【8/29更新】マツダコネクト ver33,51,55,56向けTV視聴制限解除
カテゴリ : オーディオビジュアル > カーオーディオ、ビジュアル >
その他
目的 | チューニング・カスタム |
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作業 | DIY |
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難易度 | ★★★ |
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作業時間 | 30分以内 |
作業日 : 2015年08月29日
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【本作業はVer33、Ver51、Ver55、または最新のVer56を持つマツダ全車種に適用可能です】
(現在、V33、V51、V55、V56アクセラ/V33、V51、V55、V56デミオ/後期CX-5/後期アテンザ/CX-3/NDロードスターが対象です)
まず初めに、今回の作業ではAndroidやiphone、ノートPCなどでSSHクライアントアプリの導入が事前に必要ですのでご注意ください。
ただ、前回のようにあるファイルを書き換えたりといったレベルよりも比較的易しい作業手順にはなっています。
AndroidではJuiceSSH、iphoneならPuTTYSSH、WinノートPCではWinSCPなどのアプリが良いと思います。
【注意】
それから、DVDの制限解除もおこなおうと考えている方は、先にDVDの作業をおこなってからTVの作業をするようにしてください。
以前までもそうなんですが、マツダコネクトを強制再起動させると、TVで投入するコマンドの効力が無くなる為です。
※DVDはV51から新方式になったので、作業をおこなえば恒久的に設定が保存されます。
では早速手順です。
まず、WiFiでマツダコネクトへアクセスするための作業を行います。
[mute] + [♪] + [☆]ボタンの3つ同時長押しでTestScreenに移行します。
次に画像の場所のとおり[DEL]キーを20秒間ひたすら長押しします。
※結構長く感じます。
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20秒経過すると、上図のようにJCI Test Modeと表示が切り替わるので、一旦手を放します。
3
コマンダーダイヤルを回すか、画面上で直接11と入力します。
上図の画面になったらコマンダーを押下して、JCI Modeへ入ります。
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[Next]ボタンを1回タップすると上図の画面になるので、そこから[WIFIAP TOGGLE]をタップします。
画面上最初なにも変化しないですが、3秒ほどするとWIFIAP ONと画面に出ますので、[OK]をタップしメニュー画面に戻ったら[CANCEL]をタップしてTestScreenへ戻ります。
その後EXITボタンをタップしてマツダコネクトの通常画面へ戻ります。
これでスマホやPCからダイレクトにマツダコネクトへアクセスする準備が出来ました。
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適宜、SSHでのアクセスIPアドレスに
【192.168.53.1】
と入力し、ID:root password:このページの下タグにヒント有り(英文字3字)
を設定してログインします。
そうしましたら、TV視聴制限解除のコマンド
dbus-send --address=unix:path=/tmp/dbus_service_socket --type=method_call --dest=com.jci.vbs.diag /com/jci/vbs/diag com.jci.vbs.diag.Routine_Request byte:15 uint16:65535
(1行で出来ています。改行しないでコピーするなどして使用してください)
を入力し、実行します。作業は以上です(^^)/
※動作原理ですが、今までもプログラム内部では上記のコマンドを出してTV側に指示がいっていたということです。それをGUI上ではわかりやすく26番DTVTestModeなどのようにボタンで出せるようにしていたんです。
今回、v33のように、そのボタンやメニューの復活が出来ないので、自分で命令を打ってしまえ!というのが起点になっています( ゚д゚ )
※NNGナビやその他ほとんどのプログラムはこういった信号のやり取りをプログラム間でおこなっています。
もし視聴制限を元に戻すには上のコマンドのbyte:15 をbyte:16 に変更するだけです。これでいつでも制限有りに戻せます。
今回、みん友のわだ3さんに実際にシグナルの整合性をご確認いただき、v33までと同等の処理内容がv55でも通用することを確認できました。わだ3さんに改めて感謝致します。
この手の情報はネット上で公開するとメーカー側で(対策したくなくても)対策を講じなければいけないイタチごっこになるのですが、同じアクセラユーザーの方々の同乗者などが不便を強いられる現状の自主規制に納得いかない意思表示として、また高価なハックツールを購入しないでもある程度手軽に、かつマツダコネクトに対して”正規”の解除設定を講じられることを示しておきます。
作業はいつものお約束事ではありますが、個人の責任においておこなっていただき、カーライフをより豊かに安全にしていただくため自覚をお持ちになって取り組んでください。
この作業はマツダコネクトに用意されている正規の解除方法になりますから、i-DMなどの不具合も一切起きませんので、そういう点については安心をしてください。
最後に一つ。アクセラユーザのマツダコネクトCMUの個体によってはWiFiでのアクセス自体が非常に不安定なものが確かに存在しています。現状ディーラーにその文句を言う事も出来ない(苦笑)ので、そういう方は素直に有線LAN接続での作業が適当だと思います。
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