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インドネシア テロ防止へ取締り権限強化へ1月25日 20時34分
過激派組織IS=イスラミックステートなどによるテロを未然に防ぐため、対策を話し合う国際会議がマレーシアで開かれ、今月、ISの支持者によるテロ事件が起きたインドネシアは、法律を改正して治安当局の取締り権限を強化していく方針を示しました。
マレーシアの首都クアラルンプールで開かれた会議には、ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国に加え、日本やアメリカなど18か国の司法担当の閣僚らが出席し、過激派組織ISへの対策を発表しました。
このうちインドネシアのテロ対策の担当者は、今月14日に首都ジャカルタで起きたテロ事件について説明し、事件の首謀者とされるインドネシア人のIS戦闘員は、シリアからインターネットを通じて世界中に過激な思想を拡散させていると指摘しました。
そのうえで、「テロを防ぐうえで効果的な法律を検討している」と述べて、法律を改正して治安当局の取締り権限を強化していく方針を示しました。
テロ対策の法律を巡っては、マレーシアで去年、治安当局が令状なしで容疑者を拘束できることなどを盛り込んだ法案が可決されていて、東南アジアでもテロの脅威が増すなか、各国で対策強化の動きが広がっています。
このうちインドネシアのテロ対策の担当者は、今月14日に首都ジャカルタで起きたテロ事件について説明し、事件の首謀者とされるインドネシア人のIS戦闘員は、シリアからインターネットを通じて世界中に過激な思想を拡散させていると指摘しました。
そのうえで、「テロを防ぐうえで効果的な法律を検討している」と述べて、法律を改正して治安当局の取締り権限を強化していく方針を示しました。
テロ対策の法律を巡っては、マレーシアで去年、治安当局が令状なしで容疑者を拘束できることなどを盛り込んだ法案が可決されていて、東南アジアでもテロの脅威が増すなか、各国で対策強化の動きが広がっています。