この男はアフリカ54か国を巡りそこに住む日本人全員に会いに行くという壮大な企画に挑み続けてきた
自分ら黒人ってさ酔うたら日本人とか赤なんねんけど何色なんの?
思ったことは何でも口にしながらここまで21か国を制覇!
総勢51人の日本人と巡り会ってきた
そんなせいじの旅に2016年新展開が!
あの〜
奇跡のコンビで夢の旅が実現!
そして2人が向かったのは…
(せいじ)ジャパニーズこんなスラムの路地裏に住む?
ただならぬ空気が漂うこんにちは
そこでたった一人の日本人女性と出会う
えぇ〜…始まりました世界の村で発見!こんなところに日本人本日もよろしくお願いしまーすよろしくお願いしますどうよ?こう姉ちゃんとテレビに出ることあんの?ちょいちょいちょいちょいね最近でもご無沙汰だったよね久しぶりだったね家帰ってこれがいんねやろ?楽しいですよ10個ぐらい離れてるんでしょ?
(キムラ)10個下の?10個下でへぇ〜お会いしたいですね妹にですか?やめとけやめとけお前それ言うたらまた怒られんでさぁということで今回の日本人探しなんですけれども2人で行って頂いたんですけどこの人になんで行かせてんというどうなんのか全く分かりませんけどさぁ早速VTRご覧頂きましょうどうぞ
日本からはるか1万3000km
飛行機で26時間アフリカ大陸
アフリカントラベラー新年1発目のごあいさつは?
いきなり大激怒!!
年は変わってもその物言いは変わらないようで
その後も怒りは収まらず…
愚痴を言い続けること10分
どうぞ!
大物ゲストの正体は事務所の先輩なんやねんこのツーショット!救いないやん!
ジミー大西といえばあの岡本太郎に絵の才能を認められ画家としても活躍中
そんな超天才の原点は…
とにかく予測不能な超天然ぶりにあった!
せいじとはこれまであまり接点はなくロケをするのは今回が初めて
へぇ〜!よろしくお願いしますえっ?テクノカット長いっすね
異物どうしの組み合わせ…
今回の日本人女性はペンバという町にいるという
到着したマプトからは飛行機で行くのが一般的だというがこの日は便がなく足止め
しかたなくいや嫌味じゃない…狭くなりますけども
(せいじ)乗りましょうかこれ
のっけからボロクソに言うせいじ
これがジミーの盗みたかったことなのか?
貝はもう昔
(せいじ)なるほど解熱剤…ハハハハッ
不毛な会話をしながらマプトの市街地へ
人口200万
ポルトガルの植民地だった18世紀貿易の拠点として栄えた
現在は雨季だが近年異常気象で雨が降らず猛暑が続き…この日も35℃
さらに5分ほど走ると…
この国最大級の青空マーケット・シケレニ
庶民の台所として多くの人でにぎわう
(せいじ)うわっすごい!
(せいじ)マンゴーこれ
(せいじ)このマンゴーってどれぐらいするんやろう?
(せいじ)お願いしまーすいきますねうんこれおいしいおいしいいやそれがマンゴーそれがマンゴー
和気あいあいとしていたのはここまで
さっきのテンションはどこへやらびびるジミーを先導する旅の先輩・せいじ
さらに市場の奥へ進んでいくと…
(せいじ)すごいすごいすごい
こんな店アフリカ通のせいじにとっても初物
(ジミー大西)うわっ何?これ
ここはモザンビークで信仰されている呪術の道具を扱う店
店先に並んでいるのは木屑や葉っぱ・動物の足など正体不明の怪しいものばかり
これらを煎じて飲んだり家に飾ると怪我や病気・悩み事や願い事も解決するという
それを聞いてジミーは…
で奥から取り出してきたのは…ただの棒
今度は怪しい包み紙が…
数種類の木の根を砕いたものでお湯に煎じて飲むらしい
すぐに試してみたいとこの日のホテルへ
お湯を注ぎこしてみると…
(ジミー大西)ええ色出てるじゃないですか
(せいじ)ええ色やなええ色やなえっ…
お手本にしたいと思っていたせいじの感想を聞いてみた
せいじ君のあとをついてって…おはようございますおはようございます騙されたね
日本人女性がいるのは首都・マプトから北東に1,700km行ったペンバ
飛行機で2時間半
しかしあれやね…そうですそうですイライラしてる超イライラしてる
