ソウル銅雀警察署は22日、競馬場の入場客たちに金を貸し、年500%を超える高い金利を受け取っていたとして、貸金業者のJ容疑者(71)ら3人を書類送検した。
警察によると、J容疑者らは昨年2月から最近まで、京畿道果川市のソウル競馬場を訪れた171人に対し、269回にわたって計8億1500万ウォン(約8100万円)を貸し出し、利子として約1億ウォン(約990万円)を受け取った疑いが持たれている。J容疑者らが設定した利率は、法定金利の上限(34.9%)の15倍に当たる年521%だった。通常、貸金業者は週末に営業していないが、J容疑者らは週末にもソウル競馬場周辺に従業員を常駐させ、急な出費が必要になった競馬場の客たちに対し金を貸し付けてきたという。
警察の調べによると、J容疑者らは競馬場の客たちが所有する高級車を担保に取り、約束の日に金を返せない場合は再び同じ条件で貸付期間を延長、利子を雪だるまのように膨らませていった。担保に取った車を保管するため、京畿道南楊州市に駐車場を借り、金を貸し付けた人からは「保管中の車を運行中に事故が発生しても、民事・刑事上の手続きを取らない」という内容の同意書を受け取って、担保に取った車を勝手に走らせてもいた。
警察は今月1日、法定金利の上限を34.9%に制限していた貸金業法の規定の有効期間が満了し、効力を失っていることから、当分の間貸金業者の利用を自制するよう勧告している。