福島県のニュース
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県沖魚介類基準値超は1桁台に
原発事故後、福島県沖の魚介類について県が継続的に行っている放射性物質の検査で、1年を通した結果では去年、国が定めた基準を超えた検体が初めて1桁台になりました。
県では「試験的な漁での魚種の拡大に向けてこの結果をはずみにしたい」としています。
原発事故のあと、福島県沖の魚介類については放射性物質の検査が行われていて、安全性が確認された一部の魚介類は、試験的な漁を経て出荷もされています。
検査では月におよそ700の検体を採取し、国が食品衛生法で定めた基準値を超えた検体が無いか調べています。
県水産試験場によりますと、去年1年間に検査された8577検体のうち、国の基準値を超えたものは4検体にとどまり、年間を通した結果では初めて1桁台になりました。
この理由として県水産試験場は、魚介類の世代交代が進んだことや、汚染水対策の結果、海に流出している放射性物質の量が減っていると思われることを挙げています。
県水産試験場の藤田恒雄漁場環境部長は「試験的な漁での魚種の拡大に向けてはずみにしたい。福島県沖の魚介類の安全性を訴えていきたい」と話しています。
01月25日 12時47分