【釣り】

　今季は記録的な暖冬で例年のように寒さを我慢しての釣行は少なかったが、さすがに年が明けると、西高東低の気圧配置で風が強く寒い日が多くなってきた。例年、厳寒期を迎えるとキャッチすることが難しくなるサーフのヒラメだが、海の中の季節変化が遅れているため、まだ多くの釣果が聞かれる。１４日、釣ってうれしく食べておいしい同魚を求め、静岡県御前崎市の浜岡海岸へ。首尾よく５６センチに出会うことができた。（1月25日 紙面から）

　今や、釣具店といえば全国展開の大型チェーン店が幅を利かす時代。しかし、昭和のころは街や地域ごとに個性的な釣具店があり、近所に住む釣り人が夜な夜な釣り談議に花を咲かせていた。きょうからスタートする月イチ連載「温故知新〜古き良き釣具店を訪ねて〜」では今に残る「街中フィッシング」の井戸端会議場を訪ね歩いていく。１回目は東京都葛飾区西新小岩にある本紙推薦「竿しば釣具店」から−。（文＆写真　葛島一美）（1月25日 紙面から）