の見る目でいうと、下落の原因は、中国の景気減速、それから原油安ということが背景にあって、ここの一番下なんですが、いわゆる空売りが非常に増えている。
空売りとは何かというと、自分、株持ってないんだけど、よそから株を借りてきて、まず売るんですね。
高値で売って、株が下がったときに買い戻して、株を借りてきたところに返すというと、最初、普通、株っていうのは、安値で買って高値で売ってもうけるっていう話ですが、空売りの場合は、高値で売って安値で買い戻すと、結局同じことで、もうかると。
この人たちは将来、株が下がると思ってるからこの空売りをしているということがある。
二面性ありまして、だから空売りしてる人は将来、必ず買い戻すので、将来、必ず買いが発生して、株か戻るという考え方もあるんですが、ただ現状、多くのマーケット参加者は、今後も株が下がると見てる人が多いと、ばくちみたいなもので当たるか外れるか分かりませんけれども。
五郎さん、このあたり、今、非常に年明けから、いろんな意味で、混乱し始めてる気がするんですが。
中国、為替、いろんな…形で影響を与え始めている。
これに政権の安定度っていうか、それがさらに不安定になるとどうなるかってことですね、もっとさらに、やっぱり混乱はすると。
ということは、当然言えるでしょうね、それは。
コメンテーターの皆さん、どうすべきだと、皆さんお考えですか?野村さん。
やっぱりあれですね、株価っていうのは、基本的には、今、マクロの動きをみんな説明してるわけですけれども、それぞれの企業というのの、やはり実績が上がってくれば、株価はまた持ち直してくるっていう、そういう側面があるわけですよね。
そういう意味では、今、日本の企業それ自体が、たくさん抱えている内部留保金がありますので、これをしっかりと投資に回して、自分たちの企業のもう一度立て直しをするっていう、そういうことが必要だと思います。
甘利さんに関してはどうすべきだとお考えですか?
甘利さんは、やはりまず、事実確認はすべきだと思いますけれども、私、先ほど申し上げたのは、あくまでも法律上の問題で、もう1つはやはり、政治責任、あるいは道義的な責任というのがありますので、そこをやっぱり、国民に納得できるような形で説明できるのか、もしできないとすれば、自分の出処進退は、みずから判断をされるべきだというふうに思いますよね。
丸岡さん、どうすべきか、甘利さん。
そうですね。
やはり野村先生と同じなんですけれども、説明責任ですよね。
きちっとご説明されるべきだと思います。
その説明の内容によっては、それこそまた、株価にも若干の影響が出るのかなというふうに思います。
青山さん、ヤマ場というか、いつごろというふうにご覧になっていますか?
まずですね、きのうの代表質問を行う衆議院の本会議を野党側が途中、退席しましたよね。
それに対する代表質問が火曜から始まるんですが、やはりそこも不正常になる可能性があるんですね。
そして、説明は木曜日までに、来週の木曜までにすると言っていますので、やはりそのあとは予算委員会も始まってしまって、やはりまた追及が続くということになりますので、やはり来週は、大きな判断のヤマ場になるというふうに思いますね。
青山さん、ありがとうございました。
さあ、続いてです。
事故の原因は運転ミスか、それともバスの故障か。
長野県軽井沢町で15人が死亡したバス事故は発生から1週間がたちました。
この1週間でも大型バスの事故が各地で相次いでいて、現役の運転手などからは、業界の構造的な問題を指摘する声も上がっています。
おととい夜、東京都内。
国交省の職員による貸し切りバスへの緊急監査が始まった。
乗務員さんのお名前。
すみません。
これを入れないと、本日、これから運行させることができなくなってしまうんで。
その結果、乗務員の休憩時間が記載されていないなど、5台で8件の違反が判明。
法令順守が行き届いていない業界の実情が、改めて浮き彫りになった。
乗客13人、乗員2人の命が失われたスキーバスの事故。
東京にあるバスの運行会社、イーエスピーには、事故後、国などが調査に入り、安全軽視の実態が次々と明らかに。
事故車両のハンドルを握っていた土屋廣さん。
前の職場では主に中型バスを運転し、先月行われた採用面接では、大型バスの運転は不慣れと話していたという。
イーエスピーは、土屋さんに大型バスの研修を2回行ったというが、今週、ある驚きの事実が発覚。
運転に関しての完成度というところは、確かめたりですとか、そういう最終的な確認作業というのはされていたんですか?
していないと思います。
技量を測る上において、具体的なチェックポイントなんかあるんですか?