モザンビーク北部の町・ペンバ
人口は20万
インド洋を望む港町として栄え魚介類はもちろん気候もよく農作物も豊富に取れる
日本人女性はこの町のナティティという地区にいる
陽気なドライバーとナティティ地区を目指す
すると出発早々…
ドライバーオススメの海沿いの道をチョイス
(ジミー大西)気持ちよさそうやな
(せいじ)あの船気持ちええで
モザンビーク一美しいといわれるウィンベビーチ
日本人女性もここなら来たことがあるかもと…
さっさとビーチを引き揚げ…日本人女性が住むエリアを目指しタクシーで20分
なぜかナティティの手前で降ろされた
だからカメラとか財布パスポート…えっウソ!?ナティティ地区ガラ悪い最悪や
時刻は12時半明るいうちになんとか日本人女性を捜し出したいところ
ナティティ地区に着いたものの2人の足取りは重い
そんなそんな…
日本人女性が住む
定職に就けず貧しい生活を余儀なくされている人々が多く暮らす地域で治安の悪化が問題視されている
(せいじ)建物とかが全くここから変わんのよね掘っ立て小屋みたいになってさ
(キムラ)ドキドキしますねこれこれは…ここでもほんま
これまでのはしゃぎっぷりはどこへやら…
ジミーから笑顔が消えアフリカに慣れているはずのせいじですら緊張を隠せない
勇気を振り絞り別の人に
ただならぬ雰囲気に包まれたナティティ地区
日本人女性はさぁということで今回日本人探しに行って頂きましたジミー大西さんですどうぞー!
(スタジオ内拍手)
(スタジオ内笑い)あのVTRでおっしゃってましたあれはほんまなんですか?ジミーさんから「行きたい」っていういやあの〜僕からほんとに頼んだんです「ブッキングしてくれへん?」いうてどうですか?実際テレビで見てるままでした?せいじはもうまままま?どこでもね「きれいですね〜なんとかですね〜」って入りがね旅としてはどうやったんすか?楽しい旅やったんすか?そらもうめっちゃくちゃ楽しかったわえぇ〜ちょっと待って…
2人はさらにスラムの奥へ奥へ
さぁではこのあと実際会われていかがでしたか?せいじさんもうちょっと…ほんまによく分からない人えっ?
(せいじ)不思議な人やったわジミーさんもしゃべられたんでしょもちろんしゃべりましたよいかがでしたか?いやしゃべってたんですけどもそのキャー!ワー!
(スタジオ内騒然)バーンいうそればっかり気になってめっちゃ引っ張りますやんあぁそうですかさぁ一体どんな日本人女性が住んでおられたのかご覧頂きましょうどうぞ
モザンビーク・ナティティ地区というスラム街にやって来たせいじとジミー
その後も根気よく聞き込みを続けていると…
どうやら日本人女性は「メイ」と呼ばれているようだ
(せいじ)メイ
(ジミー大西)メイ
人一人がようやく通れる脇道に入り…
なんかどっか変なところに連れていかれそう
迷路のような入り組んだ路地裏を奥へ奥へ進むと…
(せいじ)えっ?何?ここ
家の入り口らしき扉が
(ジミー大西)榎本恵さん?はいはい
モザンビーク・ナティティ地区に住むたった一人の日本人女性榎本恵さん42歳
なぜここに暮らし何をしているのか?
まずは生活ぶりを見せて頂くことに
(榎本)どうぞ
(ジミー大西)ちょっとほんなら…あぁ〜ちょっと待ってくださいよこれがキッチンですか?
(榎本)キッチンは外です全部基本全部盗まれるんや夜は全部中に入れます洗濯物も盗まれるのでいすとかも全部入れますようそんな地獄で生活すんなぁほんま
(榎本)電気つけますね独身やで見て見て見て見て子ども用のビーサンが片っぽだけあるもんやばいすごいなこれ何ですか?これたぶんねおねしょの跡だと思いますあっ汚いから触らないほうがいいです子どもがたくさんおるって…大体ですよ家族が17〜18そうですそうですそうです
居候先の家族は家長のお母さん・アナさんを筆頭に7人の子どもと7人の孫・ひ孫・親戚を含め4世代
その一家と寝食を共にしている
僅か畳4枚ほどのエアコンもないこの1室が恵さんの居候部屋
(榎本)出たほうがいい
(せいじ)兄さん行きますの?ちょっと行ってきますわ俺よろしいわもう
(ジミー大西)わお!
