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初心者でも簡単に分析出来る!~データ分析×サッカー~

■スポーツの世界でもデータ分析が重要視される時代に

こんにちは、Buntaです。データや数字を分析し、経営の意思決定を行うことはビジネスの世界では必須となりつつありますが、スポーツの世界でもデータ分析が重要視されていますよね。

 

「マネーボール」という映画をご存知でしょうか。
2011年に公開された映画で、当時は弱小チームであったアスレチックスが緻密なデータ分析を行い、力強いチームへ成長するいうストーリーです。「セイバーメトリクス」と呼ばれる選手の評価や戦略をデータで分析する手法を用い、経営危機に瀕した球団を再建する姿を映し出しています。
当時はデータ分析は目新しいものとして世間を驚かせましたが、現在ではサッカーの試合を見ていても、リアルタイムで選手の走行距離が分かり、また、プレーエリアについてもヒートマップで可視化出来るようになりました。

■データを活用してサッカーの試合のスコアをデータを活用して予想してみた

さて、データを基にサッカーの試合結果を予想してみたいと思います。
Jリーグでも、TOTOでサッカーの試合を予想することが出来ますが、現在はオフシーズンですので、海外リーグの予想をしてみます。
海外のサイトでは、サッカーの試合について

  • どちらのチームが勝つか
  • 何点入るか

等に賭けることが出来ます。(ここでは具体的なサイトは紹介しませんが、ご興味がありましたら調べてみて下さい)

今回はプレミアリーグで12月28日(月)に開催されるエヴァートン(HOME)対ストークシティの試合のスコアが「両チームの合計得点が2点以上入るか否か」をジャッジしてみます。

分析の手順としては、

①ローデータ(生データ)を収集する
②ローデータを分析する
③データに基づいて意思決定をする

の流れになります。

①ローデータを集める

まず、両チームの直近のホーム・アウェイの試合の勝敗、得点、失点のデータを集める必要があります。データ入手方法は、様々あるかと思いますが、GOAL.comにある程度まとまったデータ量が掲載されている為、私はここで入手しました。直近30試合程度のデータを入手することが出来ます。
ここで集めた情報は

  • 勝敗(引き分け含む)
  • ホームorアウェイ
  • 得点、失点

の3点です。

②ローデータを分析する

さて、集めたデータを分析してみましょう。繰り返しになりますが、今回はエヴァートン(HOME)VSストークシティが分析対象で、「両チームの得点合計が2点以上か否かを予想する」ことが目的となります。
まず、集めたローデータより

  • エヴァートンのホームゲーム
  • ストークシティのアウェイゲーム

のみを抽出します。そして、

  • エヴァートンのホームゲームの得点、失点の平均値
  • ストークシティのアウェイゲームの得点、失点の平均値

を算出し、平均値を出してみると、

  • エヴァートンのホームゲームで(12試合)の平均得点:1.75
  • ストークシティのアウェイゲームで(16試合)の平均失点:0.93

上記の加重平均より、エヴァートンの得点は1.28(※)

(1.75×12+0.93×16)÷28=1.28

同様に

  • エヴァートンのホームゲームで(12試合)の平均失点:1.50
  • ストークシティのアウェイゲームで(16試合)の平均得点:0.93

上記の加重平均より、ストークシティの得点は1.17
よって、両チームの合計得点は、1.28+1.17=2.45と求めることが出来ます。
「これは…恐らく両チームの合計得点は2点を上回るはず…!」
両チームの合計得点を2点以上にベットし、試合開始を待ちます。

■データ分析の甲斐があり、予想的中!誰でも簡単にデータ分析が出来る!

さて、運命の試合は…
ジェルダン・シャチリの2得点の活躍もあり、4-3でアウェイのストークシティがエヴァートンを撃破!

ストークシティ

 

 

 

 

 

 


(※画像はGOAL.comさんより引用)

無事にベットした金額も倍になり、データ分析の甲斐がありました。
勿論、今回のように上手くいくことが全てではないでしょうが、データを分析することで、少しでも予想の確度を高めていくことは出来るのではないでしょうか。
試合数が多くてデータ分析が大変そうですが、今度はTOTOでもやってみようかな…

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