(櫻井)山田さんいかがでした?残念ながらというとこでしたが。
(松本)早いんだよ!
あなたはどこまで知っていますか?
今から9年前
ターシャ・フィールズは保育士をしながら一人娘レキシーを育てるシングルマザーだった
美人で優しく子供たちからも人気だったというターシャ
(ドウェイン)おお。
ババ。
(ババ)パパ。
ドウェイン・バレンタイン
彼もまた6歳の一人息子ババを育てるシングルファーザーだった
2人は共に離婚経験者だったこともありすぐに…
(ババ)パパ。
大変。
日々仕事と子育てに追われ女性と接する機会がなかったドウェイン
彼にとって美人のターシャと話すことが毎日の楽しみになっていた
そんなある日
(ターシャ)あっ。
そうだ。
はい。
これ。
(ドウェイン)ああ?
それは…
(ドウェイン)いやいや。
決してモテるタイプではないドウェインは高嶺の花だと思っていたターシャからのアプローチに戸惑ったものの…
(ターシャ)あっ。
思い切って電話をかけると話が盛り上がり子育ての悩みなどを相談し合うようになった
そして休日には…
(むせる声)
それは…
(ターシャ)ねえ?ドウェイン。
(ドウェイン)えっ?
2人はまだ…
しかし…
(ドウェイン)さあ。
(ドウェイン)入って。
家族の愛を求めていた2組の親子は同棲を始めた
(ターシャ)そう。
(ターシャ)でも…。
才色兼備でよき母
ドウェインにとってターシャはまさに…
結婚も考え始めていた
そこで…
自分の家族とも仲良くなってもらいたい
ドウェインの母親と2人で買い物に行ってもらうことにした
だが…
(ドウェイン)うん?
ドウェインの母がターシャの買うもの一つ一つに難癖をつけたのだという
だが彼は気付いていなかった
それが恐怖の始まりであることを
(ドウェイン)なあ?ターシャ。
(ターシャ)ああ。
(ドウェイン)そう。
(ターシャ)そんなことより。
(ドウェイン)そうだね。
えーっと。
うーん。
(ドウェイン)うん?これは…。
(ドウェイン)うん?
(ターシャ)ああ。
(ドウェイン)えっ?いや。
(ターシャ)ふーん。
(ドウェイン)ター…。
インターネットで…
興味本位のつもりだった
だがそれは恐ろしいパンドラの箱だったのである
インターネットで恋人ターシャの名前を検索したドウェイン
興味本位のつもりだった
だがそれは恐ろしいパンドラの箱だった
当時フロリダ州では犯罪防止の観点からデータベースに名前を入れると結婚履歴を知ることができた
ターシャの名前を入力してみると…
(ドウェイン)うん?
出てきたのはミッチ・ケンプという男性との結婚履歴
(ドウェイン)《じゃあ…》
さらに連邦判事だったというターシャの祖父についても調べてみたのだが…
(ドウェイン)《ない》・
(ドアの開く音)
(ドウェイン)あ…ああ。
(ババ)じゃあね。
(ドウェイン)なあ?ターシャ。
(ターシャ)何?ああ。
(ドウェイン)ああ。
(ドウェイン)あのう。
(ターシャ)そう。
なぜターシャは4回も結婚離婚を繰り返したのか?
その理由を探るためドウェインは彼女の過去を知る人物を片っ端から当たった
そしてある一人の人物にたどりつく
ドウェインの前にターシャと付き合っていた男…
(キース)それと…。
で…でも。
(キース)いや。
そしてキースは最後に衝撃的な一言を告げる
あと…。
(キース)…らしい。
(たけし)探れば探るほど恐るべき疑惑が浮かび上がるターシャ。
この後彼女の信じ難い過去が次々と明らかになります。
愛する人の素顔に悪魔を見たとき…。
(剛力)今夜はある男性の身に起こった恐怖の体験をお送りしていますが。
この恋人ターシャにはどんな秘密が?
(日村)最後のところ何も聞こえなかったんだけど。
(設楽)みんな。
(日村)俺だけじゃない?
(剛力)みんな聞こえてなかった。
(日村)全員聞こえてない?
(益若)何か美人って怖いなと思います。
(日村)でもドウェインの気持ちはちょっと分かんなくもないよね。
(日村)美人がすごい言ってくるってのは。
(設楽)分かる?
