(新番組)はぐれ刑事純情派15 2016.01.22


(安浦刑事)どうしたんですか?
(田崎婦警)不動産詐欺に遭ったみたいですよ。
(川辺課長)家を買うんで頭金500万円を渡したらその不動産会社の社長がドロンしちゃったそうだ。
昨日の朝お金を渡してそれっきり連絡つかないそうです。
昨日?
(里見刑事)電話だけでなく会社にも行かれました?
(河原敬吾)行きました。
奥さんが事務をやってるんですがどこに行ったかわからないと言うばかりで…。
その物件が競売物でして…すぐ500万用意できれば不動産屋同士の裏取引でうちに落としてくれるからと言って…。
(高木刑事)社長さんの名前は?徳山不動産の徳山です。
…徳山和樹。
(田倉麻美)お願いだから…!
(徳山茜)本当にいないの!
(麻美)ねぇ徳山さん!
(茜)いないのよ!
(麻美)中にいるんでしょ!?出てきてよ!
(茜)本当に本当にいないのよ!ひとまずお引き取り願います!
(麻美)私だってね命がけで貯めたお金なのよ!
(茜)すみません…!
(麻美)出てきてよっ!
(田倉信治)やめないか!あなた!徳山から電話があったら僕に連絡するように言ってください。
…どこまでお人好しなの!?逃げてる人が連絡するわけがないでしょ!?もう〜っ!出てきてよ!出てきてよぉ…!あのーどうかしましたか?
(林刑事)山手中央署の者ですが。
…警察?な…なんでもありません。
行こう麻美。
ちょっと!…不動産のことで何かもめごとでも?そうですけど…?
(林)実は別の方からも被害届が出されましてそれで話を伺いに来たんです。
別の…?ほらごらんなさいよ!あちこち騙してるのよ徳山さんは!・
(電話の音)・
(電話の音)もしもし!?あなたもしもし!?え…?いいえ違います。
どうしたんです?
(泣き声)何かあったんですか?…娘が!娘が誘拐されたんです…!誘拐…?
(横溝署長)徳山の家には本庁から捜査一課が入った。
我々は徳山に関する怨恨の筋から誘拐犯を割り出すことになった。
誘拐されてからすでに4日目に入ってる。
猶予ならぬ状況だ。
心してかかってくれ。
いいな課長?はいっ!誘拐されたのは徳山美和。
16歳高校1年生。
(川辺)3日前の午後5時半ごろ駅から「今から帰る」と本人から自宅に電話があったがその後連絡が途絶えている。
同日午後11時にエコライザーを使って声を変えた男から徳山家に電話が入り「娘は預かった」「2千万円を用意して次の連絡を待て」と言われたそうだ。
なんでそのときすぐ警察に連絡しなかったんですかねぇ?両親は気が動転してちゃんとした判断なんかできんかったんや。
(川辺)身代金も2千万ならなんとかなると思ったそうだ。
でも1千万円は用意できたけど結局あとの1千万円は詐欺まがいのことをして集めたんですよね。
(今井刑事)現金だから1日で集められなかったんですかね?でその後犯人から連絡はあったんですか?昨日午後3時にようやく受け渡しの連絡が入り2千万円を持って新宿駅の1番ホームに来いと言われたそうだ。
それで受け渡しのほうは?犯人は現れなかったと徳山さんから奥さんに電話があったそうだがその後犯人どころか徳山さんともまったく連絡が取れなくなってるそうだ。
(呼び出し音)あなた出て…!
(呼び出し音)お願い!!出て…!!呼び出し音が鳴ってるらしいけど相手は出ないそうです。
そうか…。
(林)なんでだろ?で犯人なんですけど奥さんの話では人に恨まれるような心当たりはないとおっしゃるんです。
田倉ってご夫婦のこと奥さんに訊いてくれたか?500万を詐欺に遭ったって言ってる人なんだ。
ええ。
田倉さんと徳山さんは高校時代からの友人だそうです。
高校時代からの?だからすぐに500万円も渡してしまったんですね。
そのご夫婦も…容疑者になるんですか?うん…まあそれはこれからだ。
そうですか…。
でも未だに徳山さんからも犯人からも何の連絡もないってことは…。
(林)もしかしてお嬢さんもう…。
(玄関のチャイム)山手中央署の者ですがお父さんいらっしゃいますか?・
(田倉藍)お母さん警察の人たちが…。
徳山さん捕まりました!?そのことでご主人にお話が。
早く捕まえてくださいよ〜!500万円なくなったらどうするんですか!麻美…。
もう頭にくるわ…!
