皆さんぜひ足を運んでいただきたいと思います。
今後が楽しみな養殖マアジ、お伝えいたしました。
◆ありがとうございました。
とってもおいしそうでしたけど。
本当に養殖が始まって間がないということで、在庫も少ないということで≫5時になりました。
安倍政権で経済政策の中核を担ってきた甘利大臣に政治とカネの疑惑浮上です。
千葉県の土地トラブルの処理をめぐり金銭を受け取っていたとする今日の週刊誌報道について甘利大臣、国会で次のように答弁しました。
≫説明責任を果たすと強調する一方金銭の授受については記憶があいまいなどと述べた甘利大臣。
今後、どのような展開となるのか総理官邸前、西垣記者に聞きます。
西垣さん、進退問題になる可能性というのもあるように思うんですがいかがですか?≫まず進退問題甘利大臣本人は自らの職務を全力で全うすると述べていて辞任を否定しています。
ただある政府関係者なんですけども辞任の可能性について当初はないと即答していたんですね。
ただ、そのあと委員会が終わったあと別の政府関係者に聞いたところ厳しいなと顔をしかめていまして状況が厳しいということをうかがわせました。
≫国会、このあとTPPの審議を控えて甘利さんがもしお辞めになることがあればこれは政権に与える影響は大きいものがありますね。
≫まず、甘利大臣明日は国会で経済演説を控えていてその後すぐに週末、海外の外遊を控えています。
仮に急遽、大臣交代ということになりますと政府としては慌ただしい中苦しい対応を迫られることになります。
また、国会の焦点であるTPPの審議。
交渉の全容を知るのは甘利大臣以外、答弁ができないという声もありまして野党側が追及の手を更に強まる中甘利大臣が説明をどうするのかこれが今後の焦点となります。
≫その説明のタイミングいつごろとみますか?≫1つ、週末には沖縄で政府が進める普天間基地の移設を掲げた市長選というのもありここを超えた来週以降予算委員会が始まるまでに政府としては状況を見ながら判断をしていくことが1つのタイミングとしては考えられます。
≫わかりました。
石垣記者でした。
≫今日は1年で最も寒いとされる大寒です。
最強寒波の影響で連日厳しい寒さが続いていますが今日は大寒ならではの光景が各地で見られました。
≫丸2日で120cm以上積雪が増え北海道内一の大雪が降った滝上町。
≫峠は越えたもののオホーツク海側では一気に降り積もった雪で生活に大きな影響が出ています。
≫今日は1年で最も寒さが厳しくなるとされる大寒。
富山県上市町の大岩山日石寺では高さ5mを超える滝に打たれる伝統の寒修行が行われるなど各地で大寒恒例の行事が行われました。
宮崎市では高校生が恒例の寒中水泳に挑戦。
≫連日の大雪で4合目辺りまで白く染まり富士山も、ようやく冬の装いに。
今、この富士山の眺めを楽しめる意外な場所が東京都心に出現したと話題になっています。
≫神宮外苑にある絵画館の前に来ているんですがここから見えるものがほら、富士山です。
国立競技場が解体されたことによって見えるようになりました。
≫東京の明治神宮外苑。
ここが都心のど真ん中から富士山を眺めることができる新たなスポットです。
≫今、富士山に向かってカメラを構えている方が3人いますね。
≫早くも噂を聞きつけた写真愛好家があちらこちらに。
≫カメラは見事に雪化粧をした富士山を捉えていました。
≫数々の名勝負が繰り広げられた国立競技場。
今まさにスタンドが取り壊されています。
≫去年3月、解体が始まり現在は更地となった国立競技場の跡地。
絵画館の真横にあった国立競技場がなくなったためさえぎるものがなくなり富士山が見えるようになったのです。
≫国立、取り壊したら富士山、見える。
≫ツイッターにも続々と驚きの投稿が集まるなど富士山が見える新名所として口コミで広がっています。
≫実は、この周辺江戸時代には富士山を見られる名所として知られあの葛飾北斎の「富嶽三十六景」の1つ青山圓座枩もかつて、この近くにあった龍岩寺の庭園で描かれたものなんです。
ところが、今は…。
≫現在ではこの辺りマンションなど高い建物が建っており全く富士山は見えません。
≫今年12月着工予定の新国立競技場の建設が進めば再び富士山は隠れてしまうという期間限定の新スポット。
≫2月はじめの夕方にはこの絵画館前で太陽が富士山頂に沈むダイヤモンド富士が見られるかもしれません。
≫今日もさまざまなニュースが入ってきています。
まずは、こちらです。
1万6000円割れ寸前です。
今日の日経平均株価は一時300円以上値上がりしましたが原油価格の動向への警戒感が強く一転して急落。
昨日より400円近く値下がりして取引を終えました。
続いてはこちらです。
マララさんが怒りの声明です。
パキスタン北西部のペシャワル近郊で20日武装グループが大学を襲撃し学生ら少なくとも20人が死亡。
およそ50人が怪我をした事件でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが襲撃を強く非難する声明を出しました。
マララさんは命と教育を守るために努力すべきと訴え政府当局に教育現場の安全の確保を呼びかけています。
≫一億総活躍社会の実現に向け昨日、国会で補正予算が成立しました。
その補正予算およそ3.3兆円のうち実は結婚支援として36億円が計上されているんです。
野党からはゾンビ予算との批判も上がる中意外な成果を上げ始めているある婚活の最前線を取材しました。
≫金屏風の前で行った幸せ会見で年明けの話題をさらったDAIGOさんと北川景子さんの結婚。
しかし、実際には生涯未婚率は男女ともに右肩上がりで上昇。
多くの人が運命のお相手にめぐり合えずにいるのが現実です。
≫こちらはDAIGOさんと北川景子さんの結婚会見翌日。
愛媛県松山市のフレンチレストランで開かれていた婚活パーティー。
実は今、地域の活性化を目指す地方自治体が独身男女の婚活を支援する動きが拡大中。
≫中でも、ここ愛媛県はある秘策を用いて驚異のお見合い成立率をたたき出し注目を集めているんです。
≫この日も晴れてカップルが成立。
女性のハートを射止めた男性に聞くと今回のパーティーにはこれまでにないチャンスがあったといいます。
≫男性が挙げた気になる数値。
それは婚活パーティーを主宰するえひめ結婚支援センターが新たな出会い予報としてパーティーでの出会い確率を数値化したもの。
申込者のこれまで参加してきたイベントの日時や場所スタイルなどをデータ化し行動を分析。
次に参加するイベントを決める際これは、また同じような出会いになりますよこのイベントなら新たな出会いが生まれますよと見通しを具体的な数値で知らせます。
平日の夜松山市の中心部で行われた今回の婚活イベントでカップルになった女性は…。
≫これまでは、休日を使い車で行ける郊外のパーティーに参加する機会が多かったという、この女性。
