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カツ横流しで業者 廃棄食品直接持ち込みも1月23日 17時15分
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廃棄を委託された冷凍のカツを横流ししたとして警察の捜索を受けた愛知県稲沢市の廃棄物処理業者が任意の事情聴取に対して、「廃棄された食品を引き取ったあと、直接岐阜県の食品関連会社に持ち込んだこともあった」と話していることが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は廃棄食品を引き取るときから横流しするつもりだった可能性があるとみて調べています。
カレーチェーンを展開する壱番屋が廃棄を委託した冷凍のカツが処分されず、横流しされていた問題では、警察は、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコー」と岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」について、廃棄物処理法違反や食品衛生法違反などの疑いがあるとみて調べています。
捜査関係者によりますと、ダイコーの会長は警察の任意の事情聴取に対して、「会社の保管スペースが空いていなかったときは、廃棄を委託された食品を引き取ったあと、直接みのりフーズに持ち込んだこともあった」と話しているということです。そして「みのりフーズとの間では伝票や領収書などは残さず、すべて現金でやり取りしていた」とも話しているということです。
警察は、ダイコー側が廃棄食品を引き取るときから横流しするつもりだった可能性があるとみて、詳しいいきさつを調べています。
捜査関係者によりますと、ダイコーの会長は警察の任意の事情聴取に対して、「会社の保管スペースが空いていなかったときは、廃棄を委託された食品を引き取ったあと、直接みのりフーズに持ち込んだこともあった」と話しているということです。そして「みのりフーズとの間では伝票や領収書などは残さず、すべて現金でやり取りしていた」とも話しているということです。
警察は、ダイコー側が廃棄食品を引き取るときから横流しするつもりだった可能性があるとみて、詳しいいきさつを調べています。
ダイコーからの横流し 23品目に
岐阜県羽島市の「みのりフーズ」で見つかった冷凍カツ以外の大量の食品がダイコーから横流しされたものかどうかの調査で、岐阜県は23日、新たに1品目の横流しが確認されたと発表しました。
新たに横流しが確認されたのは、岡山市の乳製品メーカー「オハヨー乳業」のアイスクリームで、岐阜県によりますと、出荷段階で溶けたものが見つかったため、ダイコーに廃棄を委託したものだったということです。これで、冷凍カツ以外に合わせて23品目の横流しが確認されたことになります。
新たに横流しが確認されたのは、岡山市の乳製品メーカー「オハヨー乳業」のアイスクリームで、岐阜県によりますと、出荷段階で溶けたものが見つかったため、ダイコーに廃棄を委託したものだったということです。これで、冷凍カツ以外に合わせて23品目の横流しが確認されたことになります。