当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫「報道ステーション」です。
こんばんは。
今日は10時20分過ぎにはサッカーの中継があるんですね。
オリンピック予選の準々決勝日本対イランということで非常にニュース時間が短い中でなんとか、できる限りお伝えしていこうと思っております。
まず初めにお伝えするのは甘利大臣ですが1週間以内には記憶を確認してお話できると思うというようなことをおっしゃいました。
この7日間という時間の幅は一体何を意味してるんでしょうか。
≫安倍内閣の屋台骨を支える甘利大臣の政治とカネの問題。
「週刊文春」のスクープが報じられてから一夜が明けた。
≫なぜ、1週間なのか。
来週金曜日から予算委員会が始まる。
その翌週にはニュージーランドで≫甘利大臣の政治とカネの問題。
国会審議に影響が出始めている。
安倍総理の施政方針演説や甘利大臣の経済演説が行われる衆議院本会議。
野党が、甘利大臣に金銭の授受をめぐる事実関係を説明するよう要求したため開会が1時間遅れた。
与党席から拍手が起こる中甘利大臣が姿を見せた。
一方、野党席からは…。
≫大臣席の甘利大臣は1人だけ、終始厳しい表情だった。
そして、甘利大臣の演説の順番が来ると民主党などの野党議員は本会議場を出ていった。
甘利大臣が今日の時点では説明が難しいとして応じなかったからだ。
甘利大臣はこの様子を険しい表情でじっと見つめていた。
そして、演説の冒頭では…。
≫昨日発売の「週刊文春」が報じ国会でも追及されている甘利大臣の疑惑を整理する。
千葉県内の建設会社とUR都市再生機構のトラブルが発生する。
2013年、この建設会社の総務担当者で顧問ともされる一色武氏という人物が甘利事務所に相談。
建設会社にはURから補償金が支払われる。
お礼として一色氏は甘利事務所で秘書に500万円を大臣室で50万円を甘利大臣に直接渡したという。
その後、再びトラブルが起き2014年今度は甘利事務所で一色氏は甘利大臣に直接、50万円を手渡したとされる。
今日の会見では…。
≫今回の件以外にはない。
では、今回はどうだったのか。
大臣室などで建設会社から直接50万円を受け取った疑惑そのものについて甘利大臣は今日も否定しなかった。
≫甘利大臣はこのあとダボス会議出席のためスイスに発つ。
この週末、日曜には沖縄の宜野湾市長選が控える。
来週は国会日程を見ると野党からの追及にさらされることになる。
特に29日から予定される予算委員会がポイントになりそうだ。
≫来月4日ニュージーランドで行われるTPP署名式。
政府・与党は大筋合意の立役者でもある甘利大臣が出席するとしている。
しかし、自民党内から進退論が出ている。
≫疑惑は本当なのか。
当事者から直接話を聞こうとするが全く我々から姿が見えない。
それでも更に取材を進めていくとカメラ取材は断られたが事の一端が見えてきた。
千葉県の建設会社の顧問とされ甘利事務所との間に入った今回の告発者、一色武氏。
キーマンの彼になんとか話を聞けないか。
今日も自宅を訪ねてみたが…。
応答はなかった。
≫一色氏は自ら会社の経営もしています。
その目的を見ますと不動産、土木建築旅館、旅行代理店飲食店などとなっています。
≫会社の所在地を訪ねてみたが存在したのはごく普通の一軒家。
取材の応じた男性は一色氏とは全く無関係だとした。
近所で話を聞くと…。
≫自宅も会社も神奈川県内にある一色氏。
甘利大臣の選挙区も神奈川県だ。
なぜ千葉県内の建設会社とつながるのか。
一色氏を知る千葉県内のある関係者から話を聞くことができた。
この関係者は実は、2011年から建設会社とURの間に入ってトラブルの解決を図っていたのだ。
そこへ一色氏が現れた。
≫その後、一色氏はこう話してきたという。
≫実際、おととし4月船橋市内で後援会支部の発足式が行われこの場には甘利大臣自らが出席したとこの関係者は語った。
ただ、この支部が正式なものなのかはわからない。
一色氏が顧問を務めていたという千葉県内の建設会社も訪ねたが。
≫社長の携帯電話を鳴らしてみたが…。
≫留守番電話に接続します。
≫一色氏とやり取りをしていた甘利事務所の秘書にも話を聞こうと、地元の事務所や自宅を訪ねたが、我々はその姿を確認できなかった。
甘利大臣は、記憶の確認をして来週中に事実関係を公表するという。
≫今、ライブ映像羽田が映っておりますが甘利大臣は、このあとスイスのダボス会議へ向かいます。
1週間記憶の検証を行うと限られた時間でおっしゃっていますからダボスに行ったら行ったで忙しいと思います。
もちろん短時間で日曜日中には戻ってこられるというふうに聞いていますけども。
そして、今日は甘利さん一辺倒なニュースでお伝えしましたが安倍総理の施政方針演説があったわけで。
そのあと、憲法改正に関しては最後、ひと言触れたのみでした。