ありません。
大型バスを運転することができるかどうかは、研修の際に同乗する別のドライバーが、主観で判断していたというのだ。
この状況について、別の会社に勤務するバス運転手から話を聞いたところ、業界の実態が見えてきた。
貨物にしろ、バスにしろ、隣に先輩の社員が乗って、1か月から3か月ぐらい、同乗して研修をするのが普通の会社ですよね。
苦手だと言っている方を雇って、2回ほどの研修で独り立ちさせるっていうのは、もう自殺行為。
別の運転手は。
氷山の一角ですね。
小さい会社であれば、そういう、そこまでの研修をしていない所はあると思います。
お客様を乗せた状態でそれが研修だとして走っていることは、私もそうでしたからね。
バスの車両の数とドライバーの数というのは、どうしてもバスの数が多くなっているので、ですからドライバーさえいれば、仕事があれば出したいっていうのがバス会社の本音ですよね。
一方で、事故の直接の原因はいまだ分かっていない。
今週、国交省が事故現場付近に設置された監視カメラの映像を公開した。
1つは、事故現場の手前およそ1キロの映像。
もう一つは手前およそ250メートルの映像で、センターラインをはみ出し、車体が傾いているのが分かる。
私たちは京都府警の元交通事故鑑定官に、この映像を見てもらった。
バスが走り去った直後に現場を通ったトラックと比較し、バスの速度を推測した。
あんなにやさしく回っていけるというのは、45から50ぐらいというのを今度基準にしていくと、トラックの映像と、オーバーラップさせて、アバウトでどれぐらいかって言ったら、75から85というふうな数字が出てくるんですね。
現場の道路は制限速度50キロ。
それを大幅に超えて走行していたと見られる。
さらに。
この辺なんですね、この辺。
この辺でね、傾きも大きくなるような、外へ出ていく量も大きくなる感じですけど、このあとすぐに戻るんですね。
それは何が言えるんですか?
ここまでのハンドルよりも、ここのほうがハンドルを切った量が多いようなことも考えていいんですね。
運転手さんが慌てたようなことがあるのかもしれないし。
そして監視カメラの映像からは、ブレーキランプが点灯しているようにも見える。
ブレーキは利かなかったのだろうか。
実は、事故車両の検証の結果、ブレーキに異常はないことが分かった。
一方で、ギアがニュートラルの状態だったことが判明した。
走行中にギアがニュートラルになると、構造上エンジンブレーキなどが効かなくなり、速度を落としにくくなるのだ。
事故の衝撃でギアがニュートラルに入った可能性もあるが、バスの元運転手はこう話す。
普通に運転してて、あんな峠道で、ニュートラルっていうのはちょっと信じられませんよね。
シフトダウンをしようとしたけど、シフトがうまく入らずに、そのまんま突っ込んじゃったと。
と、操作ミスの可能性を指摘。
一方で、フットブレーキはどうだったのだろうか。
専門家は多くの乗客が寝ている時間なので、この時点では急ブレーキは避け、ハンドル操作でカーブを抜けようとしたのではと推測した。
申し訳ありませんでした。
心よりおわび申し上げます。
事故車両を運行していたイーエスピーには、労使間で必要な協定を結ばずに運転手に長時間労働をさせていた疑いが浮上。
今回、私たちは5年前、愛知県で起きた、あるバス事故に注目した。
社会見学に向かう小学生36人を乗せたバスが、山道で反対車線に飛び出し、ガードレールを突き破り、転落した。
大きな被害が出てもおかしくなかったが、なんと、このとき、乗客全員軽傷で済んだのだ。
それにはある理由が。
シートベルトをしていなかったら、体を打ちつけていただろう。
子どもたちは全員シートベルトをしていたため、大事には至らなかったという。
ただ、もしシートベルトをしていなかったら、どれほどの衝撃が襲っただろうか。
これは中国で高速道路を走っていたバスの映像。
出口を通り過ぎたため、バックしていたそのとき。
トラックに追突され、バスは横転。
車内でいかに大きな衝撃を受けるかが見て取れる。
今回の事故では助かった乗客が、こう証言している。
僕自身はシートベルトをしていたんですけれども、周りを見渡すと、ほとんどの人がシートベルトをしない状況で、バスが横転したあと、人がこう、ぐちゃぐちゃしているような。
ただ、これらは異常な速度でなくても起こりうる現象だ。
JAFが行った乗用車の衝突実験。
シートベルトをしていない後部座席の人形に相当大きな衝撃がかかっているが、このときのスピードは時速50キロ。
一般道でも見る速度だが、その衝撃は致命的なものなのだ。
空間が確保されながらも、シートベルトがないために、車内でぶつかる、あるいは車外に投げ出されるっていうことを、やっぱり防止するためには、シートベルトっていうのは、最良の策ですよね。
私たちはきのう、ある観光バス会社を訪ねた。
道路交通法が改正されて後ですよね、案内をしないとだめというあれがありまして、随時、お客様のほうには促しております。
2008年の道交法改正で、高速バスの全席シートベルト着用が義務づけられたのだ。
毎回必ずってこと?
