そして結びは日馬富士と稀勢の里です。
そして全勝の琴奨菊は豊ノ島との対戦です。
十三日目を迎えた国技館です。
いま一度幕内の優勝争い12戦全勝は大関の琴奨菊の快進撃。
そして11勝1敗で横綱白鵬2敗で日馬富士と豊ノ島です。
優勝争いはこの4人に絞られてきたと言ってもいいでしょうか。
がぶり寄りが日に日に威力を増してきている琴奨菊です。
12個の白星を並べました。
特に十日目以降は3横綱をなぎ倒していきました。
横綱戦3番連続でご覧いただきます。
実況
横綱白鵬に並んで終盤戦に向かっていきたい琴奨菊。
攻めきれるか、寄り切り琴奨菊10連勝
実況
がぶるがぶった琴奨菊の勝ち左が入りました。
ただ1人11連勝
実況
琴奨菊の形だ突き落とし。
琴奨菊勝ちました!
拍手と歓声
12戦全勝。
尾車さん、すさまじいほどの勢いと言っていいでしょうか。
見違えるようによくなりましたよね。
立ち合いあたって左が入る。
左が入ると同時といいますかがぶりながら左が入ってそのまま勝負がつくまで止まらないと。
3番とも同じような相撲ですよね。
しかも立ち合いに迷いが全くありませんね。
ないですね。
今場所はとにかくあたって出るんだという。
抱え込んでいるように見えるんですけれども右からもあおっているんですよね。
左からだけではなくて右からもあおって、そしておなかを揺すってがぶってがぶってという一度も止まらないですよね。
白鵬もどこかで止められるのではないかと思いながら相撲を取っていると思います。
残れる残れるという感触はあったんじゃないかと思うんですがところが止まらないんですよね。
12連勝ですが、今までにない勢いできて琴奨菊の心の内いよいよ優勝という文字ですよね。
そこですよね。
馬力は今場所はふだん以上に出ています。
琴奨菊の相撲さえ取れればここからの3番もいけると思うんですけれどもただここにきて優勝というものを意識しないというのはありません。
花道を入ってからその気持ちを吹っ切ることができるのかというところですね。
きょうは琴奨菊は豊ノ島との対戦が組まれました。
赤く変わっている力士は勝ち越しが決まっている力士です。
数字の上では3敗の力士まで優勝の可能性が残っています。
新入幕の正代がきのう勝ち越しを決めて8勝4敗。
いい相撲を取っています。
琴奨菊と豊ノ島は中学時代からしのぎを削ってきた同期入門です。
鶴竜はかつて白鵬との優勝決定戦を演じたことがありますがそのときは優勝を手にしていません。
最後の3番が優勝争いに大きく関わってきます。
お伝えします。
安倍総理大臣は衆議院本会議で施政方針演説を行いました。
世界経済の不透明感が増す中で、新興国に頼った経済成長には限界があるとして、正社員と非正規労働者の賃金格差を是正するため、同一労働同一賃金の実現に取り組む方針を打ち出したうえで、誰もが活躍できる一億総活躍社会を実現し新たな成長軌道を創出する考えを示しました。
そのうえで、新興国に頼った経済成長には限界があり世界が目指すべき新しい成長軌道を創る必要性があると訴えました。
そして、TPP環太平洋パートナーシップ協定や、一億総活躍社会の実現などを通じて新たな成長軌道を創り出す考えを示し、ことしの伊勢志摩サミットで世界経済の未来について議論して新たな挑戦を始めるきっかけとしたいという考えを示しました。
また、一億総活躍について次のように述べました。
そして、いわゆるマタニティーハラスメント防止の事業者への義務づけなどに取り組むほか、正社員と非正規労働者の賃金格差を是正するため、同一労働同一賃金の実現に取り組む考えを打ち出しました。
このあと民主党、共産党、維新の党、社民党、改革結集の会、生活の党と山本太郎となかまたちの野党6党は、甘利経済再生担当大臣の事務所が、千葉県の建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことについて、事実関係の明確な説明がないとして、衆議院本会議で行われた甘利大臣の経済演説の直前に退席しました。
生字幕放送でお伝えしています始まってしまえば大相撲の15日間はあっという間です。
きょうも十三日目に入ってきました。
なんと大関の琴奨菊が12連勝できています。
幕内の優勝争い、琴奨菊全勝、横綱白鵬がその琴奨菊に敗れた1敗、11勝1敗です。
2敗で横綱日馬富士と平幕の豊ノ島こういった優勝争いになってきました。
なんといっても琴奨菊の勢いです。
琴奨菊がきょうは2敗の豊ノ島と対戦します。
中学時代からのライバル、そしてしのぎを削って同時に大相撲界に入ってきたこの2人です。
過去の対戦成績は合わせますと26対12という数字ですが、このところ平成25年の夏場所で琴奨菊が勝ったあとは不戦勝をはさんで豊ノ島が5連勝中。
先場所は押し出しで琴奨菊が勝ちました、土俵際、非常に微妙な一番でした。
物言いがつく一番で琴奨菊が勝っています。
去年の平成27年の対戦3番ご覧いただきます。
実況
もろ差しをねらう豊ノ島、入りました。
抱え込む琴奨菊寄り切りで豊ノ島の勝ち肩すかし、土俵際逆転、豊ノ島の勝ち。
軍配は豊ノ島物言いがつきました。
豊ノ島のかかとと琴奨菊の体が落ちるのが同時ではないかと物言いがつきましたが豊ノ島のかかとが先に出ており行司軍配差し違えで琴奨菊の勝ちとします。
藤井⇒ご覧のように通算では琴奨菊が上回っていますが、このところは豊ノ島がかなり優勢、先場所も微妙な一番でした。
尾車さんどう見ますか。
尾車⇒今の3番を見ても豊ノ島にうまく中に入られてしまうというような感じがします。
抱え込みにいってしまうんですねやっぱりね。
勝った一番も微妙な一番もやっぱり抱え込んで肩すかしでくるところをついていった。
勝ち方としては危ない勝ち方ですよね。
豊ノ島の前さばきのうまさがありますから。
そういう意味ではここのところは豊ノ島に少し苦杯をなめているというか。
得意としてないというか。
負けてきているような雰囲気がありますね。
ただ今場所はこれまでの琴奨菊とは違うかもしれません。
そこがいちばんのポイントになるとは思うんですね。
今場所は抱え込まないですから抱え込みにいくような形になっても我慢して押っつけていますから押っつけていけば豊ノ島にそうそう土俵際でも苦杯をなめることはないと思うんですけどね。
中に入るのがうまいだけに入られたときにとっさに抱え込んでしまうと豊ノ島のいろんな芸が出るかも分からないですね。
きょうは向正面は元普天王の稲川さんです。
この一番どんな展開でしょうか。
稲川⇒立ち合い勝負になると思うんですが豊ノ島という力士はもともとかまさないんです。
琴奨菊よりも少し中に入りたいということで琴奨菊戦はかましていますよね。
相手より少しでも中に入ってもろ差しをねらっていくんですけど圧力負けして上体が起きてしまうと後手の相撲になると思います。
下から入っていって出足を止めたらそこからどうにかなるという感じじゃないですかね。
ただ今場所の琴奨菊のここまでの12連勝はこれはこの勢いが相当なものではないでしょうか。
そう思いますね。
ただ立ち合いにしても何にしても一度止まってしまえば分かりませんので何が起きるか。
きょうも満員の国技館です。
十三日間連続で満員となりました。
9時40分にチケット完売今場所9回目の札止めとなりました。
幕内の取組は2勝10敗の新入幕の輝と5勝7敗阿夢露この2人の対戦で始まります。
勝負審判が紹介されます。
幕内最初の一番は式守錦太夫が合わせます。
錦太夫がインフルエンザで十日目から3日間休場しました。
きょう土俵に復帰しています。
きょうは十両格の式守慎之助がインフルエンザで休場ということになって復帰した錦太夫が合わせて行司が今場所4人目の休場ということになりました。
制限時間いっぱいです。
2勝10敗大きく負け越してしまった新入幕の輝。
