安倍晋三首相は22日、衆院本会議で施政方針演説を行い、「挑戦」という言葉を20回連発、「安倍内閣は挑戦を続け、結果を出していく」とアピールした。

 代名詞として、昨年のラグビーW杯で歴史的3勝を挙げた日本代表に触れ、「世界への挑戦は、日本人に大きな自信と勇気を与えてくれた」と称賛。対照的に、民主党を念頭に「批判だけに明け暮れ、対案を示さず、『どうにかなる』という態度は国民に無責任だ」「ただ反対を唱えるのでは、国民への責任は果たせない」と2度も触れ、批判した。民主党の岡田克也代表は「憲法を無視して臨時国会を開かず、逃げて逃げて逃げまくっていた総理が何を言うか」と、不快感を示した。