毎回ですね。
そこで、現在多くのバス会社が、この会社のようにアナウンスや座席のステッカーで着用を呼びかけるようになった。
ところが。
乗員から呼びかけはなかった。
事故を起こしたバスでは、乗員からシートベルト着用の呼びかけはなかったという。
乗客の安全をないがしろにした実態が、次々と明らかになる中、今週もバス事故が相次いだ。
水曜日、東京・大田区の環状8号線で、観光バスが中央分離帯に衝突。
乗客24人が軽傷を負った。
逮捕された運転手は、居眠り運転を否定しながらも、運転中にぼーっとしていたと供述。
このバスを運行していた夢湖観光バスは、運転手に過酷な勤務をさせていたなどとして、国土交通省から過去3年に3回、行政処分を受けていた。
また日曜日には、事故寸前の事態も。
乗客42人を乗せた観光バスが、兵庫県淡路市の高速道路を走行中、車線をはみ出す蛇行運転を、10分間にわたり繰り返したのだ。
このバスの運転手は70歳。
記憶がないと話しているという。
後を絶たないバス事故。
業界にはびこる闇は深い。
専門家をお招きしています。
高速バスマーケティング研究所代表で、これはもう警察の捜査を待つよりありませんが、その運行会社の実態があまりにずさんであったこと、それが業界全体の話なのか、今、実は業界、国土交通省も頑張って、改善の方向に明確にありますので、その改善が着実に進んでいくのか、そこがポイントだと思いますね。
そうですね、そのあたりも含めてきょうはじっくり聞いていこうと思いますが、ちょっとこちら、ご覧ください。
このモニターに現場の見取り図ですね。
青いカメラが現場から、事故現場から250メートル手前の監視カメラで、バスが相当な時速80キロ程度で走っている。
カーブで、どうも左の車輪がほとんど浮いているくらい、傾いているのが見て取れます。
そして、左、赤で囲った所ですが、事故現場から100メートル手前のガードレールにまずぶつかって、次のカーブを曲がりきれずに転落をして、多くの命が失われるということになったんですが。
ブレーキランプはどうもついているようだと。
ほかの車と比較しても、それは間違いないようなんですが、じゃあ、どうして車の速度が落ちなかったのか。
どうもね、大型バスって、私たちが普通運転している乗用車とは、相当違うみたいですね。
そのあたりをきょうは、中継で。
そうです。
バスの教習を行っている自動車学校に中継が出ています。
増井さん。
バスの教習も行っている、兵庫県にあります尼崎ドライブスクールに来ています。
バスのブレーキは、乗用車とどう違うのでしょうか。
実際に運転席を見てみます。
そしてけさは、こちらの教習事業部長で交通心理士でもある松下洋一さんに来ていただきました。
よろしくお願いします。
おはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずバスのブレーキというのは3種類あります。
フットブレーキとエンジンブレーキ、そして排気ブレーキなんですが、まずこのフットブレーキというのは、普通乗用車にも付いているものなんですが、乗用車とはどう違うんでしょうか?
どちらも足踏みでするブレーキなんですけれども、これにつきましては、乗用車の場合は油圧式を使っております。
大型車の場合は、重量がございますので、かなり強い圧縮ブレーキを使って、エアーを使ってブレーキをかけるという状態になります。
かけていただいてもよろしいですか?
このような状態になります。
ぷしゅーっていう音がしますね。
そうですね。
これによって、エアーが抜けてしまって使えなくなってしまうということもあるんでしょうか?
そうですね、この場合は、エアーを通常はエンジンかかってる場合は問題ありませんが、こうやってかけていますと、メーターが減ってきますよね。
これがだんだんだんだん赤い所までいってしまうと、まずいということなんですが。
今のようにエンジンがかかったままの状態であれば、それは問題ありません。
ただし、このエアーが抜けてしまう、またこのレッドゾーンの所ですね、赤い部分までいってしまうと、ブレーキ、全く利かないという状況が起こります。
それは要するに、エンジンさえかかっていれば、空気圧がどんどん補充されるという仕組みになるんです?