(榎本)気をつけてくださいねこれがお手洗いでこっちで水浴びをする…これシャワー?シャワーというかバケツに水くんできてコップで水浴びをする
(ジミー大西)ここがトイレなってるんや
(榎本)はいお手洗いです
現在独身大家族の家に居候している恵さん
そうですねでも
恵さんは単身この地にやって来てたった一人で今の活動を始めたというのだがそこまで己の身を捧げる理由とは?
モザンビークのスラム街・ナティティ地区に住む榎本恵さん
彼女が生まれたのは1973年福岡県北九州市
そこを飛び出し日本から1万3000km離れたモザンビークのナティティに
そしていかにして17人の家族と暮らし教育活動を始めたのか
その人生とは…
(榎本)そうですね今日はもう…昨日とかもまだ今日とかは音あまりしてないですけどすごいお酒を飲んでる人たちがたくさん…地酒とかの日本で言うところのどぶろくみたいな
恵さんが住むナティティは低所得者や職を持たない人が多く住むエリア
昼間から酒を飲み泥酔する人も多く自分の身は自分で守らなくてはいけないという
やっぱそうや家もう出ない?出ないです大体何時?そうでしょ?そうです
1975年ポルトガルからの独立を果たしたモザンビーク
その後も政権争いによる内戦が20年近く続き経済発展は大幅に遅れた
しかしもともと石炭や天然ガスなどの豊富な資源がありそれに目をつけた外資系の企業による開発が近年急激に進んでいる
だが豊かになるのは上層階級の一部のみで農村やここナティティのように貧しい人たちとの差は広がり続けている
モザンビークを恵さんが初めて訪れたのは39歳の時
当時コンサルティング会社を経営
ある会社が新規事業を起こすというのでサポートのためこの国へ
その時衝撃的な現実を目の当たりにしたという
大変やねなぜか私はその時に言葉が分からなかったから何て言ってんのか聞いたら
教育の行き届かない貧しい地区の子どもたちは公用語を話せない
しかし「お金ちょうだい」という言葉だけはしっかり覚えている現状にこれまでにないショックを受けた
無教育の連鎖みたいなものが起きているわけですよここがまさにそこの土地だと思います
(榎本)そうですそうですそうですこれはきついね
誰かが立ち上がらなければ子どもたちの未来は決して明るくはならない
恵さんはいてもたってもいられなくなり…
それからもうすぐそこには私のやる事があるっていうふうにはすごい思いました
帰国後すぐに自分の会社を畳み2013年この地へ戻ってきた
例えばですよ子ども達にだから結局結局やっぱり…分かります
ナティティに移住しまず取り組んだのが…
ゴミはゴミ箱へ
日本では当たり前に学ぶルールや秩序といった道徳教育
恵さんは子どもたちと一緒に暮らしながら1つ1つ指導していったという
するとしばらくして活動に賛同者が現れた
この町出身のナジャさん28歳
ミュージシャンとしての顔を持ち子どもたちに無償で音楽を教えている
実は居候先はナジャさんの実家
公私ともに今ではすっかりお世話になっているんだとか
このあと恵さんの活動に深く感動!
ジミー大西画伯が一肌脱ぐ!
これいいじゃないですかいい!
モザンビークのスラム街で貧しい子供のため教育支援をしている榎本恵さん
この地に移住して3年
活動資金に充てていた貯金は底をつき今は助成金を募りなんとかしのいでいる状態
それでも彼女がここに居続ける理由とは…
よく日本でも「夢って何?」とか聞くわけじゃないですかこっちで聞くとビクッてしてそんな事聞かれた事がない子達が多くて今を生きるのが一生懸命だから先のことなんてあんまり考えてないわけですよ
(榎本)その日は何も答えないんだけどしばらくした数日後とかに来て「何になりたい」とか「大統領になりたい」とか言う子もいるんですけどでもそういうふうに自分の先のことをイメージしてくれるようになったりとかしたのがすごい自分の心の支えだったと思います
小さな変化でもその1つ1つが力をくれる
そんな子どもたちを一人でも多くと恵さんは新たなる大きな一歩を踏み出している
えぇ〜すご〜い
(せいじ・ジミー大西)えぇ〜?
