成田HPに連続攻撃=空港会社、抜本対策検討も

 成田空港の公式ホームページ(HP)は24日、短時間に大量のデータをサーバーに送り付ける「DDoS」と呼ばれるサイバー攻撃を受け、断続的に閲覧しづらい状態となった。22日から3日連続で、国際的ハッカー集団「アノニマス」の関与が疑われる。成田国際空港会社は、25日以降も同様の状況が続けば抜本的な対策を検討する方針。

 最初にHPが閲覧できなくなったのは22日午後9時半ごろ。23日午前1時すぎにいったん解消したが、同日の午前6時半ごろからと午後6時半ごろから、それぞれ4時間程度の攻撃を受け、24日も同じ時間帯に接続しづらくなった。

 同社はツイッター上で、和歌山県のイルカ漁に反対する米国籍男性が成田空港で入国を拒否され入管施設に収容中とされることへの抗議と、同空港HPへのリンクが書き込まれたアノニマス名の投稿を確認。千葉県警と連絡を取り合っている。 

[時事通信社]

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