浜田知宏
2016年1月24日06時40分
インフルエンザが全国的な流行期に入りました。マスクや予防接種で対策する人が多いでしょう。でも、赤ちゃんはどちらも難しい。どんな予防方法があるのか、専門家に聞きました。
インフルエンザは、せきやくしゃみ、会話で発生したしぶき(飛沫〈ひまつ〉)に含まれるウイルスが、別の人の気道の粘膜に感染して発病する。国立感染症研究所によると、流行の時期は例年12月~翌3月ごろ。今年も、患者数は増えているという。
「有効な対策は人混みを避けること。でも、どうしても外出が必要な場合は、しぶきを意識して予防して」と、同研究所の感染症疫学センター第三室の多屋馨子室長は呼びかける。
会話やくしゃみで飛ぶしぶきの距離は、約1~2メートル。エレベーターや電車など、人との距離が近い場所では、ベビーカーの日よけをおろし、赤ちゃんにしぶきがかからないようにするのも対策の一つだ。
家庭でも、しぶきを意識した対応が必要だ。家族がインフルエンザにかかった場合は、室内でもマスクをつけ、赤ちゃんとは別室で休養させる方が望ましい。しぶきがついた可能性のある床やテーブルは、アルコールで拭くことで、何でも口に入れる赤ちゃんを感染から守れる可能性が高くなる。
母乳からは感染しないが、授乳時は顔の距離が近づくのでマスクが必要だという。
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