その行動パターンから事前にコンピューターが出した答えはこのようなものでした。
≫これが見事に的中した形です。
≫蓄積されたデータが、人々を新たな出会いへと導く通称ビッグデータ婚活。
去年から、このシステムを活用した愛媛県では男女の引き合わせ成功率が13%から29%と、倍以上に上昇しました。
この劇的な成果には国も注目。
政府は、少子化対策の一環としてこういったシステムの導入などを積極的に行う自治体に対し30億円以上の予算を計上し支援しています。
しかし…。
≫FNNが年末に行った世論調査でも政府が婚活を支援する必要があるかという質問に、思わないと答えた人が7割近くに上りました。
≫国を挙げての婚活事業。
その成果と在り方が問われています。
≫いろんな意見あるわけですけど愛媛の取り組み江上さん、どうみました?≫愛の媛の県だけあって頑張っているとは思うんですよ。
だけど、これを補正予算でやるかな?と思うんですけど一番考えなくちゃいけないのは女性が結婚したいという例えば保育園だとか育児休暇だとかそれからもっと言えば生活の安定のための正社員化であるとかそういったところにもっともっと国として目を向けるべきだろうという意見ですね、僕は。
≫これも少子化対策としての位置づけなんですけれども税金を使ってやるわけですから婚活も闇雲ということではなくてやっぱりビッグデータなどを使って効果を上げないとというところはあるかもしれません。
≫豊臣秀吉が家臣に宛てた手紙33通がまとめて発見されました。
ずらっと並べられた書状。
400年以上前、豊臣秀吉が家臣・脇坂安治に送った手紙33通です。
保管先の火災で一部燃えたり水浸しになったりと状態は悪かったものの東京大学の研究グループが復元・分析しました。
≫豊臣秀吉が徳川軍と戦っていた時代にも家臣に材木を集めさせ橋や建物の建築にも力を抜いていなかったことがうかがえます。
◆当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
≫アディダスやシャネルなど数々のブランドのロゴ。
有名ブランドのロゴを貼り付けたTシャツなどを販売するために持っていた疑いで20代の女が逮捕されました。
半年間で売り上げは100万円以上。
その手口とは?≫建設現場でアスベストを吸い肺がんなどを患った労働者たち。
国と建材メーカーの責任を訴えた裁判があす判決を迎えます。
被害者の救済に立ちはだかる壁そして原告たちの思いとは?≫続いて「ワンダー」です。
まずはスマホ時代の新しい偽ブランド商法です。
≫こちらの映像ご覧ください。
シャネルやアディダスなど有名ブランドのロゴ。
実はこれ全て偽物なんです。
Tシャツなどにアイロンで簡単に貼り付けられるこれらのシートを勝手に作っていた20代の女が逮捕されました。
女は販売するときにSNSを駆使していました。
≫午前8時です。
兵庫県警の捜査員が女の家に入っていきました。
≫商標法違反の疑いで逮捕されたのは会社員北口裕紀恵容疑者です。
北口容疑者は有名ブランドのロゴを貼り付けたTシャツや靴などを販売目的で所持し画像をインターネットで広告として掲載した疑いがもたれています。
北口容疑者は容疑を認めています。
北口容疑者が客に販売していたのはブランドロゴのアイロンシート。
衣服などにアイロンで簡単に貼り付けることができるため誰でも偽ブランド品を自作できてしまいます。
北口容疑者はこれらのロゴで勝手にシートを作っていたとみられています。
≫北口容疑者がロゴを陳列していた売り場はインスタグラムというアプリで写真を手軽に公開しあうことができ世界で4億人が使っているといわれています。
登録されている1600人以上のフォロワーつまり顧客に対して北口容疑者は≫詳細はLINEにてお伝えします。
≫客を無料通信アプリLINEに誘導すると北口容疑者はブランド名やデザイン案など要望を聞き取ります。
≫各ロゴの大体のサイズを横幅で教えてください。
オーダーがたくさん入っているため少しお時間いただきます。
≫完全受注生産でロゴを販売する手口。
警察は北口容疑者が半年間で延べ500人以上に販売しおよそ130万円を荒稼ぎしていたとみて追及しています。
≫今回の事件の特徴2つ挙げてみました。
1つ目は画像共有アプリインスタグラムやLINEなどSNSを駆使した手口だったということなんです。
インスタグラム藤本さん、ご存じですか?≫知っています。
でも使ったことも見たこともあまりないんですね。
≫やっぱりおしゃれな方がよく使っているというかファッションスナップとかを挙げてる方が多くてファッションが好きな女性たちが集まってくるんだろうなというSNSではありますよね。
最近利用者が増えているものなんですけども。
竹山さんこれ便利で簡単で誰でもできるがゆえにやろうと思ったら誰でもできてしまうという。
≫できますけどねSNSでのツールがはやっちゃってそれが世界につながっているということをみんな忘れちゃうんですね若い子が。
恐らくですけど無知ゆえの犯罪だとは思うんですけど。
自分の世界だけでいっていると思うから不特定多数の人が見ているよというのをSNSは気を付けないとみんなそれ忘れちゃうんですよね。
≫神崎さん、偽ブランド品の販売をSNSを使ったもので摘発するというものはあまり今まで聞かなかったように思うんですが。
≫昔はインターネットのオークションサイトなどで偽物が販売されて問題になったんですが今はヤフオクなどではたとえば個人でブランド品を大量に出しているとかそういうのはおかしいやろとか値段が不当に安いとかがあったりしてて大手のインターネットオークションサイトがだんだん厳しくなってきている。
逆にいうとインスタグラムのようなSNSのほうにいわゆるシフトしていると。
≫そこは規制が追い付いていないから…。
現実なんでしょうね。
≫今回の事件のもう1つの特徴がこちらです。
アイロンプリントで貼り付けられる有名ブランドのロゴのシートを販売していた。
半年間で延べ500人以上に販売しおよそ131万円の売り上げがあったということなんですがこれね、谷口さんシートどう見ても偽物ですよね。
それを服に貼ったところでどう見ても偽物だと思うんですけれども。
≫ブランド物が欲しい方とか持ってていいなと思う方がいる場合は欲しいんでしょうね。
でも買えるようなお金をためてから買いましょう。
やっぱり偽物は偽物ですからね。
≫買うのもだめですか?≫買うのもだめ。
この事件は仲間の男も同じ手口で捕まっていまして警察は今後全容の解明に向けて捜査を続ける方針です。
≫大阪市の吉村洋文市長が就任してから1か月がたちました。
橋下徹前市長がとった対立の手法から180度転換して対話を重視する吉村市長。
議会でも成果を挙げているんですがこの対話路線が大阪都構想の実現にもつながるでしょうか。
