【ソウル聯合ニュース】原油安により国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が「ゼロ」になったことに加え、旧正月(今年は2月8日)連休が近づきインターネット通販サイトでは海外旅行商品が飛ぶように売れている。
燃油サーチャージは距離に比例して高くなるため、欧州や米州方面の売り上げが伸びている。
ネット通販サイトのティーモンでは、1月1日から24日までの海外旅行部門の売上高が前年同期に比べ2.2倍に増えた。
路線別の増加率は、欧州が439%(5.4倍)で最も高く、米州(416%、5.2倍)、ベトナム(184%、2.9倍)と続いた。
売上高が最も高いのは日本(大阪、福岡、沖縄など)で、次いで南太平洋(グアム、パラオ)、フィリピン(セブ、ボラカイなど)、ベトナム、中国(香港、マカオ含む)の順。
別のインターネット通販サイト、Gマーケットでも今月1~24日の海外旅行商品販売件数が前年同期比で30%程度増えている。
航空券とホテルがセットになった商品では、グアム・サイパン・オーストラリア(320%)や中国(220%)が人気だ。
パッケージツアーでは日本(203%)、東南アジア(90%)、米国・カナダ(86%)の需要が伸びている。