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【産経・FNN合同世論調査】
内閣支持率は微増48・5% 「慰安婦」日韓合意を「評価する」59・7% 甘利氏対応「納得できぬ」71・6%
だが、日本政府が元慰安婦支援の財団に拠出する約10億円については「ソウルの在韓国日本大使館前の少女像が撤去されてから拠出すべきだ」との回答が64・1%に上り、「撤去時期にかかわらず拠出」の24・1%を大きく上回った。「慰安婦問題が今後再び日韓間の懸案になると思う」との回答も81・2%に上った。
一方、憲法改正をめぐり、国会発議に必要な衆参両院3分の2以上の議席を改憲勢力が占めることについて「望ましいと思わない」が58・3%で「望ましい」は32・7%にとどまった。安倍政権の憲法改正に対する姿勢も「評価しない」が58・8%で「評価する」の32・4%を上回っており、憲法改正に対する国民の理解が十分に進んでいないことが浮き彫りとなった。