≫圧倒的な存在感を示した橋下徹前市長から後継指名を受けて就任した吉村洋文市長。
対立が続いていた大阪市政から路線変更し対話を重視する方針を示しました。
≫大阪市議会で過半数を持たない大阪維新の会。
鍵を握るのは公明党です。
吉村市長は松井一郎大阪府知事とそろって公明党の新春行事に参加。
市議会議員団の幹事長に直接議会での協力を呼びかけました。
更に橋下前市長が提案した議案を野党に歩み寄る形に修正して市議会に提出すると…。
≫賛成の諸君起立を求めます。
≫一般の民家を旅行者などに貸し出す民泊を認める条例案や大阪府と大阪市の大学の統合についての議案を可決。
≫また、傍聴席からカラーボールが投げ込まれる大荒れの議会の中民族差別をあおるヘイトスピーチの抑止を目指す条例案にも野党の意見を取り入れ成立させました。
そんな後継者の姿に橋下前市長もご満悦の様子。
≫一方で任期中に、再び大阪都構想の住民投票まで持ち込みたい吉村市長ですがこれにはまだまだ他の会派の反発が強いのが現状です。
≫対話路線で悲願の大阪都構想実現となるのか。
真価が問われるのはこれからです。
≫確かに対立から対話に変わりつつあるのかなという感じはあるのですがこれを今後つなげれるかどうかということで当然と構想を実現するためにはやらなくちゃいけないことがいろいろある。
この近々で見てもこっちをご覧ください。
これ副首都推進局を作らないといけないんですね。
これ何するかというと府と市が共同設置する都構想の要は設計図を描くんですよ、これで。
これがないとかけないんですがこれを2月の議会で他会派の同意が得られるかどうか維新だけではだめですからね。
これを協調路線でやっていけるのかが1つ目のハードル。
それから4月以降は市長として住民の意見を聞くタウンミーティングがある。
都構想の住民投票は半数以上反対したわけです。
その反対派も説得できるのか。
対話して何とか説明できるのかという話ですけど柿崎さんはどう思いますか。
≫橋下さんに対する対立の手法に対しての批判が前は強くてそれを自民党などが批判している分もあったんですねここでかなり姿勢を変えたので多少は攻めにくくなったといいますか話し合いを持ち掛けられてけ飛ばすというのが難しいのでそういう意味では非常によく考えた転換だとは思いますね。
それで常時できるかどうかはわかりませんけど僕は途中経過までは進められるところまではいくんじゃないかなと思います。
あと、ヘイトスピーチ条例っていうのはすごい評価すべきだと思いますけどね。
≫大阪市民の谷口さんいかがですか?≫まだ評価するところまで時間がたっていないと思うんですよ。
だから、吉村流っていうのが吉村さんのスタイルができるまで私たちも見なきゃいけないと思うので今、軽々にどうだっていう判断はできないのかなって。
本当に対話路線というのが今まで何年も見てなかったなっていうのがあるので見てみたいなっていうのはあります。
≫続いては特集です。
≫静かな時限爆弾と呼ばれ吸い込むと肺がんなどを引き起こすアスベスト。
その危険性を知らされないまま建設現場で懸命に働いた人たちがいました。
あす判決を迎える国と建材メーカーの責任を問う裁判。
原告は5年にわたり大きな壁に挑み続けました。
≫吸い込むと肺がんなどを引き起こすアスベスト。
建設現場でただ懸命に働いていただけでこのアスベストを吸い苦しみ続ける人たちがいます。
あす判決を迎える国と建材メーカーの責任を負う裁判。
立ちふさがる壁に挑んできた原告たちの思いを取材しました。
≫守口市に住む西岡浅夫さんかつて大工として数多くの建設現場で働いてきました。
しかし今は重い肺がんを患っています。
西岡さんの健康をむしばんだのはアスベストです。
かつては耐火性や防音性に優れた夢の素材と言われていました。
しかし一度吸い込むと肺に残り中皮腫や肺がんを引き起こします。
西岡さんは1959年からおよそ50年間建設現場でこのアスベストを含む建材を切ったり住宅を解体したりしてきました。
≫アスベストの危険性を知らないまま建設現場で働き続け健康を奪われた人は数多くいます。
建設アスベストの被害では全国で640人以上の患者が国と建材メーカーの責任を訴え賠償を求めています。
各地の裁判では危険性を知りながら規制しなかったとして国の責任は認められました。
しかし…。
≫これは国と共に訴えられたメーカーの主張です。
裁判ではどの現場のどの建材が病気を引き起こしたのかを原告側が立証する必要があります。
しかし、建設労働者は数えきれないほどの現場で働く中でアスベストを吸っているため立証は非常に困難。
西岡さんたち原告の弁護団はこの立証の壁に挑んでいます。
≫弁護団は西岡さんたちの記憶や同僚の証言を基に現場の図面やメーカーが記された仕様書などを調査。
そこから西岡さんたちが使っていた建材の種類を特定しその中で大きなシェアを持つ主要なメーカーを絞り込み責任を追及することにしたのです。
≫弁護団が集めた資料は2000枚以上。
全てを調べるのに半年以上かかりました。
≫メーカーの責任は認められるのか。
肺がんと診断されて10年西岡さんの病状は悪化する一方です。
今回の判決にはもう1つの壁があります。
10年前にアスベストが原因の中皮腫で亡くなった電気工の志萱信義さん。
個人事業主でしたが実情は元請け会社に命じられるまま現場で働き体を壊せが仕事がなくなる弱い立場でした。
≫建設業界には志萱さんと同じように事業主でありながら実際には労働者と同じように現場で働く人が多くいます。
実はここに救済の壁があるのです。
これまでの裁判で国の救済の対象と認められたのは企業に直接雇用された労働者だけでした。
法律上の立場があくまで事業主である志萱さんのような人たちは同じ現場で働いていても救済の対象にはならないのです。
≫原告たちが願うのは全ての被害者の救済。
建設アスベスト訴訟の大阪地方裁判所の判決はあす言い渡されます。
≫ということでVTRでご覧いただいたように原告の前には2つの壁があります。
それがこちらですね。
まず1つ目どのメーカーが病気を引き起こしたのか建材メーカーを原告たちが特定しないといけないという。
これは何百もの現場を転々としてきた方もたくさんいらっしゃいますので事実上不可能だと言わざるを得ませんね。
そして2つ目は現場で同じように働いても法律上は人を使う側の人がいらっしゃる。
これは個人事業主という立場になってでも息子さんもおっしゃったいるように同じように働いているのにどこかで線を引かれる可能性がある。
竹山さん法律上の実態というのにやっぱり無理がありますよね?≫そうですよね。
裁判所がどういう判決をするか今後のこういう裁判に対して注目ですよね。
