清水大輔、高橋友佳理
2016年1月24日16時23分
アジアを中心にイスラム教徒(ムスリム)の来日が増える中、豚肉やアルコールを禁じる戒律に沿っていることを示す「ハラル認証」に頼らない動きが広がっている。なぜ、いま「脱ハラル認証」なのか?
■団体たくさん「分からない」
昨年秋、千葉市の幕張メッセであった「ハラールエキスポ」。国内外のムスリム市場に関心をもつ64の企業・団体が集まり、2日間で約4400人が訪れた。その中で、多くの人が足を止めたのが、訪日ムスリムの間で日本土産として人気の「サムライラーメン」のブースだった。商品の金色の箱には「ハラル」の文字はなく、豚、鳥、牛、酒のマークに「×」がついているだけ。実際に動物性由来の原料やアルコールは一切使っていないが、ハラル認証はない。販売元の「ラジーゼン国際食文化研究所」(鹿児島県)の白沢繁樹さん(39)は、「認証を否定はしないが、認証は団体がたくさんあって、どれがよいのか分からない」。
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朝日新聞国際報道部
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