前頭11枚目の阿夢露5勝7敗です。
送り出し、阿夢露の勝ち踏みとどまって6勝7敗。
輝は2勝11敗です。
尾車さん、輝は期待どおりの相撲が全く取れませんね。
そうですね、やはり幕内の圧力というんでしょうか立ち合いから押し込めないんですね。
どうしてもはね返されてしまいます。
上背があるだけに腰が立ってしまう。
無理に上体だけ低くして押っつけようとするそのうちに押し出されてしまう。
きょうも立ち合いで負けています。
押し込まれましたね。
これはやり直しですね。
今場所東前頭16枚目で大きく負け越してまた十両に下がることになります。
また体を作り直して押し相撲を磨かなければなりません、輝。
あすは徳勝龍との対戦です。
きょう十三日目は各段で優勝が決まる日です。
きょうは三段目と序ノ口で優勝が決まりました。
優勝インタビューをお届けします。
それでは三段目優勝千代の海さんにインタビュールームに来てもらいました。
おめでとうございます。
去年の名古屋、秋と序ノ口序二段と優勝しました。
違いますか?そうですね。
やはり土俵に上がる回数も増えたのでいろいろな人にも見られているのでその中で全勝できたというのは自信になりました。
先場所に悔しい思いを話していました。
先場所4勝3敗でした。
周りからはもっと勝てると期待されていました。
こんなものかと思われたと思うのでしっかりリベンジすることはできてよかったです。
先場所三段目で4勝3敗今場所7戦全勝、何か変わりましたか?師匠からしことてっぽうすり足をしろと言われているので毎日やっていたのでそのおかげだと思います。
九重部屋は新十両の千代翔馬関が誕生しました。
そうですね。
自分が入ったばかりのころは一緒の土俵でやっていました。
まわしの色も変わって刺激になりました。
学生相撲出身で同期にはもう関取がいますよ。
そうですね。
御嶽海関、強いですね。
そのほかにも同期生で切さたく磨しています。
どんな相撲をしたいですか?しっかりと突っ張って相手の重心を崩して前に出る相撲で速い相撲でやっていきたいです。
きょうの優勝が決まった佐田輝との相撲ですね。
そうですね。
自分がしっかり主導権が握れた相撲だと思います。
今125kgないです。
この突き押しでこれからもいきました。
もっと体重を増やしたいです。
重みのある突きで。
来場所幕下ですね。
同期にも追いつくのでしっかりと勝っていきたいです。
序ノ口、序二段、三段目と全部制覇していました。
次は幕下でした。
一番一番勝っていきたいです。
誉富士、千代鳳誉富士の本来の相撲いい相撲、4勝9敗。
千代鳳は4勝6敗3日の休み負け越しはもうすでに決まっています。
稲川さん本来の相撲ではないですか。
立ち合い互角でしたがそこから手を出して相手を起こして相手をのけぞらせました。
重さも軽くなって押しやすかったと思います。
では続いて各段優勝、序ノ口優勝佐渡ヶ嶽部屋琴鎌谷さんです。
18歳。
大きいですね。
ありがとうございます。
身長187ぐらいで体重150kgです。
まだまだ増えそうですね。
そうですね。
18歳。
お父さんが師匠でもある元琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方おじいさんが元横綱琴櫻の先代の佐渡ヶ嶽親方。
この血を引いて注目されています。
あまり意識をしないように自分の相撲を取り切ろうと今場所臨みました。
いろんな人から言われました。
そうですね。
今場所初めて序ノ口で相撲を取りました、どうですか?落ち着いて自分の相撲が取れたのでまずまずの結果だと思います。
きょう優勝が決まった颯天との相撲。
落ち着いて取れていたのでよかったと思います。
緊張しませんでしたか?少ししました。
埼玉栄高校、高校相撲も経験してある意味序ノ口で勝つのは当たり前というプレッシャーはありましたか?そういうことを考えずに自分の相撲を取ろうと目標を立ててやっていたのでよかったと思います。
今場所は突っ張りを目指しました。
間合いで相撲をしっかり取ろうと思ったんでよかったと思います。
師匠に報告しましたか?おめでとうと言ってくれました。
きょうも花道の奥で師匠が見ていましたね。
気が付きませんでした。
これからどういう相撲を目指しますか?これから自分の相撲を取りきって一番でも多く勝てるようにしたいです。
目指す力士は?まず1勝を目指して頑張りたいです。
これからもいろんなプレッシャーがかかってくると思います。
考えずに自分の相撲を取りきります。
おめでとうございました。
ありがとうございます。
序ノ口優勝、佐渡ヶ嶽部屋の琴鎌谷さんでした。
きょうは解説がこの佐渡ヶ嶽部屋出身の尾車さんです。
琴鎌谷は赤ん坊のときから知っていますが大きくなりましたね。
師匠の琴櫻の佐渡ヶ嶽親方おじいちゃんに見せてあげたかったですね。
時間いっぱいです。
豪風と臥牙丸の対戦です。
臥牙丸が勝ちました。
4場所ぶりの勝ち越しを決めている豪風ですが臥牙丸の圧力勝ちです。
尾車さんこの圧力、まともに受けたらどうしようもないですね。
変化せずに真っ向からいったという気持ちは買いますけれどもきょうは臥牙丸が体をうまく使って一気に圧力を豪風にかけましたね。
豪風のあたりは悪くないんですけれども臥牙丸の圧力に負けました。
最後はのど輪でしたね。
これでこの対戦では去年の夏場所以降、臥牙丸の5連勝となりました。
勝つときも負けるときも豪快です。
喜びも悲しみも派手に表に出す臥牙丸です。
勝ち越しまであと1勝です。
豪風はこれで優勝の可能性はなくなりました。
きょうは三段目、序ノ口で優勝が決まりましたそのほかの状況です。
幕下きょう実はただ1人全勝だった栃丸が敗れました。
ご覧のように6勝1敗が8人となっています。
尾車さん、ある意味注目ですね。
おもしろくなりました。
8人ですのでトーナメントで優勝争いが行われます。
序二段は全勝が2人です。
千秋楽、優勝をかけてこの2人が戦います。
大詰めに近づいてきた初場所です。
千代大龍、勝ち越しを目前にして2日間足踏みです。
高安は西前頭8枚目で9勝3敗。
向正面は元小結普天王の稲川さんです。
高安について伺います。
もう少し勝ってもいい感じがしましたね、最初は6連勝でした。
気持ちで取るタイプですね、この高安は。
しっかり形が決まっていないところもあります。
早く自分の形を確立させて速く自分の形になる。
つまりこうなれば負けないという相撲を早く取ってほしいですね。
左四つが得意の高安西の前頭8枚目、本来ですと幕内上位三役で活躍する力士です。
東は千代大龍東前頭12枚目勝ち越しまであと1つとしたあと、おとといきのうと連敗です。
押し出し千代大龍勝ち越しです。
高安きょうは消極的な相撲でした。
尾車さん千代大龍のあたりですかね。
そうですね、かち上げるような馬力がありますね。
これが千代大龍の相撲です。
立ち合いからの体当たり。
高安引いてしまいましたね。
そうですね、この引きがいけません。
千代大龍も前頭12枚目の力士ではありませんね。
もっともっと地力があるはずですね。
もっと目を覚まして三役ぐらいに上がってきてもらいたい力士です。
師匠からは体重を持て余しているところがあるという話もありました。
きょう、幕内まで上がって活躍した土佐豊が引退を発表しました。
年寄安治川を襲名することになりました。
30歳での引退です。
平成19年の春場所東京農大を出て前相撲から取りました。
しかし幕下以下で30連勝という記録を打ち立てた土佐豊平成21年の名古屋場所で新入幕しかし前頭筆頭まで上がりましたが膝を痛めて三段目まで下がってまた復活して幕内に返り咲きました。
しかし、またけがをしました。
そしてまた三段目まで下がりました。
2勝4敗ときょう負け越しが決まりました。