(田倉)すみません機嫌悪くて…。
いえ…。
それでなにか?徳山さんに渡した500万円の領収書とそれから500万円を引き出した銀行の通帳があればそれも見せていただけますか?
(田倉)通帳も?通帳って…私たちを疑ってるんですか?あなた!刑事さんたちに中に入って見てもらってよ!徳山さんがどんなにヒドイことをしたかよーくわかるわよ!刑事さん入ってください!
(田倉)まあ…どうぞ。
(田倉)どうぞ。
(林)すみません拝見します。
(麻美)ほーらみんなお客さまよ!ご挨拶は?
(子どもたち)こんにちは。
安浦さん間違いありません。
(田倉)あの…徳山はまだ?ええまだ連絡がつかないんです。
競売物件の話があったのはいつですか?昨日の朝です。
いい出物があったからすぐ頭金500万用意できないかと言うんで昼ごろ現金で徳山に…。
物件はご覧になったんですか?はい大きな一軒家でそこに住んでる方が不渡りを出しそうになってとにかくすぐ現金がほしいからと…。
なんでそんな話を信じちゃうのかしらねぇ!大体そんな大事な話私に相談しないから騙されるのよ!500万よ!?…ホントに人がいいんだから!だから…悪かった。
(藍)500万って…お父さんまたやったの…!?
(恵)お父さんまた騙された!
(修一)母さんキレます!うるさいっ!!…やってられないわ!
(三波鑑識官)なんだ?おう三波何やってんだよ?あ…安さん。
この間誘拐された子さ駅から家へ帰る途中だっただろ?あの子の家がすぐそこにあってさ…。
うん。

(麻美)何やってんのよ!!イタッ!…ホントにもう!食べ盛りのお子さんを5人も抱えて500万も貯めるなんて大変だったでしょうね。
大変ですよ!…買い物なんてね毎日スーパーが終わるころを見計らって7時ごろ行くんですよ。
あー…3割引きは当たり前ってやつですね?
(麻美)そっ。
子どもの洋服なんてのはね上から順番にお下がり。
冬場なんてね部屋の中でジャンパー着るんですよ。
そうすると暖房費節約できるでしょ。
あ特売品ですね?奥さんも並ぶんですか?ああ!
(三波)ティッシュペーパー5個で275円。
お1人さま1つだけ。
うちの場合6個ね。
(三波)あーうまいなあ!しかしね…徳山さんはご主人の高校時代からのお友だちでしょ?だとしたらご主人も…。
あの人はねぇ本当にビックリするほど人がいいんですよ。
この間だってね主人のすごーくお世話になったという上司の娘さんが入院したんです。
それで30万。
貸したんですか?ああ。
ところがその上司ってのが会社の金を使い込んでたんですよ。
それでお金が必要だったんですよ。
じゃ騙されたわけだ。
はい…それだけじゃないんです。
釣り仲間が釣竿を買ったんです。
そしてしばらくして会社倒産したって…。
かわいそうだね〜…そして主人がその釣竿を買ってあげたんです。
10万ですよ10万!釣竿が10万!?本当は8千円。
アチャ〜…。
まったくもう…!冗談じゃないわよねぇ!あの人は人がいいでしょ。
そうやって主人のことを騙せると思って人が寄って来るんですよ。
こっちはこんなに苦労して…苦労して…苦労してるのよ!
(麻美)バカみたい…!
(パトカーのサイレン)
(里見)安浦さんガイシャは徳山和樹さんですわ。
どうして徳山さんが?身代金は?付近一帯を探してるんですがまだ見つかりませんわ。
犯人に身代金を渡したあとに殺されたんですかね?金を持ってきたのだから殺すこともないだろうに…。
犯人は顔を見られたから殺したんじゃないですか?おいコラ気をつけろ!あ…安さん。
おう三波。
あなたーっ!!あなたーっ!!ああっ…!あなたーっ!