そういうシステムになっています。
ということは、逆にいうと、エンジンが切れていると、ブレーキ踏み続けると、やがては全く利かなくなるということですね。
そうですね。
エンジンが切れたまま1時間、例えばぐっと踏んだままだと、次はもう、エンジンがかからないという。
それもでも、1時間とか、長い時間なんですか。
そうですね。
そのかわり、そのときはエンジンがかからないようになりますね。
エンジンが?
動かないと、動けないようになっています。
そういうシステムになってますね。
別にそれは、エンジンさえ回っていれば、ギアがニュートラルでも関係はないですね?それは関係ございません。
まず、分かりました。
そして続いて2つ目が、エンジンブレーキですね。
エンジンブレーキというのはアクセルから足を離すことで、次第にスピードが落ちていくというものです。
そして3つ目、排気ブレーキは、エンジンブレーキを補助するものだということなんですが、なじみがないですね。
どういったものなんでしょうか?
これが一番なじみがないものだと思うんですけれども、これはエンジンの回転数を利用して排気弁を利用するブレーキということになります。
こちらのほうにありますけれども、この通常では、普通の乗用車のワイパーの部分になりますけれども、その部分を上げます。
そうすると、ここに排気というランプがつきます。
こういう状態ですね。
この状態で、今、エンジンかかっております。
このままずっと走りだします。
走るときにはアクセルを踏んでいますよね。
アクセルを踏んでまして、それを完全に離す、ゼロにする状態ですね、アクセルを。
ゼロにする状態になったら、初めて利くのが排気ブレーキということになります。
アクセルにちょっとでも足がかかっていると、排気ブレーキは利かないんですか?
利きません。
利きません?
ゼロにしてしまうということですね。
ニュートラルでも利くんですか?
利きません。
ニュートラルだと利かない?
はい、利かないですね。
どのぐらい利くんですか?
どのくらい利くと?
例えば時速50キロで走ってて、アクセルから完全に足を離して、排気ブレーキをオンにすると、どのくらいで止まるんですか?
完全に止まるブレーキではございませんので、重い荷物、重い人がたくさん乗っている場合、それを、ブレーキを助けるブレーキという形になりますので、それは止めるブレーキという感じではないですね。
長い下り坂なんかで利用する、補助的に使うというブレーキになってます。
つまり、ブレーキに、要するに、支障を来さないように、そのエンジンブレーキの強いみたいなものをかけながら、ゆっくり坂を下るときに使うものということですか?
そのとおりでございます。
ははあ。
それはギアをニュートラルにしていると、利かない?
利きません。
今回、事故車両がギアがニュートラルだったということなんですけれども、どうですか、これはわざとニュートラルにしたのか、それとも何が起きたと考えます?
通常では、ニュートラルになるということは、機械的にはあまり考えられないのですが、この場合ですね、2回の接触がございますよね、事故、ガードレールにぶつかって、それと最終的に一番大きな衝撃がございました。
あのときのことを考えると、一番最後のときに当たったショックで、ギアが抜けるという可能性はありえますね。
事故で結果的にギアがニュートラルになった可能性があると?
あとは、もう一つ考えられることは、スピードが出すぎてしまって、ドライバーの方が慌ててギアを、低速のギアですね、低いギアにしようとしたときに、スピードが上がっていますので、ギアが入りにくいと、入らなかったと、結果的には入らなくて、ニュートラルのまま、そのままぶつかってしまったということも起こりえることですね。
なるほど。
さっきの排気ブレーキなんですが、この運転手さんは、長年、大型じゃないバスを運転してたというふうに聞いてるんですが、それは中型とか小型のバスでも、排気ブレーキというのは付いてるんでしょうか?
通常、今現在、販売されているものであれば、マイクロバスといわれるような小さめの29人乗りなんかでも、付いております。
ということは、それを知らなかったということは、考えにくいですね。
そうですね。
状況、ちょっと2か所での勤務状況聞いていますけれども、それはないと思います。
それからこれは、自動車学校で絶対やっちゃいけないと教えられるんですが、長い緩やかな下り坂なんかのために、燃費節約するために、ギアをニュートラルにして、ブレーキだけで下っていくっていうドライバーもいないことはないんですけれども、プロのドライバーはそういうことは絶対にしないものですか?
