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女子バスケWリーグ「意図的な判定」審判を提訴1月26日 12時50分
去年11月に行われたバスケットボール女子のWリーグの試合で、「審判が意図的に不利益な判定を行い、社会的評価を低下させた」として、この試合で敗れたシャンソンを保有する会社が、主審を務めた審判員に対しておよそ3000万円の損害賠償を求める訴えを静岡地方裁判所に起こしました。
訴えを起こしたのは、Wリーグのシャンソンを保有する、静岡市駿河区のシャンソン化粧品です。
訴状によりますと、去年11月29日に愛知県豊橋市で行われたWリーグのシャンソン対デンソーの試合で、同点で迎えた終了間際に、副審がデンソーのファウルを判定したということです。
このファウルでシャンソンにフリースローが与えられましたが、デンソーからの抗議を受けて、審判団は「審判の笛よりも試合終了を知らせるブザーのほうが早く鳴った」と判定を覆したということです。
試合はそのまま延長戦に入り、シャンソンが敗れ、シャンソン側は「審判が意図的に不利益な判定を行い、社会的評価を低下させた」として、主審を務めた審判員に対して、およそ3000万円の損害賠償と、新聞への謝罪広告の掲載を求めています。
提訴について、シャンソン化粧品女子バスケットボール部の杉山明宏部長は、「フリースローをなぜ取り消したのかを検証し、ほかのスポーツではすでに行われているビデオ判定の導入など、再発防止の動きにつなげたい」と話しています。
一方、Wリーグを運営する、バスケットボール女子日本リーグ機構の西井歳晴専務理事は、「事実関係を確認しているところで、詳細は分からない」としたうえで、「試合中の判定については審判に任せているので、訴訟に至ったことは残念に思う」と話しています。
訴状によりますと、去年11月29日に愛知県豊橋市で行われたWリーグのシャンソン対デンソーの試合で、同点で迎えた終了間際に、副審がデンソーのファウルを判定したということです。
このファウルでシャンソンにフリースローが与えられましたが、デンソーからの抗議を受けて、審判団は「審判の笛よりも試合終了を知らせるブザーのほうが早く鳴った」と判定を覆したということです。
試合はそのまま延長戦に入り、シャンソンが敗れ、シャンソン側は「審判が意図的に不利益な判定を行い、社会的評価を低下させた」として、主審を務めた審判員に対して、およそ3000万円の損害賠償と、新聞への謝罪広告の掲載を求めています。
提訴について、シャンソン化粧品女子バスケットボール部の杉山明宏部長は、「フリースローをなぜ取り消したのかを検証し、ほかのスポーツではすでに行われているビデオ判定の導入など、再発防止の動きにつなげたい」と話しています。
一方、Wリーグを運営する、バスケットボール女子日本リーグ機構の西井歳晴専務理事は、「事実関係を確認しているところで、詳細は分からない」としたうえで、「試合中の判定については審判に任せているので、訴訟に至ったことは残念に思う」と話しています。