難しいところもだいぶあるしでも、あの姿を見るとどうにかしてあげないと知らなく働いているわけですから≫実は私の実家は設備業をやってて配管の仕事なんかやってるんですけどうちの父親は当時の話を聞くと配管なんで天井などに行くとアスベストの吹きつけがあったり要はほこりが舞う中でマスクもせずに仕事をしていたと当時は危険とも知らなかったという話もあって当然いろんな現場。
大手や下請け、孫請けいろんな現場を渡り歩くのでどこで何を吸ったかなんて全然記憶にもないしたどれへんとかつ同じように2つ目の壁である個人事業主の社長であるとか唯一の従業員なんですよ。
ただ本人には裁量はなくて大手の言うままに現場に行かなあかんし全然同じ現場で同じ仕事しているのにいわゆる従業員の人は救われて個人事業主は救われないというのは同じ現場で同じことをしているのにおかしいなと思いましたよね、やっぱり。
≫谷口さんはこの判決の注目ポイントはどこだと思いますか?≫1つは個人的な話神崎さん、おっしゃったように実態を見たら事実上はものすごく弱い労働者であるのでそこは裁判所がどう判断するのかが1つあるのともう1つは存続しているメーカーなら基金を国と作って救済に乗り出さないといつまで同じ裁判をたくさんの人がしなければならないのか本当に苦しんでいる方を早く救済するということを考えたらもう、国会動かないとだめだと思いますね。
≫注目される判決はあす午後2時から言い渡されます。
以上、特集でした。
≫続いてはこの人の話題です。
戦国時代の武将豊臣秀吉彼が家臣に宛てた手紙33通が神戸市の住宅から発見されました。
この手紙から秀吉の意外な人物像が浮かび上がってきました。
≫机の上にずらりと並べられた書状。
400年以上前に豊臣秀吉が家臣に宛てた手紙です。
手紙はもともと兵庫県たつの市の神社で保管されていましたがおよそ40年前に宮司が神戸市にある親戚の家に預けていました。
そして2年前にこの家が火事になったことがきっかけで見つかったのです。
手紙の宛先は豊臣秀吉の家臣脇坂安治。
危うく焼失を免れたその手紙の内容とは?≫当時、秀吉から伊賀国現在の三重県で材木集めを命じられていた脇坂安治秀吉は安治に自分の仕事に集中するよう命じています。
≫この手紙が送られたのは1585年秀吉が天下を統一する5年前。
いわば乗りに乗っていた時期です。
そのさなかでも家臣に材木を集めさせ橋や建物の建設にも力を抜いていなかったことがうかがえます。
また専門家によるとこれだけの秀吉の手紙が一度に見つかるのは初めてだということです。
400年以上の時を超え復元された手紙で豊臣秀吉の人柄が更に明らかになりそうです。
≫手紙が33通も出てきたというのもびっくりですよね。
デスクも歴史好きですから。
≫ちょっと興奮しちゃいましたが。
今回、実はVTRにもありましたとおり秀吉が家臣の脇坂安治に送った手紙なんですけど実は1958年天下統一の5年前なんですけど。
日付を見てほしいんですよ。
2か月くらいの間にこれ7通くらい送っている当時電話も電子メールもない時代やから手紙が唯一の通信手段と思うんですけど材木って言葉どんだけ出てるか。
材木の仕事を差し置いて戦に出たいのはけしからんと。
材木の仕事に身を入れて油断するなと材木を送ってきてないけど本数をちゃんと報告せい。
あとは本人は材木商なのでいうたらひどいときは3日後くらいにもう1回材木の話をしていると。
≫総理の隣で笑みを浮かべるこちら、重要閣僚に金銭疑惑が急浮上です。
甘利大臣は大臣室での現金受け取りなどについて記憶があいまいと答弁しましたが野党は、徹底追及の構えです。
≫記事を読んで嘘じゃないかと思った。
今日、国会で追及を受けた甘利明経済再生担当大臣は険しい表情で、こう述べました。
今日発売の「週刊文春」が報じた甘利大臣の政治とカネをめぐる疑惑。
千葉県の土地のトラブルをめぐる口利きの見返りに甘利大臣側に合わせておよそ1200万円の賄賂を渡したと建設会社の男性が実名で告発したもので秘書のほか、甘利大臣本人にも50万円ずつを2回直接手渡したとしています。
≫2006年に発足した第1次安倍内閣から現在の第3次改造内閣に至るまで安倍総理の下で唯一、大臣を務め続けている甘利大臣。
1949年生まれの66歳です。
もともとは、ミニ政党新自由クラブの所属で1986年の衆議院選挙では…。
≫自民党の金権政治を批判して当選。
しかし、党が解党したためその自民党へ合流しました。
大臣になってからは個性的な言動で知られ…。
≫ゲスの極み乙女。
のヒット曲「私以外私じゃないの」を口ずさんでマイナンバーカードをPR。
2012年にはTPP・環太平洋経済連携協定の担当大臣に起用された甘利氏。
苦難の交渉を重ね去年10月TPPの大筋合意にこぎつけその立役者となりました。
そんな安倍総理の右腕ともいえる重要閣僚に浮上した金銭疑惑に野党は…。
≫政治資金問題に詳しい日本大学の岩井奉信教授は…。
≫今日、国会で進退について問われた甘利大臣は…。
≫今回の問題について安倍総理は…。
≫甘利大臣は週末スイスで行われる国際会議に出席する予定ですが政府・与党の関係者からは見る限り、厳しい。
最悪だなどの声が出ていて進退問題に発展するのは避けられないとの見方が出ています。
≫今日発売の週刊誌が報じている甘利大臣の政治とカネの疑惑。
簡単に、こちら。
土地トラブルを抱えていた千葉県内の建設業者の人物からその解決を依頼されて大臣や秘書が総額1200万円の現金や飲食接待を受けていた。
大臣自身も50万円ずつ2回、100万円を受け取ったと伝えられているんですがこうしたお金のやり取りと政治資金収支報告書の数字が合わない。
江上さん、週刊誌報道が事実ならば違法の疑い。
≫TPPの交渉ではネゴシエーターとして評判のあった甘利さんがどうして、こんな問題を起こしたのか信じられない気持ちですけど第1に有力な閣僚でありますから国民が納得できるようなやっぱり説明は絶対に果たす必要がありますね。
それから、国会でTPPが審議されるところです。
甘利さんしか知らないことも多いと思うんですよ。
もしものことがあれば国際的な大きな問題にもなりますからここで安倍首相は事態をどう収めるか。
決断が迫られるんじゃないかと思いますね。
≫安倍政権にとってもこれ大きな局面といえそうですが今後の説明、注目されます。
≫今日もさまざまなニュースが入ってきています。
まずは、こちらです。
CoCo壱番屋の廃棄カツが不正に転売された事件で商品にファミリーマートのプレミアムチキンもあったことがわかりました。
愛知県の産廃業者ダイコーが廃棄を請け負ったカツが岐阜県のみのりフーズに横流しされ不正に転売された事件では壱番屋以外の商品108品目がありましたがこの中にファミリーマートの人気商品ファミマプレミアムチキンなどがあったことがわかりました。
ファミリーマートは流出経路を調べています。