まずしないですね。
ニュートラルにしても、燃料はそのまま使ったままになりますので。
アイドリングの状態になりますね。
であれば、ギアはそのまま入れておいて、アクセルを離して、エンジンブレーキがかかった状態のほうがエンジンは、燃料噴射はストップされますので。
なるほど、なるほど。
ですので、それのほうが燃費もいいということになります。
それが最初、聞けば聞くほど、最終的に事故の衝撃でニュートラルになったというんだったら、それは分かるんですが、そうでないとすると、ニュートラルで、あの時速80キロで、250メートル手前の所で片輪を浮かしながら、走り続けるっていう理由が分からないんですけれども、なんなんでしょう。
ですのでやはり、衝撃でなってしまったのかなというふうに、私はちょっと思っておりますが。
そういう見方を専門家としてはされるということですね。
大変よく分かりました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
このあともよろしくお願いします。
大型バスの運転は不慣れというふうに、今回の運転手は、採用面接のときに話していたんですけれども、ではどういう違いがあるんでしょうか。
バスというのは、長さや座席の数で、大型、中型、小型に分類されます。
この番組で取材したある現役のバス運転手の方によりますと、中型のバスと9メートル以上の大型のバス、カーブを曲がるときの運転感覚というのは全く違うと、
引き続き、バスの教習も行っている兵庫県の尼崎ドライブスクールからお伝えします。
大型バスと中型バスでは、どのような差があるのか、こちらで検証していきます。
今、画面左手が大型バス、そして右手が中型バスになるんですが。
見て、変わらないですね?
正面から見るとそうなんです。
横幅は2メートル49センチと、同じなんですね。
そうなんですか。
ですが、横から見てみると、どうでしょうか。
前が中型バス、後ろが大型バスなんですが、辛坊さん、この長さの違いは分かりますか?
車輪と車輪の間も違いますね。
そうなんですね、ふだん何気なく見ていると、意外とそんなに違うのかなという感じはしてしまうんですが、このように写真で見てみますと、そうなんです、長さが、大型では10メートル79センチに対して、中型では9メートル30センチと、1メートル50センチの差があるんですね。
そして辛坊さんもおっしゃったように、前輪と後輪の間の長さで見ると、5メートル30センチと、4メートル36センチと、この1メートルの差というのは、運転にどのような影響があるのか、実際に大型バスと中型バスを動かしてみました。
こちら、大型バスと中型バスで同じ角を曲がってみました。
私は助手席に乗っていたんですが、それでも感じるぐらい、大型バスは、角をだいぶ過ぎてからハンドルを切っていたようでした。
同じ角を曲がっているために、その差がはっきりと分かります。
大型バスは反対車線にまたがって出なければ、曲がることはできませんでした。
なるほど。
成定さん、一番違うところは、さらに。
あと重さが違うんですよね。
お客様の数が違いますから、仮に1人70キロで換算しても、10人違えば、700キロになる、これはハンドル、それからブレーキ、大きく影響しますよね。
踏み加減というのは、教習所の、ごめんなさい、先生、松下先生、中型と大型ではブレーキの踏み方とか、踏みしろとか感覚は相当違うものですか?
そうですね、教習中でありますと、人が乗っておりませんので、なかなかその感触というのは難しいですけれども、車自体の重さがもともと違いますので、やはりそこから踏み方っていうのは、ちょっと変えていかなきゃいけないですね。
なるほど。
そして違いはほかにもあるんです。
こちら、ご覧いただけるでしょうか。
練習用のポールがある縁石の隣からバスを、ハンドルをいっぱいに切りながら、大型バスを発進させてみます。
するとバスの後輪から後ろが大きく膨らんでいまして、練習用のポールに接触しました。
オーバーハング、つまり後輪からはみ出す部分が非常に大きいんですね。
小回りが利かないということですね。
これ、松下さん。
運転免許としては同じものなんですか?
今は違いますね。
大型免許と中型免許と、この場合は、大型2種免許と、中型2種免許ということになっております。
今は違うということは、いつごろまでは同じだったんですか?
平成19年までは、こちらを大型バスという形で使っておりました。
ということは、その前に免許を取っている皆さんは、運転、長年中型しか運転していなくても、大型が運転できるということになっているんですね。
そうですね、トラックも同じなんですが、以前、昔取っておられる方というのは、これで大型ということになっていました。
なるほど。
ですが、実際には求められる技量っていうのは、かなり違うものなんでしょうか?
