女性宅に侵入し乱暴しようとしたとして、強姦未遂や住居侵入などの罪に問われたボート競技の元日本代表で元NTT東日本社員遠藤光被告(26)=懲戒解雇=に東京地裁は25日、懲役5年6月(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。
遠藤被告は公判で「アダルト映像に影響されて帰宅途中の女性を尾行していたが、物足りなくなりエスカレートした」と説明。「被害者や迷惑を掛けた方に申し訳ない」と話していた。
大川隆男裁判長は判決理由で「計画性があり、卑劣な犯行だ」と指摘。言い渡し後「妄想と現実の壁をいとも簡単に乗り越えた。なぜ被害者の苦しみに思い至らなかったのか、服役中によく考えてほしい」と語り掛けた。
判決によると、昨年7月16日未明、都内のアパートに侵入、寝ていた20代の女性の顔に粘着テープを巻き付けて脅し、わいせつ行為をし、同午後10時15分ごろには別の女性宅に乱暴目的でナイフを持って押し入った。
遠藤被告は宮城県出身で、2012年の全日本選手権で優勝。13年の世界選手権に日本代表として出場し「軽量級かじなしペア」で7位だった。(共同)