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【プロ野球】

巨人・菅野、今季初ブルペンで20球 「いつでも捕手座らせられる」

2016年1月25日 紙面から

ブルペン入りした菅野=ジャイアンツ球場で

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 巨人の菅野智之投手(26)が24日、川崎市内のジャイアンツ球場で今年初となるブルペン入りし、上々の手応えを口にした。「(傾斜がつくことで)もう少し(制球が)ばらつくと思ったけど、すごいまとまっていた。いつでも座らせて投げられる」。

 今季は例年以上に早めの調整に着手。今や押しも押されもせぬエースに成長したが、チャレンジ精神の気持ちは忘れていない。「これだけ早く仕上げていて、どうなるかは分からないけど、やり直しの利くこの時期にいろんなことに挑戦したい」。そんな菅野の初ブルペンで、20球をミットに収めたのが小林だ。

 「バランスが良くて切れのあるボールだった。自主トレ期間に取り組んでたことが伝わってくる感じがした」。正捕手を狙う男にとって、エースはお互い切磋琢磨(せっさたくま)する存在。菅野も「ブルペンで最初に投げるのは小林と決めていました」と、同級生バッテリーの呼吸の良さを強調した。

 菅野は今季から選手会副会長も任命され、自覚は十分。「若い選手もたくさん入ってきてるので、お手本になれれば…」。開幕投手の大本命に死角は見当たらない。 (園田佳子)

 

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