また、岐阜県の調査ではみのりフーズは肉類の販売などに必要な営業許可を保健所から受けていなかったことがわかりました。
続いて、こちらです。
去年、靖国神社のトイレで火薬を爆発させるなどした疑いで韓国人の男が再逮捕されました。
A級戦犯が祭られていて個人的な不満があったと供述しているということです。
≫全国の主婦らから総額42億円ものお金を騙し取ったとみられる女社長が逮捕されました。
犯行に使われたのは押し花教室の生徒たちに配っていたこうした資料でウェディングブーケを押し花にして残すなどの仕事が紹介されています。
技術が身に着いたうえ配当金も受け取れる。
それが、騙しの手口でした。
≫FNNが入手した押し花の教材ビデオに出演し笑顔で語りかける女。
≫このビデオを使って女が42億円もの金額を騙し取ったとされる相手は…。
≫派手なコート姿で警察に連行されたのはフラワーライフ社長村田多恵子容疑者、58歳。
村田容疑者は役員の滝山佳代容疑者とともに押し花教室の主婦たちからレンタル用押し花の購入費用合わせて8900万円を騙し取った疑いが持たれています。
その誘い文句は…。
ビジネスパートナーになれば配当を出す。
被害に遭った主婦は…。
≫たった6か月でマスターできる。
あなたも今日からアーティスト。
≫こうしたチラシを使って行われた講座の勧誘。
村田容疑者らはいったん、押し花の購入費用105万円を負担してもらうものの会社の利益から配当金として80万円を上乗せした金額が手に入ると説明。
更に将来的には身に着けた技術で生徒自身がビジネスを行うことができるとうたっていました。
≫と、クレームへの注意を呼びかけていた女社長でしたが自身のもとには主婦たちから約束が違うとクレームが殺到。
≫当初は振り込まれていた月5万円の配当金がある日突然、途絶えたのです。
生徒とである主婦に送られた釈明の手紙には驚くべき言い訳がつづられていました。
≫私どもは皆様から、お金を借りているわけではないのでお金を返すということはありません。
≫配当金を支払うと約束したにもかかわらずビジネスにリスクはつきものだからお金は返せないと態度を一変させたのです。
そのうえ…。
≫ターゲットとなった主婦らは全国で1400人にも及び被害総額はおよそ42億円に上るとみられています。
一連の投資話を被害者たちはなぜ信じてしまったのでしょうか。
≫大好きな花を仕事にしたいと願う主婦の夢を食い物にした村田容疑者らはお金を騙し取ったつもりはありませんと容疑を否認。
警視庁は騙し取った金を会社の経費や≫福岡県北九州市の議会で発言をしている男性議員。
今、この議員に対し北九州市民から怒りの声が上がっています。
≫実は、この木村年伸議員2013年9月に行われた議会の初日に出席したのを最後に議会を欠席。
糖尿病の治療を行うとの理由で欠席届を提出しました。
それ以降、2年4か月にわたって本会議や常任委員会などを150回欠席。
しかし、その間木村議員には毎月80万円あまりの報酬29か月分と期末手当5回分合わせておよそ3300万円が支払われていたのです。
木村議員は現在、入院中。
政治活動について事務所の後援会の関係者は…。
≫このことに対し木村議員自身はどう思っているのでしょうか。
≫議員としての仕事は行っていたという木村議員。
報酬を受け取っていたことについては…。
≫木村議員は、来月には議会に復帰したいと説明しています。
木村議員が所属する北九州市議会の自民党市議団は病気を理由に長期間休んだ場合報酬を減額する規定を新たに設ける方向で今後調整を進めるということです。
≫大雪で追突事故が相次ぎました。
≫八甲田山系の酸ヶ湯へ通じる国道103号線でスリップ事故が多発しているため現在、通行止めとなっていてご覧のように、車は渋滞しています。
≫午後1時ごろ、青森市の国道で路面が凍結したため酸ヶ湯方面に向かって◆当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
≫再び「ワンダー」です。
まずは小さな子供にとっては命の危険もある事件です。
≫道路わきの溝に人が転落しないように設置されている蓋。
この蓋を外したとして京都で40歳の無職の男が逮捕されました。
防犯カメラには犯行の瞬間が捉えられていました。
≫歩道を歩く1人の男。
突然しゃがみこみ何かを勢いよく投げ込んだように見えます。
こちらは別の防犯カメラ。
男が側溝の蓋を両手で持ち上げると真下の溝に蓋を投げ捨てました。
道路法違反の疑いで逮捕された住所不定・無職の畑健吾容疑者は去年の大みそか京都市右京区で側溝の蓋を外し溝の中に捨てた疑いがもたれています。
右京区では昨年末相次いで側溝の蓋が外されていたのが見つかりました。
その数は47件にも上り中には蓋が川に投げ捨てられたものも。
そして先月6日には歩道を歩いていた男性が蓋がないのに気付かず側溝に転落する被害も起きました。
≫大怪我にもつながりかねない悪質な事件。
調べに対し、畑容疑者は容疑を否認していますが警察は一連の被害が畑容疑者によるものとみて捜査しています。
≫これ気が付かない場合夜とかね見えないと思うんですよ。
小さいお子さんいらっしゃる方…。
≫怖い。
側溝の辺歩くんですよ子供って。
むちゃくちゃ危ないですよあんなん本当にやめてほしい。
≫車にぶつからないようにするためには端を渡りますからね。
自転車も危ないですよ。
≫竹山さんもう何でこんなことするのかと想像して話しても何も羽化葉いんですよね。
≫理解できないですけど大みそかがキーワードになるのかどっちにしても自分勝手なお己のストレスの問題だけでしょ。
≫今のところ本人は否認しているということなんですけども是非やめていただきたい。
次のニュースは村西さんからです。
≫クロマグロなどの養殖で有名な近畿大学が新たにマアジの養殖をはじめきょうから一般向けに提供されることになりました。
マアジという希少価値が高いとは言えない大衆魚の養殖に取り組む近畿大学の狙いとは?≫きょう大阪の養殖業専門店で初めて提供されたマアジ。
これを生産しているのは和歌山県那智勝浦町の近畿大学の養殖場です。
近畿大学といえばクロマグロの完全養殖に世界で初めて成功し漁獲量の急激な減少が危惧される魚の養殖をメーンに取り組んでいました。
しかしおととしから新たに漁獲量が多く皆さんもなじみのあるマアジの養殖を始めました。
なぜ大衆魚のアジを養殖するのでしょうか。
≫天然のアジはここ数年漁獲量が減少する傾向にあり12年前から比べると10万トン近く減っています。
そこで近畿大学が目指すのは卵の人工ふ化から成魚まで育てる完全養殖でよりおいしいアジを安定した値段で届けることです。
≫そしてきょうグランフロント大阪にある近畿大学水産研究所で提供が始まりました。
果たして養殖のマアジのお味は?≫特徴は何といっても脂の乗りです。
天然のものに比べて臭みも少ないそうです。