(日村)うん。
ドウェインはやっぱりそういうふうに。
そこにやっぱりさ。
日村ドウェインとしてもさなかなかああいう美人から言い寄られたことないわけだから。
(設楽)早く一緒に暮らしたいし。
(剛力)確かに。
(設楽)何ならその生活を崩したくないわけだから。
(益若)しかも子供がやっぱりお互いいるじゃないですか。
(益若)ってなったりすると軽い気持ちで付き合わないじゃないですか。
そこにも今回付け込んでるんじゃないかって。
責任感みたいな。
(ケリー)ちゃんとした大人ですし。
(益若)そうそう…。
(一同)うん。
眠れぬ日々が続いた
あのとき聞いた…
(ドウェイン)うっ。
うっ…。
何?OK。
それはターシャの登録していたSNSの個人ページ
未開封のまま残されたメッセージを見つけた
送り主はミッシェル・ケンプ
3番目の夫ミッチ・ケンプの家族からだった
その内容とは…
(ドウェイン)ほら。
(ターシャ)そう。
(ドウェイン)ああ。
息子ババとの身の危険を感じたドウェインは…
警察はターシャを呼び出しミッチ殺害に関して取り調べを行った
だがかたくなに犯行を否認
しかし警察が問い詰めると…
ミッチを殺害したのは自分ではなく4番目の夫モートンだと主張したのだ
これによりターシャは一時帰宅を許されたのだが…
ドウェインの不安は消えることなく彼はターシャと別れることを決意
彼女は娘と共にまた新たな男の元で暮らし始めた
そんな中ターシャの供述どおりモートンが所有する農場の庭からミッチの遺体と使用済みの薬きょうが発見された
さらに殺人に使用された銃はモートンのものであることが判明
これらの決定的証拠により警察はついにターシャの4番目の夫グレッグ・モートンの逮捕に踏み切った
こうして事件は全て解決したかに思われたのだが
後に行われた裁判で事件の恐るべき真相が浮かび上がってくるのである
裁判でターシャの4番目の夫グレッグは真相を語った
それは驚くべきものだった
発端は事件発覚の3年前
2人が出会ったころにさかのぼる
当時ターシャはまだ3番目の夫ミッチとの離婚が正式に決まっていなかった
(ターシャ)ねえ?グレッグ。
ミッチは本当に恐ろしい男なのよ。
ミッチがいかに暴力的で恐ろしい男かと話すとターシャにほれ込んでいたグレッグは激怒
そして事件当日を迎える
グレッグは自宅でミッチを銃殺
これが事件の顛末だった
だが裁判でグレッグの口から衝撃的な言葉が飛び出す
そう。
実は彼女も…
しかもグレッグと接点のなかったミッチを彼の自宅に呼び出したのも…
またグレッグに銃を渡して殺すように指示したのも…
全てターシャだったという
しかし2年ほどでグレッグの資産が尽きると2人は破局
ターシャは彼の元を去った
これらグレッグの証言を基に警察はついに…
ではいったいなぜ彼女は恋人の手を使ってまで殺人に手を染めたのか?
そこには母として生きたかった女の悲しい理由があった
いったいなぜターシャは殺人に手を染めたのか?
そこにあった悲しい理由とは?
