2016-01-26 「SMAP字幕休止」の件が毎日新聞に 
先日の「SMAP生放送で字幕が休止された件」について取材を受け、記事になりました。
「憂楽帳」みんなのテレビ
18日夜、首都圏の自宅にいたユニバーサルデザインアドバイザーの
松森果林(かりん)さん(41)は、入浴もそこそこに切り上げ、
「SMAP×SMAP」のテレビ放送に備えた。
番組では、解散問題に揺れたアイドルグループSMAPが、
生放送でグループ存続を発表した。
しかし、聴覚に障害がある松森さんは、国民的関心事となった
彼らの発言を放送で知ることはできなかった。
字幕放送が休止されたためだ。
高校1年で聴力を失った松森さんは
「聞こえる家族の中で疎外感を感じるテレビが大嫌い」になり、
数年間見なかった。字幕放送で家族と一緒に楽しむ機会は増えたのに、
今回は「テレビの前に置き去りにされた感じがした」。
放送各局は、生放送のニュース番組にも字幕を付けているが、
「急きょ、一部生放送となり、放送の形態が複雑になったため間に合わなかった」と説明する。
「聞こえる人と同じ情報を知りたいだけです」。
松森さんの切なる思いに応えてほしかった。【望月麻紀】
毎日新聞「憂楽帳」
みんなのテレビ
2016-01-23 何度でも大逆転 
銀座で友人とランチというミッションがあるのに
原稿の締め切り日。
昨夜遅くまで頑張ったけれど終わらず、持ち越しに。
家を出る時間から逆算すると原稿執筆に充てられる時間は40分程度。
終わるのか…否、終わらせねば。
こうなると同時進行モード全開。
夜が明ける前に起床し、
お弁当を作りながら晩御飯のメニューを組み立て、
朝ごはんを作りながら晩御飯の下ごしらえ。
洗濯機を回している間に朝食を済ませ息子を送り出し
洗濯物を干しながら原稿のネタを構築。
洗濯物をたたみながらメールチェック。
LINEやFacebookを見ながら掃除機をかけてやっと原稿執筆に。
刻々と迫りくる出発時間。
(電車を一本遅らせれば7分の猶予ができるぞ
7分あれば200字くらいは書けるんじゃないか
でもそうしたら待ち合わせ時間ぎりぎりだし)
などと悶絶しつつここぞとばかりの集中力発揮。
原稿執筆終了!
メールに添付して送信!
ダッシュ!!
これは…
「早く遊びたいから宿題をやっつける子ども」と似ている。
人生何事においても目標は大事。
こんな生活感と戦闘感たっぷりの数時間をクリアし足取りかるく銀座へ!
大好きな友人とランチを堪能し、ずっと行きたかったブルガリのカフェでまったり。
だいたい毎日
家事も仕事も食事も遊びも全力で同時進行です。
そうして帰宅してたまげました。
送信したはずの原稿、なんと自分のアドレス宛で「お帰り」状態。
友人が「生年月日で分かる今年の運勢」を教えてくれたのを思い出しました。
生まれた月の言葉(「何度でも」)と
生まれた日の言葉(「大逆転」)を組み合わせるのです。
「何度でも大逆転」これか!w
2016-01-19 SMAP騒動後初の生放送は「都合により字幕休止」 
昨夜は、SMAPのメンバーが看板番組「SMAP×SMAP」の冒頭で
解散騒動後初めて心境を語るために一部生放送に変更されました。
昼過ぎからニュースで話題となっていたので
チャンネルを合わせたら
「字幕放送を休止しております。ご了承ください。」
とのこと、驚き、落胆しました。
更に、生放送後の通常番組「SMAP×SMAP」の字幕もないまま放送されました。
(VTRですのですでに字幕編集も終わっているはずです)
国民的アイドルと言われ、聴覚障害者にも多くのファンがいます。
ファンでなくても知りたいと思うニュースです。
字幕がつかなければ、聴覚障害者や難聴者には伝わりません。
後になればネットや新聞で分かるニュースですが、
リアルタイムで知りたいと思うからテレビを見るのです。
テレビは様々なニュースを映像とともにすべての視聴者に
伝える責任があります。
字幕放送(音声解説等も含めて)の必要性を理解していれば
安易に休止はできないはずです。
昨夜のあの時間、多くの聴覚障害者がテレビの前で置き去りにされました。
多くの聴覚障害者が落胆と静かな怒りを感じたと思います。
「最低限聞こえる人と同じ情報が知りたい」という声に耳を傾け
「伝える」という責任や義務、そしてプロ意識を持ってほしいです。
共感していただける方には、ぜひとも
下記フジテレビの字幕放送サイトから意見や提案を送ってほしいと思います。
声を届けるのは一人でも多いほうが、ずっと良いと思うからです。
2016-01-18 甲賀市講演無事終了 
「くノ一姿で登場か」と噂された甲賀市の「人権文化創造のまちづくりをめざすつどい」講演、無事終了です。
講演前には、小中学生の人権作文発表がありました。
戦争やいじめに思いを馳せる作文は、どれも優秀。
「いじめは長く続けば命を失うことにもつながります」と読み上げた六年生に共感しました。
忍者の里の皆さん、温かい方ばかりでストーブを囲んで談笑したり。
実はちょっと前に、甲賀市で講演をする夢を見たのですが
舞台の下に客席はなく、代わりに大きなコタツがいっぱい出してあり
みんながミカンを食べ、お茶を飲みながら聞いてくれるスタイルの講演でした。
現実にはちゃんと客席がありましたが、いつかこんな講演もやってみたいかも!
終了後のサイン会では、手話を勉強中の方、お子さんが難聴でご自身も聞こえないパパ、
奈良県や三重県、岐阜県など遠くから来てくださった方もおり、嬉しい限りです。
またお手紙や、講演の感想をその場でまとめてくださった方もいました。
帰りの新幹線内でそれらを読み、涙…。
一年も前から丁寧に準備を進めてくださった宿谷さんや関係者のみなさま、
寒い中、外で誘導をしたり、受付や書籍販売などを手伝ってくださった皆様に心からお礼を申し上げます。
帰りの車窓から見た夕日に映える比叡山の山並み、美しかったなぁ。
余談ですが、講演の朝、宿泊したホテルのテレビをつけたら「目で聴くテレビ」が!
森本行雄先生やHANDSIGNなど大好きな方々が次々と登場されてびっくりぽん!
思い切り元気になりました!
関西テレビ意見送信 http://www.ktv.jp/goiken/
フジテレビ系ご覧の/地元放送局 http://www.fuji-network.com/
(画像認証アクセシブルじゃないなあ)