そうですね。
先ほど、前から見ていただいたと思うんですけれども、前から見たら、本当、あんまり変わらないという状況ですけれども、車の長さですね、長さとあと、先ほどホイールベースという話が出ましたけれども、前の長さが違うことで、かなりやっぱり、訓練が必要になってきます。
この訓練というのも、やっぱり後輪、例えば左回りを回る場合であれば、後輪を軸に回転していきますので、どの辺りまで反対車線、対向車線に前に出さないといけないかと。
前に出さないと曲がれないかっていうのを、何度も何度も試すということを訓練していかないと、なかなかうまくいきません。
これはかなり時間がかかると思います。
松下さん、どうでしょうか、今回の事故を起こした運転手さんは、ずっと中型に乗ってらっしゃって、大型に乗って、2階の研修で、3回目から実車で4回目で事故を起こしたということなんですが、プロから見て、どうですか、この状況は。
普通は無理だと思いますよ。
場合によっては、そういう場合でも、企業さんによっては、半年研修をするという企業さんもございますので、そこから考えると、ちょっと2日ではというふうに思います。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
成定さん。
となるとですね、乗っている乗客としては、ドライバーが2回しか経験してないか、10年乗っている人か、それは分からないですよね。
おっしゃるとおりですね。
あとはもう会社、バス会社を判断をしていただくしかないということですね。
普通の会社で、バス会社であれば、十分な研修を積んでから。
普通の会社であればということで、例えばこれ、帝産観光バスというところなんですが、まず採用されるまでに、何回も研修が、実地のテストがあって、合格しても、その後、最低でも1か月ぐらいは指導員運転の下で、乗客を乗せて研修をして、通常の業務に加わったあとも、毎年シーズンが始まる前に、雪道の2泊3日の研修をすると。
さらに路線バスの会社なんかでは、通常の高速を走らない路線で何年か研修というか、普通にドライバーをやって、適正がある人だけ、高速を走らせる、そのぐらい厳しい仕事のはず。
そうですね。
あるいは路線バスの会社だと、50代半ばでまた小さなバスにおりるということもありますし、それから実車が始まっても、何台かバスが連なって走るときは、一番前と後ろに先輩を置いて、チェックをしながら教えていくということもありますよね。
それなのになぜ今回の会社でそれができなかったかということなんですが、2000年に規制が緩和されて、免許制から許可制に業態が営業するのに変わって、そこからバス事業者の数がほぼ倍増、今、して、約4500社、多くは零細で、保有台数が10台以下という状況のようですね。
そしてまた、同時に運転手さんも足りないということもあるんでしょう。
高齢化が進んでいて、現在、17%以上の運転手さんが60歳以上という現状に、成定さん、あります。
この国全体が高齢化しているのでということはもちろんあるんですけれども、やはりバス業界として、少し取り組みがいろいろ遅れてきたと。
例えば女性の比率が今、1.4%なんですね、運転手の、これは低い。
ただ、一方で、女性の運転手を雇おうと思うと、女性用の更衣室とか、ロッカールームとかを整備する必要があって、なかなかここまで二の足を踏んできた部分があるんで。
零細だからなかなかそこまで準備ができないということも、だから、長年続いた丸岡さん、男性社会みたいなものも背景にあると。
そうですね。
それも考えられますし、乗客はいわゆる運転手を選べないわけですよね。
そうなると、乗用車なんかで自動運転のそういう、今、開発とか進んでるんですけれども、商用車、バスとかでも、そういう危険運転装置が作動するみたいな、そういう開発をメーカーとかも、なんとか開発してもらえないかなと思うんですけどもね。
新しいものでは、世界的には、自動ブレーキの付いてるバスというのも出始めてますよね。
今、緊急時にほぼ自動的に止まるというのは、新車ではほぼ義務化をされているんですね。
ただ、技術的に古いバスに、コンピューターが付いていない車にあとから付けるというのは困難なので、今のところは新しいタイプが搭載されてると。
次のコーナーでそれをお伝えするんですが、日本のバスが非常に老朽化しているということが背景にありますが、もう一つ、そのどらいばーさんのはなしでいうと、先ほどのVTRの中で取材に応じてくれたドライバーさんのケースなんですが、こんなことがあるのかっていう話なんですけど、契約で運転してて、この方は、A社、B社、C社、3社で働いてて、1つの会社で働いていたら、こんな労務管理は行われないと思うんですが、会社またいで働いているもんだから、それぞれの日のインターバルが5時間、6時間で連続乗車をしてると。
これ、相当、おそろしいなと思うんですが。