(榎本)川になって全部ゴミが流されていくんですよ
(せいじ)すごいな
家から歩いて5分町外れの土地を購入した
(ジミー大西)途中なんですって
(せいじ)予定はいつですか?
(榎本)もう学校は始めたりとかはしてるんですけれども電気配線途中なので電気配線をやってから電気会社との契約だけどそれがいつになるか分かんない
造り始めて1年たつが完成にはまだ半年以上はかかるという
校舎は建設中だが英語や音楽などの授業はすでに始めている
イングリッシュ
(榎本)Apple
(子どもたち)Apple
子どもたちのために身を投じる恵さんの姿を見て
そこにあるベニヤ板とペンキを使って寺子屋の看板を描くという
おぉ〜!へぇ〜!ナイス!これはいい
迷いなく豪快に文字を描いていくジミー大西画伯
「行く」という…GO?
(ジミー大西)GOやからねこれジミーちゃんのってきちゃったのっちゃった
やはり筆を持つと芸術家の血が騒ぎだす
(せいじ)完全に乗っちゃったねこれ
(ジミー大西)ごめん…やっちゃったやっちゃったやっちゃった
(せいじ)これは乗っちゃったこれはやばい乗っちゃった
(せいじ)丸を見つけた!最後の丸!最後の丸!最後の丸や!
(ジミー大西)あぁ〜乗っちゃった乗っちゃった乗っちゃったよ
(拍手)
(ジミー大西)ありがとうございました
寺子屋の「子屋」をGOと矢で表現したジミー大西
矢!そうなんです分かりました?ありがとうございます
(キムラ)あの看板でみんな色んな人が寄ってきていろいろ造ってくれたらいいですねあの寺子屋を
(ジミー大西)みんな…みんなで
偶然訪れたアフリカ・モザンビーク
40歳で人生の転機を迎え移住した恵さん
どうしていきましょう?寺子屋言ったら私が教えていくっていうふうにやるよりもここの辺に住んでいる若者たちがやりたいように活用してくれたら一番ベストだとは思ってますほんまもうあれやね僕もひとごとや思てお兄さんこれ大変ですよ
(ジミー大西)大変ですけどほなお疲れさまでした
(口々に)ありがとうございましたくれぐれもトラブルに見舞われないように気をつけてくださいはいありがとうございます俺らはもう早々に立ち去りましょう帰りましょうこんなもんすぐ帰りたいわお疲れさまでした!お疲れっした!すごく前向きでガッツありますね
モザンビーク共和国・ナティティには…
子ども達の未来のため人生を捧げる日本人女性がいました
(スタジオ内拍手)僕同い年ですけどあそこに住まんでもええやんと思うけどねほんとあそこに骨うずめる気なんですかね?あの人が言うてたんは…
(スタジオ内笑い)たぶん言おうとしてるのは…要は自分が教えた子どもが成長して次世代にまた教えれるようになる今度教育をする連鎖を作りたいんですってあの町で立派!強いうんそんな
せいじとジミー珍道中はまだまだ続く!
8時間やて兄さん
(ジミー大西)8時間!?くっさ〜!
次回モザンビークの旅完結編
お尻のね…ケツの穴が痛なってきたんですよケツの穴だけですか?ほんまに穴のところが真っ赤になってただれてるんです
操縦不能!ジミー大西大暴走!
2016/01/22(金) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
世界の村で発見!こんなところに日本人[字] 激震!せいじアフリカ旅に超大物ゲスト登場
アフリカ54カ国を巡るせいじの旅に新展開!天才画伯・ジミー大西参戦でノンデリカシーVS超天然の奇跡コラボ!!呪術の国モザンビークのスラム街…17人大家族と住む独身女性!?
詳細情報
◇みどころ
世界には「一体なぜこんなところに?」と首を傾げたくなるような場所に住む日本人が多数いる。旅人となった芸能人が、自力で世界の僻地にいる日本人に会いに行き、そこにあるたった一つの人生ドラマをひもとく。
◇出演者
【司会】千原ジュニア
【旅人】千原せいじ、ジミー大西
【パネラー】森泉、森星、キムラ緑子
【データマン】大野拓朗
◇おしらせ
☆『お願い!せいじおじさん』は
番組HP
http://asahi.co.jp/konnatokoroni/
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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