60年ぶりの降雪、40年ぶりの大寒波に見舞われる台湾。この「覇王寒流」「帝王寒流」と称される寒波で21人の死者が出てしまいました。
寒流急凍 北市2天內疑21人凍死 | 重點新聞 | 中央社即時新聞 CNA NEWS
13人が凍死
死者のうち13人は凍死で、その他の人は呼吸器系などの持病が悪化し亡くなったようです。凍死した人は80歳前後の高齢者だけでなく、30台後半から40歳代の人も含まれています。40年ぶりの大寒波で、経験したことのない低温に身体が耐えられなかったのでしょうか。台湾人は、20度を下回ると厚手のコートを着たり、ダウンジャケットを着込んだりするほど寒さに弱いのです。
明日、明後日も続く低温。政府が注意を呼びかけ。
この寒波は明日と明後日も居座るようで、まだまだ犠牲者が出てしまうかもしれません。台湾は学校、レストラン、その他公共の施設にも暖房がないことを書きましたが、
病院にも基本的に暖房は設置されていません。入院している人とか、一気に病状が悪くなってしまうかもしれません。
また、ホームレスの人にはこの寒波はそうとうこたえることでしょう。支援団体の人が衣服や食事などの差し入れなどをしているので大丈夫だと思うのですが。
いっそう冷え込む台北
夜になり、台北もグッと寒くなってきました。特に手と足の末端がかじかんでどうしようもないので、パッキンに熱湯を入れて、簡易湯たんぽにしてしのいでいます。