そうですね。
これは法令がなかなか想定してなかった話なんですが、バスの運転手というのは、1日当たり7日、1週当たり、約1か月、28日当たりで時間が全部管理されているんですね。
ただこんなふうにまたがって勤務されてしまうと、もう。
1つの会社で働いていれば、ちゃんと管理されるものが、こういう携帯になると、野村さん、管理しきれないと。
そうですよね、先ほど辛坊さんからお話あったように、規制緩和があって、やっぱりそれによって、かなりこういった状況は生じているんだと思いますけれども、やっぱり規制緩和というのは参入の緩和なので、安全規制は緩和しちゃいけないわけですよね。
ですから、安全規制はむしろ強化されてきたはずなのに、それがなぜか、チェックされないできたということがやっぱり最大の問題じゃないかなという気がしますね。
おっしゃるとおりですね、五郎さん。
そうですね。
今度の場合は、やっぱり大きく構造的な問題と、それから個別の問題と、分けながら考えないといけない。
個別の問題を考えるときには、やはりこういう安全意識で会社も運転手もやってきた。
要するに根本的に人の命を預かってるっていう意識が非常に希薄だという感じがしますね。
そこをやっぱり直さないと。
そして構造的な問題はまた別の問題として、両方考えないといけないと思いますね。
さあ、その構造的な問題、バスの老朽化でこんなことも起きてます。
年末年始、全国各地で観光バスの火災が相次いだ。
いずれの車両も製造から20年前後が経過していたという。
バスに乗って古いなと感じることはないんで、少なくとも、内装なんかはきれいにしてるんだと思いますが、そのバスの老朽化で恐ろしいことが起きているのは、年末年始、バス火災が相次ぎました。
ちょっと映像をご覧いただきたいんですが、これは12月28日、去年起きた、池袋のバス火災映像なんですが、JR池袋駅近くの路上で停車中の大型バスから出火して、全焼しました。
たまたまお客さんを乗せる時間調整のための待機中だったんで、運転手さんは避難をして、乗客がいなかったんで、けが人はなかったのが幸いなんですが、このバスが実に製造から22年たってた。
22年?
成定さん、バスで22年っていうのは、普通の乗用車だと、ほとんどクラシックカーレベルの話で、あまりそこまで乗る人いないと思うんですけれども、どうなんですか?バスの場合は。
普通は、大手は12年たてばまず中古に出して。
大手は12年で中古に出す?
中小がそれを買っても、せいぜい15年とか6年とか、それぐらいだと思うんですけどね。
15年、16年というのは、最初からですか?
そうです。
ところがですね、今、どうなってるかといいますと、平均使用年数ですよ。
平均がどうなっているか、1995年ではおっしゃるように12.4年ぐらい。
ところが今ですね、17年と。
平均で17年。
年末年始に相次いだバス火災のほとんどというのが、国交省が2007年から2010年に起きた事故を調べてるんですが、このバス火災の不明を除くと、大半が点検整備不十分と整備作業ミスなんですよ。
これはバス火災だから、見た目に分かりやすいんで、統計が出てきますけど、ブレーキ故障なんか、見えないところでも、同じような整備作業ミス、点検整備不十分が当然ありうるということですよね。
普通に考えて、事故とか火災は、これ論外ですが、ちょっとした故障でお客様をお乗せしてて、バス動かない、これ、補償問題ですから、やはり常に新車を買って、常に整備、計画的に整備していくほうが、実は経営側としても得なんですね。
ただ、そこまで意識が回っていない中小零細の経営者がいるっていうことなんですよね。
そして大きな事故が毎年のように起きます。
大きな事故が起きるたびに、規制は強化されています。
代表的なのは2012年の関越自動車道のバスの事故のあとには、運転手さん1人が運転できる距離が短縮されたりと、ところが、今回の監査でもそうですけれども、成定さん、事故が起きて、監査をすると。
それ、先にやっといてもらわないとと、素朴に思うんですが。
おっしゃるとおりですね、その監査の仕組み、どういう優先順位をつけていくのかというのがすごく重要な課題です。
ただ、先ほどの規定の見直しの中で、一つ私が注目しているのが、運賃料金制度が一昨年から改正された。
タクシーと同じように、距離と時間でお金を頂けるようになったので、以前より、法令を守れば、ちゃんと正しい運賃が取れるようになっています。
あとはそれを今、車両や特に運転手不足の傾向ですから、運転手の待遇改善に回していかないと、運転手から選ばれなくなったバス会社というのは、働き手がいなくなって、いわゆる人手不足倒産というリスクがあります。
そこまで経営者が意識をすることが重要だと思いますね。
というと、今回の事故の中で、旅行会社のほうがバス会社のほうにかなり安い値段で運行を引き受けるようにという問題ありましたよね。