(茜の泣き叫ぶ声)娘さんは?…まだです。
おう安さん。
はい。
妙なことがわかったぞ。
徳山さんの携帯電話の通話記録を調べてみると一昨日の夜徳山さんと田倉さんは電話で話をしている。
田倉さんと?うん。
時間は午後9時28分。
昨夜田倉さんはそんなこと言ってなかったですよね。
うん…。
ほかには昨日不動産詐欺で訴えてきた河原さんが携帯電話に何度もしたそうなんだが徳山さんは全然出ないそうだ。
犯人からの電話はあったんですか?うん。
ほとんどが公衆電話だ。
最後の電話は午後10時5分。
それでさ徳山美和…ついに公開捜査になった。
そうですか…。
(三波)課長。
徳山の死亡推定時刻ですが一昨日の午後10時から午前0時の間です。
そうか…とすると昨日河原さんが来てたときにはすでに徳山さんは殺害されてたってことか。
林。
田倉さんの勤め先わかるか?はい。
田倉さんて…昨夜会ったあの奥さんの旦那さんかい?うん。
…どうした?あいやいや…ふ〜ん。
おーい安さん!どうした三波?田倉さんのところへ行くんだろ?俺も行くわ。
どうして?なんかさ…あの人のいい顔を見てるとなんかこう…してあげたくなっちゃうんだよな。
だってそうだろ?いい人が損する世の中じゃいけないよな。
どうした?…田倉さんだよ。
田倉さん。
あ…刑事さん。
会社はどうしたんですか?昼間は走ってるんですよ。
去年の運動会でみっともないマネしちゃったんで今から鍛えておこうと思って。
(三波)運動会?親子リレーで足がもつれて転んで…その上に家族ムカデ競走でまた足が動かなくなっちゃったんですよ。
ムカデ競走?ええ。
家族全員でムカデになって競走するんですけど一番後ろの私がダメになっちゃって…。
まさか…ペシャンコに…?そうなんですよ。
ワーッと全員…。
家族全員で走るんですか?はい…。
じゃあお子さん怒ったでしょう?ええ…それじゃなくても信用ないですからね。
ハハハ!しょうがねえなあ。
(田倉)ハハハ…じゃ…。
あ…田倉さん。
実はですね…徳山さんが亡くなられたんですよ。
…徳山が?ええ…他殺の疑いがあるんです。
他殺…そんな…!どうしてあいつが…!田倉さん…あなた一昨日の夜10時ごろ徳山さんと電話で話をしませんでしたか?田倉さん…隠し事はいけねえよ。
はい…一昨日の夜10時前ジョギングしながら何度も電話を入れたらやっとあいつの携帯につながったんです。
そしたら近くの工事現場にいるって言うんでそのまま走って行きました。
工事現場にいたんですね?はい…バッグを胸に抱えてオロオロしてました。
(徳山和樹)〔田倉…!〕
(田倉)〔どうしたんだ徳山?〕〔すまない!とにかく今は事情を話すことができないんだ〕〔だけど…必ず金は返す!〕
(田倉)〔金なんてどうでもいい〕〔それよりお前…普通じゃないぞ。
なにがあった?〕〔…だから今はなにも言えないんだ!許してくれ!〕〔俺にできること…なにかないのか?〕〔ありがとう…!500万で十分だ…〕なにか事情があるんだと思ってそれで別れました…。
あいつ…そのあとに殺されたんですね。
ケンカにはなりませんでしたか?
(田倉)ケンカ…?カッとなって殴ってしまったとか?いいえ!あいつは親友です。
いいヤツなんです。
500万ぐらいのことで殴ったりしません。
そうですか…。
でもなんであいつ…事情を言ってくれれば貸したのに…。
実はですね…徳山さんのお嬢さんが誘拐されたんですよ。
誘拐…!?美和ちゃんが!?あんたから騙し取った500万…身代金の一部らしいんだ。
身代金…そうだったんですか…。
それで美和ちゃんは?それがまだ…。
おう三波。
安さん…どうした?現場でちょっと気になることがあったんだけどさ…。
これか?えっ…。
さすがだな。
…なんでこれヒザの部分だけ汚れてるんだ?これさどっかに両ヒザついて隠れてたんじゃないかな?うーん…?・
(電話の音)電話だ。
…誰か電話に出なさい!・
(電話の音)はい刑事課。
おう林。
どうした?…えっ見た?
(林)いつのことです?
(店員)5日前の夕方です。
場所は?
(店員)この店の前です。
待ち合わせしてるみたいにそこに立ってたんですけど…。
(林)待ち合わせ…?どんな人が来たんですか?
(店員)バイクに乗った若い男の子です。
彼女ニコニコして自分から後ろに乗っていきました。
あ…安浦さん。
徳山美和さんを目撃された方です。
(安浦)あどうも。
徳山美和の友人関係…?…仲良くバイクに乗ったぁ?ようしわかった!すぐ調べるぞ!あのバイクですね!