勝手な印象としては参院選を経て本気でやろうとしてるからこそ逆に、パッと最後の最後のひと言かなと思ってしまいましたけど。
次のニュースまいりましょう。
≫軽井沢のバス事故についてなんですがこの事故原因はなんだったのか。
番組宛にたくさんのベテラン運転士の皆さんからいろんなご指摘をいただいています。
当然、あらゆる可能性があるわけなんですが、私たちは取材の中でどうもこういうことだったんじゃないかということに行き当たりました。
こちらをご覧ください。
事故を起こしたバスは6速まであるマニュアルシフトのバスでした。
このときにニュートラルというのはこの、横一線上。
つまり、どのギアにも入っていないという状態を指すわけなんですね。
これは、1つの仮説に過ぎないんですけれども。
このバスは、5速に入っていた。
この状態で事故直前の下り坂に差し掛かります。
当然、どんどんスピードが上がっていくわけです。
運転手さんは低速ギアに切り替えてエンジンブレーキをかけようとします。
しかし、スピードが上がりすぎてしまっていて低速ギアに切り替えられない。
そして、ニュートラルの状態のままになっていたんじゃないか。
こういう可能性に行き当たったわけです。
≫転落したバスについて、今日新たにわかったこと。
警察が、バスの運行記録計を分析したところ転落直前時速80キロ前後の速度が出ていたというのだ。
実際に、同じルートを何度も走ったことがある観光バスの運転手を取材した。
≫事故があったのは国道18号、碓氷バイパス。
バイパスの起点からなだらかな上り坂が14kmほど続き入山峠を上りきったあと初めて下り坂に切り替わる。
その入山峠から1kmほど下ったところでバスは転落事故を起こした。
≫普通車の十数倍も重量がある大型バス。
下り坂で減速するのは簡単ではない。
フットブレーキだけでなくギアを低速に落としエンジンの出力を落とすエンジンブレーキも併用するというが…。
≫警察の検証の結果バスのギアがニュートラルだったことはすでにわかっている。
ニュートラルの状態ではエンジンブレーキも補助ブレーキも利かなくなる。
多くの若者の命が奪われた事故から今日で1週間になる。
≫当然、義務付けられていないんですよね。
ドライブレコーダーの設置もそれからデジタルタコグラフも。
ですから結果解明は遅れるわけですね。
詳細がまだわかっていない。
≫教科書の出版社が検定途中の教科書を教員たちに見せていた問題です。
会社の数は12社に上ることがわかりました。
≫文部科学省の調査によると2009年度から6年間で小中学校の教科書を発行する22社のうち、12社が校長や教師ら延べ5147人に検定中の教科書を見せていた。
そのうち10社が延べ3996人に謝礼として最高5万円の現金などを渡していた。
半数以上は最大手の東京書籍だった。
≫一方教科書を採択する権限を持つ教育長や教育委員に中元や歳暮を贈っていた社もあった。
文科省は、教育委員会を通じて教科書の採択などへの影響がなかったか調べることにしている。
≫核開発の制限が確認されたイラン。
日本政府も今日、イランに対する制裁の解除を決めた。
≫人口8000万を誇る資源大国イランへの日本企業の進出を後押しする考えだ。
一方、テヘランにあるサウジアラビア大使館襲撃をきっかけに悪化するイランとサウジアラビア関係。
イスラム協力機構は21日緊張緩和に向け緊急の外相会議を開いた。
この席で、イラン側から関係修復を模索する発言があった。
≫しかし、会議ではサウジアラビア主導で襲撃を非難する声明が採択。
ロイター通信によるとサウジアラビア側はイラン政府は襲撃を止める手立てをほとんどとらなかったと批判したという。
≫ロシアの元情報機関員リトビネンコ氏が2006年、亡命先のイギリスで放射性物質のポロニウムを投与され殺害された事件。
イギリスの独立調査委員会が21日プーチン大統領が暗殺を承認していた可能性があるという報告書を公表し波紋が広がっている。
≫イギリス政府は実行犯とされるロシア人2人の資産を凍結すると明らかにした。
ロシア側は報告書の内容に強く反発。
ロシア大統領府は可能性があるというばかりでうわべだけの調査だと指摘し両国の関係を害するだけだと批判した。
アメリカ政府もロシアを牽制している。
≫売り相場から一転株価が900円以上値上がりした。
ヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁が追加緩和の可能性を示唆。
株を買い戻す動きが広がった。
ただ、中国経済や原油安という問題は何も解決していない。
市場では、株価が再び急落するいわゆる二番底を警戒する声も出ている。
≫教科書業界の多くが教員、先生に見せているというそれも事前に。
これは、より文部科学省の圧力とも指導とも取れるようなそういうものに対して言いなりになっちゃうんじゃないかという怖さを感じますけどね。
林さん、寒波に関してお伝えしていただけますか?≫この週末の天気のポイント2つあります。