この店ではきょうから3月の中旬までマアジの姿造りを数量限定で販売します。
珍しい養殖のアジ味わってみますか?≫このあとは木曜日の特集ツイキュウです。
≫安さが人気のバスツアーインターネット上ではスキーや温泉などさまざまな土地の魅力を楽しむプランの情報であふれています。
そんな中長野県軽井沢町で先週起きたスキーバス転落事故。
バス会社のずさんな安全管理が明らかに。
また、兵庫県内の高速道路で今月17日70歳の男性が運転するツアーバスが車線をはみ出す蛇行運転を繰り返していたことが発覚。
ツアーバスの安全性が問われています。
≫安さの裏に潜むリスクとは?ツイキュウです。
≫木曜日の特集ツイキュウです。
きょうは先週金曜日に軽井沢で起こったスキーバス事故について追及したいと思います。
谷口さんはこのニュース初めて聞かれたときにどんな思いになりました?≫もし自分の学生が乗ってたらっていうのもありますし自分が学生時代には利用したものですから安全だと思って乗っているものというのをこうやって崩されることに対していろんな思いが錯そうしました。
≫若い皆さんの写真を見ると絶対にこんな事故を繰り返してはいけないと強く思うのですが今回の事故を起こしたツアー会社は格安が売りでした。
1泊3日食事・リフト券つきプランで1万2000円台と。
安いですよね。
こういった格安ツアーは関西発着でもたくさん出ています珍しくありません。
こういう厳しい価格競争の中で起こったスキーバス事故。
背景には一体何があるのか現役のドライバーさんからは驚きの証言が得られました。
≫JR新大阪駅のバスターミナル。
夜になると多くのツアー客が集まってきます。
≫15人が亡くなった長野県軽井沢町のスキーバス転落事故。
バス会社は運転手の健康診断をしていなかったりアルコール検査などをする出発前の点呼をしていなかったりとずさんな安全管理が次々と明らかになりました。
現場付近に設置された監視カメラにはバスが事故直前に猛スピードでセンターラインを越えて蛇行しながら走る様子が捉えられています。
バスを運転し亡くなった土屋広さんは大型バスの運転経験がほとんどなく去年12月の採用面接の際も大型バスの運転は不慣れと話していたということです。
事故が起きた背景には何があるのか。
私たちは大阪のバス会社に勤める現役のツアーバス運転手に話を聞くことができました。
≫よろしくお願いします。
≫実際はそうじゃないという?≫そういうことです。
≫貸し切りバス業界は2000年の規制緩和で事業者の数が2倍近くに増えしれつな価格競争に直面しています。
その一方で大型バスの免許を持つ人は年々減り続けバス会社は運転手不足に悩まされているのです。
その結果、運転手の長時間労働が常態化しているといいます。
≫2012年に群馬県の関越道で起きたツアーバスの事故を受け国は夜間に400キロ以上運行する場合運転手を2人体制するように義務付けました。
更に価格競争で安全面のコストが削られないようバス会社がツアーを請け負う料金の最低基準を定めました。
しかし長野県で事故を起こしたバス会社は旅行会社から基準を8万円を下回る違法な料金でツアーを請け負っていたことが判明しています。
現役運転手は違法な運賃が横行していると証言します。
≫違法な値下げはバス会社が仕事欲しさに旅行会社に申し出る場合も多い一方で…。
≫山本さんはバス運転手の労働組合の事務局長をされていますから事情にすごく詳しくて業界内のいろいろひどいケースもお話しくださったんですが、山本さんに聞いてみると山本さんが務めている会社はちゃんと新公示運賃つまりちゃんとした料金を守って旅行会社とやり取りしていると話されていました。
もちろんあるということなんですが。
VTRご覧になってどうですか?≫我々ツアーは選べてもバス会社は選べないというのが現状ですから今回のことで中のことを知れたということはこれから中の人たちもきちんとしてくれるんじゃないかというのがせめてもの希望。
≫そういう動きになっていかないといけませんよね。
竹山さんこのバス業界の実態をどうご覧になりましたか?≫やっぱりドライバーさんが不足しているというのと経験が足りないっていうのもありますけど一方で聞いたのは外国人の観光客も多くて特に福岡なんかの話を聞いたんですけどバスが足りないんですって。
≫今ものすごい数で来られててその方たちバスで移動されますからね。
≫ある学校なんかは修学旅行を延期したらしくてバスがとれないから延期したって話もあるんですよ。
ということはドライバーさんも足りないっていうことだからそこ改善しないと直っていかないですよね。
≫おっしゃるように全国的に人手不足の状況ということなんですがきょうスタジオにはこの問題にお詳しい運輸の安全などの専門関西大学社会安全学部の安部教授にお越しいただきました。
安部先生よろしくお願いします。
VTRにもありました運転手不足がなぜ事故を引き起こしてしまうのかなんですがこちらご覧ください。
バスの運転手さんというのはとにかく勤務時間が長いのが特徴なんです。
1日16時間の勤務で休憩は8時間だけこれが13日間休みなしという一番忙しい時期の例なんですけどもこれね8時間の休息ということは夜10時まで乗って次の日の朝6時にはもう乗っているっていうことなんですよ。
かなりきついと思うんですけど安部先生何でこんな働き方が認められているんですか?≫これはですね今から30年前にドライバーが不足していなくてバス業界が好調だったときに定めた当時、労働者時代に定めた国事なんですね。
すっかり状況が変わってますのでこれ見直す必要があるんですが。
≫つまり基準が古いということですか。
その時代は人がたくさんいてそんな過酷な勤務になっていなかった。
≫ですから、こういうふうに極端な例で8時間の休息ですとご自宅に帰ってまた会社までということになると1時間2時間間引かないといけない。
実質4時間とか5時間しか寝れないということも起こりますので当時はそんなにこれで大きな支障はなかったんですが今、人手不足でバスのドライバーさん人気がない時代ですからやっぱり今の時代に合うようなふうに変えないといけないですね。
≫なるほど古くなってしまっていると。
≫もちろんこういうことで13日間休みなしっていうのは極端な例で中にはひどい例としてこんなことがあるということですね。
これも1日中16時間というのは最大のケースなんで全てがこういうわけではなくて≫本当にこうやって労働条件が過酷だと人が集まりませんよね。
≫そうなんですよね。
仕事がきつくても給料が良ければ集まるんですけどこれだけきつくて給料が下がっているんですよね。
≫それは取材した山本さんもおっしゃっていましていい時は年収800万円くらいあったそうなんですよ。
それが今どんどん減ってきて半分くらいに近づいていると。
