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☆0戦はやと主題歌(64年)
☆爆風隊の唄(64年)

 子どもの頃は、漫画家になれなかったら、パイロット(戦闘機乗り)になろうと思っていました。いくら忍者漫画やロボット漫画が好きでも、忍者やロボットになろうとは思いませんでした。
 あの頃は、戦争漫画もいろいろありましたが、辻なおきの描く零戦が最高でした。零戦が編隊を組んで飛んでいく絵は、子供ながらその格好良さに血湧き肉躍らせるものがありました。辻なおきの「零戦」は、ちばてつやの「紫電改」よりも、九里一平の「隼」よりもカッコよく見えました。

●「0戦はやと」(辻なおき)
 週刊少年キング(昭和38年1号?昭和39年52号)
 三菱 零式艦上戦闘機(大日本帝国海軍)
 主人公:東(あずま)隼人

●「紫電改のタカ」(ちばてつや)
 週刊少年マガジン(昭和38年27号~昭和40年3/4合併号)
 川西 局地戦闘機「紫電」二一型(紫電改)(大日本帝国海軍)
 主人公:滝城太郎

●「大空のちかい」(九里一平)
 週刊少年サンデー(昭和37年45号~昭和39年19号)
 中島 一式戦闘機「隼」(キ43)(大日本帝国陸軍)
 主人公:早房一平

 当時の三大少年漫画週刊誌が競って戦闘機乗りを主人公にした戦争漫画を載せていました。私の頭の中には、「零戦・0戦はやと・辻なおき・少年キング」、「紫電改・紫電改のタカ・ちばてつや・少年マガジン」、「隼・大空のちかい・九里一平・少年サンデー」とインプットされていました。

 子供の頃は、零戦が世界最高の戦闘機だったと思っていましたが、零戦の栄光は太平洋戦争前半の話で、グラマンF6F”ヘルキャット”が登場してからは、さすがの零戦も苦戦を強いられたようです。また、工業力の劣る日本は、最後まで零戦の後継機を登場させることができず、結局、零戦は改造に改造を重ねて終戦まで生産され続けました。最終的には特攻機として使われるなど悲劇の戦闘機でもありました。

 さて、「0戦はやと」は「週刊少年キング」に連載されていましたが、「少年画報」では同じ辻なおきの「0戦太郎」が先に人気漫画になっていました。両者はほとんど同じ漫画で、作者の辻なおきも描き分けるのに苦労したようです。テレビ化されたのはご存じのように「0戦はやと」の方です。ちなみに、昔はアニメ化ではなく、テレビ化と言っていました。

 YouTubeで「0戦はやと」のオープニングらしきものを見ました。歌は男性コーラスですね。私の持っている「0戦はやと」のソノシートや「懐かしのアニメソング大全」などでは、ひばり児童合唱団です。この曲が児童合唱団では、前から違和感があったのですが、テレビ・ヴァージョンでは、やはり男性コーラスだったんですね。そうでしょう、男性コーラスでこの主題歌を聴くと、やはり血湧き肉躍ります。

 副主題歌の「爆風隊の唄」を男性コーラスグループのボーカルショップが歌っているので、YouTubeで聴いた主題歌も、おそらくボーカルショップだろうと思います。動画を見ると、アニメ黎明期にもかかわらず、零戦もすごく丁寧に描いてあります。もう一度見たいなあ。DVDが出れば、即買いです。

 話は変わって、零戦がどうしてゼロ戦と呼ばれるか知っていますか? ゼロ戦という呼び方は、零戦が米国で「ゼロ・ファイター」と呼ばれていたことから、戦後に一般的になったものです。戦時中は、レイシキ戦(零式艦上戦闘機の正しい略語)と呼ばれていました。辻なおきが「零戦はやと」や「ゼロ戦はやと」ではなく、「0戦はやと」とタイトルを付けたのは、「0」を「レイ」とも「ゼロ」とも読めるように配慮したためだろうと推測しています。

 なお、××式という呼び方は、日本海軍では、大正から昭和の初期にかけては、年号の数字をとっており、一五式飛行艇は大正一五年(昭和元年)に制式採用されたものを意味します。昭和四年からは日本の紀元年号(皇紀)の末尾の数字をとるようになり、九九式艦上爆撃機は皇紀二五九九年(昭和一四年)、零式艦上戦闘機は皇紀二六〇〇年(昭和一五年)、一式陸上攻撃機は皇紀二六〇一年(昭和一六年)に制式採用されたという意味です。

 ついこの間までは、辻なおきの漫画は、単行本やコミックスを入手するのが困難でしたが、最近の復刻ブームで容易に手に入るようになりました。「0戦はやと」「0戦太郎」の他にも、「0戦仮面」「0戦あらし」というのもあります。辻なおきファンとしては、「0戦仮面」や「0戦あらし」を復刻するくらいなら、早く「ばくはつ大将」を復刻してもらいたい、というのが正直なところです。

※ ばくはつ大将・・月刊「ぼくら」に、「タイガーマスク」(絵:辻なおき、原作:梶原一騎)の前に連載。後にテレビ化された「ばくはつ五郎」の原作漫画。

-古い漫画のレコードなど-

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コメント

紫電改のタカは家族の面会を断り続ける冒頭のエピソードが
ラストシーンと対を成していて、前編構成を備えた長編を、
という意気込みがあるし、イタリア映画「道」の綱渡り男を
元にしたと思われる情緒不安定な男も出てきて興味深いであります。
このキャラがのちのウルフ金串となりました。
ちばてつやは反戦思想で描いたのでメカのかっこよさは
物足りなかったようですね。
2008/08/18(月) 12:49:40 | |砂野 #RjkxFUS.[ 編集]

紫電改よりも零戦の方がスマートなので、
0戦はやとの方がかっこうよく見えました。
逆タカ落としの絵など結構好きです。
ちばてつやは、敵をやっつけるだけの作品にはしたくなかったと言っていますね。
あしたのジョーは敵をやっつけるだけのような気がしますが、あれは梶原一騎ですからね。
紫電改のタカについては、近いうち、別に書きます。
2008/08/18(月) 19:16:25 | |トムくん #-[ 編集]
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