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【サッカー】

岡崎、右膝負傷で途中交代 本人「たぶん大丈夫」

2016年1月25日 紙面から

ストーク戦の後半、右膝を痛めたレスターの岡崎(左)=レスターで(共同)

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 【レスター(英国)原田公樹】サッカーのイングランド・プレミアリーグで、日本代表FW岡崎慎司(29)が所属するレスターは23日、ホームでのストーク戦に3−0で快勝し、勝ち点47で再び首位に返り咲いた。岡崎は2トップの一角で先発。ゴールこそなかったが攻守に奮闘し、勝利に一役買った。右膝のけがで後半17分に途中交代したが、軽傷と見られる。同DF吉田麻也(27)のサウサンプトンは敵地でマンチェスター・ユナイテッドを破り、2連勝で8位に浮上。吉田はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 岡崎が突然ピッチ上でうずくまった。「脚が急に痛くなって、動かなくなった。久々に焦った」。同僚と接触して右膝を負傷。1−0で迎えた後半17分、岡崎はやむなくベンチに下がった。

 そのとき場内を埋めた3万2018人の大観衆の多くが立ち上がり、拍手で岡崎をねぎらった。活躍した選手にだけ送られる賛辞だった。

 「気づかなかった。痛くて(苦笑)。右膝はたぶん大丈夫」。客観的に見ても重傷ではなさそうで、4日後の休暇明けには練習に復帰できそうだ。

 岡崎はこの日もシュート3本を放つなど、積極的にゴールに迫ったが、得点にはならず、「決めたかった。点が取れる雰囲気があったのに」。途中交代後、エースFWバーディーが公式戦8戦ぶりにゴール。岡崎と代わって入ったウジョアも得点を決めただけに、悔しさも倍増。今後はさらに攻撃陣のチーム内競争が激化しそうだ。

 「並の選手で終わるか、それ以上か。結果で示すしかない。あと残り15戦で6点取って、計10点いきたい」と意気込んだ岡崎。次戦以降はリバプール、マンチェスター・シティー、アーセナルと強豪との戦い。岡崎にとっても、首位レスターにとっても正念場となる。

 

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