実は娘のレキシーが生まれる前…
だが結婚生活は間もなく破綻
しかも離婚の際生活能力がないという理由で愛する子供たちの親権を夫に取られていた
それは母として耐え難い苦しみだった
そしてまたレキシーという娘の親権を巡って3番目の夫ミッチと対立
二度とつらい別れを繰り返したくない
ターシャにとってレキシーは唯一の生きる希望
そして愛する娘との生活を満たしてくれる家や金を求め次々と男の元を渡り歩いていたのだ
ターシャは否定したもののミッチ殺害に関してグレッグだけでなく…
さらにドウェインも
交際中彼女がついた嘘にいかに翻弄されたか証言した
こうした事実から陪審員はグレッグの供述に信ぴょう性があると見なし彼女が犯行の首謀者であると結論づけた
そして彼女に下された判決は…
一方実行犯のグレッグには懲役19年が言い渡された
どんな手を使ってでも愛する娘と一緒にいたい
女がたどったのは…
永遠に離れ離れという最悪のシナリオだった
(剛力)恋人が隠していたのは殺人というあまりに最悪な秘密でしたね。
(一同)怖いね。
怖い。
(益若)何かいつも殺人する動機ってだいたいお金とかでもめて殺人することが多いじゃないですか。
でも今回のターシャさんの理由がちょっと切ないですね。
(設楽)そうなんだよね。
殺人は駄目だけどでも親として子供と離れたくない気持ちも分かるし。
(ケリー)保育所に勤めるぐらいやっぱ子供が好き。
自分の子供も好きだし。
(ケリー)それだけですごいいい人に見えるのに子供への愛が強過ぎて…。
(設楽)ねえ。
何だろうね?そのね。
(剛力)レキシー。
ターシャの子供は孤児院に。
孤児院に引き取られているそうです。
(日村)かわいそうだけどな。
すげえかわいそうだけどね。
今ある1冊の絵本が幼い子供を持つ親たちの間で大きな話題を呼んでいる
その絵本の名は…
衝撃的なタイトルに絵本とは思えないホラータッチの挿絵
実はこの絵本は…
現在43歳となった作者の男性が10歳だったころの実際の体験を基に作られている
そんな絵本を初めてという親子に読んでもらうと…
突然の涙
果たして彼女たちが涙した理由とは?
この絵本はタイトルのとおり30年以上前実際に鬼のような母にナスビを売らされていた少年の物語です。
しかしその結末はタイトルからは想像もできない意外なものでした。
いったい…。
早速読み進めていきましょう。
(剛)「僕が生まれたのは母ちゃんが40歳。
父ちゃんは50歳ぐらいのときでした」「高齢出産だったので僕が小学生になったときは2人とも見た目はもうおばあさんとおじいさんのようでした」「それは学校で授業参観があったとき」「周りは若いお母さんでいっぱい」「僕は恥ずかしくてたまりませんでした」
(芳江)入っとき。
「そんな母ちゃんと父ちゃんのお仕事は農家でナスビをいっぱい作っていました」「でも年寄りだった2人は一生懸命働いても他の農家のようにあんまりお金を稼ぐことはできませんでした。
だからうちは貧乏」「晩ご飯も…」「いつも形が悪くて売り物にならないナスビを使ったナスビ料理ばっかり並びました」「僕の文句なんかお構いなし」「母ちゃんはいつも豪快に笑いました」「僕はもうナスビを見るのも嫌でナスビの鬼に追い掛けられる夢まで見ました」「そして僕が10歳のときあの出来事が起こりました」
(剛)えっ?ちょっちょっちょっ…。
(剛)えっ?「着いたのは…」「団地でした」
(芳江)剛。
(剛)何で!?
(芳江)早う。
「そう。
母ちゃんは僕に市場で売れないナスビを近くの団地に売りに行かせたのです」「そのときの顔は本当に鬼のようでした」
(チャイム)「僕は一人で知らない団地のピンポンを押し一軒一軒訪ねて回りました」
(剛)ナスビはいりませんか?「怖いおっちゃんから…」「と怒鳴られても母ちゃんは助けてくれませんでした」「他の家でも…」
(チャイム)
(剛)あのう。
・
(鍵を掛ける音)「結局一つも売れませんでした」「すると母ちゃんは…」「それはまさに鬼そのものでした」「僕は次の日も知らない団地に売りに行かされました」「でもやっぱり一つも売れません」「そんな僕に母ちゃんはまたも鬼の顔で怒るのです」「僕は泣きたくなりました」「売れなかったらまた母ちゃんに怒られる」「僕は必死で声を上げました」「すると…」・
(鍵の開く音)「それはあの怖いおっちゃんでした」
(男性)お前…。
「と言ってくれたのです」「それから毎日僕は一人でナスビを売りに行きました」「するとだんだん売れるようになってきて僕は楽しくなってきました」「ところがそんなナスビ売りが1カ月ほど続いたころ突然団地に行くことはなくなったのです」「それは…」「農作業中に母ちゃんが倒れ入院してしまったからです」「いつも無口な父ちゃんはそう言うだけ」「でも母ちゃんはそれから4年間入退院を繰り返しました」「そして僕が14歳になったとき…」「それは僕が14歳になったときのことでした」