そして引退の会見が行われましたその様子です。
本日を持ちまして土佐豊現役を引退することになりました。
現役中は皆さん方には大変お世話になり、ありがとうございました。
今後は年寄安治川として後進の指導にあたっていきます今後ともよろしくお願いいたします。
土佐豊のリポートです。
最初は自分の力が衰えて膝ががくがくしてしまう。
やはり膝に負担がかかってしまいますということでした。
もう悔いはありませんという話です。
こうした体験が進むにつれてやっぱりけがの話はたくさん出てきましてだんだんだんだん悔しそうな表情に変わっていきました。
思い出の一番はと聞きますと平成23年名古屋場所。
東筆頭でけがをしました。
そのけがをした相撲、しばらくは夢にも出てきたそうです。
琴欧洲戦でしたね。
その琴欧洲戦しばらく夢見てその恐怖から拭い去ることができなかったと話しています。
そこからもう一度はい上がってきたんですがねやはり膝のけがではね返されてしまいました。
その一方で平成20年春場所やはり琴欧洲戦大関、初挑戦で初白星に、あのころは若くて元気でした。
こういうことばも聞かれました。
これからは安治川親方としてけがに強いけがに負けない力士を育てるそのように抱負を語っていました。
尾車さんも現役のころ膝を痛めて番付を下げてそこからまた復活してという土佐豊の気持ちもよく分かるんじゃないですか。
よく分かります。
悔しかったでしょうね。
努力しても努力してもなかなかうまく動かない自分の膝を見ると悔しさが込み上げてきたと思います。
土俵上は妙義龍と北太樹前頭8枚目という妙義龍、5勝7敗という成績尾車さんこれは意外でしたね。
そうですね、このあたりですと2桁ぐらい勝ってもおかしくないんですけどね。
なかなか白星に乗り切れていない妙義龍です、北太樹との対戦は過去7回すべて妙義龍が勝っています。
7場所ぶりの対戦になります。
北太樹、勝てば勝ち越し山響部屋の力士として初の勝ち越しを目指します。
勝ったのは妙義龍です。
根負けして北太樹が左のまわしを求めて下がってしまいました。
足は大丈夫でしょうか北太樹。
勝負がついたあと妙義龍の体が左の足首の辺りに乗ったんでしょうね。
勝ったのは妙義龍これで6勝目です。
敗れた北太樹7勝6敗。
北太樹、かなり足をかばっています。
今場所はインフルエンザでの休場も増えました。
けがでの休場も合わせて幕内十両で10人再出場した力士を含めています。
北太樹得意の左が入りませんでした。
尾車さん、このあたりどうですか。
北太樹としてはこうなったらきめて出るしかありませんでしたね。
妙義龍も押し返して。
このあとですね、ここです。
左足の上にのったような感じがしますね。
土俵の角ですね。
打ちつけてその上に乗ってきた感じがします。
足首というかすねの辺りですね。
北太樹のリポートです。
やはり足首のようです。
相手が乗ってきたところ本人は大丈夫ですと話していました。
それでも足を引きずりながら風呂に入っていきました。
あと2日ですから勝ち越しまであと1勝です。
あまり大きなけがでないことを祈るばかりです。
土俵上は御嶽海と玉鷲です。
インフルエンザで御嶽海、途中休場がありました。
事実上、初土俵から6場所目で初の負け越しということになっています。
先場所は御嶽海がはたき込みで勝っています。
稲川さん、御嶽海健闘はしていると思うんですがここまでどう見ていますか。
立ち合いは通じていると思いますいい相撲も取れています。
病気の休場ですからその辺りしかたでないですね。
やはり幕内でも通用しているとは思います。
あとは上位にいったときにまだ立ち合いも通じるか分かりませんのでこれからそういう課題があると思います。
1m78cm今の力士の中では上背があるほうですね。
下からの押しでしょうね。
尾車⇒やはり中に入って出るはずによせて押し上げていくようなそういう相撲をこれから取っていかないと上位にいくと圧力も違います。
非常に若々しい、はつらつとした相撲です。
向正面の稲川さん御嶽海のきょうの相撲はどうでしたか?いい相撲だと思います。
立ち合い少しだけ高かった気がしますが、いつもと比べるとです。
上体が上がりませんでした。
下から下から攻め込んで終始自分のペースで相撲が取れたと思います。
稲川さん、これがこの先目指す相撲でしょうか?もちろんそうだと思います。
上位にいけばいくほど立ち合いの圧力が変わってきますからそこで自分の圧力を強くするというのもありますし下から攻めることができる力士は少ないのでそういう相撲を磨いてほしいと思います。
尾車さん、若手の生きのいいとてもいい相撲でしたね。
気分がいいですねこういう相撲は。
さすがの押しに強い玉鷲も防戦一方でした。
止まらなかったですね。
足もよく前に出ていましたね。
二本差して右からかいなを返していますよね。
押し倒しの勝ちです。
インフルエンザでの合わせて3日間の休みが残念ではありますが5勝6敗2日の休み。
あすは碧山戦です。
初場所はいよいよ琴奨菊が初優勝に向かっての残り3日間です。
琴奨菊といいますと佐渡ヶ嶽部屋。
きょうの解説の尾車さんは佐渡ヶ嶽部屋の力士でした。
佐渡ヶ嶽部屋の幕内最高力士を果たした力士は琴櫻に始まります。
昭和43年名古屋場所。
大関琴櫻が優勝を果たしました。
そこが最初で琴櫻は5回優勝しました。
関脇の長谷川の優勝もありました。
そして尾車さんが昭和56年の秋58年の初場所、関脇と大関で2回の優勝があります。
さらにそのあとは平幕で琴富士、琴錦が平幕で2回優勝しています。
琴光喜と琴欧洲と優勝が続いています。
佐渡ヶ嶽部屋の優勝が最も途切れたときでも8年です。
したがって琴欧洲の最後の優勝が平成20年の夏場所です。
ちょうど8年というところでこの辺りで尾車さん、佐渡ヶ嶽部屋から力士が出てもいいところですね。
出てもらいたいですね。
優勝にかなり近づいてきた琴奨菊です。
相撲内容がいいだけにこの勢いを止めないでいてほしいという気持ちがありますね。
あとはね、この優勝の二文字頭に浮かぶのはしょうがないんですけれども土俵に上がったときにね一番に集中して相撲が取れるかどうかじゃないですか。
相手というよりも自分との勝負ですよね。
後ほどこの取組が終わったあとに尾車さんの初優勝のときの映像などを用意していますが優勝に向かうときの終盤はふだんとは全く違いますか?やはりそれは考えるなとかいろいろなことを言われますが考えますよね。
佐渡ヶ嶽部屋の大関琴欧洲が平成20年の夏場所で14勝1敗で優勝しましたがそれ以降は佐渡ヶ嶽部屋所属の力士、幕内最高優勝はありません。
序ノ口で琴鎌谷がまず先輩よりも先に優勝を決めました。
琴奨菊もという気持ちに当然なってくると思います。
きょう豊ノ島戦です。
あと3日間。
あすの対戦相手は栃煌山とすでに発表されています。
千秋楽は対戦が残っている恐らく豪栄道になると思います。
3日間に優勝が懸かる初優勝が懸かる大関琴奨菊です。
かわる土俵に貴ノ岩です。
9勝3敗です。
隠岐の海、8勝4敗です。
貴ノ岩は、尾車さん地力がついてきたと見てもいいですか?そうですね、本当に早くから期待されていたんですけれどもなかなか十両と幕内を行ったり来たりしましたけれどもね。
ここにきてやっと地力がついてきたんじゃないですか?きょうの隠岐の海戦などは力を試すにはいいですね。
きょう勝てばやはり大きな自信になると思いますけれどもね。
西の前頭6枚目。
隠岐の海がこちらも中盤までは優勝争いに加わっていました。
圧力は隠岐の海上手を取っていました。
上手投げです。
隠岐の海の勝ち。
さすがに実力者の隠岐の海には通じませんでした。
貴ノ岩側から見るとどうですか?そうですね、あたりはやはり思い切って体当たりで隠岐の海押し込んだんですけれども左を差されてしまったところから形勢逆転しましたね。
