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中南米で流行のジカ熱 英で帰国者の感染確認
1月25日 14時12分

中南米で流行のジカ熱 英で帰国者の感染確認
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蚊が媒介する感染症で発熱などの症状が現れる「ジカ熱」が中南米で流行していて、イギリスではこの地域から帰国した3人の感染が確認されました。
「ジカ熱」は蚊が媒介する感染症で、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が最大で1週間ほど続きます。
中南米では去年、ジカ熱が流行し、このうちブラジルでは保健省によりますと、これまでに感染者が推定でおよそ150万人に上るということです。
またブラジルでは去年7月頃から先天的に頭部が小さく脳の発達に遅れがみられる小頭症の新生児が急増し、去年からことしにかけて3893件が報告されたということです。
ジカ熱と小頭症との因果関係はよく分かっていませんが、ブラジル政府によりますと、小頭症の新生児の母親には妊娠中にジカ熱を発症していたという共通点がみられるということです。
イギリスでは24日までに、中南米のコロンビアとスリナム、それにガイアナから帰国した3人がジカ熱に感染していることが確認されました。
またアメリカでもこうした感染例が見つかっていることから、アメリカのCDC=疾病対策センターなど各国の保健当局は、妊娠中の女性はジカ熱の流行地域への渡航を慎重に検討するよう呼びかけています。

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