≫不思議なのが普通人手不足だと給料上がりますよね。
規制緩和なんだろうと思いますけどもそのギャップがあまりにもひどすぎませんか。
≫トラックでもタクシーでも同じようなことが起こっているんですよ。
≫しかもツアー人気なわけですよね。
人気なのに給料が下がっているって極端な価格競争になっている≫やっぱり会社の数が増えすぎて倍くらいになっているんですよね。
で、ほとんどの会社はきちっと基準を守って運行しているんですけど一部にかなり不良というか問題のある会社があって経営がしんどいですから安くても提示のあった運賃で仕事を引き受けてしまうんですよね。
≫そうなると経済規制というより社会規制と考えて対応したほうがいいということに。
≫確かにそうなんですがやっぱり台数が増えると社会的性のほうも作用されませんので…。
≫お話を戻しますが条件が厳しいので人が集まらないので高齢化が進んでいます。
ドライバーさんの6人に1人が60歳以上というふうにもいわれています。
事故を起こした方も60歳以上の方が多く見受けられますよね。
また人手不足が技能不足という結果も招いていてつまり研修に充てる時間やお金がないんだそうですよ。
免許取りたててすぐに運転させてしまうという今回のケースもまさにそうと言えますよね。
≫全部あてはまってますね。
≫こういった原因というのは事故につながりやすくなりますよね。
≫こういうことになると事故の背景要因になりますよね。
≫高齢化なうえに技術不足っていうことになるとやっぱり乗っている方大変ですよね。
≫事故の原因というだけじゃなくて運転手の人の人権問題にも近くなっていますよね。
≫それもありますよね。
≫怖いですよね免許取りたてで運転っていうのは若いときならすぐに対応できるかもしれませんがご高齢になってくると対応とか瞬発力が落ちてきますから免許返納って前に話題になりましたけど普通の車でもって言われるときに大きなものになってくると。
≫4年前にね関越道で大きな事故が起こってあれ以降国のほうでもたとえば先ほど話題になっている基準運賃というのを決めたんですよね。
これどおりにやっている会社は収益も安定してですね労働条件の改善に向けている所もある。
決してみんなのバスツアーが危険だということではないんですよね。
≫国がこれ以上チェック体制っていうのはできないんですか?もっと細かく。
≫この事故が起こったのは冷静行動のところをどう改革するかというのが課題だと思います。
国のほうでも来週から有識者が集まった検討会が開かれていままでやってきたところで不十分な点を見直して新しい基準とか規制を検討することになると思います。
≫その場で安部先生も提案されることになると思うんですが安部先生からのご提案がありましてこちらです。
新規参入の基準を高めたほうがいいということなんですね。
現在は大型バス5台以上持っていればバス業界に参入できるそうなんです。
安部先生によると大型バスせめて10台以上車齢も5年以内のものに限るとしたほうがいいとのことなんですが。
≫車齢ってけっこう大事で今11年くらいが貸し切りバスの平均なんですよ100万キロ超えているんですよ。
今回の事故も場合によってはブレーキ故障かもしれなくて規制緩和の前は規制緩和の前は車齢5年以内というのがあったのでこれが緩くなってるんですね私はバスの台数もこれだけあげたほうが零細の事業者入ってこれなくなるのはいいんじゃないかと。
監査だけじゃ無理なんですよね。
≫ある程度体力のある所しか入ってこれないようにするわけですね。
あと私たち消費者はツアーや夜行バス選ぶときに気を付けるほうがいい場所ってありますか?なかなか大変ですよね。
≫ツアーの価格は上げるけど旅行会社が提供しますからバス会社どこなんて…。
≫できないですよね。
≫選ぶときにいくつか商品を比較して極端に他よりも安いというところはちょっと待てよということでそこで消費者も今一歩立ち止まって考える必要があるかもしれません。
≫私たちが安値に飛びつかなければその値段では出てこないかもしれませんしなぜこの値段でできているのかということを買う側も考えないといけないというわけなんですね。
安部先生きょうはありがとうございました。
スキーバス事故について追及しました。
≫ありがとうございました。
CMのあとはワンスポ!です。
≫こんばんはワンスポ!です。
まずはサッカーの話題です。
三浦知良選手が所属する横浜FCで始動しました。
間もなく49歳を迎えるキングカズの最年長ゴールに期待です。
≫来月49歳を迎えるキングカズは今年も元気です。
雪の残るグラウンドでプロ31年目のスタートを切った横浜FCの三浦知良選手。
ショートパンツに上着を脱いで他のチームメートよりちょっと薄着で練習です。
三浦選手は昨シーズン16試合に出場し3得点。
Jリーグの最年長ゴール記録を更新しました。
先月からグアムで自主トレーニングをしていておととい帰国したばかりの三浦選手。
来月開幕するJリーグで最年長ゴール記録の更新に意欲です。
≫更に話題は23歳以下の選手が出場できるリオデジャネイロオリンピックへ。
年齢制限を超えて出場できるオーバーエージ枠もありますが…。
≫続いてはこちらの話題です。
タレントの赤井英和さんそしてパンチを打っているのは長男の英五郎選手です。
きょう父・赤井さんの母校近畿大学での練習に参加しました。
≫かつての自分の姿を思い出していた浪速のロッキーこと元プロボクサーの赤井英和さん。
その視線の先にいるのは長男で1年半前にボクシングを始めたばかりの英五郎選手です。
英五郎選手にとって初めての大会となった去年の全日本選手権。
父親譲りの強打と前に出るボクシングでベスト8。
その才能をのぞかせ将来が期待されています。
そして今週は父が総監督を務める近畿大学ボクシング部の練習に参加しています。
≫近大ボクシング部はオリンピック代表選手の育成を目指しています。
そして今回現役の韓国代表選手もいるチームと合同練習を行いました。
英五郎選手がスパーリングで対戦するのは韓国で7年間無敗といわれる30歳のベテラン。
強いパンチで前に出ますが思うようなボクシングをさせてもらえません。
≫そう、そう!ナイス!≫トリッキーなボクシングをするな。
≫手を抜かれているのがわかりますね。
≫レベルも高いですけども負けてはないと思いますね。
十分気持ちで戦っているって言ってましたから。
≫英五郎選手は現在アメリカの大学を休学中でボクシングを日本でやるかアメリカでやるか決めていません。
ボクシングのキャリアはまだ浅いですが大きな夢に向かって進んでいます。
≫今回、韓国のベテラン選手と対戦した英五郎選手。
自分のボクシングを3分間丁寧に続けられるようになりたいと話していました。
まだ競技歴も浅いですし今後に期待しています。
以上、ワンスポ!でした。
このあとは片平さんのお天気です。
