タロットカードに「吊られた男」ってカードがあります。
こいつは多くの場合「忍耐」「努力」「自己犠牲」らへんを意味するといわれています。
でも解説書によっては「異なる視点」というキーワードが書いてあったりもします。
努力とは楽しい事
このカードについて語る前に、一つ理解しておかねばならないことがあります。
それは、努力の本質についてです。
多くの人は、努力というと「苦しいこと」「大変なこと」「辛いこと」だと考えがちです。
しかしそれは、ちょっと違います。
努力とは本来、楽しいことなんです。
もしそれが辛いと感じているならば、それはそもそも努力ではなく、ただの無駄な苦労なので今すぐやめたほうがいいです。
あなたの部屋に本棚はあるでしょうか。
もし、あればその中に一流の人の「伝記」や「自叙伝」はないでしょうか。
なければ本屋さんにでもいって探してみましょう。
スポーツ選手でも経営者でもアイドルでも歴史上の偉人でも、誰のでも構いません。
誰かの本を読んでみてください。
すると一流の人達は必ず共通して、努力そのものを楽しんでいるということに気付きます。
例えば野球選手が1000本ノックをしている姿は、一般人からすれば「大変なこと」に見えるかもしれません。
でもやってる本人からすれば、「バットを振る行為自体が単純に好きだから、とくに苦しいとかは考えたこともない」ということも多いのです。
このように「努力が実を結ぶ人」とは、普通の人とは「異なる視点」が見えています。
異なる視点が見えているから、努力を楽しめる。
楽しめるから、努力が続く。
努力が続くから成果が出やすい。
というわけです。
この話は、何も一流の特別な人達だけの話ではありません。
一般人でも規模の違いはあれ、同じことが起きています。
例えば本好きな子供は、無理に本を読めといわなくても自分で自然と本を読みます。
だから国語力が高くなります。
自分を着飾ることに興味がある子供は、無理におしゃれしろと言われなくても自然とファッションに興味を持ち、おしゃれを工夫します。
だから美しくなります。
このように、何かが成長するときって、その根っこには必ず「好き」があるのです。
しかし悲しいことに、多くの人は、努力のこういった本質を理解していないことが多いです。
多くの人は、努力といえば
- 辛くても我慢しなければいけないこと
- 苦しくても無理に頑張らなければいけないこと
だと思っている。
しかしそういう姿勢でやっていれば、いつまでたっても成果がでません。
根性があれば多少の成果を出すことはできるかもしれませんが、そこで止まります。
それ以上は進めないでしょう。
同じ努力でも、楽しんでやってる人とそうでない人では、努力の質がまるで違うのです。
だから多くの人は「一流にはなれない」し、「幸福にもなれない」のです。
エジソンて『1%のひらめきと99%の努力』って言ったらしいですけどあれ誰かが和訳間違えてるんとちゃいます?僕は『1%のひらめきと99%の遊び心』やと思うんですよ。誰が99%も努力します?僕はしませんよ。エジソンは楽しんでたんやと思います、失敗する事も楽しかったんやと思います
byジミー大西
目標を目指してがんばっていると、まわりから「もっと努力しなくちゃうまくいくはずがない」と言われることがあると思います。
そう言われると自分でも「たしかにそうかもしれない」「もっとがんばらなきゃ」などと思うものです。
ですが、これがそもそもの間違いだと言ったら、どう思いますか?
「努力しなきゃ」「やらなきゃ」と考える意識の裏側には「本当はやりたくない」という潜在意識が潜んでいるものです。
人間の言葉は面白いもので、「〜しないと」「〜したほうがいいよね」という言葉を使っているときは、本当はしたくないのだけれどしなくてはいけないという意識が働いています。
本心としては「できればやらずにすんだらいいな」と思っていながら行動するので、どうしても本気になれなかったり、どこかで中途半端になってしまいがち。
だからこそ、やらなきゃと思ってやっているのに続かなかったり、うまくいかなくなるわけです。
では逆に、うまくいっているときはどういう状態なのか。
みなさんも経験があると思いますが、あまり「やらなきゃ」「努力しなくちゃ」というふうには思っていません。
そういう言葉を頭のなかで発することなく、なんだか自然にやってしまっています。
つまり、努力を意識しながらやっていることは、どこかで「やりたくない」意識が働いているので、手を抜きたい気持ちが潜在的に続いていて、ちょっとでも他に〝用事〟ができたら、それを言い訳にして努力から離脱してしまうのです。
ざっくり言ってしまえば「意識してやる努力」はあまり続きません。
では、その「いやな意識」を薄めるにどうすればいいのか。
まずやるべきなのは、そもそもなぜ自分はその行動をしたほうがいいのか、なぜ努力が必要になっているのかということを、改めてしっかりと見つめることです。
自分の本心に向き合って、「やっぱりこの目標を達成してこうなりたい」「周りからこう思われたい」「いや、自分はこのままでいいんだな」といったことを確認するのです。
すると、自然に「これはやっておこう」とモチベーションが上がることもあれば、「これはムリしてやらなくていい」ということも見えてきます。
自分の目標から考えて「ムリしてやらなくていい」と思えたものは、そのままでは続きません。
少し続けられても、努力とモチベーションのバランスが取れていないので、いつかはやめてしまうことになります。
そんなときは、自分は他のどんな目標なら目指したいのかということを考え、他の努力に時間を使うというのもひとつの選択です。
by「努力が勝手に続いてしまう」 より
タロットカード「吊られた男」は努力の本質を体現している
よく見ると、このカードで吊るされている男は、あまり苦しそうではありません。
むしろ頭に光が輝いています。
彼はこの苦しそうな状況を、まるで楽しんでいるかのようです。
他人からは苦しそうに見える状況でも、彼にとっては何か「違う視点」が見えているのかもしれません。
だから彼は、こんなに楽しそうな表情なのかもしれません。
「吊られた男」が出たときは、あなたのはこれまでの努力を楽しめていたかを思い出してみよう
このカードが出たときは、あなたがこれまで頑張ってきたことが、あなたにとって本当に心から楽しいと思えることだったかどうかを、少し考えてみましょう。
その答えがYESなら、もう何も怖いことはないので、そのまま楽しみましょう。
その先には多少時間がかかったとしても、必ず幸福なゴールがやってきます( `・ω・´)
しかしその答えがNOなのであれば、その努力はいつまで経っても実を結ばない「徒労」に終わる可能性が高いでしょう。
がんばること自体を辞めてしまうか、あるいは頑張り方を見直すべきです。
恋愛においても仕事においても夢においても野望においても、「苦しくてもがんばる」という人に成功は訪れません。典型的な「うまくいかない人」の発想です。
成功する人とはいつだって、「努力自体を楽しめている人」なのです。
タロットカードの吊られた男は、そういった努力の本質を体現しているカードなのです。
おしまい( `・ω・´)