まず、明日関東でも雪ということで月曜日ほどではないんですが夕方から夜にかけて積もるところもありそうです。
ただ、これ以上に心配なのが日曜日なんですね。
西日本では災害級の大雪になる恐れがあります。
この原因が過去最大クラスの寒波です。
平地でも大雪になるほどの寒波が西日本を覆っているんですよね。
九州や四国ではこれまであまり経験したことのないような大雪になるかもしれません。
このためさまざまな影響が考えられます。
交通の混乱によって物流が止まってしまったり停電も心配ですよね。
明日のうちに万全の備えをして日曜日は不要不急の外出を避けたほうがよさそうです。
≫お伝えするニュースがすごく短いんですがいよいよスポーツ関連を伝えたうえでですね。
≫時間がありませんので急いでお伝えしていきます全豪オープン錦織選手、勝ちました。
3回戦の相手はスペインのガルシア・ロペス選手激闘となりました。
錦織選手も一番タフな試合だったと話していましたがベスト16進出です。
続いて、大相撲。
ここまで全勝大関・琴奨菊日本の力士としは10年ぶりの優勝を目指します。
今日は、豊ノ島に敗れ初黒星です。
取組後、支度部屋で大きな声を出していたそうです。
白鵬が並びました。
これで12勝1敗と並びました。
優勝争いがわかりません。
時間がありませんのでサッカーにいきましょう。
リオオリンピックのアジア最終予選。
負けたら終わりの準々決勝です。
現地にいる松木さん、中山さんそして、進藤アナウンサーお願いします。
≫しびれる緊張感を抑えるように選手たちはすでに選手だまりにやってきました。
実に20年ぶりの一国集中開催。
短期決戦のオリンピック最終予選もついに佳境。
一発勝負の決勝トーナメントに入ります。
ここまでの厳しい戦いを勝ち抜いた8チームの中でオリンピック出場権を獲得できるのはトーナメントの上位3チームだけ。
この準々決勝の勝者はオリンピック出場に王手をかけ、敗者はカタール・ドーハから去ります。
リオデジャネイロオリンピックアジア地区最終予選日本対イラン。
放送席の解説は松木安太郎さん中山雅史さんです。
どうぞ、よろしくお願いします。
日本代表の選手たちにかかっています。
この選手たちにとっては今日は鬼門ともいえる一発勝負の準々決勝です。
チーム結成最初の大会になった2年前の22歳以下アジア選手権で敗れ9月の韓国、アジア大会でも敗れました。
更にこのメンバーの半数以下では19歳以下のアジア選手権ではワールドカップをかけた一戦で敗れ、世界を逃す気持ちを体感してきました。
松木さん、更に言うなら今日の対戦相手のイランも日本は19歳以下今日のメンバーの多くが戦って1分けして1敗、勝ててない相手でもあります。
いろんな、プレッシャー怖さとの戦いでもあると思います。
≫ただ、そういったところは頭から外してグラウンドで精いっぱい戦ってほしいと思います。
≫中山さん、手倉森監督が悔しい思いをしてきた世代だからこそ反骨心、その可能性を信じていると話していました。
≫しびれるような試合をものにする勝ち抜くことによって自信になり力になりますのでその力をもってA代表のほうも押し上げてもらいたいですよね。
≫今日の相手イランは年齢制限のないA代表でも最新のFIFAランクでは日本の上をいきます。
日本、イランアジアを代表するにふさわしい両チームがぶつかります。
日本は今日は中2日グループステージ3戦目からメンバーの先発8人を代えてきました。
松木さんまさにフレッシュなメンバー一体となって戦うということですね。
≫そうですね。
この大会で監督がずっと言ってました。
やっぱりコンディションのいい選手を使いたいということで楽しみです。
≫世界に挑戦するかどうかが決まる決勝トーナメントがいよいよ始まります。
今こそ、苦しんできた壁を越えるときです。
6大会連続のオリンピックへ向けて絶対に負けられない日本。
相手は40年ぶり、4度目のオリンピックを目指すイランです。
日本、イランが初めて2016/01/22(金) 21:54〜22:25
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
“甘利大臣問題”の最中…安倍総理が施政方針演説▽“最強寒波”が▽古舘伊知郎
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
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◇おしらせ
☆番組HP
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※放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
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