【巨人】立岡、琴奨菊トレで3キロ増量成功!外野争い「がぶる あやかる」
2016年1月25日6時0分 スポーツ報知
巨人・立岡宗一郎外野手(25)が24日、大相撲初場所で日本出身力士では10年ぶりに優勝した琴奨菊が行う「ハンマートレ」を行っていたことを明かした。“琴奨菊トレ”の効果でパワーアップに成功。長打力に磨きをかけ、日本出身の意地を見せた大関のように、ギャレットが加わる外野争いを勝ち抜く。
立岡は今月中旬まで佐賀県内でソフトバンク・本多雄一内野手(31)、・細川亨捕手(36)らと共に自主トレ。ソフトバンクの熱狂的なファンである琴奨菊と本多や細川が親交があったことから、トレーニング法を伝授された。約1メートルの鎖に10~20キロの重りをつけてハンマー投げのようにしてぐるぐると回す練習で、「体幹に効くから」と積極的に取り組んだ。
琴奨菊が半年前から始めて賜杯に結びつけたように、立岡にもいきなり効果が表れた。これまで通算446打席本塁打0だった男が、自主トレ中に両翼100メートル、中堅120メートルの球場で行った打撃練習で「3、4本は打てた」と“プロ初アーチ”を放った。「菊ちゃんパワーですね」と手応えを口にした。
成果は体重にも表れた。琴奨菊トレ以外にも「走りまくって打ちまくった」と胸を張り、体重は3キロ増えて82キロにまで増量。昨季7月からは「1番・センター」に定着したリードオフマンは長打力も身につけて、進化を遂げようとしている。
この日はG球場でノックやマシン打撃で調整した。由伸新監督はレギュラー白紙を強調し、外野は新外国人のギャレットや新人の重信も加入し、最激戦区のひとつ。定位置確保へ「がぶり寄り」で突き進んでいく。(安藤 宏太)