形は悪くないんですが、このあと自分から左を差しにいくような形になりましたね。
隠岐の海はじわじわ出ながらです。
上手を取っていますしね。
隠岐の海の右の上手に注目してみましょう。
まだ最初は取れていませんね。
出ながら右の上手を取っています。
圧力をかけて取った上手からの投げでした。
隠岐の海に通じるようになったらかなりの地力ということになると思います。
9勝4敗です。
隠岐の海はあす正代と対戦します。
平幕の力士はすべて4敗以下という成績になりましたまだ豊ノ島がいますけれども上位の4人に絞られました。
琴奨菊と白鵬そして日馬富士と豊ノ島に絞られました。
尾車さん琴風、昭和56年の秋場所関脇での初優勝の映像です。
十四日目佐田の海戦でした。
実況
琴風出ます引き付ける胸を合わせました、琴風慎重です。
寄り切り琴風勝ってついに12勝これで大関待ったなし藤井⇒大関待ったなしというアナウンサーの実況がありましたけれども北の湖は敗れて優勝ということになりましたけれどもどうですか?思い出しますね。
やっぱり体が動いていないですよね。
硬くなっていましたか?四つに組み合ったあと足が止まってしまいますね。
本当はこのまま出ていかなければいけないんですけれどもね。
慎重になったのとは違うんですか。
そうではなくて体が動かなかったですね。
それだけ初優勝への重圧心の重圧というものがあると思います。
眠れない夜とかそういうものはありませんでしたか?やっぱりそんなにたくさんは寝ていないと思います。
1度優勝すれば2度目の優勝はまた違う思いがあったかと思います。
2度目はもう初日に負けたんですよ。
そこから勝っていたんですがあまり考えなかったですね。
果たして終盤優勝に向かう初優勝に向かう琴奨菊の気持ちやいかにというところです。
やっぱり賜盃を抱いていみたいというものは力士になってからの大きな夢ですからそれに近づいてくるというのはこれはもうなかなか計り知れないぐらいの気持ちではあろうかと思います。
まだ3日あります。
横綱3人をなぎ倒してきたここには自信を持っていいと思います。
同じような相撲が取れるかですね。
藤井さんが今おっしゃったようにあと3日あるんですよ。
だけど周りは優勝優勝と騒いできますよね。
まだ3日あるんです。
佐渡ヶ嶽部屋ではやはり優勝に向けての準備なども徐々に始まってくるところかと思います。
その中で琴奨菊の本来の相撲を取ることができるか。
巡業部に師匠がいます。
師匠もやはり何か硬くなっているような雰囲気でしたよ。
弟子と一緒に相撲を取っているんですね。
豊響は勝ち越しまであと1勝です。
晃之助が合わせます。
一気の出足でした。
後ろもたれのような形に最後なりました。
勝って豊響、勝ち越しが決まりました。
なんとしても一気に決めてしまおうという出足でした。
きょう向正面には元普天王稲川さんです。
豊響、ここで止まってはだめだという意識だったんでしょうか?稲川⇒そういう感じですよね。
上体が最後上がってしまいましたけれども、ここが止まればという思いで体を預けてしまいましたね。
ここ止まったら危なかったですよね。
絶体絶命だったんですけれども。
このままもたれ込んで最後背中から押してそれが決まり手後ろもたれになりました。
それにしても稲川さん勝ち越しまであと1勝から3連敗というところでこれはこれで大変だったと思います。
体調はいいんですが自分の相撲を最後まで取りきれていないというか体が動いているんだけれどもこうなってくるといつ勝てるのか分からないという不安があるでしょうからね。
本人はきょう勝ちましたから最後まで勝っていきそうな感じがしますよね。
後ろもたれという珍しい決まり手でした。
1年半前の平成26年の隠岐の海が千代丸戦で決めて以来です。
豊響は場所後に披露宴が2月の14日に予定されています。
うれしい勝ち越しが決まりました。
きょう全勝の栃丸が敗れましたので1敗で8人が並びました。
千秋楽優勝決定戦です。
英乃海も4敗となりました。
千代の国が英乃海を破った激しい相撲です。
実況
右が入りました。
突き起こす千代の国お互いに張り合い。
引き落とし、千代の国の勝ち藤井⇒少々むきになった部分もありました。
千代の国が勝って勝ち越しを決めました。
十両3敗だった英乃海も大翔丸も敗れました。
優勝争いが混とんとしてきました。
幕下8人による優勝決定戦が決まりました。
十両も千秋楽までどうなるかまだまだ予測ができません。
旭秀鵬4勝8敗、佐田の海が5勝7敗です。
土俵上は制限時間いっぱいです。
旭秀鵬は東前頭4枚目に躍進しました。
日馬富士と照ノ富士と対戦して膝を痛めていたというのもありますが照ノ富士に勝ちました。
すでに4勝8敗の旭秀鵬です。
勝ったのは旭秀鵬、佐田の海が負け越しとなりました。
旭秀鵬、5勝8敗佐田の海も5勝8敗です。
佐田の海からしますと前まわしが欲しいところだったと思うんですが難しいところですね。
そうですね。
低く立ったのはいいんですけどね。
前まわしを探りにいっていますが足が止まっていますね、そろってしまっています。
あたったあとの勢いが相手に伝わっていないですよね。
あたって足が止まるんです。
右足がおくれていないですね。
恐らく前まわしを取ろうというところに神経がいっていたと思います。
そのあとがやっぱりもっと佐田の海は相撲が速いんですけどね。
ちょっと今場所は元気がなかったですね。
どこかけがでもしていますかね。
これで負け越しが決まってしまいました。
先ほど尾車さんが優勝を決めた日に勝った佐田の海は今の佐田の海の父親です。
そうです。
佐田の海も上位に定着しつつあったんですけどね。
ちょっとここのところ落ちてきましたね。
あと2日残ってます。
来場所に向けて奮起しなければいけません。
とにかくよく努力します。
稽古します。
巡業で見ていても感心しますよ。
必ずや戻ってくると思います。
敗れた蒼国来のリポートです。
左の耳の辺りを押さえながら戻ってきました。
相手の手が頭にあたって耳なりのような音がしているという話をして引き揚げてきました。
正代が碧山が土俵に上がって幕内前半の締めくくり正代が新入幕力士として中盤から4連勝できのうを高安に勝って勝ち越しが決まりました。
相手が高安関がだったということ。
相撲内容が今場所いちばんいい内容だと思います。
いちばん強い相手にいちばんいい内容で勝てたので自信になります。
幕内で勝ち越せたことも自信になりますと話をしていました。
ここまで来たら気は楽になったので残りすべて勝って2桁敢闘賞をねらいますとはっきり言いました。
ここまできたらねらいたいですと言いました。
正代の部屋の土佐豊がきょう引退しました。
兄弟子であるだけではなくて東京農業大学の先輩でもあるわけですが両膝手術に踏み切ってまだまだ相撲を取るだろうと思っていただけにまだ全然ぴんときません思い出はと聞きますと右四つもろ差し十分がお手本になる力士でした。
いろいろアドバイスももらいました見て勉強しました。
胸も出してもらいました。
感謝していますということばです。
兄弟子の土佐豊が引退です。
突き出しました碧山の勝ちです。
足のような太い腕で突っ張られました。
さすがの正代も持ちこたえることができませんでした。
向正面の稲川さん、正代の側から見てどうでしたか。
相四つという形がありますからそれでたぶん途中で碧山が残れたというかそういう感じがしますよね。
逆の四つだったら止まることない可能性があるんですけど残りやすいほうというのがありますからね。
途中から碧山が突き放しに出ました。
立ち合いに課題がと言われる親方も多いんですが、尾車さん正代はどうですか。
二本差しにいくような格好で立っているんだと思うんですね。
胸を出してあごが上がっていますよね。