これ、ツアーですから、私たち申し込むのは、実は旅行会社で、旅行会社はどこの運転手やどこのバス会社に頼んでるのかっていうのは、私たちは分からないんですよね。
そこのところしっかりしてもらわなきゃいけない気がするんですが。
おっしゃるとおり、青山さん、おっしゃるとおり、お客様が旅行ツアーに申し込むタイミングで、これ、高速バスの場合はバス会社が自分でやってるのでバス会社は分かるんですが、旅行ツアーの場合は、旅行会社に申し込みます。
そのタイミングでなんらかの形でバス会社のせめてレベル、できれば会社名を伝えるようにしたいですよね。
もう一つはやっぱり、この安売り競争みたいになってる、そうすると安い分だけ、それはどこかで無理があるってことも考えなければいけないってことで、今度の場合はやっぱり、シートベルト、自分の身はやっぱり自分で守るっていうことも必要なんだなということを、ちょっと痛切に感じますね。
やっぱり長年続いたデフレスパイラルのようなものは、人の命を奪う、丸岡さん、事態にまでなってきているという、日本の構図ですよね。
ことですよね。
先ほどVTRにもシートベルトの問題、出ていましたけれども、例えば、飛行機だとシートベルト一人でもしてなかったら出発しませんよね。
例えば、バスでもやはり運転手さんがこれから点検して、1人でもシートベルトを締めていなければ、このバスはもう出発しませんよぐらいの、そういうところまでいかなきゃいけない。
おっしゃるとおりで、事故率を考えると、飛行機よりは高速バスのほうがリスクははるかに高いですから、そこでシートベルトの点検が行われていないというのは、考えてみればありえない話ですね。
そうですね、もう本当にバス会社、あるいは運転手自身の立場を守るためにも、義務かどうかは別にしても、
あすから記録的な強い寒波が日本付近にやって来ます。
西日本や日本海側を中心に、大雪や暴風、厳しい寒さに警戒が必要です。
交通機関にも影響が出そうですので、十分に警戒してください。
では、きょうの全国のお天気です。
西日本は雨や雪が降りやすく、北陸や北日本では、雪が強まる所もあるで症。
関東も夕方から、雪や雨が降りそうです。
続いて週間予報、初めに北日本と東日本です。
日本海側を中心に雪が降りやすく、来週の前半にかけて日本海側では大雪となるでしょう。
風も強く、荒れた天気になりそうです。
西日本です。
日曜日や月曜日は太平洋側でも大雪に警戒が必要です。
平野部でも雪の積もる所がありそうです。
朝晩を中心に厳しい寒さとなるでしょう。
月曜日の朝は西日本でも水道管が凍結する所がありそうです。
水抜をするなど、対策を取ってください。
以上、お天気でした。
さあ、きょうのゲスト、丸岡いずみさんが、新刊を出されました。
ひとたらしという。
帯に、八方美人でいいんですと書いてありますが。
さあ、この本は?
そうなんですよね、人になかなか話を聞いてもらえないと悩んでいる人たちに、何かヒントになればいいなということで、私のこれまでの仕事人生の失敗談が満載の本となっています。
就活中の学生の方や、あと、プレゼンがなかなか通らないとか、そういうので悩んでらっしゃるサラリーマンの方にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。
元気出ます。
元気、出ます。
やっぱりね、
新たな東西冷戦とも呼ばれるウクライナ内戦。
2016/01/23(土) 08:00〜09:25
読売テレビ1
ウェークアップ!ぷらす[字]

大寒波襲来…災害レベルの大雪に警戒▽甘利大臣に“金銭授受”疑惑報道…政権運営に影響は?最新情報▽軽井沢スキーバス事故監視カメラ映像から事故原因を検証

詳細情報
出演者
辛坊治郎
森麻季
増井渚(読売テレビアナウンサー)
【ゲスト】
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
丸岡いずみ(フリーアナウンサー)
野村修也(中央大学法科大学院教授)
成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
青山和弘(日本テレビ放送網報道局国会・官邸キャップ)
蓬莱大介(気象予報士)
番組内容
約40年ぶりの大寒波襲来で23日〜25日、災害レベルの大雪に警戒が必要です。蓬莱気象予報士が詳しく解説します。▽甘利経済再生担当相の“金銭授受”疑惑報道を受け、本人はどう説明するのか。また政権運営への影響は?最新情報をお伝えします。▽大学生ら15人が死亡した長野・軽井沢スキーバス事故。事故直前のバスを捉えた監視カメラの映像などをもとに原因を検証。バス事故が頻発する背景は?対策は?
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