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| 「凄いFS」について |
Easeさんが企画したAdvent Calendar 2015の20日目の記事です。 毎日誰かしらのブログの更新があるというのはいいですね(・∀・) SoYみたいに毎年行われる企画になってほしいものです。
今回、自分が書かせてもらうのは「凄いFS」についてです。 「上手いFS」については最近ブログで書かれたりしているのをみるのですが「凄いFS」について書いているのは自分の記憶にはなかったのでそれについて考えたものを書いてみようかと思います。
目次 0.「凄いFS」とは 1.「凄いFS」の条件 2.「凄いFS」の分類 3.「凄いFS」の構成 4.「凄いFS」のメリット・デメリット 5. 最後に
0.「凄いFS」とは 凄いFSとは一言で言えば凄い技が組み込まれているFSです。 例として以下の動画を挙げさせていただきます。 [psn4th ayatori (敬称略)]
おそらく初めてこのFSを見た時、殆どの人は「凄い!」と思ったはずです。 このFSのように見た人に衝撃を与えるようなFSをここでは「凄いFS」とさせていただきます。
1.「凄いFS」の条件 「凄いFS」にはいくつか条件があります。 ①凄い技、コンボが最低1つはFS中にあること ここでいう凄い技、コンボとは難しさや目新しさ、インパクトのあるもののことを指します。 例えばオリジナルの新技や重力を無視したかのような大技、ほかの人には真似できないような技(完成度、難易度)などです。 少なくとも見た人に衝撃を与える要素を最低1つはFSに取り入れていることがひとつ目の条件です。
②凄い技をきちんとFSに組み込めていること 凄い技をFSに突っ込んだだけでは「凄い技がつっこまれただけのFS」であって「凄いFS」とは言えません。 例えばですが、前中盤あたりまでは普通のVPスタイルで〆にhaitua×3という構成のFSがあったとします。 VPでhaitua×3なんて出来る人はあまりいないのでこの技は確かに凄い技に含まれると思います。 しかし前中盤の構成を無視していきなり〆だけ凄くしても構成的には大きな違和感が残ります。 結果としてFSを見てる人には衝撃ではなく違和感を与えただけなので 凄い「FS」であるとは言えません。
では凄い「FS」とするために必要なことは何かと言うとこの違和感を無くすことです。 言い換えるなら凄い「技」が浮かないような構成にするということです。 [WC10 決勝 spinnerpeem]
この動画の場合、〆がpunkan×6となっています。 普通の人がこの〆をやると99%違和感が残る構成となるのですがpeemの場合、前半にも高いレベルの大技を取り入れています。 これにより〆の大技がFS全体を喰うということがなく〆も前半の大技を凌駕するインパクトとなっているので全体的にまとまった「凄いFS」となっています。 このように違和感がないように構成を組むことが凄い「FS」であることの二つ目の条件です。
この2つの条件を満たしているものは「凄いFS」であるといえます。
2.凄いFSの分類 凄いFSはおおまかに分けて2つに分類することが出来ます。 分け方は単純で以下の2つです。 ・1つの凄い技を最大限に活かす構成 ・2つ以上の凄い技を全体に散りばめた構成 一つ目は上で例として出したpsn4thのayatoriさんやJapEn8thのMenowaさんなどが当てはまります。 [JapEn 8th Menowa]
最大の見せ場が一箇所に固まる分、上手く構成を組めると非常にインパクトの有るFSとなります。
二つ目はいわゆる特化型スピナーのFSやハイレベルな技を複数使っているのFSがこれに当てはまります。 特化型FSの場合、使っている技の殆どが普通の人に真似できないものとなるのでこの分類になります。 また全体的にハイレベルな技を使う例としてはs777のような世界トップレベルの人たちが当てはまります。 [WT11 R3 s777]
凄い技が全体に散りばめられているため、密度が濃く見応えのあるFSとなります。
どちらが良いということはありませんが前者はCVに使いやすく後者は大会などで使いやすいものとなっています。
3.凄いFSの構成 ①一つの凄い技を中心に据える場合 構成をどうするかは凄い技を全体のどこに配置するかで変わります。 共通することとしては凄い技が最大限活かせる構成とすることです。 凄い技を序盤(始動)に配置する場合、そこで与えたインパクトを薄れさせないよう早めに〆に向かうような構成とします。 [TMrW2nd Menowa]
中盤に配置する場合、凄い技と〆までの間で流れが切れないよう構成にします。 [WT09 決勝 spinnerpeem]
終盤に配置する場合、FSの前半が空気にならないよう適度に見せ場を作りつつも最大のインパクトが〆付近になるような構成とします。 [JapEn 5th ayatori]
②ニつ以上の凄い技を使う場合 複数箇所に凄い技を使う場合、全体の技の系統を多くても二つ程度にまとめます。 理由は簡単でそうしないとFSがまとまりきらないからです。 基本的には一種類の系統の技をまとめきることで凄いFSとすることが出来ます。 ただし、FSを組む人の技能がとても高い場合は数種類の技を使っていてもまとめあげて凄いFSをつくり上げることも出来ます。 [パス系 JapEn 9th Slofis]
[ラダー系 JapEn 2nd imu]
[大技系 JapEn 10th kzzn]
[インフィ系 JapEn 8th mind]
[両手系 JapEn 7th ocha]
[タップ系 JapEn 6th ponkotu]
[複合系 JapEn 4th kUzu]
4.凄いFSのメリット・デメリット ・メリット 凄いFSは普通のFSに比べてインパクトが強いです。 そのためFSの魅力を伝えやすく、ほかの人と被らないスタイルならまさしくオンリーワンとなれるので名前も覚えられやすいです。 また凄いFSの例として様々な人の動画を挙げさせていただきましたが、そのほとんどが有名なFSばかりです。 日本では「上手さ」が重視される傾向がありますが、一定以上の「上手さ」があるなら「凄さ」についても正しく評価されます。 実際 3.②複数の凄い技を使う場合 の例として挙げた動画はすべてJapEnでのFSとなっています。 凄いFSを目指すということはある意味、歴史に残るようなFSを組めるようになるということでもあります。
・デメリット 凄いFSを目指す上で一番危ないのは特定の人のスタイルを目指すということです。 例えば今から大技師を目指して練習したとしても、中途半端な状態だと確実に劣化Menowaさんとなります。 そして劣化◯◯と呼ばれる場合、それはその人の個性がその◯◯の人に埋もれてしまっているということです。 劣化というレッテルを剥がすには元とした人と同レベルになるかその人を超さなければなりません。 しかしそれを行うには少なくとも2~3年、目指す人によってはほぼ不可能となります。
次に危ない点としてはワンパターンに思われがちということです。 凄いFSはインパクトのある技を使うこととなるので、見る人の印象に残りやすいです。 これは裏を返すと同じような技に既視感を与えてしまいます。 このため構成をしっかり考えない場合よっぽどのことがないとワンパターンと言われ続けます。 なので新ネタを考え続けないといけないため、ある意味で茨の道を歩むことになります。
メリット・デメリットに関しては一長一短のところがありますが、もし迷っているようなら一度くらいすごいFSを目指してみてもいいと思います。
5.最後に とても長い文章となってしまいましたが読んで頂きありがとうございました。 Advent Calendar 2015ではみなさんとても読み応えのある記事を書いていたので自分も負けないレベルのものを書こうと思って書いたらこんなに長くなってしまいました。 自分はjebfesに参加しなかったのでまだJapEnは見ていないのですが、とても楽しみです。 今年はどんな凄いFSが待っているのでしょうかね?
とりあえず今回はこんなところで ではでは〜
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