済州空港閉鎖 大雪と強風の影響=観光客ら数万人足止め

【ソウル聯合ニュース】韓国南部の済州島は大雪と強風に見舞われ、済州国際空港は24日午前6時から滑走路を閉鎖している。この影響で国内線と国際線の発着便計180便の欠航が決まった。航空機の運航は23日午後5時50分から中断されており、混乱がさらに拡大する見通しだ。

 済州地方気象庁によると、同島では最大12センチの積雪量を観測した。同島で10センチ以上の積雪量を観測するのは異例で、1984年以降で最も多い。また、気温は史上3番目に低い氷点下5.8度を観測し、7年ぶりに寒波注意報も出された。

 24日には観光客ら3~4万人の乗客が済州島を離れる予定。23日は出発便約140便が欠航、約2万人(韓国空港公社済州地域本部推定)が足止めとなった。24日午前6時現在、空港で約1000人が航空機の運航再開を待っている。

 政府当局や空港側は対策チームを設置し、交通便や宿泊施設などを案内するとともに、外国人観光客のため通訳員を配置した。

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