ZenFone Zoom発表会で残念だったこと

2016年1月25日、ASUSは「ZenFone Zoom」を国内向けに発表。発表会におけるゲストとして「柴犬まる」のパパ(飼い主)である小野慎二郎氏が登壇した。

小野氏は、ZenFone Zoomで撮影してSNSにアップロードした例として、以下のツイートを紹介。

marutaro(柴犬まる公式)さんはTwitterを使っています: “マルス https://t.co/6G8oU8UCzM”

上記のツイートは、先日TV放送された映画「天空の城ラピュタ」における滅びの呪文「バルス」に絡めたツイートで、「ZenFone Zoomを使って撮影した画像」と説明されているが、投稿に使われたクライアント名は「Twitter for iPhone」となっており、iPhoneからツイートが行われている。

■ツイートの投稿は「Twitter for iPhone」から
from Twitter for iPhone

佐野氏は壇上で「SNSで共感を呼ぶポイント」を以下のように説明している。

・リアルタイム
・単純明快
・質<タイミング

SNSで共感を呼ぶためには「画像の質よりもタイミングが重要」また「1分1秒を逃すと全然効果が違う」ため、「スマートフォンで撮影した画像をその場でアップロードすることに価値が高い」という趣旨の説明をしながら、ZenFone Zoomで撮影した画像を何らかの理由があってiPhoneに転送した後、iOS向けのTwitter for iPhoneからツイートを行ったことになる。

ちなみに、発表会の内容を改めて確認すると「ZenFone Zoomで撮影」とは言っているけど、「ZenFone Zoomで投稿」とは言っていない。同氏はZenFone Zoomについて「一眼レフなどを持たずに、ZenFone Zoom一台でこなせる場面が多くなりそう」と発言。発表会の約1週間前からZenFone Zoomを貸出が行われ実際に試用したとしているものの、Twitterアカウント @marutaroに関して言えば、その後もAndroid向けのTwitterクライアントから投稿されたツイートは見つからない。(1月25日19時時点で)

そんなわけで、ZenFone ZoomとSNSの相性の良さをアピールし、SNSで共感を呼ぶためには「リアルタイム性が重要」としながら、Androidからツイートをしていない事実を見る限り「ホントにZenFone Zoomを使ってるのかなぁ…」という疑問を抱かずにはいられず、個人的にはあまり共感できなかったなと。

ZenFone Zoomの発表会における上記ツイートの紹介は以下より。
新製品発表会 – YouTUbe

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