２氏激しい戦い展開…２４日投開票
米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市長選は２４日投開票される。普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設計画を推進する政府・与党が推す現職の佐喜真淳（さきま・あつし）氏（５１）＝自民、公明推薦＝と、移設に反対する沖縄県の翁長雄志（おなが・たけし）知事が支援する新人で元県幹部の志村恵一郎氏（６３）が激しい戦いを展開。移設を巡って対立する政府と知事の代理対決の構図となっている。
両候補者とも普天間飛行場の早期返還要求で訴えは一致しているが、移設先を巡って志村氏が辺野古阻止を明確に掲げるのに対し、佐喜真氏は明言していない。【比嘉洋、佐藤敬一】