トップページ国際ニュース一覧EU テロ対策センター設置 捜査情報共有へ
ニュース詳細

EU テロ対策センター設置 捜査情報共有へ
1月26日 7時47分

ヨーロッパでテロの脅威が高まっていることを受けて、EU=ヨーロッパ連合は新たにテロ対策センターを設置し、各国の捜査機関の情報共有を進めることで、テロの再発防止に全力を挙げることにしています。
ヨーロッパでは去年、フランスで多くの犠牲者が出るテロ事件が相次ぐなど、過激派組織IS=イスラミックステートなどによるテロの脅威が高まっていて、各国の捜査機関の連携の強化が大きな課題となっています。
対策の一環としてEUは、オランダのハーグにあるユーロポール=ヨーロッパ刑事警察機構に新たなテロ対策センターを設置しました。
ユーロポールのウェインライト長官は、NHKなど一部メディアのインタビューに応え、「EU加盟国の捜査力を結集することでヨーロッパ全体でテロに対抗する力を生み出せる」と述べ、国境をまたいだ捜査協力を通じてテロの再発防止に全力を挙げる考えを示しました。
テロ対策センターを巡っては、オランダのアムステルダムで25日開かれたEUの非公式内相会議で協議され、ISなどの過激派組織に戦闘員として加わったヨーロッパ出身者の所在や交信記録など各国の捜査機関が集めた情報を、データベースを通じて共有する方針などで一致しました。

関連ニュース

k10010385921000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