胸であたるというのはなかなか、上にくると通じなくなってくるかも分かりませんね。
やっぱり碧山でもこの大きな体、脇を固めて低くあたってきますから。
立ち合いをもっともっと形、馬力身につけていかないといけないですね。
こうして上位経験者と対戦するのは大いなる経験になると思うんですが正代は敗れました。
幕内前半の取組が終わりました。
大関の琴奨菊には中学時代からしのぎを削ってきた豊ノ島。
豊ノ島も平成22年に白鵬との優勝決定戦までいったことがあります。
琴奨菊が白星を終盤あと3日間伸ばしていくことができるか初優勝に向かいます。
過去の対戦はこの両者同期生ですから38回の対戦がありました。
ところがこのところは最近になりますと豊ノ島がかなり優勢、不戦勝のあと4連勝合わせて5連勝で去年の九州場所、先場所も土俵際微妙な一番でした。
平成27年の春、夏、九州場所3番連続でご覧いただきます。
実況
抱え込む琴奨菊寄り切り豊ノ島の勝ち肩すかし土俵際逆転、豊ノ島の勝ち肩すかし土俵際微妙だが軍配は豊ノ島物言いがつきました。
豊ノ島のかかとと琴奨菊の体が落ちるのが同時ではないかと物言いがつきましたが豊ノ島のかかとが先に出ており行司軍配差し違えで琴奨菊の勝ちとします。
藤井⇒去年の3番をご覧いただきました。
尾車さん琴奨菊にとって楽な相手ではないですね。
ないですね。
抱え込んでもこの3連勝横綱3連勝のように前に出るという意識を忘れないでいくしかないですね。
小手に振ったりすると体が起きて豊ノ島の術中にはまりますよね。
どんな展開になるかまた占っていこうと思います。
ニュースをお伝えします。
廃棄されたはずの冷凍のカツが、横流しされた問題を受けて、環境省は、食品の廃棄物を扱う全国の処理業者の実態を把握するため、都道府県などに対し、立ち入り検査を要請する通知を出しました。
愛知県稲沢市の廃棄物処理業者のダイコーに廃棄が委託された冷凍のカツが、横流しされていた問題。
冷凍カツを仕入れていたみのりフーズでは、カツ以外にも108品目の食品が見つかっています。
多くの食品が横流しされていた可能性があり、環境省は食品の廃棄物を扱う全国の処理業者が、適切な処理を行っているかどうか実態を把握するため、きょうまでに業者を監督する都道府県と政令市などに対し、立ち入り検査を実施するよう要請する通知を出しました。
検査で不正が見つかれば、廃棄物処理業の許可を取り消すなどの措置を速やかに取るよう指示しています。
平成6年と翌年に、フィリピンのマニラで、保険金目当てに愛知県の男性など2人を相次いで殺害した罪などに問われた61歳の死刑囚が、けさ、八王子医療刑務所で、肺炎のため、死亡しました。
死亡したのは、松本昭弘死刑囚です。
松本死刑囚は、平成6年と翌年に、フィリピンのマニラで多額の保険金が掛けられた愛知県の男性など、2人が相次いで殺害された事件で、殺人などの罪に問われたほか、別の強盗殺人の罪にも問われました。
1審と2審はいずれも死刑を言い渡し、最高裁判所も平成19年、病死を装って保険金を得ようと考え、用意周到に計画された冷酷で非情な犯行だなどとして、上告を退け、死刑が確定していました。
法務省によりますと、松本死刑囚は今月に入って体調を崩し、八王子医療刑務所で治療を受けていましたが、けさ7時半過ぎ、肺炎のため、死亡したということです。
生字幕放送でお伝えしています初場所は終盤戦。
十三日目優勝争い絞られてきています。
琴奨菊が12戦全勝、1敗で白鵬が追いかけます。
さらに2敗で横綱日馬富士と豊ノ島、平幕です。
琴奨菊、豊ノ島戦がきょう組まれました。
さらに数字の上では3敗までまだ可能性があって横綱鶴竜は9勝3敗先ほど私は4人の可能性と申し上げましたが鶴竜も数字の上では可能性があります。
ほかの平幕の3敗だった力士がすべてきょう敗れました。
貴ノ岩と高安と豪風この3人が敗れていますので優勝争いは。
電光板の最後の3番の琴奨菊、豊ノ島、鶴竜、白鵬、日馬富士の5人に絞られました。
十三日目幕内の後半戦の取組です。
枝川審判が入っていますね。
湊審判が予定されていましたがインフルエンザで休場となりました。
相撲界インフルエンザが相当まん延していまして終盤にきて今度は勝負審判の湊審判が休場となって代わりに枝川審判、かつて審判経験があります。
かなり注意していても、インフルエンザというのはね。
尾車⇒特に今場所は協会の関係者多いですね。
大相撲非常に狭いところで大勢の人が集まってるところですから支度部屋もごった返していますししかたないと言えばしかたないですね。
夏もはやりですね。
巡業中でも次から次へと移って秋の巡業冬巡業までうつっていましたね。
うつってしまったらしかたないところがあるんですが残念な結果になりますからね。
不可抗力と言えば不可抗力なんですが十分に気をつけないといけませんね。
力士は体が資本です。
インフルエンザで休むのは本人がいちばん悔しいんじゃないですか。
御嶽海のリポートです。
インフルエンザが残念でしたと自分が悪いんですけどと言っていました。
きょう勝ちましたが5勝6敗で2日の休み御嶽海も計算上負け越しとなっています。
土俵上は過去3回の対戦は徳勝龍がすべて勝っています。
平成26年の九州場所から27年去年の春場所にかけて3場所連続で対戦しましたがすべて左四つに組み止めた徳勝龍が勝っています。
軍配は松鳳山に上がりました。
物言いはなさそうです。
正面の土俵際微妙に見えました。
物言いはありません。
4回目の対戦で初めて松鳳山が勝ちました。
決まり手、押し出しです。
今場所は徳勝龍、はたいて引いてという相撲が目立ちました。
きょうは張っていきました松鳳山です。
確かに僅かの差ですが攻め込んでいった松鳳山が前のめりになる形でしたが先に徳勝龍の足が俵を割っていました。
肉眼では微妙でしたね。
微妙でしたね。
4敗の英乃海は5敗の朝赤龍です。
数字は幕内で対戦した成績です。
嘉風、豊ノ島、好取組です。
琴奨菊あすは栃煌山です。
対戦成績栃煌山が上回っています。
きょうも満員の国技館です。
初日から13日間満員御礼の垂れ幕が出ました。
つり屋根の上。
そしてつり屋根の下では15日間の熱戦がいよいよ終盤十三日目にきています。
きょう向正面には元普天王稲川さんです。
琴勇輝について伺います。
琴勇輝が自分自身最高の番付西4枚目、7勝4敗内容どうでしょう。
立ち合いからあたれていると思います。
その後の流れもいいと思います。
ただ立ち合い負けてしまうと押し込まれてよくない場面もあります。
やはり立ち合いであたってから突き起こして突ききるというのが彼の相撲ではないでしょうか。
大健闘と見ていいですか?そう思います。
琴勇輝はきょう相撲のうまい安美錦との対戦です。
安美錦はインフルエンザで途中休場がありました。
しかしまだ勝ち越し、三役復帰に望みをつないでいます。
5勝6敗と1日の休み。
左に変化していることが多い安美錦です。
琴勇輝に思い切ってあたっていけるかどうか。
気合いの声
ほっ!かわったのは琴勇輝でした。
琴勇輝勝ち越しが決まりました。
これは考えていませんでした安美錦。
尾車さん、国技館もどよめいています。
逆はあるかと思いましたが。
琴勇輝、立ち合いからの変化はあまりやった覚えがないですね。
安美錦もまともに踏み込んでいきました。
はたき込みで琴勇輝の勝ち。
安美錦はここのところ変化が多かったのでそうそう変わってこないだろうときょうはちょっと変わってみようかということですかね。
立ち合いからねらってましたね。
さすがの安美錦もとどまることができませんでした。
これで8勝5敗、琴勇輝勝ち越しを決めました。
西の4枚目ですからこのあとの成績では三役に向かって上がっていける可能性が残っていますね。
安美錦は計算上、負け越しとなりました。