(剛)母ちゃん!母ちゃん!母ちゃん!母ちゃん!母ちゃん…。
「母ちゃんは息を引き取りました」「白血病でした」「火葬場では母ちゃんの骨は少ししか残りませんでした」「何年もきつい薬を飲んでいたので母ちゃんの骨はぼろぼろだったらしいです」
(一)剛。
(剛)うん。
「そのとき僕はずっと疑問に思っていたあのことを尋ねました」
(はなをすする音)
(一)いっつも…。
(剛)えっ!?「毎日ナスビばっかり出してた母ちゃん」「怒ったら僕を納屋に閉じ込めた母ちゃん」「鬼のような顔でナスビを売りに行かせた母ちゃん」
そして絵本はこんな言葉で締めくくられている
(剛力)亡くなって初めて剛さんはお母さんの真意を知ることができたんですが。
(益若)私この本持ってるんですよ。
でこれ読んだときもすごい泣いて。
この本を読んだら考え方が変わって。
今までは息子が幸せになったらうれしいなってことばっか考えてたのがこの本を読んでからは私が死んでもどうやったら一人で生きていけるってことを考えてあげられるのが親の役目なんだなって変わって。
何かこの本を読んでから厳しくなったというか考え方が。
あえて厳しいことをすごい言うようになったんです。
(剛力)今回ご覧いただいた2つのVTRは母親の深い愛情という点では共通していましたが結末はまったく違うもので。
(設楽)そうだね。
(日村)ホントだね。
(設楽)あのう。
いろんなさ。
島田洋七さんの『がばいばあちゃん』とか。
何か受け継がれるよね。
親の思いだったり。
(日村)でもそうだと思うわ。
(設楽)だから優しく接するだけじゃ駄目っつうのは確かにこれで学ぶよね。
現在作者の原田剛さんは地元徳島県で…
(剛)仕事柄育児雑誌を10年以上作ってきたんですが最近特に…。
そこでナスビを母ちゃんに売らされた。
誰でもが読める絵本という形で出版しました。
絵本が発売されて以来原田さんの元には全国の子を持つ親から数多くの手紙が送られてきているという
ぼろぼろなときも苦しいときもありますけど…。
常識では考えられない出来事アンビリバボー。
あなたの身に起こるのはあしたかもしれません。
2016/01/21(木) 19:57〜20:54
関西テレビ1
奇跡体験!アンビリバボー[字]
【実録!凶悪犯との恐怖生活!?愛する妻の魔性の顔】
▽疑惑と隠された過去…屈折した母性の(秘)結末▽肝っ玉母ちゃんの愛ナス売りの教え
詳細情報
番組内容
6歳の一人息子を育てるシングルファーザーのドウェインは、保育所で保育士をしているターシャ・フィールズと出会う。彼女もまた、シングルマザーだった。互いに同じ心境を共有できた2人は急接近し、互いの子供を連れて遊びに行くほどの仲になった。ドウェインにとってターシャと過ごす時は夢のような時間だった…。
そんなある日彼が、彼女の車の中を掃除しているときに、知らない男性の車検証を発見。
番組内容2
その男性は誰かと彼女に尋ねると前の夫だという。しかし、調べると前の夫とは違う氏名だった!さらにインターネットで彼女のことを調べていると、また別の男性との結婚歴があることがわかった!たまらず彼は、彼女に問いただすと、なんと4人の男性との結婚歴があることを認めた!しかし、その話も聞けば聞くほどつじつまが合わない…。不安になったドウェインは彼女の過去を知る1人の男にたどりつく!
番組内容3
彼が語った彼女の衝撃的な事実とは、彼女の目的が男に寄生することだという!かつてターシャと交際していた男性は彼女に尽くしたが、その後彼女に捨てられ最後は自ら命を絶ったという…さらに、彼は彼女の衝撃的な事実を告げる!果たしてその事実とは一体何なのか?そして、ドウェインはどうなるのか?
もう1つのテーマの「親子の関係について改めて考えさせられる実話」と共に是非ご覧いただきたい。
出演者
【ストーリーテラー】
ビートたけし
【スタジオメンバー】
剛力彩芽
設楽統(バナナマン)
日村勇紀(バナナマン)
【スタジオゲスト】
益若つばさ
ケリーアン
スタッフ
【プロデューサー】
角井英之(イースト・エンタテインメント)
【演出】
藤村和憲(イースト・エンタテインメント)
【編成企画】
矢野哲慈
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
イースト・エンタテインメント
ジャンル :
バラエティ – その他
バラエティ – クイズ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
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