ブルキナファソ テロ抗議で市民がデモ行進

1月25日 8時47分

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西アフリカのブルキナファソでは、外国人が利用するホテルなどが武装グループに襲撃されて３０人が死亡した事件から１週間がすぎ、大勢の市民が、犠牲者を追悼しテロに抗議するため、デモ行進を行いました。

ブルキナファソの首都ワガドゥグでは、今月１５日、外国人が多く利用するホテルやレストランがイスラム過激派組織の武装グループに襲撃され、カナダ人やフランス人など合わせて３０人が死亡しました。
この事件から１週間がすぎ、現地で２３日夜、数百人の市民が、犠牲者を追悼しテロに抗議するため、国旗とともに掲げた携帯電話の光で周囲を照らしながら、大通りをデモ行進しました。主催者の１人は「テロリストは、この国を暗黒の中に陥れようとしている。私たちは決して光を失わない」と述べ、テロに屈しない姿勢を強調しました。
今回の事件では、国際テロ組織アルカイダとつながりがあり、去年１１月に隣国のマリで高級ホテルが襲われて２０人が死亡した事件にも関わったとされる過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」が犯行声明を出していて、西アフリカの各国でテロに対する警戒が強まっています。