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黄金のマスク ずさん管理は「職務上の怠慢」1月25日 21時53分
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エジプトの博物館で、古代エジプト・ツタンカーメン王の黄金のマスクが破損し、ずさんな管理が発覚した問題で、エジプトの司法当局は当時の館長ら8人に「職務上の怠慢と規則違反があった」として、懲戒処分を決める委員会にかけることを決めました。
首都カイロのエジプト考古学博物館に展示されているツタンカーメン王の黄金のマスクは、おととし8月、博物館員が展示ケースの掃除をしていた際に、あごひげの部分が取れてしまい、それを隠そうと慌てて接着剤でつけましたが、接着剤がはみ出ていたため、去年1月に発覚して大問題となりました。
現地のメディアによりますと、エジプトの司法当局は23日、博物館の当時の館長と修復部門の責任者、それに修復の専門家など合わせて8人に「職務上の怠慢と規則違反があった」として、懲戒処分を決める委員会にかけることを決めました。
司法当局では、ずさんな修復によって黄金のマスクに傷が残ることになったと指摘しています。
エジプトの文化財を代表する黄金のマスクは、ドイツの専門家などによって改めて修復され、先月からカイロの考古学博物館で展示が再開されています。
現地のメディアによりますと、エジプトの司法当局は23日、博物館の当時の館長と修復部門の責任者、それに修復の専門家など合わせて8人に「職務上の怠慢と規則違反があった」として、懲戒処分を決める委員会にかけることを決めました。
司法当局では、ずさんな修復によって黄金のマスクに傷が残ることになったと指摘しています。
エジプトの文化財を代表する黄金のマスクは、ドイツの専門家などによって改めて修復され、先月からカイロの考古学博物館で展示が再開されています。