【海外ゲーマーの声】使い方合ってる?誤解が多い「ゲーム用語」―「ローグライク」「精神的後継作」等
January 25, 2016(Mon) 17:00 / by subimago
一見さんが理解に苦しむ「スラング」や、時代と共に成長しながら増えていく「ゲームジャンル」など、国内外のゲーム業界やユーザーコミュニティーには様々な「ゲーム用語」が存在しています。今回の「海外ゲーマーの声」では、その中でも特に誤解されやすい複雑な「ゲーム用語」にウンザリしてしまったユーザー達の声を紹介します。

ローグライク風アクション『The Binding of Isaac(アイザックの伝説)』

JRPG風味なローグライク『Dragon Fin Soup -龍ヒレのスープ-』
「What gaming-jargon term are you sick of hearing?(聞くのもウンザリなゲーム用語ってどんなのがある?)」と題されたスレッドで真っ先に槍玉に挙げられたのは、RPGゲーム史に残る人気ジャンル「ローグライク」。国内では『不思議のダンジョン』シリーズなどで知られるこのジャンルですが、「ローグライクライク」などの派生も世に出ているため、厳密な定義が求められることもあります。一部のユーザーからは「実際には“ローグライク”じゃないのに“ローグライク”と呼ぶ人が多過ぎる」「“ローグライク”という言葉を使う人の95%は『Rogue』を遊んだことがないだろう。3Dアクションゲームを“マリオ64ライク”と呼ぶのと同じくらい酷いよ」とのブーイングまで飛ばされる始末。亜流的な作品との呼び分けができていないケースに閉口するゲーマーも少なくはないようです。

高評価な美麗アクション『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』
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たった1人のインディー開発者が5年を費やして産みだした『Axiom Verge』
そして他ジャンルでは「メトロイドヴァニア(Metroidvania)」も例として挙がりました。『キャッスルヴァニア』『メトロイド』の“間の子”とも呼べるこのジャンルですが、「出始めた当初から今までずっと苦手」「昨今では『キャッスルヴァニア』要素がない『メトロイド』的ゲームのすべてがこう呼ばれている」といったコメントも。Steam内の「Metroidvania」タグでは『オリとくらやみの森』『ラ・ムラーナ』『Axiom Verge』が該当作品とされていますが、不特定多数のユーザーが定義していることもあり、賛否が分かれるようです。
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1人称視点ADV『Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-』は“ウォーキングシミュ”?
そのほかにはゲームの駆け引き的要素や流行の戦術などに当る「メタ」、直接的な続編ではない「精神的後継作(Spiritual Successor)」、探索要素が強いゲームを指す皮肉的なジャンル名「ウォーキングシミュレーター」なども“ウンザリするゲーム用語”として列挙されていました。ジャンルや専門用語とはまた違った理由が感じられますが、「シーズンパス」「マイクロトランザクション」に辟易しているゲーマーも見られています。「言葉は生きもの」とも喩えられますが、流行の移り変わりが激しいネットコミュニティーでは誤解の種にもなりやすいため、新たな「ゲーム用語」が世に出たときにはちょっとした注意も必要かもしれません。
ローグライク風アクション『The Binding of Isaac(アイザックの伝説)』
JRPG風味なローグライク『Dragon Fin Soup -龍ヒレのスープ-』
「What gaming-jargon term are you sick of hearing?(聞くのもウンザリなゲーム用語ってどんなのがある?)」と題されたスレッドで真っ先に槍玉に挙げられたのは、RPGゲーム史に残る人気ジャンル「ローグライク」。国内では『不思議のダンジョン』シリーズなどで知られるこのジャンルですが、「ローグライクライク」などの派生も世に出ているため、厳密な定義が求められることもあります。一部のユーザーからは「実際には“ローグライク”じゃないのに“ローグライク”と呼ぶ人が多過ぎる」「“ローグライク”という言葉を使う人の95%は『Rogue』を遊んだことがないだろう。3Dアクションゲームを“マリオ64ライク”と呼ぶのと同じくらい酷いよ」とのブーイングまで飛ばされる始末。亜流的な作品との呼び分けができていないケースに閉口するゲーマーも少なくはないようです。
高評価な美麗アクション『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』
たった1人のインディー開発者が5年を費やして産みだした『Axiom Verge』
そして他ジャンルでは「メトロイドヴァニア(Metroidvania)」も例として挙がりました。『キャッスルヴァニア』『メトロイド』の“間の子”とも呼べるこのジャンルですが、「出始めた当初から今までずっと苦手」「昨今では『キャッスルヴァニア』要素がない『メトロイド』的ゲームのすべてがこう呼ばれている」といったコメントも。Steam内の「Metroidvania」タグでは『オリとくらやみの森』『ラ・ムラーナ』『Axiom Verge』が該当作品とされていますが、不特定多数のユーザーが定義していることもあり、賛否が分かれるようです。
1人称視点ADV『Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-』は“ウォーキングシミュ”?
そのほかにはゲームの駆け引き的要素や流行の戦術などに当る「メタ」、直接的な続編ではない「精神的後継作(Spiritual Successor)」、探索要素が強いゲームを指す皮肉的なジャンル名「ウォーキングシミュレーター」なども“ウンザリするゲーム用語”として列挙されていました。ジャンルや専門用語とはまた違った理由が感じられますが、「シーズンパス」「マイクロトランザクション」に辟易しているゲーマーも見られています。「言葉は生きもの」とも喩えられますが、流行の移り変わりが激しいネットコミュニティーでは誤解の種にもなりやすいため、新たな「ゲーム用語」が世に出たときにはちょっとした注意も必要かもしれません。
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各用語の詳細説明をつけてもらえないだろうか?
「死んだら全ロストするゲームは全部ローグライクだよ」って人もいるし、狭義のローグライクと広義のローグライクの解説とか読んでみたいんだ
メトロイドヴァニアのヴァニア要素とは何か、とか
ハック&スラッシュも使われ方が曖昧やな
Diabloタイプのトレハン要素のことを指してハクスラ要素と言う人もいるし
オープンワールドを箱庭ゲーというのも気に入らない