(高木)棚橋真也だな?
(棚橋)…すみません!美和なら中にいます…。
徳山美和さんだね?狂言か!…すみませんっ!
(棚橋)彼女親父さんとケンカして自分のために2千万円払ってくれるかどうか確かめたいって言うんで…。
甘ったれるんじゃないぞ!!
(棚橋)すみませんっ!お父さんのことは?
(棚橋)さっきテレビで…。
狂言誘拐か…しようがないなまったく!安さん…あんたまったく気がつかなかったんですか?何がですか?いやだからさ…最初娘の誘拐を聞いたときにこの母親はどこかおかしいとか親子関係がうまくいってないとか…。
課長。
…母親1人しかいないんだからそんなことわかるわけないじゃないですか。
それを見抜くのがベテラン刑事ってもんでしょうが。
じゃああなた現場に出てくださいよ!君その言い方は…!
(田崎)まあまあ…。
美和ちゃんは見つかったんだからいいじゃないですか。
この人はね現場の苦労が全然わかってないんだよ!あーっ!言ったな言ったな!
(横溝)おーやってるな。
どうした?
(川辺)署長!あ…なんでもありません。
(横溝)誘拐が狂言だとすると徳山殺しの容疑者はどうなってる?今のところ…田倉という男が事件当日に徳山さんと会ったと証言してますのでまずその男から…。
課長。
徳山さんと田倉さんは高校時代からの親友だそうです。
だから何だっていうんですか!?金が絡んだら親友だってさ…!
(里見)ただ今帰りました。
…あ署長。
殺害現場にあった足跡ですが田倉のスニーカーと一致しました。
ほかに足跡は?
(里見)狂言誘拐の棚橋の靴は現場から採取された足跡の中にはありませんでした。
とすると署長…やっぱりこれは田倉しかありませんな。
動機もあるしアリバイもない!なあ安さん?任意で事情聴取してみるか。
犯人でなくとも現場で何かを見たという可能性だってある。
わかりました!…安さん。
連行してきていただけますか?はい…。
…晴ちゃん。
あら…三波さん。
三波。
おう安さん。
何やってんだ?俺がたまたま通りかかったら彼がここに座り込んでるんだよ。
たまたま?たまたま。
どうしたんですか?家に帰れないんだってさ。
帰りづらくて…。
…あそうだ。
こうやっててもしようがないからさムカデ競走の練習しようか。
(田倉)えっ?じっとしてたら寒いからさ。
行こうねっ?安さんいいだろ?うん…晴ちゃんちょっと待ってくれ。
はい…。
(玄関のチャイム)あこんばんは。
あら刑事さん?よろしいですか?どうぞ。
こんばんは。
(子どもたち)こんばんは。
カレーおいしそうだね。
今公園でお父さんに会ってきたんだけど1人でムカデ競走の練習してたよ。
(幹二)練習したってダメだよ。
また転ぶよ。
そうか…お父さんは信用ないんだな。
当たり前だよ。
いつもお父さんがダメにしちゃうんだもん。
夏休みの旅行だってパーにしちゃったし。
ほう夏休みの旅行も…。
部下の人が海外旅行に行くから自分がその代わりに仕事やらなきゃいけないって言ってうちの旅行は中止。
ふ〜ん…じゃお父さんはお人好しなんだ。
そうお人好し。
ねっママ。
そんなお人好しのお父さんをママは好きになって結婚してでみんなを産んだわけだ。
だけど…家族みんなでやるムカデ競走なのにお父さん1人で練習したってムダだよなあ。
よし…じゃおじさんこれから公園へ行ってもう練習はやめなさいってお父さんに言ってこよう。
今度の運動会に出たって勝てるわけないんだしムダだよなあ。
刑事さん。
まだお名前を伺ってなかったみたいですけど。
あ失礼…安浦といいます。
安浦さん…。
せーの…!…アイタッ!なにボーッっとしてんの?「せーの」で右足出さないと。
(三波)行くよ?せーの…!なに手を出してんのよ?足を出すの!右足…左足…イチニイチニだから。
はい!いいね行くよ?せーの…イチニイチニ…。
(2人)イチニイチニ…イチニイチニ…。
(三波)そうそう…あいい感じ。
(2人)イッチニイッチニ!イッチニイッチニ!安浦さんそろそろ…。
(幹二)お父さーん!幹二…。
僕前ね。
あ…ああ。
(恵)お父さーん!
