要人発言って言うと、日本で言えば総理大臣とかアメリカでは大統領の発言というのがパッと思いつくかもしれませんが、
それ以外にもFXでは沢山の要人がいて、ほぼ毎日なにかしら発言があります。
日本でいうと財務省とか経済産業省とか日銀総裁の話などが為替相場で重要視されます。
日本以外の諸外国ではどうかというと、
アメリカシカゴの連銀総裁であるエバンズさん、ドイツの連銀総裁であるバイトマンさん等がいます。
他にも影響力がある人を何人かピックアップしてみます。
まずは、ベン・バーナンキさんとイエレンFRB議長です。
この方達は外すことは出来ません。
バーナンキさんは元々アメリカの経済学者なんですが、それ故にたまに思いがけない発言をして相場が一気に活性化するということがあります。
現在のFRBの議長であるイエレンさんはFOMCの発表ごとに関わる事が当然多いのでかなりの確率で乱高下後もしくはそれを誘発する存在です。
⇒FOMC・政策金利発表時ってどう相場は動く?
この方は結構過激な発言=相場が動く発言をされる方で、自分が持っているポジションと逆の発言をいつもされます(泣)
相性悪い・・・。
10回中7~8回はこのメルケル首相の発言でマイナスにポジションが行くくらい相性良くないです。
なので、この方の要人発言が決まっている日=相性の悪い要人発言のある日に関してはその時にはポジションを持たない、相場を一定時間見ないように心がけています。
あとはECBのドラギ総裁にも泣かされることがおおいかもしれません。
この方達は特に発言中や発言後に乱高下することがものすごく多いですし、指標自体はいいのにマイナス面について語りだし指標結果と真逆に動くこともしばしば確認できますので気をつけてください。
日本での要人発言のポイントは金融緩和や日銀の介入などの財務大臣のチェックですね。
介入については日本独自の判断で行うことは出来ず、他国との念密な打ち合わせがあるようですが、そのことについてはこちらの日銀介入についての記事を参照下さい。
1枚目はイエレン議長の記者会見時のチャートです。
この時のチャートは政策金利と声明発表と重なっていることもあり、円安・ドル高に相場が変動してその後安定していますね。一度相場が安定するとスキャルピングでは面白く無いですが、デイトレであればゆったりと楽しめる相場になっていると思います。
⇒平均足&ボリバン&RSIを使ったデイトレで稼ぐ!【20代専業投資家・FX歴6年】
これは日銀総裁の記者会見時ですが、一旦政策金利と声明発表で伸びているにもかかわらず
黒田総帥の記者会見後ズルズルと下落しています。
イエレン議長と比べると日本人の政治家や要人の発言では、マイナス要因を話すことや問題発言が多い場合もあるのでこういった流れになることはものすごく多いです。
続いてドラギ総裁の時を見てみましょう。
これはユーロドルですが、いやはや・・・・
ものの見事に発言後に大幅に相場が下落しました。
その前の30年債の入札で多少戻りつつあった相場が台なしというような感じですね。
このように重要人物の発言は大きく相場を動かしていきます。
僕は特に今の日本の要人発言は注意しています。
アベノミクスの影響もあるのか主要人物の会話などのニュースは一気に拡散します。
⇒アベノミクスでの円安相場は短期トレードと長期トレードどっちが良い?
他の国の言葉はわからなくても日本語なら理解しやすいですから余計に発言の適合性というか失言には耳が敏感に反応しますからね。
たまに投資家にとって有益な発言がポロッと溢れるときもありますし。
外国の言葉がわからなくても日本の要人発言に関してリアルタイムに理解すると意識して聞き耳をたてていいかもしれません。
ただ、実際他の指標などとは違い人の言葉は何を話すのかわからなくて予測が全く出来ないと言ってもいいので、発言される時のポジショニングは警戒して外しておくべきとも言えますけどね。
少年の心を忘れないアラサーリーマンです。将来を考えて給料だけでは不安だ、収入源を増やそうと100万円でFXを始めました。しかし、3ヶ月持たずに100万⇒15万へ減らし(涙) そこからFXの手法研究の日々を過ごし、ひと通りチャート分析手法を身につけます。が、それでも勝てず。結局、シンプルイズベストにして、トレンドに順張りする事に集中したら勝てるように。昨年も月単位で負けたのは2ヶ月で年間では本業と同じくらいの利益を出せるレベルまで来ました。僕が負け組初心者トレーダーから月10万円突破するまでに注意したポイントも紹介していますので是非チェックして下さい!⇒こちら
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