ただきょうのような勝ち方をあまり覚えないほうがいいですね。
これが癖になると彼も膝のけがをしていますからうまく変化できずに足にもたれかかられると大けがにまたつながります。
きょうで変化は封印したほうがいいと思います。
きょうは師匠に怒られたほうがいいかもしれません。
勝ち越して褒めてそのあと怒ったほうがいいですね。
リポートです安美錦はさばさばと帰っていきました。
ああいう変化は食うほうも悪い自分としては踏み込めたし相手にあたることができたのでいいんではないかと言っていました。
変化を食うほうが悪いんですよと言っていました。
さばさばしたコメントでした。
きょうは全勝の琴奨菊が2敗でまだ優勝の可能性を残している豊ノ島との対戦。
中学時代からのライバルとしてこの角界にも同時に入ってきました。
角界に入って10年ほどたちました。
琴奨菊は大関豊ノ島も今平幕です。
ただ一発のある豊ノ島。
先ほどまでこのところの取組をご覧いただきましたが尾車さん、豊ノ島の前さばきのうまさがあります。
琴奨菊、いつもどおりのあたりで一気に出ていくと土俵際の逆転もあります。
難しいですね。
あんまり頭を下げていくとはたかれることもあります。
踏み込むのは大事なんですがやっぱり上目使いで相手を見ながら突進していかなければいけませんね。
魁聖3勝9敗栃ノ心5勝7敗です。
制限時間いっぱいです。
栃ノ心は西の小結で5勝7敗負け越しまでぎりぎりです。
先場所は7勝8敗と一点の負け越しでしたが西の小結にとどまっています。
寄り切り、栃ノ心の勝ち上手を切っての攻めでした。
栃ノ心は十日目から4連勝白星を戻してきました。
6勝7敗。
三役を必死で守ろうとしています。
魁聖は3勝10敗です。
豊ノ島が支度部屋を出て今花道の奥に出てきました。
豊ノ島は5番後の取組ですがもう早くも出てきました。
反対側でもそろそろ琴奨菊が。
今、ここにいます。
支度部屋の出入り口です。
これは最後の確認ですね。
そうですね、立ち合いの。
12戦全勝の琴奨菊です。
対戦相手くせ者です、豊ノ島。
これからまた花道の奥でいつもどおりの琴奨菊が精神を集中していきます。
あまりカメラも近づきすぎますとあまり無理はしないで。
栃ノ心が上手を切ったところでしょうかね。
速く攻めたのは栃ノ心でしたね。
魁聖は守りに回っただけですから。
左の上手の位置がいいですね。
完全に魁聖、浮きました。
栃ノ心が十分の形を作りました。
琴勇輝のリポートです。
勝ち越しを決めました。
変化について聞きますと土俵の中で決めました。
なぜですか?と聞くとあれで2回負けているからですと。
すいませんでしたと言っていました。
これまで2回の対戦で安美錦の変化に負けていた琴勇輝です。
琴奨菊と豊ノ島の対戦。
豊ノ島もここで琴奨菊を引きずり下ろしますと逆転の可能性が出てきます。
白鵬は鶴竜。
もう1人の2敗の日馬富士は稀勢の里との対戦です。
12個の白星を並べている琴奨菊。
尾車さん、琴奨菊はいつもと同じように支度部屋を出て花道の奥で同じような動きをしてここは変えたくないところですね。
そうですね。
いつもと同じことをしておかないといけませんね。
リポートです。
支度部屋での琴奨菊、全くいつもと同じですね。
最後にドアを開けて支度部屋を出ていく雰囲気いつもと同じです。
付け人の後ろに付いていた琴恵光がぶつかる相手をしたんだと思います。
土俵上、勢と逸ノ城勢は4勝8敗五日目に鶴竜に勝って初めて横綱に勝ったんですがその翌日嘉風戦で足のすねをぶつけてしまいました。
これが腫れ上がってしまってそのから本来の相撲が取れなくなってしまいました。
きのうは痛みをこらえて碧山に勝ちました。
4勝目を挙げています。
逸ノ城はなんと1勝11敗。
両者攻め手がありません。
拍手と歓声
大相撲です。
逸ノ城伸びた上手が切れません。
逸ノ城出てきますと勢右からの下手投げがあります。
寄り切り結局体です、逸ノ城の勝ち2分46秒の大相撲でした。
痛い足で勢健闘しましたが最後に力尽きました。
勢、疲れ果てという後ろ姿です。
相当力が入りましたね。
全身の力を使い果たしたんでしょうね。
腰はお互いに上がっていませんが力を出し切ったいい相撲でした。
負け越しをしている同士でしたが一枚ありましたね。
初めは勢がもろ差しになりました。
勢は早くまわしを取り直したかったですね。
最後は巻き替えて右四つ逸ノ城寄り切りで勝ちました。
ようやく逸ノ城2勝目逸ノ城も尾車さん鍛え直さなければいけませんね。
きょうのような粘りのある相撲が取れるんですからね。
11敗負けている。
いずれもあっさりとした相撲でした。
これはいったい何だったのか言われるとおりもう1回一からやり直しですね。
体を持て余しています。
背中が見えているのは豊ノ島こちらは琴奨菊いつもと同じように支度部屋を出て花道の奥でもいつもと同じように時間を経過させてきました。
場所前、尾車さん稀勢の里と連日三番稽古で取りましたが分がよかったのは稀勢の里のほうなんですがあの稽古も十分今の成績につながっているんでしょうか。
数こそ少なかったんですが一番一番集中してもちろん勝った負けたの数にすれば分が悪かったんですが前に出て一気に攻めるというところはよく見受けられました。
ですから下の者とやっていてはだめなんですね。
同等かあるいは格の上の力士と稽古をしないと力はついていきませんね。
土俵下に入った大関琴奨菊12戦全勝です。
きょうの相手は豊ノ島平幕で10勝2敗実力者です。
同期生中学時代からしのぎを削ってきました。
もうそのころからの対戦を行いますと何度対戦したことか。
豊ノ島はしかし平成22年に優勝決定戦までいきました。
14勝1敗という好成績がありました。
優勝争いの経験は十分にあります。
琴奨菊がここまで12戦全勝どんな相撲が取れるでしょうか。
土俵は宝富士と嘉風新関脇嘉風、残り3日間に勝ち越しをかけます。
宝富士も7勝5敗三役復帰目前です。
嘉風勝って7勝目引いたそのあとの動き相手を崩したあとにすぐに懐に飛び込みました。
きょうは嘉風の師匠の尾車さんが解説です。
師匠の評価としてはどうですか。
よくやってますね。
地力がついてきました。
33歳、もうすぐ34歳本当にびっくりしてますね。
春場所に34歳になるんですがまだ進化を続けていますね。
私もびっくりしています。
押されなくなっていますねあたっても。
あたったあとにいなす、引くその結果、相手が体勢を崩してくれますよね。
体勢を崩したあと攻め込んでいく速さもあります。
つまりは体が動ける体の大きさこれがまたいいんでしょうね。
白鵬戦なんかでも負けはしましたが真っ向からぶつかっていく。
またああいう相撲が1つの稽古になるんですね。
その結果、力もついてきます。
彼は動きがよくて運動神経がよすぎて相撲勘がよすぎて変化する相撲が多かったんですね。
やはり前に出る相撲を取らないと体ができていきません。
地力もつきませんこのところ変化を封印して真っ向から勝負するようになりました。
ここにきて地力が本当についてきました。
私も驚いています。
リポートです。
押っつけられて左を抜くんですが抜いたタイミング出られるタイミングがぴたりと一緒でうなっていました。
すばらしい内容でした。
尾車さんいよいよ琴奨菊の相撲が近づいてきましたいかがですか。
どきどきはしていると思います。
しかし、落ち着け落ち着けと自分の心の中で今闘ってると思います。
ただ力士というのは土俵に上がるとそれがなくなるんですね。
上がったらなるようになれというかやるしかないとはらが決まるんですね。
これが力士のすごいところだと思います。
いつまでも引きずってはいません。
それだけ琴奨菊もさまざまな経験をしていますしね。
苦しい思いもしていますからね。
ですから15日間、体つきも初日と違ってると思いますね。