(修一)お父さーん!メグ…修一…。
(藍・光三)お父さーん!麻美…。
さあみんなで一生懸命がんばるぞーっ!ようし!今年の秋の運動会はみんなで力を合わせて優勝だ!
(田倉一家)オーッ!
(三波)いくよ?せーの…!
(田倉一家)イッチニイッチニ…!
(麻美)お父さん大丈夫ー?
(三波)お父さん大丈夫だよ。
アーッ!…ダメじゃない!せーの…!イッチニイッチニ…!どうするんですか安浦さん…。
イッチニイッチニ…!僕にちょうだい。
(三波)はいよ。
僕にもちょうだい!私にも!どうもすみません。
いいえ。
刑事さん…ありがとうございました。
こんなときになんだが…署まで来ていただけませんか?どういうことですか…?ご主人にお訊きしたいことがあるんだ。
徳山さんのことで…?な…何言ってるんですか?なんでこの人が警察に行かなきゃいけないんですか?
(田倉)麻美!心配するな大丈夫だ。
私が徳山を殺すなんてそんなことは絶対ありません!あいつは高校時代からの親友なんですよ!その親友に家を買うためにコツコツ貯めた500万を騙し取られた…ちゃいまっか?500万がなんだっていうんです?1億円だとしたって私はそんなことしません!
(片桐由美)そう…7人家族なの。
いいわね大勢で。
うちは2人でアップアップなのにさ!まそうよね…大きくなった娘さん2人じゃたしかにお父さんは大変よね。
(なみ)女の子は口が達者ですから。
なみちゃんが言うんだから間違いないな。
(岡田)僕も女性と口ゲンカして勝ったことありません。
いずこも同じだ!でもそのお宅…お父さんがそんなことになって残された子どもたちはどうなるのかしら?うん…母親と子どもたちの願いが込められてるんだ。
なんとかなるさ…まだ証拠が挙がったわけじゃないし。
なんとかなるといいわね…。
せっかくお父さんがみんなに認められたんだもの。
うん…。
(修一)行ってきます!どうぞそのままでけっこうですんで…。
刑事さんがよくったってね…私はよくないんですよ!子どもたちがたくさんいるからって家の中がいつもグチャグチャだと思われるのが嫌なんですよ!何しに来たんですか!?同情しに来たんですか!?そんなもの要りませんよ!どうするつもりですか!?うちには子どもが5人もいるんですよ!?一番上が中学2年生…一番下がまだ幼稚園なんです!まだまだ手がかかるんです!お金だってかかるんですよ!あの人がそのことを知らないわけないでしょ!?子ども5人を残して刑務所に入りたいだなんて思うはずがないじゃないですか!?あの人はね子どものためだったらどんなことでも我慢するんです!カーッと頭に血が上ってもどなったりしたことありません!今までどんなに騙されてきたか…それでも相手の人を一度だって…一度だって殴ったことないんですよっ!?それどころか「相手にもいろいろ都合があるんじゃないか」ってそう言っていつもいつも許してきたんです。
それが…相手が徳山さんですよ?高校からの親友なんですよ?そんな人を殺すわけがないじゃないですか!!どうして警察はそんな簡単なことわからないんですかっ!?バカヤロウ…!安浦のバカヤロウ…!
