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インバウンドマーケティング&テクノロジー&デザインを解説

これでもうネタ切れに悩まない!コンテンツのアイデアが溢れる5つの方法

  • by 深谷 歩
  • in Marketing
  • — 2016/01/25
content idea

コンテンツマーケティングは、継続的にコンテンツを発信し続ける取り組みです。よって、常に新しいコンテンツの企画を考えなければならず、コンテンツマーケティングに取り組む多くの人が一度は「ネタ切れ」でつまったことがあるでしょう。

そこで今回は、コンスタントに新しい企画を考えるために必要なことを踏まえた、コンテンツ案の出し方をまとめます。

キーワードリストと向き合う

コンテンツマーケティングでは、フォーカスするキーワード、キーワードの組み合わせを考えます。特にオウンドメディアを開始するときに、ペルソナと合わせてフォーカスするキーワードを選定する必要があります。企画を考えるときは、選定したキーワードと向き合って企画を考えましょう。キーワードをもう使い倒した、というときは、キーワードリストを進化させることも重要です。

Googleアナリティクスでどんなキーワードでの流入があるかを調べて、ユーザーのニーズを探ります。流入検索キーワードは、Googleアナリティクスの「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索」で確認できます。さらに、検索キーワードによって訪問したページがどこかを調べるには、「セカンダリディメンション」→「行動」→「ページタイトル」を選択します。

Googleアナリティクス

ただし、現在はブラウザの暗号化対応により、ほとんどのキーワードが「not provided」と表示され確認できません。キーワードの検索ボリュームとタイトルのマッピングを見ながらユーザーニーズを探りましょう。

将来の予定を考える

コンテンツマーケティングの最終的な目的として、顧客獲得やリピーター育成、売上増加といった事業活動に置いていることが多いでしょう。その場合は、特に今後の事業活動に合わせたコンテンツ企画が重要です。

例えば、新製品のリリース、キャンペーン、サービスの拡充、展示会出展など、事業戦略を踏まえてコンテンツを強化できるようにします。他の部署とも連携して情報を共有し、適切なタイミングでコンテンツをリリースできるようにしましょう。

その他には、季節、イベントなど、社外の動きにも合わせたコンテンツを用意します。常に2−3ヶ月先を意識した情報収集をします。また、今年撮影したイベントの写真、風景の写真は来年用としてストックしておくと便利です。例えば、桜、紅葉といった自然の風景、ハロウィーン、クリスマスのイルミネーションなどのイベントなど、始まってからでは取材が間に合わないものは、来年を見据えた素材のストック確保が肝になります。

コンテンツをシリーズ化する

コンテンツが蓄積されると、ソーシャルメディアで話題になる記事、長く検索経由でアクセスされる記事などの傾向が見えてきます。定期的にコンテンツの読まれ方、拡散経路などを分析して、どのような記事が人気なのかを数値的に分析しましょう。その上で、人気コンテンツはシリーズ化したり、類似の企画を作ってみます。

一方で、1本1本は爆発的な人気がなくても、シリーズ化することで価値が生まれるコンテンツもあります。最もわかりやすいのは、ユーザーの導入事例やインタビューです。数が増えることで、見込み顧客が自分に近い例を探したり、他の人の活用方法を知ることで自分が使った時のイメージを持ちやすくなるからです。その他、対談、座談会、セミナーレポートなども、シリーズ化しやすい企画です。

事業に関連する話題に敏感に

コンテンツを企画する人は、事業に関する話題に敏感であるべきです。ネット上の関連する話題をチェックすることは基本として、関連するセミナーやイベントにも積極的に参加し、今の空気をつかんでおきましょう。イベントやセミナーはネットワーキング、交流の場でもあります。他の人達がどういうことに力を入れているのか、どういうニーズがあるのかを聞くことで、新しいコンテンツ企画にもつながります。

その他、関連書籍、雑誌の特集、テレビ番組など、幅広く情報収集する習慣をつけましょう。

ただし、ここで注意したいのが取り扱うトピックが専門的になりすぎることです。業界の人達と話していると当たり前になってしまっている用語でも、読者にはついていけない専門用語の羅列になってしまうことがあります。専門的になり過ぎたら、他のコンテンツで初心者も入りやすいコンテンツを用意するなど、全体のバランスを考えた企画にしましょう。特に4月は初心に帰ることを意識して「入門」「はじめての」「基礎」などで、コンテンツを作成しやすい時期で、新たな顧客獲得をしやすい時期です。

アイデアを共有しやすい仕組みづくり

限られた人たちだけでコンテンツを企画していると、アイデアが詰まりやすくなります。社内の人からも意見を聞いたり、アイデアを共有しやすい仕組みを作りましょう。筆者はインタビューなどで、運用者側の人達の社内の巻き込み方の工夫を聞くことがありますが、以下のような方法が効果的だそうです。

誰でもアクセスできる共有ファイルを作る

共有する方法は、ExcelでもGoogleドライブでも、社内ツールでも、使いやすいものを選べば大丈夫です。コンテンツのアイデアを書き込めるような仕組みを作り、そこに投稿してもらうようにしましょう。

自由に書いてと言われると、かえって書きづらいので、大きなテーマを3つ設けて、企画案を書いている、という方がいました。また、企画案を書いてそれが採用されたかどうかがわからないと、次のアイデアを共有するモチベーションがわかないので、ステータス(企画中、取材中、公開済み)なども共有できるとなおよいでしょう。

他部署との会議などで声をかける

他部署との会議などの機会があれば、コンテンツのアイデアを募集していることを伝えてみましょう。「最近、お客さんからこんな話を聞くよ」「うちの部署ではこんなプロモーションを企画しているよ」など、生の情報が得られます。また事あるごとに、コンテンツのアイデアを募集していることを伝えることで、他の人もネタを考えてくれる習慣がつけられます。

社内にホワイトボードを設置して、公開予定のコンテンツを掲示しているという人もいました。目につくようにしておくことで、他の人の意識にも残り、アイデアがあるときに共有してもらいやすくなります。

まとめ:無理にアイデアをひねり出すよりも、自然に出る環境を作ろう

さて、コンテンツのアイデアをまとめてみましたが、いかがでしょうか?かくいう筆者もコンテンツ案で困ることがありますが、そういうときは一人でアイデアをひねり出そうとせずに、他の人に話を聞いたり、他の作業をしてアイデアが生まれるのを待ちます。ギリギリになって集中して考えるよりも、常に頭のどこかにおいておいて、思いついたらメモをするというようにするとよいでしょう。

弊社ではコンテンツを軸としたインバウンドマーケティングを推奨しております。インバウンドマーケティングにおけるコンテンツの作成ポイントやコンテンツを使ったリード獲得の仕組みについてEブックをご用意しております。興味のある方は、ぜひご覧ください。

インバウンドマーケティング入門02 CONVERT(リードに転換)
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Tags: コンテンツ

— 深谷 歩

株式会社深谷歩事務所代表取締役。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援を行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、講演活動、動画制作も行う。またフェレット用品を扱うオンラインショップ「Ferretoys」も運営。 株式会社深谷歩事務所 著書『小さなお店のLINE@集客・販促ガイド』(翔泳社) 『SNS活用→集客のオキテ』(ソシム) 『小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』(翔泳社) 『小さな会社のFacebookページ集客・販促ガイド』(翔泳社)

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