≫あすのポイントは、こちら。
早めの備えを。
大雪のピークは過ぎましたが明日も寒さが続きそう。
そして週末には更なる大寒波がやってきそうです。
≫お天気を片平さんとお伝えします。
きょうは1年で一番寒いとされる大寒です。
今朝の六甲山山頂付近では氷点下2度まで冷え込む中ある作業が行われました。
≫こちらでは雨水をためて作った天然の氷の切り出し作業を行っているんですね。
≫この氷こちらの展望台で夏場に天然のクーラーとして利用するんだそうです。
≫夏場にねよくニュースでお伝えすることも多いんですけれどもただ今年の氷厚さが5cmくらいということでいつもの年の半分くらいの厚さしかなかったということなんですね。
≫解けないかしら?≫夏までもたしてもらいたいと思うんですがこれから来週にかけては寒い日が多くなりそうですからこの氷全然解けないどころか新たな氷ができるくらいになりますからね。
寒さ対策はしっかりとしていただきたいと思います。
そしてきょうも気温があまり上がらなくてきょうの最高気温きのうに比べれば少し高めという所も多いんですが日本海側の豊岡はきのう夜4度も低くなって2度くらいまでしか気温が上がらなかったんですね。
明日の朝もやはり冷え込む所今朝と同じくらいという所が多いですからこれまできのう雪がいっぱい降ってまだ路肩など日陰に残っている所もありますよね。
まだ路面のぬれている所もありますから明日の朝も路面の凍結スリップ事故や転倒事故にくれぐれも気を付けていただきたいなと思います。
現在の雨雲や雪雲の様子を見ていただくとちょうど近畿地方の南に1つ雨雲や雪雲それとは別に北のほうにも雨雲や雪雲があるんですが南のグループの雨雲は明日にはよそに行ってしまうので南のほうの雨はそんなに心配することはないです。
ただ北のほうの雨雲や雪雲は明日も、しつこくかかり続けますので明日も近畿の北部では雪や雨が降ったりやんだりという所が多くなりそうなんですね。
というのも明日の気圧配置を見ていただくと等圧線は縦じま模様漢字4文字で言うと西高東低。
つまり冬の天気図ということで明日も冬のお天気が続くというわけなんです。
強まったり弱まったりを繰り返したりなんですが明日もこんな状況ですから日本海側は雲が広がって雪や冷たい雨が降ったりやんだり太平洋側は午前中は雲が多いかなと思うんですが午後にはだんだん晴れている所が多くなるかなと思います。
そして週間予報を見ていただくと来週にかけてまた気になる状況になってきているんです。
週間予報のこの辺り今週末から来週初めを見ていただくと気温を見ていただくと大阪でも気温が最低気温氷点下1度、2度という所が出てくる見通しなんですね。
今度の土曜、日曜、月曜とこれまでの寒波以上の大寒波がやって来る可能性があります。
沖縄ですとか奄美のほうでも雨じゃなくて雪が降るかもしれないという西日本に流れ込んでくる寒気としては10年に1ぺんか20年に1ぺんくらいのものすごい寒気がやって来るおそれがあります。
この寒気の強さまだ予測にぶれがある部分ではあるんですけども。
早めに備えておいてそれに越したことはありませんからね。
寒さや雪の災害などどうぞ早めの対策をお願いしたいところです。
では全国のあすのお天気です。
あすも引き続き日本海側は雪や雨が降る所が多いでしょう。
太平洋側は晴れ間の出る所が多くなる見通しです。
近畿地方も日本海側では雪や冷たい雨がふったりやんだり。
太平洋側は晴れ間の出る所が多いんですが京都方面や滋賀南部では少し雲が多くなりそうです。
降水確率を見ると日本海側を中心にやや高めの数字が続きます。
あす朝の気温は今朝とあまり変わらず0度前後まで下がる所もあるでしょう。
昼間の気温もきょうとそんなに変わりません。
明日も寒さは幾分ましになってはいますが寒さの厳しい状況が続きます。
(松本)ヤクルトスワローズ山田選手に来ていただきました。
今まさに2016/01/21(木) 17:00〜19:00
関西テレビ1
ゆうがたLIVE ワンダー[字]【バス業界で何が?繰り返される事故&アスベスト問題】
今も続くアスベスト被害…健康を奪われた人々の前に立ちはだかる「立証の壁」とは?▽繰り返される大事故、バス業界で今何が…?
詳細情報
番組内容
【本日のコメンテーター】
■谷口真由美(大阪国際大学准教授・法学 「全日本おばちゃん党」代表代行)
■カンニング竹山(お笑いコンビ「カンニング」結成 相方を亡くしピン芸人として活躍)
■柿崎明二(共同通信社論説委員 ’93年から政治部で首相官邸、外務省、旧厚生省、自民、民主、社民各党を取材)
番組内容2
月曜から金曜まで毎日ゆうがた、その日のニュースや情報を素早くお届けするLIVEな3時間生情報ワイド!司会は藤本景子アナ。お天気は“誰よりも気象が好きな男”片平敦が詳しく解説いたします。午後5時台、6時台の「ワンダー」では、いま話題の注目ニュースを深く掘り下げて徹底解説。曜日ごとにテーマを設け、視聴者のギモンや世の中の出来事を解説します!
番組内容3
月曜)「なっとく!マネー」・・・お金やビジネスにまつわるニュースを掘り下げて取材!
火曜)「織田信成のすべらないスポーツ」・・・未来のオリンピック候補選手らを取材!
水曜)「みんなのギモン」・・・堀田アナが素朴なギモンなどを調査・取材!
木曜)「ツイキュウ」・・・今考えるべき社会の問題や話題を徹底追及・追求・追究!
金曜)「うぃ〜くワンダー」・・・岡安キャスターが一週間のニュースを“総まくり”解説
出演者
【司会】
藤本景子(関西テレビアナウンサー)
【ニュースキャスター】
岡安譲(関西テレビアナウンサー)
村西利恵(関西テレビアナウンサー)
【フィールドキャスター】
坂元龍斗(関西テレビアナウンサー)
新実彰平(関西テレビアナウンサー)
【お天気】
片平敦
【コメンテーター】
(月)宮崎哲弥、TKO・木本武宏 ほか
(火)織田信成、小原正子 ほか
(水)萱野稔人、武井壮 ほか
出演者2
(木)ピーター、谷口真由美、カンニング竹山 ほか
(金)犬山紙子、藤井聡、シャンプーハット・てつじ
【企画出演】
(月)TKO・木本武宏
(火)クワバタオハラ・小原正子
(水)武井壮
(木)杉浦太陽
(金)シャンプーハット・てつじ
スタッフ
【チーフプロデューサー】
中村隆郎
【プロデューサー】
川元敦雄
ご案内
【番組テーマ曲】
槇原敬之さんの「超えろ。」
ニュースや話題など情報提供は・・・
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【HP】
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【twitter】
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