(泣き声)奥さん…ご主人は逮捕されたわけじゃありません。
事情を伺ってるだけですので…。
では今日は私はこれで…。
安浦さん…安浦さんの奥さんは?女房はずっと前に亡くしました。
ごめんなさい…でもまだ奥さんがいるとき…夫婦で目標とか夢とかありました?夢ですか…。
私たち結婚して子どもができて子どもの成長を見守るだけで家には何もなかった…。
だから私家を買おうって主人に言ってたんです。
それが目標でもあり…夢だったんです。
2人力を合わせて頑張っていこうって…。
夫婦でそろって夢を持つっていいことじゃないですか。
だから500万円だとかマイホームだとかそんなことのために悪いことをするはずがないんです…!安浦さん…!安浦さん…お願いです…!主人を助けてください!お願いします…!お願いします…!おう三波!おう。
ヒザの汚れの理由がわかったぞ!土下座だよ!土下座?徳山さんは土下座して謝ったからヒザの部分だけ汚れたのさ!安さん…それだよ!…それだよ!徳山さんはあなたに土下座して謝りましたか?土下座?そんなことはさせません。
あいつが僕を騙すんだから相当な理由があったと思いました。
じゃ土下座はしてないんですね?ええ。
じゃあその写真…土下座して付いた泥じゃないんだ。
徳山さんが土下座してもおかしくない人物がもう1人いるんですよ!誰だ?林。
徳山さんの携帯の通話記録を出してくれ。
わかりました。

(林)店長さんですね?徳山不動産の徳山和樹さんが殺された日の午後10時5分に公衆電話から徳山さんの携帯に電話した人物がいるんですが…。
徳山さんが殺害されたのが午後11時前後…約1時間前あなたは徳山さんと電話で話をしませんでしたか?いいや。
携帯から電話すると相手の携帯にあなたの着信番号が表示される。
出たくない相手には公衆電話から電話するんだ。
あんた…公衆電話から徳山さんの携帯に電話を入れたね?河原さん…大体の裏は取れてるんだ。
電話をしたあとあなた徳山さんと会ったでしょ?そのとき徳山さんはあなたに土下座をして謝ったんですね?土下座なんかされたって…!土下座したのかね?ですからそんなことされるより私が渡した500万円を…!奪い返すしかなかった…そうですね?〔申し訳ありません…!申し訳ありません…!〕〔返せ…!〕〔これだけは…!〕〔必ず…!必ず返します…!これだけは…!〕〔嘘を言うな!!〕〔アッ…!〕
(うめき声)〔おい…?〕
(河原)自分の金を取り返しさえすればいいと思ったんです…。
カッとなってしまって…。
(里見)それで金は?バッグごと家に置いてあります。
翌日遺体が発見されればまず自分が疑われると思ってその前に不動産詐欺を訴えてきた。
…そうだな?そうです…申し訳ありませんでした!イッチニイッチニ!イッチニイッチニ!
(田倉)いいぞいいぞ!その調子!イッチニイッチニ!イッチニイッチニ!ゴール!やったあ!やったやった!
(拍手)
(三波)おみごとおみごと!今度は優勝だな!
(光三)うんっ!優勝!
(子どもたち)イエーイ!いろいろお世話になりました。
ご夫婦の夢がね…帰ってきたんですよ。
夢?ええ…。
はい。
えっ?500万です。
…やったぁーっ!!
(子どもたち)イエーイ!!今度は間違いのないように頼みますよ!
(田倉)はい…!
(麻美)500万!ウフフフ…!スーパーで並んだかいがありましたなあ。
うん!ティッシュペーパー5箱。
275円!もう1周するぞー!せーの…!イッチニイッチニ!イッチニイッチニ!ただいまー。

(エリ)おかえりなさい。
おーいこの10円誰が落っことした?知らなーい。
ユカ?
(ユカ)えっ知らない。
おいエリ!ちょっと来い。
もうなによー?「10円を笑う者は10円に泣く」だ!全然笑ってない。
そんなこと言ってんじゃないよ!この狭い家の中で10円を落としたことに気づかない人間がいるってことが問題なんだよ!10円ぐらい…。
バカ!「塵も積もれば山となる」「千里の道も一歩から」だよ!だから何が言いたいのよ〜?だからつまり…何が起こってもおかしくないこの不景気の世の中でだ最近我が家は引っ越しをした。
貯金もだんだん減ってきた。
だからお父さんは好きな競馬も月に1回して今必死になって働いてるんだよ!なのにお前たちは1銭の食費も入れようとしない。
その最中に…この10円玉の大事件だ!わかった…大事にする!はい!ちょっと待て待て!…まだ話はあるんだよ。
スーパーに行って…1円でも安い買い物をして…なんと500万貯めた人間がいるんだぞ!だから我が家も本日から貯金をすることにした。
ユカ!あの花びん取れ。
貯金…?そうさエリ!お前も財布を出せ。
みんなでな…一生懸命お金を貯めるんだよ!ハァ…まずは細かいのからだ。
1000円やめて100円にしたんだ。
だから塵も積もれば山となるだ。
はいはい…はい!なんだお前…10円か?2016/01/22(金) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
[新]はぐれ刑事純情派15[再][字]

「身代金2000万円と父が消えた!?安浦刑事を馬鹿野郎と呼んだ女」

詳細情報
◇出演者
藤田まこと、眞野あずさ、梅宮辰夫 ほか

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:47788(0xBAAC)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: