蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
来年1月五輪アジア最終予選
(10月7日)
トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事
【大相撲】琴奨菊、子づくり解禁 報道陣70人にご機嫌2016年1月26日 紙面から
大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たし、初の賜杯を手にした大関琴奨菊(31)=佐渡ケ嶽=が25日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で一夜明け会見を行った。春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)では、3代目若乃花以来18年ぶりの和製横綱昇進に向けて、連続優勝での綱とりに挑戦する。自身32歳の誕生日の30日には都内で結婚披露宴を行うが、その後は祐未夫人(29)との子づくりにも“がぶり解禁”を宣言した。 まばゆいばかりのフラッシュを無数に浴びた。テレビカメラ7台、集まった報道陣70人。10年ぶり日本出身力士Vの余韻も冷めやらぬ中、大関の次なる野望はなんと子づくりだった。琴奨菊は昨年7月に祐未夫人と入籍したばかりの新婚ホヤホヤ。30日には待望の結婚披露宴を挙げる。「部屋の方からストップがかかってまして…」と苦笑いする子づくりが「披露宴後になる」とついに解禁。「やっぱり自分は子どもが好きなので、たくさん産むように頑張ります」と満面の笑みで“ビッグダディー”宣言した。 琴奨菊は祐未夫人と付き合う時に「賜杯を抱いて横で一緒に写真撮るからね」と誓っていた。半年後の初場所千秋楽。支度部屋でカメラに収まり、有言実行した。そんな琴奨菊なら夢見る子宝に恵まれるに違いない。 もちろん、横綱昇進へもがぶり寄る。春場所で連覇か、それに準じる成績なら98年名古屋場所に昇進した若乃花以来の日本人横綱の誕生となる。結婚披露宴が行われる30日が琴奨菊32歳の誕生日。先代佐渡ケ嶽親方の琴桜が横綱に昇進したのも32歳だった。「優勝でこれだけ世界が変わる。それを体験した今、そこ(横綱)にも臨んでいきたい」と語気を強めた。 秘策は「山登りトレーニング」だ。度重なる故障で何度も引退を覚悟したが、半年前から塩田宗広トレーナー(38)に本格師事。「出会いで伸びしろが見えてきて自信を取り戻した」。V字回復を後押しした“恩師”とともに、山登りで横綱クラスの下半身を構築していく。子づくり&綱とり。琴奨菊が貪欲にもうひと花もふた花も咲かせる。 (永井響太) PR情報
|