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中国人乗換客2人が密入国から4日後に発見、仁川空港の「セキュリティ」に穴

中国人乗換客2人が密入国から4日後に発見、仁川空港の「セキュリティ」に穴

Updated January. 26, 2016 07:56

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仁川(インチョン)空港を経て中国に向かうことになっていた乗換客2人が、旅客ターミナルの警備がずさんな隙を狙って、韓国国内に密入国したことが、後で明らかになった。

25日、仁川空港公社などによると、21日午前1自5分ごろ、中国人A氏(31)とB氏(31、女性)は、仁川空港3階の出国エリア3番ゲートの出入り口の施錠装置を壊して、ターミナルから抜け出した後、姿を消した。彼らは米ハワイでの観光後、20日午後5時40分ごろ、ホノルル発の飛行機で、仁川空港に到着した。当初の予定なら21日午後8時17分の中国北京行きの飛行機に乗る予定だった。

彼らは、乗換セキュリティ検索を受けた後、仁川空港旅客ターミナル3階の出国エリアへと移動し隠れて、飛行機に乗らなかった。その後、法務部仁川空港出入国管理所の職員が退勤するなどしてセキュリティが緩くなると、出国エリア3番ゲートの出入り口の施錠装置を壊して、空港から抜き出したことが、調査の結果分かった。

しかし、乗換区域や出国場を監視するセキュリティ警備隊が、施錠装置が壊されているのを目にしたことで、彼らの密入国が発覚したという。法務部は彼らの航空機搭乗記録が検索できなかったので、調査を依頼し、仁川空港公社はターミナルに設置された防犯カメラを分析して、彼らの行き先を確認した。