【自衛隊のいま(3)】空自の最強戦闘機「F-15」 マッハ2.5、鮮やか〝イーグルドライバー〟…米太平洋空軍「F-16CM」も、ど派手な機動

産経ニュース 01月26日(火)16時02分配信

 航空自衛隊・新田原基地(宮崎県新富町)で行われた「新田原エアフェスタ」。

 基地所属の「飛行教育航空隊(飛教隊)」も統一された機動飛行をおこなった。

 「飛教隊」は航空自衛隊の中で、唯一「F-15」戦闘機のライセンスを取得できる部隊だ。空自の最強戦闘機のパイロットを育成する登竜門でもある。

 教空隊のインストラクターは、全国各地のF-15戦闘機部隊から経験を積んだ優秀なパイロットを選抜する。 

 教空隊で35週間にわたる厳しい訓練を修了したパイロットたちが、全国各地の戦闘機部隊に旅立っていく。

 F-15は、世界有数の戦闘能力を持ち、空自の主力戦闘機として、約200機が配備される。

 最大速度はマッハ約2・5で4600キロを飛行できる。M-61A20ミリ機関砲や空対空ミサイルなどを装備する。 

 通称イーグルと呼ばれ、それを駆るパイロットは「イーグルドライバー」と名乗る。

 教空隊は2機編隊で息のあった飛行を見せ、背面を見せる大きなバンクを描くなど、複座の「F-15DJ」による模範的で無駄のない演技でファンを魅了した。

 アメリカ太平洋空軍の「F-16CM」も参加し、派手な機動を見せた。「F-16“ファイティングファルコン”」戦闘機による単機(ソロ)のデモフライトが実施された。

 「Fー16」はアメリカを始め、ギリシアやトルコ、ベルギーなど西側諸国で使われる代表的な戦闘機。4000機以が生産されたベストセラーだ。ゼネラルエレクトリック(GE)社製のF110エンジンを1基搭載。最高速度はマッハ2を誇る。小回りのきく機体で、急上昇や機体を回転させるロールなどを行い、会場に轟音を響かせた。

 新田原救難隊の「U-125A救難捜索機」と「UH-60J救難ヘリコプター」のコンビでコンバットレスキューを思わせるデモも実施。

 「U-125A」が救助者を上空から発見し、「UH-60J」から隊員がホイストを使って降下。つり上げて救出した。

 地上では赤い塗装が特徴の芦屋基地(福岡県)所属のT-4練習機・通称レッドドルフィンも展示され、あいにくの天候の中、訪れた航空ファンを楽しませた。

(写真報道局 彦野公太朗)

産経ニュース
もっと見る もっと見る

【あわせて読む】

    最終更新: 01月26日(火)16時02分

    【関連ニュース】

    【おすすめニュース】