体の張りも違っています。
たった15日間ですが15日で強さも変わる、体の張りも変わるこれが大相撲のすごいところですね。
いいほうにも悪いほうにも変わっていきます。
琴奨菊の場合は間違いなくいいほうに向かっていると思いますね。
初日の強さと今の強さ倍違ってきますね。
そういっても過言ではありません。
琴奨菊は3人の横綱を次々と破りました。
これは琴奨菊の自信にもなっていると思います。
対戦相手は豊ノ島その隣に白鵬が入場してきました。
星1つの差で追う白鵬が追っています。
そして日馬富士、豊ノ島が2敗で追っています。
白鵬の1敗は琴奨菊に敗れた1敗です。
土俵下目を閉じている琴奨菊気持ちを集中させています。
土俵上も昔からのライバルどうし豪栄道と栃煌山が土俵に上がっています。
豪栄道4勝8敗来場所春場所はカド番で迎えます。
尾車さん全く本来の豪栄道の相撲が取れていませんね。
どこか大きなけががあるんでしょうかね。
なかなか本人も言わないでしょうけれどもこんな力士ではありません。
すぐ横綱になると思っていました。
琴奨菊ではないけれどもこの苦労を跳ね返していつかはいい日がきますからね。
一番一番大切に取ってほしいですね。
はたき込み栃煌山の勝ち踏みとどまって6勝7敗豪栄道は4勝9敗となりました。
尾車さんは相撲になりませんでしたねえ、豪栄道は。
軽いですね。
決まり手ははたき込みです。
つらい花道だと思いますね。
本人がいちばん歯がゆい思いをしていると思います。
場所前、右の手首を痛めました豪栄道。
それが間違いなく尾を引いているんだと思います。
いよいよ大きな一番を迎えます、きょうの国技館。
満員御礼です。
十三日間、連続で満員御礼です。
きょうも9時40分にチケットは完売されました。
その満員の国技館のお客様そして全国の大相撲ファンの皆さんが注目する取組。
。
土俵にほうきの目が入りました。
豊ノ島が今珍しいぐらいの気合いを表に出しました。
琴奨菊12戦全勝、10勝2敗豊ノ島両力士が土俵に立ちます。
合わせる行司は式守勘太夫です。
このところの両者の対戦です。
平成25年夏場所琴奨菊は勝ちましたがそのあと豊ノ島は不戦勝を含めて5連勝です。
去年の九州場所土俵際、際どい一番でした。
豊ノ島土俵際ではたきました。
しかし物言いがついて琴奨菊の押し出しの勝ちという判定が下りました。
全勝の琴奨菊にまだ逆転の芽を残している豊ノ島その豊ノ島かつて平成22年の九州では14勝1敗白鵬と決定戦を戦いました。
敗れはしましたが優勝争いは経験しています。
まず豊ノ島のリポートです。
どんな思いでぶつかっていくんでしょうか。
大関とは20年ぐらいのつき合いです。
まさかこんな日が来ると思っていませんでした。
しかもベテランになってこんな日が来るとはと思っていませんでした。
きのうは緊張していつもより寝つきがよくありませんでした。
平成22年九州場所の優勝争いよりも緊張してるという話です。
このところ分がいいことについてもありましたが大関が肩を痛めたり不調のときに勝っているだけで胸があって左四つがあったら勝てません。
自分は1つしかない。
二本入ってそうしなければ話になりませんという話でした。
琴奨菊のリポートです。
いつもと同じように支度部屋で過ごしていました。
元関取の琴恵光と相手をかわして確認をしていました。
小学校3年生のころに平成20年に亡くなった祖父が家の庭に土俵を作ってくれて稽古相手にもなってくれました。
拍手と歓声
琴奨菊、土俵に落ちました。
土俵際に落とし穴。
ついに琴奨菊の連勝が止まりました。
歓声
十分な形になる前に出ていきましたが、そこは豊ノ島の勘のよさ。
決まり手はとったりで豊ノ島の勝ち。
ついに十三日目快進撃の琴奨菊に黒星がつきました。
尾車さんどうでしたか?うーん。
今豊ノ島のあたったあとの左の押っつけですよね。
これがやはりちょっとほんの僅かですけれども琴奨菊の足を止めましたね。
あたったあとですね、左から押っつけられているんです。
そこでちょっと足がひとつ止まりましたね。
その分とったりを食うといいますか、体を開く間合いそれを相手に与えてしまいました。
自分の相撲を確認して下がる琴奨菊の姿がありました。
豊ノ島側から見て元小結普天王の稲川さんどうでしたか?二本差し、もろ差しをねらっていったんでしょうか?そうですね、かまして下から入っていきましたね。
胸を出してあたりますとやはり押し込まれる可能性があって、きょうも押し込まれたんですが差させる前に体が反応してとったりですか?そのような決まり手になりましたね。
現時点で1敗で並んだ白鵬に力水をつけた豊ノ島です。
回り込んで、この反応のよさ。
きょうは左を差すことができませんでした、琴奨菊です。
したがって向正面の稲川さんこのところ左差し右からの押っつけ、抱え込んでかぶり寄りという体勢になりませんでしたね。
立ち合いは悪くありませんでした。
よかったと思うんですが、ただ琴奨菊は右差しですからそれで出られると思うんですけれども、やはりもともとは左四つだと思いますのでそこで本当は落ち着きたかったと思いますが少し焦りましたかね。
これまでとは、やはり琴奨菊も心の中も違っていたかもしれませんね。
そうですね。
琴奨菊のリポートです。
帰ってきました。
弱いと言って何がですか?と聞いたら反応がと言いました。
反応が弱かったということです。
そしてもう1つ、気持ちを切らさないようにいきますとそのように言いました。
尾車さん、これは1敗はしかたがないことですね。
もう終わったことですから。
まだ優勝が消えたわけではありませんから、あとの2番ここはきょうを忘れていってもらいたいですよね。
しかし豊ノ島、こんな日がくるとはというふうに言っていた豊ノ島。
確かに中学のころからのライバルと2人が終盤で優勝争いを演じる中での対戦というのはこれは当然2人にとっては初めてのことです。
琴奨菊を引きずり下ろしました。
日馬富士も2敗ですからまだまだ優勝の可能性が出てきました。
優勝争いという意味では大変おもしろくなってきましたね。
追いかける白鵬、日馬富士この2人の横綱も土俵下で琴奨菊の敗戦を見届けました。
鶴竜は3敗ですがもちろん鶴竜にも逆転の可能性はあります。
十三日目。
しかしこの終盤、大相撲その一番によってにわかに形勢が変わるという怖さがあります。
館内を見ていましたが座布団が飛びませんでしたよね。
そういえばそうですね。
それぐらい、やはりお客さんはちょっとあぜんとしたといいますか、という気持ちがあったんでしょうね。
座布団が1枚も飛びませんでしたびっくりしました。
3横綱を倒してきた琴奨菊が今平幕の豊ノ島に敗れた。
これが大相撲の怖さ。
がぜん白鵬にも36回目の優勝の可能性が高まっていきました。
土俵上は時間いっぱいです。
拍手と歓声
横綱どうしの対戦きょうの結び前の一番です。
鶴竜も3敗です。
トップとの星の差は2つに縮まりました。
後ろに回りました。
送り出し。
白鵬勝ちました、これで白鵬と琴奨菊が12勝1敗で並びました。
鶴竜は優勝争いから脱落です。
鶴竜にもチャンスはありましたが結局は白鵬の反応の速さ。
この時点で勝ち残りで土俵下にいた豊ノ島が下がります。
集中力をさらに高めたでしょうか。
厳しい相撲でしたね。
土俵下で琴奨菊の1敗を見届けました。
鶴竜のほうが立ち合いから攻め込んだんですけどね。
うまく下手投げで、しのいで。
上手を取りましたね。
しっかりと上手を取って右から振ってそしてがっぷりですね。
そこからが速いです。
座を割ってですね。
スピードも速いです、それこそ反応がいいですね。
動きの速さは次から次へと技が出ます。
全く太っているわけではなくて持て余すことがありません。
うまいですよね。
膝を払ってね。
