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87歳の田中氏、16回目当選

宮城県色麻町議選で16選を果たした田中一寿氏=宮城県色麻町で2016年1月24日、山田研撮影

 宮城県色麻(しかま)町議選(定数16)が24日投開票され、無所属現職の田中一寿(ひとし)氏(87)が旧色麻村の村議選を含めて16回目の当選を果たした。全国町村議会議長会によると、田中氏の在職期間は現職町村議で最長の55年9カ月。

     町議選には19人が立候補し、田中氏は220票を獲得し12位で当選した。田中氏は「今回の任期で議員生活は最後にするつもりだ。住民に顔を向けた行政を実現できるようがんばっていきたい」と語った。

     田中氏は1959年の旧色麻村議選で初当選。91年に町長選出馬のため辞職し落選したが、92年の町議選で当選して以来、連続当選している。

     全国町村議会議長会によると、把握している範囲での在職期間の最長は、15回当選し2004年に死亡するまで57年6カ月間務めた岩手県旧沢内村(現・西和賀町)の村議。【山田研】

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