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五輪・パラリンピック会場 車いす席などの指針承認
1月25日 21時06分

五輪・パラリンピック会場 車いす席などの指針承認
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4年後のオリンピック・パラリンピックで障害者や高齢者が競技を観戦しやすいよう、会場の観客席に占める車いす席の割合などを定めた組織委員会の指針が、IPC=国際パラリンピック委員会に承認され、東京都などは今後、この指針を基に競技会場などの整備を進めることにしています。
IPC=国際パラリンピック委員会は、競技会場の整備にあたって、障害者や高齢者が競技を観戦しやすいようにするための指針を大会ごとに策定するよう求めています。
これを受けて組織委員会は、障害者団体の意見を聞くなどして指針をまとめ、このほどIPCに承認されました。この中では、観客席に占める車いす席の割合について、オリンピックの競技会場では全体の0.75%以上、パラリンピックの会場では1%以上とするほか、車いす席からの視界を遮らないよう、柵や手すりなどの高さは80センチ以下が望ましいといったIPCがこれまで設けていなかった基準も新たに盛り込まれています。
東京都などは今後、この指針を基に競技会場などの整備を進めることにしています。

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