白鵬の気持ちに、この白星で火がついたかもしれません。
全勝の大関琴奨菊関を破った豊ノ島関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
やりましたね。
そうですね思い切っていきました。
まさかこんな日がくるとはという話でしたがどんな思いで土俵で相撲を取りましたか?いやあ、もうそういう気持ちは土俵に上がる前までで土俵に上がってからは絶対に勝つという気持ちでいきました。
土俵に上がるときの表情が非常に厳しい表情でした。
うーん、そうですね。
やっぱり意識していたので。
中にはなかなか入れませんでしたね。
そうですね。
今場所やはり大関の圧力が強かったので中に入りたかったんですが思い切ってどんなふうになったか自分でもあまり覚えていないので。
優勝争いを盛り上げたいという話をしていましたが、これで関取自身も優勝争いに加わりましたね。
このあとどうですか?差が1つになったのでしっかりと意識して残り2日間頑張りたいと思います。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
豊ノ島関でした。
11勝2敗、優勝争い星1つの差に入ってきました。
あすは嘉風と対戦します。
これまた好取組重要な相撲になります。
そして白鵬が勝って白鵬12勝1敗で白鵬と琴奨菊が並びました。
そして2敗で豊ノ島と今、土俵に上がってきた日馬富士日馬富士が10勝2敗の現在成績です。
きょう勝っておきますと星1つの差ということになります。
きょう敗れた琴奨菊はあすは栃煌山戦です。
そして千秋楽は恐らく対戦が残っている大関どうし豪栄道と組まれると思います。
日馬富士に連覇の可能性がまた少し戻ってきましたね。
まだまだチャンスがありますよね。
そのためにも、きょうの一番稀勢の里を破っておかなければいけませんね。
両者の対戦は平成26年の夏場所に日馬富士が相手稀勢の里のまげに手が掛かってしまって反則負けとなりました。
そのあとは日馬富士の5連勝です。
先場所の千秋楽は稀勢の里が勝ちました。
この一番は日馬富士が勝てばすんなり優勝というところでしたが負けてしまってそのあと白鵬が敗れたために日馬富士の優勝が決まるという先場所の千秋楽でした。
稀勢の里は7勝5敗。
大相撲初場所終盤ですが優勝争いがきょう一日でまたにわかに混とんとしてきました。
拍手と歓声
日馬富士はなんとしても勝って星1つの差で食らいついていかなければいけません。
館内から頑張れ!という声が飛びました。
制限時間いっぱいです。
連覇への可能性がまた出てきています。
一気の攻めでした。
軍配は日馬富士。
物言いがつきました。
向正面赤房下の枝川親方ですね。
稀勢の里に軍配が上がったんですかね。
軍配は日馬富士でしょうか。
もう1回という声が飛んでいます。
相撲の勢いは日馬富士でした。
日馬富士が前のめりです。
どちらがついた、出たということになるとほぼ同じような感じです。
相撲の流れは日馬富士ですけど。
日馬富士の勢いでしたがはたいた稀勢の里確かに微妙な勝負判定となりそうです。
かつてまだまだビデオ判定などがない時代は相撲の勢いで、物言いもつかず簡単に日馬富士の勝ちでしたよね。
そうですね。
ところがビデオ判定、大鵬のいわゆる誤審と言われた大鵬の連勝が止まったあの翌場所からビデオ判定が入りました。
どちらが出た、どちらがついただけではないですからね。
相撲はそうですね。
その辺りはビデオの審判の親方もよく分かっていると思いますから。
どちらがついただけの勝負ならばビデオだけ細かく見ればそれでいいですからね。
そうです。
相撲の流れですよね。
しかし協議は長引いています。
稀勢の里にとっては日馬富士にとってはとても大きな一番です。
館内はもう1回!という声が響いています。
攻め込んだのは日馬富士はたいたのは稀勢の里です。
土俵際突っ込んでいった日馬富士稀勢の里もほとんどいわゆる相撲でいう体がないという状態でした。
尾車さん、相撲で体があるかないかという言い方をしますが体が残っているかどうかをあそこまで外側にお尻のほうからいきますとどうでしょうか。
稀勢の里は左足1本で支えていたという体勢ではないです。
残って戻れる体勢ではありませんでした。
足が返りかけていましたからね。
しかし協議が長いですね。
審判長は逆鉾の井筒審判長です。
ただいまの協議について説明します。
行司軍配は日馬富士の押しを有利と見てあげましたが日馬富士の手がつくのと稀勢の里の体の落ちるのが同時ではないかと、物言いがつき協議した結果同時と見て取り直しとします。
拍手と歓声
なんと取り直しとなりました。
満員のお客様は大喜びですが攻め込んだ日馬富士にとってはもう一歩というところでしたが。
日馬富士にとっては会心の一番でしたよね。
今の気持ちこれが非常に心配ですね。
もう1回ここは集中し直さなければいけません。
大いちょうが崩れてしまっています。
さがりはありません。
最初の相撲は立ち合いのあたりもはるかに日馬富士のほうがよかった。
いっぺんにいきましたけれども稀勢の里という人もああいう勝負のときに微妙な相撲が多いんですよね。
土俵際出ますね。
ある意味しぶといと言っていいんでしょうかね。
白鵬戦でもありましたね。
拍手と歓声
大相撲放送はこのまま続けます。
琴奨菊がきょう敗れました。
1敗に後退しました。
白鵬と琴奨菊が1敗です。
2敗の豊ノ島とこの土俵上の日馬富士完勝でした。
日馬富士の勝ち。
日馬富士11勝2敗。
これで1敗2人、2敗2人4人に絞られました。
初場所の優勝争い白鵬と琴奨菊が並びました。
日馬富士と平幕の豊ノ島が並びました。
星1つの差です。
白鵬はあす稀勢の里そして琴奨菊は、あす栃煌山。
日馬富士は鶴竜さらに豊ノ島は嘉風との対戦です。
日馬富士が勝ちました。
あと2日間です。
1敗が有利にということは間違いないと思います。
尾車⇒難しいですね。
これは日馬富士もそう、白鵬もそうとても相撲が厳しくてよくなっています。
琴奨菊はきょうの相撲を引きずらないことですね。
日馬富士、白鵬はまだまだあたります。
どちらか星をつぶさなければいけません。
琴奨菊はとにかく気持ちを切り替えて2番勝つことですね。
「大相撲初場所十三日目」をお伝えしました2016/01/22(金) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 十三日目 ▽初優勝目指す全勝・琴奨菊!一敗で白鵬[二][字]
▽初優勝目指す全勝・琴奨菊! 一敗で白鵬、二敗で日馬富士、豊ノ島! (4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)稲川(元普天王)
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番組内容
▽初優勝目指す全勝・琴奨菊! 一敗で白鵬、二敗で日馬富士、豊ノ島! (4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】デビッド・シャピロ,【実況】ヒロ・モリタ,【通訳】大山ひろ子 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)尾車(元琴風),向正面(幕内)稲川(元普天王),【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】デビッド・シャピロ,【実況】ヒロ・モリタ,【通訳】大山ひろ子
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz
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